弥勒世 上

弥勒世 上

1,133円 (税込)

5pt

4.0

沖縄返還直前、タカ派御用達の英字新聞記者・伊波尚友は、CIAと見られる二人の米国人から反戦運動家たちへのスパイ活動を迫られる。グリーンカードの発給を条件に承諾した彼は、地元コザへと戻るが――。

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弥勒世 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 弥勒世 上
    1,133円 (税込)
    沖縄返還直前、タカ派御用達の英字新聞記者・伊波尚友は、CIAと見られる二人の米国人から反戦運動家たちへのスパイ活動を迫られる。グリーンカードの発給を条件に承諾した彼は、地元コザへと戻るが――。
  • 弥勒世 下
    968円 (税込)
    アメリカのスパイとして働く尚友。一方で、幼馴染みの比嘉正信、やくざのマルコウと計画していた米軍基地襲撃のときが迫ろうとしていた。衝撃のクライマックス!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

弥勒世 上 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    不夜城・鎮魂歌以来の傑作。痛くてヒリヒリと焦燥感をあぶる1969年、返還前の沖縄を舞台に、いつもの馳星周の世界が展開される。
    「いつもの馳星周の世界」ではあるんだけど、沖縄の中の差別や戦果アギャーなどの裏面史を背景に彩ることで重層的な世界が広がって、重厚感に昇華されている。
    この本を読む前に佐野真一

    0
    2013年08月29日

    Posted by ブクログ

    変換前の沖縄を舞台に常に外部に支配され続けた琉球人、本土から来た似非革命家、ベトナム戦争の影響でどんどん荒んでいく米軍などの様子を描いた作品。
    北海道出身の馳氏が何故このような作品を書いたのか知りませんが、とにかく気合いが充満した内容です。
    主人公の尚友は危険なぐらい壊れていて、それに自覚があるもの

    0
    2024年12月24日

    Posted by ブクログ

    なんだか分からないけれど読み進めてしまう、
    今回も馳星周らしさを出した破滅的な作品。

    沖縄というタブーなエリアに踏み込みつつも、
    遠慮することなく破滅的な道を突き進む内容は、単純に凄いと思います。
    沖縄人を(勝手な?)定義付けしちゃったりとかw

    もう少し削れるでしょ?とか色々と感じることはあるけ

    0
    2017年02月26日

    Posted by ブクログ

    戦後、施政権変換直前でアメリカに占領されている頃の沖縄を舞台に変換に至るまでの混乱を描く。レビューは下巻で。

    0
    2013年08月04日

    Posted by ブクログ

    閉塞された環境。
    鬱屈とした感情。
    どうカタストロフを迎えるのか。
    膨らんでいく状況が下巻に向けて、
    怖いです。

    それにしても、なっがーい。

    0
    2020年06月29日

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