馳星周のレビュー一覧

  • 陽だまりの天使たち ソウルメイトII

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    2022.01.22 ★4.8

    1、2と続けて読んだ。

    1で泣けた。
    この作者は犬を飼い、心から愛した人なんだと思った。

    2を読み、号泣した。
    読み進められないかと思われるほど泣き、嗚咽した。
    この作者は犬を愛し、何度も見送ったことがある人だと気付かされた。

    私もこの物語に出てくる子たちのように『幸せだった』と言って貰えるだろうか。

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    2023年01月22日
  • ソウルメイト

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    泣ける。
    柴犬とバーニーズで泣きました。
    昔から生き物と死が絡むと泣いてしまう方ですが、やっぱり堪えられなかったです。

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    2022年12月14日
  • 陽だまりの天使たち ソウルメイトII

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    トイプードル編:
    白血病の少女と愛犬の話(涙)
    ・ミックス編:
    妻に先立たれた男と愛犬の話
    ・ラブラドールレトリバー編:
    目が不自由な物書きと愛犬の話
    ・バセットハウンド編:
    仔犬時に親に顔を噛まれ容姿が悪いが周りを幸せにしセラピードッグを目指す話
    ・フラットコーデットレトリバー編:
    病魔に侵され前片足を無くした後、周りを暖かくした愛犬が再度病魔に見舞われ最後、安楽死を決断する買主の葛藤を描く話(涙)
    ・フレンチブルドッグ編:
    仕事も家庭も無くし自殺場所で捨て犬と出会い立ち直る話(涙)
    ・バーニーズマウンテンドック編
    同犬種を3代に渡り買い続け若く病死した3代目の死で打ちひしがれ「ソウルメイト

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    2022年12月02日
  • 夜光虫

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    これが馳さんの最高傑作っていうコメントをどこかで見たので読んでみた。
    確かにこれまで読んだ作品の中では一番面白かったと思うけど、五十歩百歩という気がしなくもないと言ったら悪く言い過ぎかな。

    日本プロ野球界でエース級の活躍をしたものの故障が元で引退し、再起をかけて渡った台湾プロ野球で、己の弱さから八百長に手を染めてしまったのが運の尽き、あれよあれよという間に泥沼にはまり込んでいく男の姿を描いている。
    主人公の男の理性が徐々に崩壊していく様子がきっちりみっちり描き込まれているのが印象的で、常人には理解できないほどの狂気が何とも言えない不気味な魅力を醸し出していると思う。
    また舞台が台湾ということ

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    2022年11月19日
  • 神の涙

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    人それぞれが抱える悩み、主観的にも客観的にもその悩みの大小など分からなくなるほどに圧倒的な存在感のある自然の雄大さがとにかく美しかったです。

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    2022年11月16日
  • ソウルメイト

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    2015年出版。『少年と犬』で作者の筆致に驚愕して、気になる本はいくつかあるものの、読みやすそうな題材だからって手に取ったものの、誤算だった!

    柴犬の動画なんかを観てて、かわいいなあ、犬ほしいなあなんて分別なく犬を飼おうとしている人、ぜったい読むべき名著!

    これは小説なのか?十訓抄なのか?ってぐらいに教訓が散りばめられている。ストーリーも面白いんすよ!馳星周の、簡潔ながらも脳裏に映像を浮かばせる秀逸な筆致も健在なんすよ!

    でもそれ以上に、犬を飼うことに対する戒め、軽々しく飼ってはいけない警鐘のような作者の強いメッセージがグイグイくる。

    それでいてやっぱり、犬いいなあと思わせる犬愛に満ち

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    2022年11月13日
  • 帰らずの海

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    昔の物語と今の物語が交互に進んで行く。主人公と被害者の過去の出来事が気になり読み進める。物語の中ほどから題名にもある「海」のシーンとなりいよいよ真実が⁉︎となりワクワク。途中、なんとなく犯人や起きたであろう事実が想像できたがラストまでほぼ一気に読めました。スッキリなラストでは決してないけど、小説としてこんな終わり方も有りね、とニンマリとなった結末でした。結構ドキドキもして面白く読めました。というか、ありえない⁉︎エピローグのような、最後の立待岬のシーン、あの時主人公が違う行動をとっていたら、とつい思ってしまいます。

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    2022年09月18日
  • 不夜城

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    ひたすら暴力と裏切りが続く。ラストも個人的にはまさかの展開で、救いは無かった。
    が、ぐいぐい引き込まれて、ほぼ一気に読んだ。
    新宿には昔から縁がないが、ますます足が遠のきそうだ。

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    2022年07月21日
  • ソウルメイト

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    家族の中でなにかしら問題を抱える主人公と、その愛犬たちの物語7話を収めた短編集。タイトルが犬種名になっていて、その中に我が家の愛犬コーギーも名を連ねていたので衝動買いしてしまいました。
    犬の表情や動きの描写がとてもリアルで、姿が目に浮かぶようです。作者の馳星周さんは軽井沢在住とのことですが、この短編集の舞台の多くが長野県で、その自然の描写もとても素晴らしく、引き込まれます。
    個人的には、「ボルゾイ」「ジャーマン・シェパード・ドッグ」「ジャック・ラッセル・テリア」の3話が優しいお話で好きでした。

    愛犬が10歳を過ぎ、これまでこの子と過ごした月日より、これから一緒にいられる時間のほうがずっと短い

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    2022年07月14日
  • 蒼き山嶺

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    元山岳遭難救助隊員の得丸は、大学時代山岳部で一緒だった公安刑事の池谷と、山中で偶然にも再会する。
    そして池谷から残雪期の白馬岳のガイドを頼まれるが、池谷は警察から追われ、刺客に命を狙われている事態を、徳丸は徐々に知ることとなる。
そこにもう一人の仲間であった若林の妹も偶然加わることになり、友情溢れる楽しい筈の登山から一変し、スリル溢れる逃避行のサスペンス劇へと進んで行く。

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    2022年07月07日
  • 不夜城

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     文芸誌で馳星周さんの新連載『フェスタ』が始まって、はじめて知った作家さん。東野圭吾さんの『白夜行』の解説を書いていたので、他のも読んでみようと思ってデビュー作を手に取った。

     マフィアの社会、人間模様を描くノワール小説。

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    2022年07月04日
  • 走ろうぜ、マージ

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    11年間暮らしたバーニーズ マウンテン ドックのマージにしこりが見つかった。それから94日目。愛犬は亡くなった。馳さんは最後でマージに対して幸せだったかと問いかけているが、これほど幸せな犬はいないんではないかと思います。

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    2022年07月03日
  • 不夜城

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    ★3.5、おまけで。
    何の気なしに手に取って再読、こんな救いない話でしたか。でもこの暗さ、嫌いじゃないです、当方。
    が、万人受けする作品ではないなと思うし、何より時代が遠くなったという気がする。
    他の街、他国等々との競争力の低下、コンプライアンスという良くも悪くも清廉性の訴求に伴い、新宿という街の活力が消失してきていると感じる現在、どこか昔の話と思わなくもなく。
    そういう当方も新宿にあまり行かなくなってしまったしなぁ。。。
    ところで続編があるとは露知らず、読むことにします。

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    2022年06月23日
  • 暗手(馳星周インタビュー収録)【無料試し読み特別版】

    購入済み

    人間の本質にやがて迫る

    主人公の加倉は世界各地であらゆる悪事に手を染めてきましたが、最後、結局は一人の人間であったことを印象づける結末の小説作品です。過去の記憶をたどることで、人間は100%悪に染まるということは不可能だということを物語っているような気がしました。

    #ドキドキハラハラ

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    2022年06月01日
  • 【カラー口絵付】陽だまりの天使たち ソウルメイトII

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    犬と出会い人生が変わった、それぞれ犬種が違う7話。どの話も心うたれる。動物を飼うという事は愛し愛される気持ち、共に生きることが素晴らしいとということに気づかせてくれた。ソウルメイトの意味、、魂の伴侶、、とてもいい言葉だ。

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    2022年05月26日
  • 雨降る森の犬

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     この作者が主役として描く犬は、凛凛しくてキャラが立っている。凛々しい犬を読みたいときは、馳星周と思う。森での犬との生活も、活き活きと描かれていて魅力的。シーンとしては、鹿の角をおやつに食べるシーンが好き。

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    2025年12月07日
  • 煉獄の使徒 上

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    オウム真理教の一連の事件を下敷きにしたノワール小説。リアルタイムでオウムの事件を見ていたから、どうしても“事実は小説より奇なり”だよなぁと思いながら読み進めました。ただ、カルト宗教内部と、警察内部がある種の相似形を描きはじめ、カルトの資金を元に警察でのしあがろうとする児玉と、カルトにいて“尊師”をうまく担いで大金を得ようとする幸田の一卵性双生児的関係が浮き彫りになるところから面白くなってきた。下巻に続く。

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    2022年05月21日
  • M(エム)

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    少し間違えるとただのエロ小説になってしまう題材なのに、人間の性の執着と生の根源が、登場人物の内面を的確に描写することによって浮かび上がる。流石馳氏の作家の手腕・力量あるからこその作品。特に「声」と「M」は秀逸。。

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    2022年04月23日
  • 神奈備

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    実母に虐げられ続ける人生を送ってきた少年が、生きる意味を御嶽山の神に問いたいと、頂上を目指す。
    自死を覚悟した置き手紙を見た母親は、旧知の強力に息子の捜索を依頼する。
    そこからは、少年と強力とが交互に語られる、ほぼ全編雪山のシーン。
    二つ玉低気圧が接近するという悪天候が彼らを待ち受ける。それぞれの目的を果たさんと必死に突き進むが、吹き荒れる雪と濃密なガスが彼らの行く手を阻む。
    のんびりと部屋で読むのが憚れるような、壮絶な雪山行の描写は馳星周氏の独壇場。著者の筆致に翻弄され続ける。
    果たして息子は神に出会えるのか、強力は息子を捜し当てるのか。劇的な結末が待っている。

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    2022年02月03日
  • ゴールデン街コーリング

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    一昔前の新宿の雰囲気が想像できて、そこにいる人達もリアルに描かれていた。とても大学生らしからぬ日常が酷くもありながら楽しそう。

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    2022年01月25日