【感想・ネタバレ】ソウルメイト【電子特別版】のレビュー

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Posted by ブクログ 2020年07月20日

馳星周 著「ソウルメイト」、2013.6発行。ソウルメイト=魂の伴侶 ①チワワ、末期癌の妻を癒やすルビイ ②ボルゾイ、悪い4人組から悠人を守る ③柴、3.11福島から野に放たれ9ヶ月、母の肌着の臭いで戻ってくる ④コーギー、虐待され続け捨てられたコーギーに「愛情」で心を開かせた真波 ⑤シェパード、リ...続きを読むタイアした警察犬のプライドと優しさ ⑥ジャック・ラッセル・テリア、子供がテリアのボスになるまでの訓練 ⑦バーニーズ・マウンテン・ドッグ、短命な犬種、癌で8歳で天国に。ただ涙。どの話も心に響く話です!

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Posted by ブクログ 2017年01月14日

犬ものの最高傑作
泣けた-
近所のピザ屋で読んでて泣きそうになった
危なかったー
ピザ屋で読むの注意
犬もの反則だよね
全ての愛犬家必読
いやー泣けた

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Posted by ブクログ 2015年10月14日

7つの犬種別 短編集。
”犬は人間の魂の伴侶(ソウルメイト)”
愛犬と愛猫を撫でながら 極上の読書タイムを満喫しました。
最後の「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」は号泣。

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Posted by ブクログ 2015年03月09日

犬を飼うならちゃんと個々の個性をしっかり把握していることが大事だと改めて気づかされた一冊。
馳さんのブログも欠かさず見ているので、最後のお話は涙なしでは読めませんでした。

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Posted by ブクログ 2014年09月13日

わんこ好きによるわんこへの愛に満ちた小説。こういうのを読むと、いいなあ犬を飼いたいなあと思ってしまう。

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Posted by ブクログ 2013年12月23日

犬を通じて、家族の絆や子供の成長などを描いた7つの短編集です。
実は、馳さんが飼っているワンコと我が家のワンコは出身犬舎が一緒で、犬舎が主催する集まりやドッグショーで馳さんご夫妻とはご一緒したことがあります。
他の皆さんがおっしゃっているとおり、不夜城の馳さんのイメージとはかけ離れたかなりの愛犬家さ...続きを読むんで、奥様も気さくでとてもステキなご夫婦でした。

愛犬の死、というテーマだけで条件反射的に泣けてくるのに「バーニーズ」のモデルになった1頭ワルテルとは会ったことがあるし、我が家のバニが小説に登場するバニと同じ8歳ということもあって、この章はかなり感情移入してしまいました。
夫は、わざわざ悲しい思いはしたくない、と頑なに読むのを拒みましたが(「バーニーズ」以外の章は読んでた・笑)私自身は読んで後悔はしていません。
たしかに、悲しいを通り越して恐怖を覚えましたが、それが現実なんだと実感したし、心構えはするべきだし。
でもそれよりもこの本に、犬が恐れていることは死への恐怖ではなく家族と離れることだと教えてもらって、だったら最後の瞬間まで私には出来ることがあると思えたことはとてもよかったです。
それでも・・・いつか迎えなければならないその日を考えると現実には恐ろしくて思考停止してしまいますが(涙)

「バーニーズ」以外の章でも、馳さんの犬への深い愛情を感じてほっこり。
その反面、飼い主達は崩壊気味な家族が多く登場し、TVで人間嫌いとおっしゃってたのを思い出し笑ってしまいました。。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年08月31日

ソウルメイト。いい言葉だなあ。動物と共に人生を過ごすという事は、まさにそういう事なのかもしれない。言葉で通じあう事の出来ないもの同士が心で通じ合うのだから。私もいつか訪れるわが家の犬との別れの瞬間を思うと今から胸が締めつけられる。でもその最期をきちんと看取ってあげたいと切に願う。この本には色んな犬種...続きを読むの犬が登場する。この本を読んだ事で、犬にはそれぞれ犬種の個性がある事を知り、犬を飼うのではなく、犬という家族を迎えるという気持ちの飼い主が増えるといいなあ。

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Posted by ブクログ 2013年08月14日

テレビで紹介されていて気になっていました。

見た目で選んではいけないこと、特に最初の詩には考えさせられた。

今は「飼う」より「買う」ことが多いのかな・・・

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Posted by ブクログ 2013年07月26日

犬の不思議な力。また久しぶりに犬を飼いたくなった。犬好きの人にオススメ。
犬種の異なる短編になっていて、読みやすい。

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Posted by ブクログ 2013年07月25日

ペットロスを経験された方にとって見るに耐えない物語やドキュメント番組などが多数ある昨今、こういったジャンルを敬遠される方も多いかもしれません。
経験者の私もそうでしたが、勇気をふり絞り手にとって見ました。

 「これは大丈夫!!馳インチャ(ファン)ならば絶対読んでほしい。」

311以降原発に関する...続きを読む作品が少なくない先生ですがレガシーな馳星周ビヘイビアが戻ってきた!と感じた一冊!
とはいえギラギラ、胸の奥のチクチク感は無いのでご安心ください。
心の温まる情感にあふれた素晴らしい作品です。

アニモ!ワルテル! (ANIMO, Vamos Walter!!)

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Posted by ブクログ 2013年06月04日

イヌとヒトの関わりの深さを改めて考えさせられた。
とはいえ、決して小難しいわけでなく、心にすーっと入ってくる。
言葉が交わせないから、“相手”を深く考える、想う。
純粋で強い絆に心が揺さぶられた。
魂のふれあいの小説。

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Posted by ブクログ 2021年01月13日

犬を飼っている人には、それぞれに犬と共に送る人生があって、それぞれに絆がある。その内の7つをみることができた気がしました。
改めて「犬」という動物は、私たち人間にとって身近にいる存在だなって思い、私もかつて飼っていた3匹の犬を思い出しました。
切ない話、温かい話、どれも興味深く、そして短い話なのに、...続きを読む登場人物たちの想いがビッシリ詰まっていて、伝わってくるものがたくさんありました。

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Posted by ブクログ 2018年02月18日

短編集で、それぞれのタイトルには犬種が冠されています。
どれも犬を愛する人間には頷けてたまらない要素が満載なのですが、あくまでリアルな質感であって、ドラマチックに仕立てている感じはありません。そのぶん感情を揺さぶる読み応えは薄いかもしれません。

ただ、最後の「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」だけは...続きを読む、涙腺崩壊を免れない。これだけが特別になにかを狙って書かれているわけではなく、あくまでリアル。テーマの問題なんです。犬と共に暮らしている人間ならば避けられない絶望です。
いつかくるその日だからこそ、ソウルメイトと一緒にいられる1日1日、1分1秒を大切にしなくてはいけないと思い知ります。平穏な毎日はそれを忘れがちにするけど、この読後感を常に頭の片隅に置かなくちゃいけない。

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Posted by ブクログ 2017年05月11日

だめだー
会社の昼休みに読むものではない。
号泣してしまった

犬を通じてさまざまな人間の日常を描き出すオムニバス。

読んでいて、初めは犬好きが喜ぶファンタジーのように思えた。
どの短編にも犬と、犬を愛し理解する人々が登場する。そして彼らは(往々にして人間関係にはどこか問題を抱えているが)犬との深...続きを読むい絆がある。

普通そんなに犬のこと理解して対応できる人いないよ、というのがひとつ。
それから登場する皆さんがあまりにわかりやすく人間関係には問題を抱えているので、そういう人がそこまで犬と完璧な関係を築けるかね?というのがもうひとつ。
そんなわけで、これは著者の犬好きが高じて書いたある意味ファンタジーなのかな、という印象を持って最初は読んでいた。

本としてはほんのり心暖まるストーリーが多く、犬の描写もさすがと思わせるものがあり、もともとハードボイルドなイメージが強い著者だったので面白いと思った。

しかしこの本が秀逸なのは最終章だった。
それまでの「ファンタジー」から一転して、著者のおそらく実体験にもとづく「愛犬との別れ」が描かれている。
そしてそれはあまりに美しく、哀しく描かれているのだ。
ネタバレになってしまうかもしれないが、最後の最後でこちらまで哀しみにうちのめされ、涙が止まらなくなる。
どんなに楽しい思い出があっても、後悔があっても、最後にいなくなってしまう時はただ同じ。悲しくて、さみしくてしかたがない。どうしようもないのだ。
それを著者はなんの美化をすることもなく淡々と記した。
犬に限らず、同じ経験をしたことがある人はすごく理解できるだろうと思う。最後を読んだときに、ああ、この人はやっぱり不夜城を書いた人だなと、ある意味納得してしまった。

ああ、自分の文章力がなくて上手く伝えられないのがもどかしい。だから、ぜひ読んでほしい。特に犬好きな人はぜひ。

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Posted by ブクログ 2017年01月04日

丁寧に、良い話。
でも、私にはまだ辛くて読めなかった。
たぶん号泣してしまう。(ワンコ飼ってたので)

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Posted by ブクログ 2015年10月16日

はじめから、泣きそうになって、
通勤には向かない本でした。
犬ものには弱い人は要注意です。
でもきゅんとするエピソードも含まれていて、ほっこり。
背景描写がとても美しい小説でした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年07月22日

泣きました。犬の話は涙なしにはムリだわ。心を覆う鎧がバラバラになって、魂が剥き出し、無防備になるから。
馳星周という作家はずっと前から知っていたが食わず嫌いで読んだことなかった。同郷で年も近いというのも、読まなかった理由のひとつだったのかもしれない。
朝、公園をランニングすると何匹の犬たちとすれ違う...続きを読む。飼い主と犬は表情だったり雰囲気が似ていて微笑ましい。朝から、心まで美味しい空気に満たされるのだ。
今のマンションで犬を飼うことは禁止されているので、この本を読んで、余計に犬が愛おしくなる。

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Posted by ブクログ 2013年12月13日

タイトルから魂で繋がれた義兄弟が歌舞伎町で大暴れするような内容を想像してたんだけど、全然違って感動系の犬の話だった。短篇集なんだけど、いつどこでバイオレンス炸裂な短編が出てくるかと思うと油断はできない。ボルゾイ出てきた時は愚鈍な人間どもを狂ったボルゾイが殺戮するストーリーを予想したけど全然違った。だ...続きを読むがまだわからんぞ。いつ猟犬やらが出てくるか。。。。などと考えながら読んだけど、結局そういう展開は無かった。どれもちょっと傷ついたようなうまく生きられないような人達が犬達に少し癒やされたり一緒に泣いたり笑ったりするような、素敵な話が多かった。犬と暮らしてみたくなったけど、この本で何度か描かれた別離も必ず待ってると思うと簡単には踏み出せないな。谷口ジローの「犬を飼う」を思い出す。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年11月06日

「魂の伴侶」ソウルメイト

犬と人間の7つの短編集です。

好きだったのは、離れて暮らす父親の元に、暴れん坊のジャックラッセルテリアのボスとなるためにひと夏を過ごす少年のお話。
そして最後のバーニーズマウンテンドッグ、不治の病に冒された飼い犬を看取る夫婦のお話です。

そうか、言葉を持つ人間同士より...続きを読む言葉を介さない犬が人間の心をを理解してくれるのか~。

たくさんの犬のこころが見えてくるような短編集でした。

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Posted by ブクログ 2013年10月07日

ワンちゃん好きな人はぜひ読んでみて欲しいですね。ワンちゃんの寿命は、短いですよね。別の本に書いてありましたが人間の目を見て、目だけで通じるのは犬だけらしいです。

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Posted by ブクログ 2013年08月24日

犬好きなら必読か?

魂の伴侶(ソウルメイト)である犬のお話し7編。

自分も犬との別れを経験していますが、自身嗚咽交じりの別れとなったのを思い出しました…いや~辛かったなぁ…。

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Posted by ブクログ 2013年07月29日

短編集。著者の実体験がもとになっているという最終話には涙があふれた。犬というのは人間のパートナーとして、他の生き物とは異なる特別な生き物なのだな、と、あらためて思った。それを重すぎる、と感じる人がいても仕方のないことだろう。うちの犬は笑っているかな・・・

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Posted by ブクログ 2020年09月21日

馳星周さんの作品初読。直木賞作品からの犬繋がりで手に取ってみた。犬を飼ったことのない私にはたぶん作品の良さが十分には実感出来ていない気がする。

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Posted by ブクログ 2020年03月08日

これまで知ってた馳星周のイメージ皆無の短編集。
暴力なし、グロなし、やるせないラストなし。
こんなのも書けるのね、って感じ。
良くも悪くも想像裏切られたけど、読みやすいし悪くはない。ただ、想像裏切られるほどよい、ってほどでもない。

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Posted by ブクログ 2018年06月16日

犬を飼っていなければ読まなかった本。犬も人間と一緒でいろんな種類があり、それぞれの特徴というのか傾向というのかがある。何が良くて何が悪いというのは無い。好むか好まないかはあるだろう。そんなもんだ。犬畜生などと言う時の犬はどんな犬なんだろう。

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Posted by ブクログ 2016年02月18日

様々な犬種の犬たちと人間との絆を描いた短編集。先に2の方を読んだので、1も。
ボルゾイのレイラ、柴の風太、バーニーズのカータの話がよかった。
作者の馳星周さんはバーニーズがよっぽど好きなんだろうなぁと思ったら、実際に飼っていて、カータの話は自身の体験をもとに書いたものだと知った。愛犬との別れは必ず来...続きを読むるものだけど、少しでも長く一緒にいたい気持ちとこれ以上病に苦しむ姿を見たくない、苦しませたくないという気持ちが痛いほどわかって、つらかった。ラストにはやっぱり号泣。2の方が最後に少し救いを感じられる終わり方だったので、こちらは★3で。
これからも愛犬を大切にしようと改めて思った。うちの子になってよかったと思ってくれるように。

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Posted by ブクログ 2014年03月27日

犬種ごとに綴られた短編7編。
あたし自身はイヌ好きではないのでここまでの思い入れはないが、一緒に生活し、文句を言うでもなく、注いだ以上の愛情を返してくれるものらしい、そんなイヌとの生活が垣間見えた気がした。
本当に心の支えになるんだろうなあ。
自分より先に死んでしまうので、そこをうまく受け入れられな...続きを読むいとキツイかも。

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Posted by ブクログ 2013年11月25日

最初は犬を失う人たちの悲しい話ばかりだと思い込み、最後まで読めないだろうと思っていたら、それは思い違いでした。悲しい経験だけでなく、犬との絆だったり、犬と共に暮らす喜びだったり、あまり悲しさを突き詰め過ぎないお話でした。著者も長い間犬と生活をしていると聞き納得です。

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Posted by ブクログ 2013年09月29日

沢山の人が読んで泣いたと書いてあったけれど泣けなかったのは愛情が足りないせいでしょうか?
最後の章は泣いてしまったけれど‥

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