ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼

ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼

594円 (税込)

2pt

怪異を愛する変人貴公子・宣能に気に入られてしまった青年貴族の宗孝。「泣く石」の噂を確かめに二人で向かった都の外れで出会ったのは、妖怪ではなく何やら訳ありらしい赤子。成り行きで預かることになった宗孝だが、その子は中将の隠し子かもしれず……。しかも姉たちの追及に対して苦し紛れに自分の子だと答えてしまったため、事態はさらにややこしい方向に!? 謎あり、恋あり、陰謀あり、アクションありの平安怪異冒険譚、第2弾!

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ばけもの好む中将 のシリーズ作品

1~13巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~13件目 / 13件
  • ばけもの好む中将 平安不思議めぐり
    649円 (税込)
    十二人の姉が居る以外は、ごく平凡な中流貴族の宗孝。御所に鬼が出たという噂を聞き、仲間たちと度胸試しで確かめに行くが、そこに居たのは家柄もよく容姿端麗で完璧な貴公子だが、怪異を愛する変人と名高い名門貴族・宣能だった。なぜか彼に気に入られてしまった宗孝は、彼と共に鬼の正体を追うことになり…。結局、人の仕業とわかって落胆する宣能だったが、その後も続く怪異の裏には、とある陰謀が隠れていて…。新感覚の平安冒険譚シリーズ第1巻!
  • ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼
    594円 (税込)
    怪異を愛する変人貴公子・宣能に気に入られてしまった青年貴族の宗孝。「泣く石」の噂を確かめに二人で向かった都の外れで出会ったのは、妖怪ではなく何やら訳ありらしい赤子。成り行きで預かることになった宗孝だが、その子は中将の隠し子かもしれず……。しかも姉たちの追及に対して苦し紛れに自分の子だと答えてしまったため、事態はさらにややこしい方向に!? 謎あり、恋あり、陰謀あり、アクションありの平安怪異冒険譚、第2弾!
  • ばけもの好む中将 参 天狗の神隠し
    594円 (税込)
    容姿端麗で完璧な貴公子だが、怪異を愛する変人中将・宣能。彼に気に入られてしまった平凡な中流貴族の青年・宗孝は、中将とともに怪奇現象を追うことに。秋のある日、尼である宗孝の姉が山中で「踊る茸の精」を見たと聞いた二人は、紅葉見物も兼ねて現地を訪れることにする。この「茸の精」が、帝の妃たちまで巻き込む一大騒動の前触れになるとは、知るよしもなく――。大人気平安怪奇冒険譚、第3弾!
  • ばけもの好む中将 四 踊る大菩薩寺院
    638円 (税込)
    怪異をこよなく愛する〈ばけもの好む中将〉宣能。木枯らしが吹く冬でも怪異への愛と情熱は燃え上がるばかりで、お供の宗孝を引き連れ、都の怪異を訪ね歩くが、空振りを続ける日々。その頃ちまたでは、奇跡が次々と起こるという寺・本憲寺に参詣者が詰めかけていた。偶然にも同じ日にそれぞれ姉妹と共に寺を訪れた宣能と宗孝は、思わぬ騒動に巻き込まれ…。大人気平安怪奇冒険譚、第4弾!
  • ばけもの好む中将 伍 冬の牡丹燈籠
    594円 (税込)
    寺での騒動で人が殺される現場を目撃してしまい、鬱々とした気持ちを抱える中将・宣能。大好きなばけもの探訪にも興味を示さず、ふさぎ込む日々を過ごしていた。事情を知らぬまま宣能を案じる宗孝は、彼を元気づけるために本物の怪を探すことに。怪異を追ううち、宣能は様々な話をしはじめ……。一方、東宮の恋する相手が誰なのかを知った弘徽殿の女御は!? 大人気平安怪奇冒険譚、第5弾!
  • ばけもの好む中将 六 美しき獣たち
    572円 (税込)
    夫との不仲に悩む、宗孝の九の姉。帝の寵愛を受けて懐妊中の異母姉・梨壺の更衣を羨み、不満を抱える彼女の前に、「あなたは特別なお方」と言う老巫女が現れて・・・・・・? 大人気シリーズ、波乱の第六巻!
  • ばけもの好む中将 七 花鎮めの舞
    616円 (税込)
    季節は、春。宗孝の姉・梨壺の更衣の出産が迫る中、宗孝は「ばけもの好む中将」宣能と共に桜の精霊の怪異を訪ねて郊外の山へ赴く。だがそこは宣能にとって因縁の深い場所で・・・・・・。好評シリーズ第7弾!
  • ばけもの好む中将 八 恋する舞台
    550円 (税込)
    帝に舞を披露したことで注目され、突然「モテ期」が到来した宗孝。女房たちから何通もの恋文をもらうが、和歌が苦手で返事に悩む中、中将宣能は、筆跡から書き手の感情が読み解ける妹の初草に、文の鑑定をしてもらおうと言い出し・・・・・・。一方、九の姉が振り付けた桜の舞で大成功をおさめた稲荷社の専女衆は、次の演目として「藤の舞」を計画していた。手伝いをすることになった宗孝だが・・・・・・?
  • ばけもの好む中将 九 真夏の夜の夢まぼろし
    561円 (税込)
    夏の離宮での宴に招かれた宣能と宗孝。父の右大臣の存在もあり気乗りしない様子の宣能だったが、離宮に現れる怪異の噂を知って色めき立つ。以前この場所で惨劇が起き、その怨念が甦っているのだという。意気込む宣能は霊との遭遇を狙い、宗孝とともに離宮内の探索を計画する。一方、春若こと東宮は恋する真白と思わぬ再会を果たし、さらに逢引の約束を交わして有頂天で・・・・・・!? 恋の花咲く夏の離宮で、思いが交錯する「ばけもの好む中将シリーズ」第9弾!
  • ばけもの好む中将 十 因果はめぐる
    583円 (税込)
    「ばけもの好む中将」宣能の妹・初草は、文字に書き手の感情を読み取る〈共感覚〉を持つため読み書きができない。彼女のために、発明主婦である五の姉は便利道具の開発を始める。一方、宗孝は河原で瀕死の男を見つけ、宣能に知らせるわけにはいかない重大な秘密を知ってしまう。陰陽師の歳明とともに賊の目をかいくぐり都を右往左往する羽目になり・・・・・・。波瀾万丈の平安冒険譚、「ばけもの好む中将シリーズ」第10弾!
  • ばけもの好む中将 十一 秋草尽くし
    583円 (税込)
    いつものように怪異探しに出かけた宣能と宗孝。だが、宗孝は宣能が胸に抱える復讐計画を思いとどまらせたいと気もそぞろ。そんな二人の前に、妖しい白い浮遊物が現れ!? いっぽう、東宮と宗孝の姉・真白を引き離すのに失敗し、怪異に遭遇して以来、すっかり消沈していた弘徽殿の女御。しかし、怪異が巫女たちの仕掛けだったと知り、怒りを激しく燃え上がらせ・・・・・・。秋の夜長に、それぞれの思惑が交錯し、波乱ぶくみのシリーズ第11弾!
  • ばけもの好む中将 十二 狙われた姉たち
    594円 (税込)
    凶賊・多情丸への仇討ちに燃える〈ばけもの好む中将〉宣能。怪異探しに出かけることも、めっきり少なくなってしまった。宣能の復讐計画を思い留まらせたい宗孝は、死霊と出遭う辻があると連れ出すも、ふたりの心はすれ違うばかり。一方、宗孝の姉・十郎太を何とかして誘き出し、わがものにしたいと企む多情丸は、宗孝の他の姉たちを新たな標的に。友を案じて空回りし続ける宗孝に、恐ろしい魔の手が忍び寄る。平安怪異冒険譚、第12弾。シリーズ最大の窮地!
  • ばけもの好む中将 十三 攫われた姫君
    649円 (税込)
    「十二の君は預かった」。不吉な投げ文に、慌てて真白の実家に向かった宗孝。姉の無事を確かめてほっとしたのも束の間、宣能の妹・初草が凶賊・多情丸の手下に連れ去られたことが発覚する。多情丸は十郎太を誘い出すために、真白を人質にしようとして間違って初草をさらったのだ。大切な初草を取り戻すため、宣能と宗孝は夜の都を駆け回るが・・・・・・。いよいよ迎えた多情丸との直接対決、その衝撃の顛末とは!? さらに、事件の裏でそれぞれの恋路が密かに動き出して――!? 平安冒険譚、シリーズは佳境へ!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今回も綺麗に伏線が回収されてめでたしめでたしな話だった。
    いや完全にめでたしめでたしになるのはもう少し先の話なのかもしれないけれど。


    ばけもの好む中将、今回はプロローグ(のような)短編がふたつと中編がひとつという少し変わった作り。
    正直プロローグの方を読んでいる時は「この話は必要なのだろうか」と

    0
    2024年10月12日

    Posted by ブクログ

    前作、ある怪異話を聴きつけた「ばけもの好む中将」こと、
    左近衛中将宣能に翻弄され、各地の怪異話に付き合わされる
    ことになった、右兵衛佐宗孝の物語の第2弾

    今作は、短編2編と中編1編の構成で、
    読み進めていて、前作のような不思議めぐりの連作短編
    って体とは異なる毛色になっている。
    前作がかなり楽しめ

    0
    2022年06月23日

    Posted by ブクログ

    シリーズ第2弾。
    宣能・宗孝コンビで怪異(に見える出来事)の謎解きの連作形式。前作とは違い短編2本と中編1ほんの長さで、読み応えがありました。
    今回は宣能の出番が少ない分、初草がたくさん登場していました。徐々に明らかになる宗孝の姉上達や、宣能の父親との関係など次作も楽しみです。

    『姑獲鳥と牛鬼』は

    0
    2021年03月21日

    Posted by ブクログ

    冒頭の緊迫感漂う逢瀬は、3話目につながっているという、ちょっと捻りのある展開。蹴鞠のお話はのどかな雰囲気でよかったなぁ…。どんどん中将様の趣味に引きずり込まれていく右兵衛佐が、かわいそうながらも可笑しい。中将と父の右大臣の不穏な仲が気になる。

    0
    2017年01月30日

    Posted by ブクログ

    4人の中将さまたち。
    なんて豪華な。姉上でなくても、バシバシしたくなるかも(笑)
    捨子騒動の顛末、そうきたか、という感じ。
    だって、そことそこがつながるとは!
    派手な牛車レースありのどきどき、はらはら。
    宣能、怒ってるね、間違いなく(笑)
    その後の行動がすごく楽しみだ(笑)
    いいやつなんだけど、へた

    0
    2016年11月05日

    Posted by ブクログ

    十の姉の暗躍により解決した表題の姑獲鳥事件。
    結果として宗孝は十一の姉上の望む出世していくための伝手を得たわけだが、序盤に出てきた中将をこういう形で絡ませるのかと。
    光源氏の再来たる宰相の中将の腰抜けっぷりには笑った。それでも口説かずには居られない美女らしい四の姉、気になるなぁ。

    0
    2016年10月29日

    Posted by ブクログ

    いいですねぇ、宗孝の姉上たち!(笑)いやいや、宗孝くんもひとりで魔所巡りとかよく頑張りました^^ 今回は宣能中将の出番がやや少なかったのでさみしい…けど、彼と父大臣との確執が垣間見えるようでますます今後の展開が楽しみです。そして、十の姉上…かっこいい!(><)b

    0
    2015年11月19日

    Posted by ブクログ

    いやー、面白い。基本的な構成は1巻と同じで、短編を解決していったのが最後に繋がるのだろう、とは読めるが、その解が簡単には見えない。また、中盤では頼りの中将・宣能が不在の中、宗孝と初草の君が謎解きを必死で進めるのだが、どこかミスリードされてる感がソワソワして、楽しませてくれる。
    最後はすっきりまとめあ

    0
    2014年10月19日

    Posted by ブクログ

    なんか笑えてしまう。
    素直な宗孝がよいですね。怪異を一人で巡るさまは最初はよかったのに、だんだん…おかしくなってきてしまった。それでも赤子のために色々手を尽くしているところは好感だ。
    そしていいコンビだなと改めて思ったよ。

    0
    2014年04月24日

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目。

    今回も、宗孝くんは散々です。
    怖いのは嫌いなのに宣能さんに連れ回され、
    挙げ句に捨て子を拾う羽目になり、
    両親やお姉さん達に隠し子と疑われつつも面倒を見ることに。
    地位が低い立場上、中将の宣能さんに強くも言えずトホホな感じです。
    でも恨まないしひねくれないし、ほんと良い人!
    そう

    0
    2017年10月14日

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