馳星周のレビュー一覧

  • 飛越(ジャンプ)

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    ネタバレ

    馳星周、競馬シリーズ

    障害競馬が舞台、2人の騎手の熱い物語。

    主人公の円谷翔吾、人には辛辣で嫌われ者だが馬乗りとしては超一流で馬への愛情が深い。
    このキャラで最後まで通して欲しかった。人にまで良い人に変わって行くのが普通ぽくて残念だった。

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    2025年06月18日
  • 飛越(ジャンプ)

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    やっぱり馳さんの描かれる競馬小説は良い。
    ホースマン、そして馬達への愛情に溢れています。
    ラストのレースの描写は2人の心の滾りが伝わってきました。

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    2025年06月15日
  • 飛越(ジャンプ)

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    競馬をする自分からすると、凄い視点からの内容で感動しました。
    おそらく、競馬とかする人からは絶賛される内容です。

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    2025年06月10日
  • 光あれ

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    客観的に見てどうしようもなくクズの徹ではあるが、よくよく考えてみるとただのモテ男くん。そのモテ男くんの謝罪行脚物語りではあるが、娘とのやりとりではなぜかジーンときた。最初の方では見えて来なかった登場人物の再登場のタイミングもgood。

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    2025年05月31日
  • 雨降る森の犬

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    悩みを抱えた人間が犬と触れ合うことによって生き方が変わったり大切なものを見つけいく様がとても心を打たれてました。人間が再生されていくのは、動物の存在だったり家族の絆だったり大自然だったり、外部だけれど身近な存在なのだとこの小説を読んで考えさせられました。山に対する尊敬や犬に対する愛情をたくさん感じられた作品でした。

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    2025年05月25日
  • 生誕祭(下)

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    エンディングが近づくにつれて、誰が生き延び成功するのか、誰が息絶え消えゆくのか、読み応えのある内容であった。復活祭をこれから読みます。

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    2025年05月22日
  • 約束の地で

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    ……なんだろう
    身をえぐられるような痛さを感じる読書
    きれいごとなどない、そんなふうに突き刺さる

    救いはどこだ、探るように読む
    物語の片隅の、ひとことごとに
    それすら物語に埋没して、暗闇を増す

    これほどまでに、読んでいて響いた読書も久しぶりだ。

    最近読んだこの作者のものは山と犬だっただけに、迂闊だった、が、これもまた読書の楽しみ

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    2025年05月14日
  • 生誕祭(上)

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    登場人物それぞれの目線での思惑が(肉体も)ぶつかり合い、展開していく内容に項を捲る手が止まらない。金のある世界は羨ましくもあり、奈落の底との距離がある分、転落した時のダメージも計り知れないのだろうか。

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    2025年05月11日
  • 不夜城

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    タバコ、ギャンブル、薬、、、
    自分が生きてる世界とはまるで違う世界の話で、主人公にも全く共感できる要素がないのに、なぜか登場人物に引き込まれてしまう1冊でした!

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    2025年04月14日
  • ソウルメイト

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    人間は犬の言葉を理解できるわけではないし
    もっと通じ合えたら、気持ちが分かったら、
    って悔しくなることもたくさんあるけど
    ひとりとして真摯に向き合うことで
    分かり合えるもんやなぁと、嬉しくもなった
    犬目線の気持ちを読み取ると涙が止まらない

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    2025年03月12日
  • ゴールデン街コーリング

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    ノワールでない馳星周、割と好きです。
    清濁併せ持つのが人で、
    その汚い部分も許し成長していく。
    本当に人との出会いは大切です。

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    2025年03月06日
  • 沈黙の森

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    舞台は冬の軽井沢。

    新宿の暴力団から五億円の金が持ち逃げされる。
    持ち逃げした男が軽井沢に潜伏したらしい。

    かつて新宿で「5人殺しの健」と呼ばれた男がいた。
    しかし、ある日忽然と新宿から姿を消し、20年の間堅気として百姓、別荘の管理人として日々を過ごす。

    ヤクザが立ち入らない地軽井沢に続々と、新宿からヤクザが湧いて出てくる。

    かつて伝説の極道が、徐々に当時の暴力性を再燃する。

    馳星周ワールド全開の一冊。
    後半の疾走感は素晴らしく気持ち良い。

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    2025年02月28日
  • 夜光虫

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    紛れもないノワール。
    自分に欠けていると思う執念や情熱の暗黒面。
    運よく噴出していないだけで人が陥る可能性のある怖いトリガーに手をかけてしまった者の話。

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    2025年02月11日
  • 少年と犬

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    偶然ですが、この本を読み終えたのは、飼っているフェレットが息を引き取った日のことでした。その子は里子に出されたのをうちで引き取った子でした(アイコンの子とは別の子です)。
    私はずっと、自分がその子の面倒を見ているのだと思っていました。でもその子が天国に旅立ったとき、まったく逆だということに気がつきました。その子が私の面倒を見てくれていたのです。
    ご飯をあげたり、おもちゃで遊んだり、トイレの始末をしたり、その子は私にそういう役目を与えてくれていたのです。なあ、お前はそのために私のところへ来たんだろう?
    この小説はフィクションですから、いくら犬が賢いといっても、現実にはこんな奇跡は起こらないでしょ

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    2026年03月17日
  • 黄金旅程

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    やー、面白かった。

    年末から競馬ブームが来てるのもあり、題材が興味ありありなのもあり。興奮冷めやらぬというところ。するすると流れるような展開で。有明なれど初めて氏の著作を読んだけどさすがの一言。

    勝ちきれない馬と煮え切らない人との対比が本当に上手く流れを作っていて、クライマックスは読んでいて鼻息荒く盛り上がった。

    ちと強引すぎる展開もあるにはあったが、気にせず没頭できる物語だった。

    ハードボイルド作家の印象なので、得意の分野のも読んでみようかなぁ。

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    2025年01月28日
  • 比ぶ者なき

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    藤原不比等、権力を得るためにはどんな手も使う嫌らしさあふれて恐ろしい‥
    持統天皇も「春すぎて 夏来にけらし 白妙の‥」の百人一首の札のイメージとはかけ離れたお人柄‥

    『日本書紀』がこのように成立した説があることも知り、すごくおもしろかったし、古代史に人間味を感じるストーリーでした。

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    2025年01月15日
  • ソウルメイト

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    今年の最初に読んだ本になりました!
    自分にも以前、ミニチュアダックスを飼っていて当時のことが思い出され涙が止まらなかった!
    犬と人間の繋がりは、題名どおりだと強く感じた
    犬の飼い主への真っ直ぐな目、純粋な心、全てが思い出されてまた、犬を飼いたくなった!
    もう二度と、違う犬を飼うことはしないと決めてたのに!
    愛犬との別れを知って!
    もう、耐えられないと!
    それでも、愛犬と暮らせる日々の楽しさを知れば心動かされる!
    いい話が詰まった本でした

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    2025年01月02日
  • 四神の旗

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    奈良時代、藤原不比等の4人の息子たちの物語。
    藤原家が権力を握るための策略が恐ろしい‥

    「権力は近づけは近づくほど人を魅了する。」
    いつの時代も権力って本当に怖いわ‥

    そして4人の最期も恐ろしい‥

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    2024年12月29日
  • 弥勒世 下

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    沖縄返還時にまだ小さかったので当時の様子についての実感がないものの、この熱量はある程度のリアリティをもって胸を打つ。
    どうしようもない衝動で破滅へと突き進む彼らの想いを、途中で若干の中弛み感があったもののこのボリュームで緊張感を維持して描ききった力強い作品でした。
    一見すると楽園リゾートのような沖縄でも基地問題になると我々とは明らかに異なる温度になるのは、薩摩から始まってアメリカ、日本に蹂躙され続けた歴史によるものだと再認識した。

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    2024年12月25日
  • 弥勒世 上

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    変換前の沖縄を舞台に常に外部に支配され続けた琉球人、本土から来た似非革命家、ベトナム戦争の影響でどんどん荒んでいく米軍などの様子を描いた作品。
    北海道出身の馳氏が何故このような作品を書いたのか知りませんが、とにかく気合いが充満した内容です。
    主人公の尚友は危険なぐらい壊れていて、それに自覚があるものの一方では自分は上手く立ち回っていると思っているところが危うくて仕方がない。最後に勘違いしていたことに気付いて絶望の中で悲惨な結末を迎えそうで心配です。

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    2024年12月24日