ばけもの好む中将 十三 攫われた姫君
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ばけもの好む中将 十三 攫われた姫君

649円 (税込)

3pt

4.2

「十二の君は預かった」。不吉な投げ文に、慌てて真白の実家に向かった宗孝。姉の無事を確かめてほっとしたのも束の間、宣能の妹・初草が凶賊・多情丸の手下に連れ去られたことが発覚する。多情丸は十郎太を誘い出すために、真白を人質にしようとして間違って初草をさらったのだ。大切な初草を取り戻すため、宣能と宗孝は夜の都を駆け回るが・・・・・・。いよいよ迎えた多情丸との直接対決、その衝撃の顛末とは!? さらに、事件の裏でそれぞれの恋路が密かに動き出して――!? 平安冒険譚、シリーズは佳境へ!

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ばけもの好む中将 のシリーズ作品

1~13巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~13件目 / 13件
  • ばけもの好む中将 平安不思議めぐり
    649円 (税込)
    十二人の姉が居る以外は、ごく平凡な中流貴族の宗孝。御所に鬼が出たという噂を聞き、仲間たちと度胸試しで確かめに行くが、そこに居たのは家柄もよく容姿端麗で完璧な貴公子だが、怪異を愛する変人と名高い名門貴族・宣能だった。なぜか彼に気に入られてしまった宗孝は、彼と共に鬼の正体を追うことになり…。結局、人の仕業とわかって落胆する宣能だったが、その後も続く怪異の裏には、とある陰謀が隠れていて…。新感覚の平安冒険譚シリーズ第1巻!
  • ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼
    594円 (税込)
    怪異を愛する変人貴公子・宣能に気に入られてしまった青年貴族の宗孝。「泣く石」の噂を確かめに二人で向かった都の外れで出会ったのは、妖怪ではなく何やら訳ありらしい赤子。成り行きで預かることになった宗孝だが、その子は中将の隠し子かもしれず……。しかも姉たちの追及に対して苦し紛れに自分の子だと答えてしまったため、事態はさらにややこしい方向に!? 謎あり、恋あり、陰謀あり、アクションありの平安怪異冒険譚、第2弾!
  • ばけもの好む中将 参 天狗の神隠し
    594円 (税込)
    容姿端麗で完璧な貴公子だが、怪異を愛する変人中将・宣能。彼に気に入られてしまった平凡な中流貴族の青年・宗孝は、中将とともに怪奇現象を追うことに。秋のある日、尼である宗孝の姉が山中で「踊る茸の精」を見たと聞いた二人は、紅葉見物も兼ねて現地を訪れることにする。この「茸の精」が、帝の妃たちまで巻き込む一大騒動の前触れになるとは、知るよしもなく――。大人気平安怪奇冒険譚、第3弾!
  • ばけもの好む中将 四 踊る大菩薩寺院
    638円 (税込)
    怪異をこよなく愛する〈ばけもの好む中将〉宣能。木枯らしが吹く冬でも怪異への愛と情熱は燃え上がるばかりで、お供の宗孝を引き連れ、都の怪異を訪ね歩くが、空振りを続ける日々。その頃ちまたでは、奇跡が次々と起こるという寺・本憲寺に参詣者が詰めかけていた。偶然にも同じ日にそれぞれ姉妹と共に寺を訪れた宣能と宗孝は、思わぬ騒動に巻き込まれ…。大人気平安怪奇冒険譚、第4弾!
  • ばけもの好む中将 伍 冬の牡丹燈籠
    594円 (税込)
    寺での騒動で人が殺される現場を目撃してしまい、鬱々とした気持ちを抱える中将・宣能。大好きなばけもの探訪にも興味を示さず、ふさぎ込む日々を過ごしていた。事情を知らぬまま宣能を案じる宗孝は、彼を元気づけるために本物の怪を探すことに。怪異を追ううち、宣能は様々な話をしはじめ……。一方、東宮の恋する相手が誰なのかを知った弘徽殿の女御は!? 大人気平安怪奇冒険譚、第5弾!
  • ばけもの好む中将 六 美しき獣たち
    572円 (税込)
    夫との不仲に悩む、宗孝の九の姉。帝の寵愛を受けて懐妊中の異母姉・梨壺の更衣を羨み、不満を抱える彼女の前に、「あなたは特別なお方」と言う老巫女が現れて・・・・・・? 大人気シリーズ、波乱の第六巻!
  • ばけもの好む中将 七 花鎮めの舞
    616円 (税込)
    季節は、春。宗孝の姉・梨壺の更衣の出産が迫る中、宗孝は「ばけもの好む中将」宣能と共に桜の精霊の怪異を訪ねて郊外の山へ赴く。だがそこは宣能にとって因縁の深い場所で・・・・・・。好評シリーズ第7弾!
  • ばけもの好む中将 八 恋する舞台
    550円 (税込)
    帝に舞を披露したことで注目され、突然「モテ期」が到来した宗孝。女房たちから何通もの恋文をもらうが、和歌が苦手で返事に悩む中、中将宣能は、筆跡から書き手の感情が読み解ける妹の初草に、文の鑑定をしてもらおうと言い出し・・・・・・。一方、九の姉が振り付けた桜の舞で大成功をおさめた稲荷社の専女衆は、次の演目として「藤の舞」を計画していた。手伝いをすることになった宗孝だが・・・・・・?
  • ばけもの好む中将 九 真夏の夜の夢まぼろし
    561円 (税込)
    夏の離宮での宴に招かれた宣能と宗孝。父の右大臣の存在もあり気乗りしない様子の宣能だったが、離宮に現れる怪異の噂を知って色めき立つ。以前この場所で惨劇が起き、その怨念が甦っているのだという。意気込む宣能は霊との遭遇を狙い、宗孝とともに離宮内の探索を計画する。一方、春若こと東宮は恋する真白と思わぬ再会を果たし、さらに逢引の約束を交わして有頂天で・・・・・・!? 恋の花咲く夏の離宮で、思いが交錯する「ばけもの好む中将シリーズ」第9弾!
  • ばけもの好む中将 十 因果はめぐる
    583円 (税込)
    「ばけもの好む中将」宣能の妹・初草は、文字に書き手の感情を読み取る〈共感覚〉を持つため読み書きができない。彼女のために、発明主婦である五の姉は便利道具の開発を始める。一方、宗孝は河原で瀕死の男を見つけ、宣能に知らせるわけにはいかない重大な秘密を知ってしまう。陰陽師の歳明とともに賊の目をかいくぐり都を右往左往する羽目になり・・・・・・。波瀾万丈の平安冒険譚、「ばけもの好む中将シリーズ」第10弾!
  • ばけもの好む中将 十一 秋草尽くし
    583円 (税込)
    いつものように怪異探しに出かけた宣能と宗孝。だが、宗孝は宣能が胸に抱える復讐計画を思いとどまらせたいと気もそぞろ。そんな二人の前に、妖しい白い浮遊物が現れ!? いっぽう、東宮と宗孝の姉・真白を引き離すのに失敗し、怪異に遭遇して以来、すっかり消沈していた弘徽殿の女御。しかし、怪異が巫女たちの仕掛けだったと知り、怒りを激しく燃え上がらせ・・・・・・。秋の夜長に、それぞれの思惑が交錯し、波乱ぶくみのシリーズ第11弾!
  • ばけもの好む中将 十二 狙われた姉たち
    594円 (税込)
    凶賊・多情丸への仇討ちに燃える〈ばけもの好む中将〉宣能。怪異探しに出かけることも、めっきり少なくなってしまった。宣能の復讐計画を思い留まらせたい宗孝は、死霊と出遭う辻があると連れ出すも、ふたりの心はすれ違うばかり。一方、宗孝の姉・十郎太を何とかして誘き出し、わがものにしたいと企む多情丸は、宗孝の他の姉たちを新たな標的に。友を案じて空回りし続ける宗孝に、恐ろしい魔の手が忍び寄る。平安怪異冒険譚、第12弾。シリーズ最大の窮地!
  • ばけもの好む中将 十三 攫われた姫君
    649円 (税込)
    「十二の君は預かった」。不吉な投げ文に、慌てて真白の実家に向かった宗孝。姉の無事を確かめてほっとしたのも束の間、宣能の妹・初草が凶賊・多情丸の手下に連れ去られたことが発覚する。多情丸は十郎太を誘い出すために、真白を人質にしようとして間違って初草をさらったのだ。大切な初草を取り戻すため、宣能と宗孝は夜の都を駆け回るが・・・・・・。いよいよ迎えた多情丸との直接対決、その衝撃の顛末とは!? さらに、事件の裏でそれぞれの恋路が密かに動き出して――!? 平安冒険譚、シリーズは佳境へ!

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ばけもの好む中将 十三 攫われた姫君 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最近ちょっと話が広がりすぎて、そもそもの怪異探しもおざなりになっていて、ちょっとな~と思っていたけれど、ここにきて、怒涛の盛り上がり→ひとまず一件落着にもってきたのがすごい。
    途中、宗孝が宜能のために体を張って狗王と対峙するところは 不覚にも泣きそうになったり。
    ラストへの道筋がぼんやり見えて気がし

    1
    2025年02月15日

    Posted by ブクログ

    よかった。諸々決着がそれなりの方向に落ち着いてよかった。
    やはり、ばけもの好む中将はこうでないと。日常に戻ったのが楽しくて嬉しい。あとマジで黒龍王にはびっくりした。そこかよー

    0
    2025年01月28日

    Posted by ブクログ

    初草のために鬼神のごとく戦う中将様、かっこよかった。
    人殺しはしてほしくなかったけど、あの戦いっぷりは素敵すぎる。
    しかし、宇津木があんなふうになるとは意外だった。
    そういうことからは遠いところにいるようなイメージだったから。
    真白と春若のあれには大笑い。春若にはごめんだけど、笑っちゃうよね。
    ここ

    0
    2024年10月28日

    Posted by ブクログ

    狗王が初草の兄だったり、真白に春若の正体がバレたり色々と真実があきらかに(1番の驚きは黒茂!)
    多情丸との決着もつき、宣能が無邪気に怪異探しをする気になっているのが何よりうれしい。宗孝はまたお付き合いで大変だけれど
    右大臣が何やら企んでいそうなのが怖い…

    0
    2025年06月25日

    Posted by ブクログ

    シリーズ最新作。
    前作でとんでもない展開になってしまって先が気になっていたので、早く出していただいてありがたい。

    宣能の父・右大臣の闇の仕事を請け負っている多情丸が、先代の孫・十郎太(宗孝の姉)に執着していることから始まった、宗孝の姉たちの危機。
    底に巻き込まれてしまった初草の姫を救うために、宣能

    0
    2024年12月07日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第十三弾。

    宗孝の実家(権大納言邸)に「十二の君は預かった」との投げ文が放り込まれます。
    急遽、真白(十二の姉上)の実家に向かったところ、真白は無事でしたが、彼女と間違われて宣能の妹・初草の君が多情丸の手下に連れ去られたことが発覚して・・。

    “えーっここで終わり?!”という、まさに“鬼切

    0
    2024年11月17日

    Posted by ブクログ

    前作から短い期間で続編が出て嬉しい限り。少し展開が早すぎる気もするが色々な謎や関係が一気に明らかになりそうだったのかと予想外な事実も。多情丸との話が終わり真白達の恋の行方も本人達の知らないところで動きがありそうだし次作からの展開が楽しみ。

    0
    2024年10月20日

    Posted by ブクログ

    続巻。結構きわどいところで終わった次の巻。
    色々と秘密がばれ、そして中将もちょっと吹っ切れた感じで良かったな、という感想。とは言えあまり問題は解決されていないので今後どうなるのやら。

    0
    2024年11月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回の中将はゴリラだった…。
    宗孝もしっかり?活躍してて、ようがんばった!と謎の姉目線に。
    シリーズは佳境とのことだけど、あとは恋愛方面のあれやこれやを解決したら終幕なのかしら。

    0
    2024年10月22日

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