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「ハルマゲドンがついに勃発するんだ」。十文字源皇は吼える。青年幹部・太田慎平に非合法活動を委ね、銃の製造やサリン生成にも突き進んでゆく〈真言(マントラ)の法〉。一方、幸田侍従長は四面楚歌に陥り、児玉警部は権力者たちの暗闘に翻弄されはじめた。そして、サリン撒布計画が発動する――。騙し合い。裏切り。空虚な死の連鎖。男たちが見た甘美な夢の結末は。呪詛と慟哭の完結篇。(解説・村上貴史)
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Posted by ブクログ
公安警察とカルト教団。二つの閉鎖された組織の中で、エゴと欲に暴走させられていく主人公達の生き様が凄まじい。 各々の欲望に突き動かされ生きていく登場人物達と、その欲望が連鎖し、さらに過酷な状況へ登場人物達を追い詰め破滅へと続いていく流れが最高です。 手に汗握りました。
欲望に突き動かされ、暗闘を繰り広げる警察キャリアや、それに結び付く政界の面々…狂気、或いは妄想が無制限に膨らみ、暴走する教団…こうした中で、3人の“主役”を軸に、壮大な群像劇が展開する… 蠢く、御し難い大きなものの中、劇中の群像は「余りにも普通な人々」なのかもしれない。その“普通さ”と、御し難い大...続きを読むきなものの中での“異様な行動”が、何か「生々しい」印象を与える。正しく「抜けがたい煉獄」というイメージだ… とにかくも強烈な作品である…
物語は、新興宗教〈真言の法〉を立ち上げた教祖・十文字、その教団運営を取り仕切る弁護士の幸田、18歳で十文字に傾倒し出家した青年・太田、そして左遷された公安刑事・児玉。 彼らそれぞれの視点を往復しながら、教団と社会が不可逆的に崩壊へ向かっていく過程を描いていく。 宗教組織としての基盤は、教祖の薬物中...続きを読む毒、選挙活動への介入、弁護士一家殺人事件など、すでに脆く揺らいでいる。 そこへ、教団を資金源として利用する警察官、その資金を上納させる政治家が絡み合い、権力者たちは自らの都合で教団をコントロールしようとする。 しかし、教祖の反社会的な意識は次第に狂気を帯び、物語はあのサリン事件へと突き進んでいく。 それぞれの人物が、それぞれの立場で「事件を防ごう」とする意識を持ってはいる。 だが、一度流れ始めた狂気の連鎖は、もはや誰にも止められない。 煉獄とは、罪を浄化するための苦しみを受ける場所。本作はまさに、煉獄へと向かって堕ちていく人々の群像劇となる。 サリン事件に至るまでの経緯も非常に詳細で、信者たちの苦悶、阻止しようとして身を滅ぼす者の姿まで、丁寧に描き込まれている。 圧倒的な情報量と構成力を持つ大作でした。
投資で言うと損切りできなかったひとたちのお話というところでしょうか笑 オウム真理教をモデルにした新興宗教のお話。 弁護士一家を殺したり、地下鉄にサリンをばらまいたり。 この話はあくまでフィクションで小説なんですよというのを前提にして読まないとダメだと思う。 オウム真理教のノンフィクションものでは...続きを読むない。 しかし、エンターティメントとしては面白かった、激しかった。 馳星周 、なかなかの作者さんです。
1600ページというのはなかなか。オウム事件をベースにした長編。事実をベースにして作家が物語に仕立てる。事実そのままではない。本当ではないほんとう。報道や記事で知っていることは断片的なものだ。それが物語になって表れる。視点が複数ありどことなく読んでいて、聖書の成り立ちはこのようなものなのかもしれない...続きを読むと思った。もちろん、これは悪魔の聖書ということになるけれど。大まかな流れは元ネタの事件をトレースしている。しかし、報道では窺い知れない当事者の内側が描かれていてそれにリアリティがある。もちろんフィクションだろうが、そこにはリアリティがある。あながち嘘ではないような気がする。オウムの事件としではなくマントラの事件として架空の事件であってもそこには狂気に至る人の弱さや欲深さがしっかりと描かれていたと思う。
某新興宗教団体をモチーフにした群像サスペンス後編。ハルマゲドンや非合法活動、サリン散布計画等、どこかで聞いた記号がもりもり。金と欲と権威と死の連鎖が、煉獄のカタストロフィを彩ります。新興宗教も国家権力もコワい。この作品、ゴイスー。
しんどい だれもが自分を守ることばかり考えている でもすべてを否定できない 悔しくも、苦しくも飲み込んでしまうだろう状況を理解してしまう
半分くらいはノンフィクションという印象の作品。実際は知らないけど。 最初から最後まで爽快感はかけらもなく、陰鬱な気持ちで読み進めた。登場人物が本当に誰一人として救われないというのはすごい。 登場人物に感情移入するような読み方には向かない。(感情移入できたらそれはそれで問題がある) 第二部の最後の...続きを読む方から第三部にかけて、色々な人が過去を悔恨したりするシーンは、物語の長大さを感じられてよかった。
ノンフィクションなのかフィクションなのか・・・ 全部がフィクションっていうことは無いんだろうなと思いながらも、 じゃあどこが?と考えると怖くなります。 上下巻でかなりの厚さなのに、厚さが気にならないほど 読んでいてひきこまれました。
うーん、終わり方が…綺麗に終わらないのはわかるんだけど、こんな丸投げブツ切りみたいな終わり方じゃ1600ページついてきた読者は困っちゃうよなあ。これじゃ書き切った、とは言えないな。本当の破滅か救済か、どちらかで終わって欲しかった。面白かったのになあ。それと、教団と警察ばかりで、ジャーナリストがちらっ...続きを読むとも出てこないのはなんだか片手落ちに思える。
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