馳星周のレビュー一覧

  • 月の王

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    何というか、展開がフィクションとしか思えないというか…速すぎるというか…
    スピード感がありすぎて、感情移入は難しいです。

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    2025年05月08日
  • 生誕祭(上)

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    誰が本当のことを話しているのか(マミが一番正直な気もする)疑心暗鬼になりそうで疾走感のある本だった。「星降る森の〜」と作風が違い過ぎる。。下巻に続く。

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    2025年05月01日
  • 美ら海、血の海

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    東日本大地震。
    物語はあの震災の瓦礫の中を彷徨うところから始まる。死屍累々としら光景を見て、かつての戦場と似通ったところから回想へ。

    太平洋戦争末期の沖縄戦。
    沖縄戦において、ひめゆり学徒隊は有名だが
    鉄血勤皇隊というものがあった。
    戦争に駆り出されるのは二十歳以上のものであったが、この鉄血勤皇隊は17歳未満の14〜17歳の子供達で編成された部隊だ。

    2024年でこの鉄血勤皇隊の存命者はいなくなったとのこと。

    戦時下における極限状態においての、理性と生存本能の間に苦悩する描写が胸を抉る。

    徐々に戦争経験者がいなくなってゆくが、史実として語り継がれてゆかねばならないと心から思う。

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    2025年04月26日
  • 月の王

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    想像してたより全然ファンタジーで戸惑った。
    話が短絡的すぎな気もする。雪の話とか特に。
    伊那さんが気の毒過ぎる。

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    2025年02月28日
  • 煉獄の使徒 下

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    地下鉄サリン事件はこんな風に起こったのではないかと思えるくらい生々しい。
    教祖が狂気に堕ちていることが分かっていながらも、教団内の権力を保つため、考えることを放棄したため、裏切り者として制裁される恐怖、盲信しているためなど様々な理由によって誰も止められなかった。
    ものすごいボリュームで、内容もとてもしんどいものですが、一度は読んで良かったかと思います。

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    2025年02月23日
  • 煉獄の使徒 上

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    明らかにオウム真理教をモチーフにした作品ですが、もしかしたらこんな背景や信者の日常があったかもと思わせる作品です。警察官僚と政治家の権利争いまで追加すると流石にリアリティがなくなっていますが、とにかく気合いを入れて描いていることが分かる大長編です。
    ここまで来てまだ半分とは流石に少し疲れてきましたが、どのように締め括るか楽しみにしつつ下巻へ。

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    2025年02月16日
  • 神の涙

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    面白くて休日に一気読みした。作者は不夜城のイメージが強いけれど、真逆のソウルメイトのような家族愛に溢れている作品もある。初対面同士のやりとりで、どこの出身かを話題にすることが多いので、悠や雅比古のように自分の出生に疑問を感じたり差別を受ける側にいたら、不自由な社会だろな。。

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    2025年01月23日
  • フェスタ

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    ストーリーはシンプル
    競馬に関わる人がこんな大勢いるとは!
    いつか日本馬が凱旋門賞で勝つところを見たいのう

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    2025年01月08日
  • 不夜城

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    台湾人と日本人の半々の主人公を軸にして、歌舞伎町に蠢くチャイニーズマフィアの抗争とそれに絡む悪党共の混沌とした物語。
    誰一人として同情出来ないのがいっそ清々しい。

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    2024年12月01日
  • ロスト・イン・ザ・ターフ

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    ホントに競馬が好きなんだな~と。これだけロマンだロマンだと言われればまあそうなんだね、と。でもお話しとしてはなんとなく薄い感じ

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    2024年11月25日
  • 雨降る森の犬

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    この人の作品を読むのは、少年と犬に続いて2冊目。
    少し、長くてくどい所もあったけど、主人公の女子中学生と母親、男子高校生、おじさんとの関係がありきたりな展開にならなかったのがすごく良かった。

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    2024年10月04日
  • 復活祭

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    生誕祭、
    という作品の続編と知らずに読んだからか十分に楽しめなかった。10年前の恨みを晴らすため雇われママの麻美、OLとして働く早紀が男達を騙すため動き出す。

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    2024年09月21日
  • ロスト・イン・ザ・ターフ

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    競馬ファンが集うバーの店主葵は1頭の馬に一目惚れする。その馬ウララペツは引退が決まっていた。ウララペツを守る為馬主になり種馬として育てることを決意する葵。
    恋愛や様々な関係者との交渉、事件と飽きないで読めた。ただ個人的に期待値が高かっただけに盛り上がりにかけるなと感じてしまった。

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    2024年09月07日
  • 帰らずの海

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    馳さんの暗黒系。函館で警察の話。故郷の北海道本として、若い頃の思い出を語り、旧友との再会を喜ぶような、小生のような人には、しっかりとハマります。

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    2024年09月04日
  • ゴールデン街コーリング

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    小説家を目指して上京し、芸術家の集まるバーで働くという自伝的小説。ゴールデン街の暗黒を描く。作中、ちょっとタバコ吸い過ぎですが。高校時代を語るシーンは、小生の青春でもあります。

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    2024年09月03日
  • 神奈備

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    馳さんの、③山系。山の厳しさ、美しさが巧みに描かれている。時間的・空間的な広がりは少ない分、読後も辛さが残る。いかにも、馳さんワールド。

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    2024年08月24日
  • 美ら海、血の海

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    馳さんによる、沖縄本土決戦の学生隊の記録です。小生の亡祖父が、沖縄戦からの帰還兵で、地下壕の中、米軍の射撃が顔を掠めていったと言っていたのを思い出しました。記憶をつないでくれた、馳さんに感謝です。

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    2024年08月16日
  • 淡雪記

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    典型的な、馳星周さんの暗黒小説ワールドですが、北海道の自然の中での主人公と少女の交わりが美しく、犯罪の展開のテンポも良くて、グイグイと引き込まれました。

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    2024年08月12日
  • 長恨歌 不夜城完結編

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    ついに完結!ですが…
    やっぱり1作目の疾走感が積み重なるに従い…
    でも、今っぽさ?より現代感が終わりとなって出てきました。

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    2024年08月11日
  • ソウルメイト

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    我が家には、いつも生き物がいた。

    金魚は年がら年中いたし、猫を拾ったこともある。
    亀と文鳥がいて、一人暮らししてもハムスターとトカゲを飼っている。

    犬も、もちろんいた。
    10年、時間をともにした。

    犬種は本作にも出てくるジャックラッセルテリア。

    マスクという映画を見た母が、
    犬を飼うならこの犬種じゃないと飼わないと、
    ただ飼いたいだけでおねだりした私と姉への条件をつけて連れてきた犬だった。


    愛らしい見た目に反して暴れん坊で、神経質。
    一度嫌と思ったらその日は1日動かない。
    ご飯も散歩もいかない。

    手を焼いた、愛らしい子だった。

    本作は、犬を飼ったことがある人なら
    誰しも経験する

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    2024年08月08日