【感想・ネタバレ】ロスト・イン・ザ・ターフのレビュー

あらすじ

著者の新境地! 競馬愛にあふれるラブ・コメディー

競馬はロマンだ! 競馬を愛してやまない著者が贈る夢の物語。
亡き兄が遺した競馬バーを営む倉本葵。ある日、大井競馬場で芦毛の9歳の牡馬・ウララペツを見かけるなり一目惚れする。ウララペツは名馬として名高いメジロマックイーンの最後の産駒だった。
だがほどなく、戦績の振るわないウララペツは引退することに。このままでは、ウララペツは食肉にされる……。葵はウララペツを買い取って馬主となり、種牡馬にしようと決意する。ところが次から次へと難題が――。
葵、メジロマックイーンの血筋を残したいと熱望する常連客やウララペツの元馬主など、馬をこよなく愛する男女が奮闘しつつ、恋のさや当てにも興ずるラブコメディー。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

葵や前島たちに競馬の伊呂波を習う。登場する皆が陽気でタフ。テンポが良く、安定感ある読み心地。彼らの突飛な台詞に噴き出すことも。人の温かみや馬の素晴らしさを十二分に味わえる物語。

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2023年12月04日

Posted by ブクログ

競馬好きが集まるバーを営む葵が、一頭の馬に惚れ込み、その馬を巡ってのお話。
恋愛、犯罪をはさみつつ、競馬をロマンと考えるお金持ちや一方で競走馬の牧場の経営など様々な人達と関わりながら、惚れ込んだ馬の子供のレースのデビューを迎える。

話のテンポも良く、葵を応援しながら楽しく読めました。

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2023年12月03日

Posted by ブクログ

兄から受け継いだ競馬バーを一人で切り盛りする葵。常連たちと行った競馬場で一目惚れした馬はウララペツ、メグロマックイーンの孫。レースでは全く勝てず引退することになる。何とかこの血筋を残そうする葵と仲間たちの奮闘。

非常に面白かった。久しぶりの徹夜本。競馬はやらないけど十分理解できる。絶妙に葵の恋愛話も配合されていて、そっちもなかなか良かった。

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2023年11月19日

Posted by ブクログ

ウララペツとの出会いなんかは私がソダシをみて綺麗と思ったところと共感する部分も多く、また引退馬をなんとかしてあげたいってところもすごく共感しました。この本をきっかけに引退馬のこと、牧場経営のことをなんとかしようと、特に競馬ファンを巻き込んでいい方向に動くのを馳さんは伝えたいんだろうなと思います。
た子供達の活躍する続編も期待してます!

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2023年12月13日

Posted by ブクログ

キーワードは「競馬はロマン」、馬を愛する人たちのほのぼのストーリーだ。兄が遺した競馬バーを営む主人公:葵がウララペツ一目惚れ、血統を残そうと奮闘する。グルメあり、恋愛あり、闇社会との関わりアリで盛りだくさんだが、競馬ファンでなくとも気楽にサクサク読める。

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2023年11月24日

Posted by ブクログ

自分史上最速で読んでしまいました。
ハラハラとかドキドキとかではありませんが、話の流れがわかりやすかったです。
競馬好きならぜひ手に取って欲しい一冊。
競馬はロマンだ-それがわかりやすい中身でした。

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2023年11月23日

Posted by ブクログ

ごめんなさい。
馳星周大ファンとしてはちょっと受け入れられないホノボノ感。
それでもスラスラ最後まで一気読み出来てしまう作品でした。
競馬ファンにオススメ。

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2023年11月19日

Posted by ブクログ

ホントに競馬が好きなんだな~と。これだけロマンだロマンだと言われればまあそうなんだね、と。でもお話しとしてはなんとなく薄い感じ

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2024年11月25日

Posted by ブクログ

競馬ファンが集うバーの店主葵は1頭の馬に一目惚れする。その馬ウララペツは引退が決まっていた。ウララペツを守る為馬主になり種馬として育てることを決意する葵。
恋愛や様々な関係者との交渉、事件と飽きないで読めた。ただ個人的に期待値が高かっただけに盛り上がりにかけるなと感じてしまった。

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2024年09月07日

Posted by ブクログ

ひとつの事に情熱を注ぐ勇気と行動力。そして、競馬はロマンを教えてくれる小説。

競馬場に行ったことも競馬業界のことも詳しくないけれど、楽しく読むことができました。

気に入った馬に出会えるってとても幸せのことであり、後世を追う・繋ぎ止める情熱が圧巻でした。
競馬の楽しみ方の幅が大きく広がりました。
一度競馬場や牧場に遊びに行くのもいいかもです。

本当に競馬はロマンです。

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2024年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

競馬ものを読むのは初めてだったけど面白く読めた。ざっくり言うと一介の競馬ファンが馬主となって惚れた馬の血統を紡いでいくという話だけど、馬だけじゃなく、人との出会いも紡いでいくところにこの作品の良さがあると思う。
途中かなりB級感が漂うところもあったけど作品内でズバリ書かれていたからしょーがない。
要人物はほぼ良き相手を見つけられたのに杉山だけ取り残されて可哀そう。
作者の競馬愛とロマンをヒシヒシと感じる1冊。

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

最近息子に触発されて競馬にちょっとだけ参戦。
レースの裏側について少しだけ理解した気がする。
競走馬を育てるというのは夢のあることんだなぁと。後編を期待します。

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2024年02月16日

Posted by ブクログ

競馬というより競走馬を題材にした長篇小説だ。
兄の遺した競馬バーを営む倉本葵は、競馬場のパドックで名馬メジロマックイーンの最後の産駒であるウララペツに一目惚れしてしまう。だが、9歳という年齢にくわえ地方競馬でたいした戦績もないウララペツは、引退し廃馬されることに。ウララペツを救うため葵は奮闘するが……。
別の作家が書いたらもっと重苦しい作品になっていたかもしれない。競走馬の背負った悲しい宿命や、北海道の牧場の苦境を巧みに盛り込みながら、笑って泣けるエンタメ作品に仕上がっていた。

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2024年02月10日

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