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Posted by ブクログ
馳星周のノワール小説。
フランコ政権下のスペインを舞台にして、過去(1970年代)、現在(2005年)軸でバスク独立のテロ組織(ETA)に身を置く筋。
主人公は日本人吉岡良輝、その息子のバスク人アイトールヨシオカが過去と現在のパラダイムシフトにおいてそれぞれの主役。
吉岡は連合赤軍より、世界革命の連携目的で派遣された。アイトールはそのスペインで生まれた吉岡の遺児。
ETAとは関係をもたずにそだったアイトールの周辺に過去の亡霊がつきまとい、また当時の吉岡とETAとしての活動にスコープして展開される筋。
馳星周ぽいテンポの良さが健在。
吉岡の革命への決意、父性の葛藤。
1970.年代に何があったのか。
不夜城などと違い決定的に主人公の孤独感が足りなかった気がする。
暴力、展開、孤独を書くのがうまいと思っているので、そこは残念だった。
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