煉獄の使徒(下)(新潮文庫)
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煉獄の使徒(下)(新潮文庫)

小説・文芸
1,034円 (税込)

5pt

「ハルマゲドンがついに勃発するんだ」。十文字源皇は吼える。青年幹部・太田慎平に非合法活動を委ね、銃の製造やサリン生成にも突き進んでゆく〈真言(マントラ)の法〉。一方、幸田侍従長は四面楚歌に陥り、児玉警部は権力者たちの暗闘に翻弄されはじめた。そして、サリン撒布計画が発動する――。騙し合い。裏切り。空虚な死の連鎖。男たちが見た甘美な夢の結末は。呪詛と慟哭の完結篇。(解説・村上貴史)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    煉獄の使徒(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    843180
  • 電子版発売日
    :
    2020年09月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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煉獄の使徒(新潮文庫) の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 煉獄の使徒(上)(新潮文庫)
    1,034円 (税込)
    “カリスマ教祖”十文字源皇率いる、〈真言(マントラ)の法〉。弁護士・幸田は侍従長の高位にあり、外界との交渉を担っている。組織に罪を背負わされ失脚した児玉警部補は、この新興教団に目をつけた。ここは金のなる木だ、と。両者の間に奇怪な盟約が結ばれる。教祖が敵対する弁護士の殺害を命じたとき、黙示録の扉は静かに開かれた――。欲望と狂気に憑かれた男たちを描き切る、群像サスペンス。
  • 煉獄の使徒(下)(新潮文庫)
    1,034円 (税込)
    「ハルマゲドンがついに勃発するんだ」。十文字源皇は吼える。青年幹部・太田慎平に非合法活動を委ね、銃の製造やサリン生成にも突き進んでゆく〈真言(マントラ)の法〉。一方、幸田侍従長は四面楚歌に陥り、児玉警部は権力者たちの暗闘に翻弄されはじめた。そして、サリン撒布計画が発動する――。騙し合い。裏切り。空虚な死の連鎖。男たちが見た甘美な夢の結末は。呪詛と慟哭の完結篇。(解説・村上貴史)

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煉獄の使徒(下)(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    オウム真理教をモデルにした長編。
    カルトに狂っていく人の怖さと、それに取り巻いて甘い汁を吸おうとする警察や国会議員達がみんな愚かでなかなかの大作だった。
    乱暴にも感じる文章がより物語を荒々しく感じさせて、映画を見ているような感覚に…
    高学歴で賢いはずの人々が、なぜ教祖を慕い狂っていくのか。以前森達也監督のオウム真理教のドキュメンタリー「A」「A2」を見たけど、松本サリン事件で容疑者とされた方へオウム幹部が会いにいく場面で、ぐだぐだとして謝罪もできずその方を苛々させるところを思い出した。上手く立ち回ることができない詰めの甘い行動が多く、社会で生き辛いから余計宗教にのめり込んでいったんじゃないかと勝手に思った。

    0
    2026年03月19日

    Posted by ブクログ

    公安警察とカルト教団。二つの閉鎖された組織の中で、エゴと欲に暴走させられていく主人公達の生き様が凄まじい。

    各々の欲望に突き動かされ生きていく登場人物達と、その欲望が連鎖し、さらに過酷な状況へ登場人物達を追い詰め破滅へと続いていく流れが最高です。

    手に汗握りました。

    0
    2013年03月03日

    Posted by ブクログ

    欲望に突き動かされ、暗闘を繰り広げる警察キャリアや、それに結び付く政界の面々…狂気、或いは妄想が無制限に膨らみ、暴走する教団…こうした中で、3人の“主役”を軸に、壮大な群像劇が展開する…

    蠢く、御し難い大きなものの中、劇中の群像は「余りにも普通な人々」なのかもしれない。その“普通さ”と、御し難い大きなものの中での“異様な行動”が、何か「生々しい」印象を与える。正しく「抜けがたい煉獄」というイメージだ…

    とにかくも強烈な作品である…

    0
    2012年09月19日

    Posted by ブクログ

    物語は、新興宗教〈真言の法〉を立ち上げた教祖・十文字、その教団運営を取り仕切る弁護士の幸田、18歳で十文字に傾倒し出家した青年・太田、そして左遷された公安刑事・児玉。
    彼らそれぞれの視点を往復しながら、教団と社会が不可逆的に崩壊へ向かっていく過程を描いていく。

    宗教組織としての基盤は、教祖の薬物中毒、選挙活動への介入、弁護士一家殺人事件など、すでに脆く揺らいでいる。
    そこへ、教団を資金源として利用する警察官、その資金を上納させる政治家が絡み合い、権力者たちは自らの都合で教団をコントロールしようとする。
    しかし、教祖の反社会的な意識は次第に狂気を帯び、物語はあのサリン事件へと突き進んでいく。

    それぞれの人物が、それぞれの立場で「事件を防ごう」とする意識を持ってはいる。
    だが、一度流れ始めた狂気の連鎖は、もはや誰にも止められない。

    煉獄とは、罪を浄化するための苦しみを受ける場所。本作はまさに、煉獄へと向かって堕ちていく人々の群像劇となる。

    サリン事件に至るまでの経緯も非常に詳細で、信者たちの苦悶、阻止しようとして身を滅ぼす者の姿まで、丁寧に描き込まれている。
    圧倒的な情報量と構成力を持つ大作でした。

    0
    2025年12月16日

    Posted by ブクログ

    投資で言うと損切りできなかったひとたちのお話というところでしょうか笑

    オウム真理教をモデルにした新興宗教のお話。
    弁護士一家を殺したり、地下鉄にサリンをばらまいたり。

    この話はあくまでフィクションで小説なんですよというのを前提にして読まないとダメだと思う。
    オウム真理教のノンフィクションものではない。
    しかし、エンターティメントとしては面白かった、激しかった。

    馳星周 、なかなかの作者さんです。

    0
    2018年08月29日

    Posted by ブクログ

    1600ページというのはなかなか。オウム事件をベースにした長編。事実をベースにして作家が物語に仕立てる。事実そのままではない。本当ではないほんとう。報道や記事で知っていることは断片的なものだ。それが物語になって表れる。視点が複数ありどことなく読んでいて、聖書の成り立ちはこのようなものなのかもしれないと思った。もちろん、これは悪魔の聖書ということになるけれど。大まかな流れは元ネタの事件をトレースしている。しかし、報道では窺い知れない当事者の内側が描かれていてそれにリアリティがある。もちろんフィクションだろうが、そこにはリアリティがある。あながち嘘ではないような気がする。オウムの事件としではなくマントラの事件として架空の事件であってもそこには狂気に至る人の弱さや欲深さがしっかりと描かれていたと思う。

    0
    2017年12月18日

    Posted by ブクログ

    某新興宗教団体をモチーフにした群像サスペンス後編。ハルマゲドンや非合法活動、サリン散布計画等、どこかで聞いた記号がもりもり。金と欲と権威と死の連鎖が、煉獄のカタストロフィを彩ります。新興宗教も国家権力もコワい。この作品、ゴイスー。

    0
    2014年06月29日

    Posted by ブクログ

    しんどい
    だれもが自分を守ることばかり考えている
    でもすべてを否定できない
    悔しくも、苦しくも飲み込んでしまうだろう状況を理解してしまう

    0
    2013年08月31日

    Posted by ブクログ

    半分くらいはノンフィクションという印象の作品。実際は知らないけど。

    最初から最後まで爽快感はかけらもなく、陰鬱な気持ちで読み進めた。登場人物が本当に誰一人として救われないというのはすごい。
    登場人物に感情移入するような読み方には向かない。(感情移入できたらそれはそれで問題がある)

    第二部の最後の方から第三部にかけて、色々な人が過去を悔恨したりするシーンは、物語の長大さを感じられてよかった。

    0
    2012年08月23日

    Posted by ブクログ

    ノンフィクションなのかフィクションなのか・・・
    全部がフィクションっていうことは無いんだろうなと思いながらも、
    じゃあどこが?と考えると怖くなります。

    上下巻でかなりの厚さなのに、厚さが気にならないほど
    読んでいてひきこまれました。

    0
    2012年03月18日

煉獄の使徒(下)(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    煉獄の使徒(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    843180
  • 電子版発売日
    :
    2020年09月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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