馳星周のレビュー一覧

  • 鎮魂歌 不夜城II

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    中国マフィアの抗争から2年経過した、新宿歌舞伎町が舞台。

    謎のイケメン殺し屋“秋生”と元刑事の変態“滝沢”が、それぞれの人生の歯車をギィーギィーきしませながら、話しは進んでいく。

    北京と上海、劉健一と楊偉民、それぞれの思惑と裏切りと愛憎が複雑に絡まりあいながら、究極のラストに突き進む迫力に圧倒された。

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    2013年01月14日
  • 沈黙の森

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    昔から読み続けていた、馳星周。絶望感と暴力のノワールの世界が面白くて最初めちゃはまってたけど、同じような展開に疲れて最近遠ぞかってた。
    久々に読んだ本作は、まともな暴力小説で今までと違う感じで、はまって一気読みしてしまった。面白かった!

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    2012年11月23日
  • M(エム)

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    表題作のみ読みました。不夜城しか読んだこと無いのですが、ワンセンテンスの短いこの人の文章は速くて好きです。短編なのですが、だからなのか疾走感とかテンポをだすために取捨選択がいさぎよすぎて読む人によってはもっと人物をとかカメラが遠いという印象もあるとは思います。もうすこしネチネチダラダラ書くべき部分はあったんじゃないのかなと思いましたが、長く書けそうな内容で、長く書きがちな人がここまでそぎおとしたと、そう考えると全体とワンシーンの長さの比率やワンシーンごとを分解してみたくなりました。

    内容は馳 星周 テンプレという感じでした。

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    2012年10月03日
  • 煉獄の使徒(下)(新潮文庫)

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    半分くらいはノンフィクションという印象の作品。実際は知らないけど。

    最初から最後まで爽快感はかけらもなく、陰鬱な気持ちで読み進めた。登場人物が本当に誰一人として救われないというのはすごい。
    登場人物に感情移入するような読み方には向かない。(感情移入できたらそれはそれで問題がある)

    第二部の最後の方から第三部にかけて、色々な人が過去を悔恨したりするシーンは、物語の長大さを感じられてよかった。

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    2012年08月23日
  • M(エム)

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    すごい本
    しょっぱなから飛ばしてくれます。
    まさにM

    Mの人へ

    決してハッピーな本では有りません。

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    2012年06月14日
  • 煉獄の使徒(上)(新潮文庫)

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    1600頁という分量の割には、読みやすかったと思う。
    馳星周は10年ぶり位に読んだのだか、依然と全然変わっておらず、単に作品の舞台と出演者が変わっただけ。つくづくこの作家は、表現ではなくシチュエーションの作家だと思う。

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    2012年06月12日
  • 煉獄の使徒(上)(新潮文庫)

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    『不夜城』から、気がつくと新刊をチェックしていて、最近は社会問題も絡めた話も多く、それをぎりぎりでなぞらえている感じがたまらなく好きである。今回の話しは某宗教団体になぞらえたものであり、とても描写が緻密であり、こうだったのかもと想像力をかきたてられるが、なんだかんだでいつもの馳星周に還っていくということも忘れないのがたまらなく好きである。

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    2012年06月12日
  • 9・11倶楽部

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    馳星周を読むのは久しぶりだ。「不夜城」の頃から、読んでいた作家だけれども、最後に読んだのは「弥勒世」で2009年、だからほぼ3年ぶり。
    一読、変わらないな、と思った。それは、マンネリということではない。プロットや文体は工夫が凝らされていて、以前の著作の焼き直し、という印象は全く受けない。それでも、変わらないな、と思ったのは、物語の本質的な暗さだ。
    僕が読んだ馳星周の本では、主人公が何らかの理由で、何か抜き差しならない状況に追い込まれていき、徐々に体力と健全な精神・思考力を蝕まれていく。狂気の世界に足を踏み入れていく感じがするのだ。その展開が馳星周の本の魅力なのだと思う。

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    2012年03月25日
  • マンゴー・レイン

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    日本もそうなんだろうけどタイの裏社会って怖いと思いました。
    人を人と思わずただの駒としてしか扱わないというところとか。
    先進国の日本で生まれ育った自分たちとは世界が違うなぁ

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    2012年03月20日
  • 煉獄の使徒(下)(新潮文庫)

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    ノンフィクションなのかフィクションなのか・・・
    全部がフィクションっていうことは無いんだろうなと思いながらも、
    じゃあどこが?と考えると怖くなります。

    上下巻でかなりの厚さなのに、厚さが気にならないほど
    読んでいてひきこまれました。

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    2012年03月18日
  • マンゴー・レイン

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    バンコクを舞台に広げられるアクション。
    政界・警察・ヤクザのアンダーグラウンドの世界が書かれてて身近に感じた。
    バンコク内の地名が多く出てきて、ほとんど知ってたので、想像しながら読むことが出来た。

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    2012年01月23日
  • 9・11倶楽部

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    ネタバレ

    良かった。

    馳小説に初めての善人が主人公。

    どうせバッドエンドなのはわかっているけど、応援したくなる内容。当然、オチの虚無感はいつも通りでしたが。

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    2011年11月18日
  • 9・11倶楽部

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    久々に馳作品を読んだが、既読作品ほどディープな感じはしなかったものの舞台が新宿でアジア系の裏社会を取り扱ってる部分では、馳ワールドとしての構成要素はしっかりと踏襲されている。まぁ、今までに比べると主人公のドス黒さは薄れているが。。。 
    そして、地下鉄サリン事件や歌舞伎町浄化計画、更にタイトルにもなってる9・11などの実社会での事件、背景を元にテロ行為によって生ずる歪や行政に対する皮肉を描いたような作品に仕上がってる感じかと。。。。 

    展開的にはテロによって妻子を亡くした主人公 織田の哀しみ、考え方は十分に伝わってきて共感できる部分は多い。それ故に感情移入はしやすいのだが、彼の取る行動自体には

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    2011年10月06日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    前作を上回るエログロに吐き気がするが、そこがたまらない。ミステリ、アクション風味が増強され、前作より楽しめる。

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    2011年09月24日
  • 長恨歌 不夜城完結編

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    ネタバレ

    すごい。さすがアンチクライマックスな作者だなー。薬屋は冒頭であっさり死ぬし、劉健一も最後にあっさり死ぬし。

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    2020年02月26日
  • M(エム)

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    エグい、エロい、救いがない、気分が悪くなる。
    こんな気分にさせられた小説は初めてだが、もういいや。

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    2011年09月04日
  • 鎮魂歌 不夜城II

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    描写はドライに、物語はスピーディーに進化した不夜城第二幕。秋生と滝沢、2人のアウトローが破滅への道を疾走する。

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    2011年07月28日
  • 楽園の眠り

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    幼児虐待という深刻な題材を扱いつつも、展開はスピーディー。逃亡、追跡小説仕立てのストーリーで一気に読ませる。

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    2011年07月28日
  • 9・11倶楽部

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    ネタバレ

    自分から飛び込んだ結果に苦しむのは、仕方がない。だって、それを承知で飛び込んだんだもん。「こんなはずではなかった」なんて馬鹿なことを言う人は、ちゃんと考えてないから。でも、政策による都合で結果で苦しむ人、特にまだ何の力もない子供が害を受けるのは納得がいかない。どうすれば救えるのか、考えてしまう。でも「救ってあげる」と思うのは、エゴなのかな。そんなことを考えた一冊でした。

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    2011年07月22日
  • 9・11倶楽部

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    ・電車に乗るのに読む本がないので、東京駅構内の書店で平積みになってたのを購入。2冊続けて馳星周。
    ・おっさんがたまたま出会った少年たちと心の触れ合いを、って話は嫌いじゃない。最後まで馴れ合いはせずに、かすかに垣間見える心の繋がった描写に心打たれる。最近観た「Welcome to the Rileys」に通じるものを感じる。
    ・なんかこれが馳星周だ!ってのはまだ見つけられないな~。きれいにまとめた梁石日、って気もするし。出てくる刑事はみんな誉田哲也の小説に出てくる人物に見えたりもする。せっかくだから馳星周じゃないと書けないよ、ってのが読みたいんだけど、そういう作家って稀有だよね。がーっと読んで消

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    2011年06月16日