ばけもの好む中将 平安不思議めぐり

ばけもの好む中将 平安不思議めぐり

649円 (税込)

3pt

十二人の姉が居る以外は、ごく平凡な中流貴族の宗孝。御所に鬼が出たという噂を聞き、仲間たちと度胸試しで確かめに行くが、そこに居たのは家柄もよく容姿端麗で完璧な貴公子だが、怪異を愛する変人と名高い名門貴族・宣能だった。なぜか彼に気に入られてしまった宗孝は、彼と共に鬼の正体を追うことになり…。結局、人の仕業とわかって落胆する宣能だったが、その後も続く怪異の裏には、とある陰謀が隠れていて…。新感覚の平安冒険譚シリーズ第1巻!

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ばけもの好む中将 のシリーズ作品

1~10巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~10件目 / 10件
  • ばけもの好む中将 平安不思議めぐり
    649円 (税込)
    十二人の姉が居る以外は、ごく平凡な中流貴族の宗孝。御所に鬼が出たという噂を聞き、仲間たちと度胸試しで確かめに行くが、そこに居たのは家柄もよく容姿端麗で完璧な貴公子だが、怪異を愛する変人と名高い名門貴族・宣能だった。なぜか彼に気に入られてしまった宗孝は、彼と共に鬼の正体を追うことになり…。結局、人の仕業とわかって落胆する宣能だったが、その後も続く怪異の裏には、とある陰謀が隠れていて…。新感覚の平安冒険譚シリーズ第1巻!
  • ばけもの好む中将 弐 姑獲鳥と牛鬼
    594円 (税込)
    怪異を愛する変人貴公子・宣能に気に入られてしまった青年貴族の宗孝。「泣く石」の噂を確かめに二人で向かった都の外れで出会ったのは、妖怪ではなく何やら訳ありらしい赤子。成り行きで預かることになった宗孝だが、その子は中将の隠し子かもしれず……。しかも姉たちの追及に対して苦し紛れに自分の子だと答えてしまったため、事態はさらにややこしい方向に!? 謎あり、恋あり、陰謀あり、アクションありの平安怪異冒険譚、第2弾!
  • ばけもの好む中将 参 天狗の神隠し
    594円 (税込)
    容姿端麗で完璧な貴公子だが、怪異を愛する変人中将・宣能。彼に気に入られてしまった平凡な中流貴族の青年・宗孝は、中将とともに怪奇現象を追うことに。秋のある日、尼である宗孝の姉が山中で「踊る茸の精」を見たと聞いた二人は、紅葉見物も兼ねて現地を訪れることにする。この「茸の精」が、帝の妃たちまで巻き込む一大騒動の前触れになるとは、知るよしもなく――。大人気平安怪奇冒険譚、第3弾!
  • ばけもの好む中将 四 踊る大菩薩寺院
    638円 (税込)
    怪異をこよなく愛する〈ばけもの好む中将〉宣能。木枯らしが吹く冬でも怪異への愛と情熱は燃え上がるばかりで、お供の宗孝を引き連れ、都の怪異を訪ね歩くが、空振りを続ける日々。その頃ちまたでは、奇跡が次々と起こるという寺・本憲寺に参詣者が詰めかけていた。偶然にも同じ日にそれぞれ姉妹と共に寺を訪れた宣能と宗孝は、思わぬ騒動に巻き込まれ…。大人気平安怪奇冒険譚、第4弾!
  • ばけもの好む中将 伍 冬の牡丹燈籠
    594円 (税込)
    寺での騒動で人が殺される現場を目撃してしまい、鬱々とした気持ちを抱える中将・宣能。大好きなばけもの探訪にも興味を示さず、ふさぎ込む日々を過ごしていた。事情を知らぬまま宣能を案じる宗孝は、彼を元気づけるために本物の怪を探すことに。怪異を追ううち、宣能は様々な話をしはじめ……。一方、東宮の恋する相手が誰なのかを知った弘徽殿の女御は!? 大人気平安怪奇冒険譚、第5弾!
  • ばけもの好む中将 六 美しき獣たち
    572円 (税込)
    夫との不仲に悩む、宗孝の九の姉。帝の寵愛を受けて懐妊中の異母姉・梨壺の更衣を羨み、不満を抱える彼女の前に、「あなたは特別なお方」と言う老巫女が現れて・・・・・・? 大人気シリーズ、波乱の第六巻!
  • ばけもの好む中将 七 花鎮めの舞
    616円 (税込)
    季節は、春。宗孝の姉・梨壺の更衣の出産が迫る中、宗孝は「ばけもの好む中将」宣能と共に桜の精霊の怪異を訪ねて郊外の山へ赴く。だがそこは宣能にとって因縁の深い場所で・・・・・・。好評シリーズ第7弾!
  • ばけもの好む中将 八 恋する舞台
    550円 (税込)
    帝に舞を披露したことで注目され、突然「モテ期」が到来した宗孝。女房たちから何通もの恋文をもらうが、和歌が苦手で返事に悩む中、中将宣能は、筆跡から書き手の感情が読み解ける妹の初草に、文の鑑定をしてもらおうと言い出し・・・・・・。一方、九の姉が振り付けた桜の舞で大成功をおさめた稲荷社の専女衆は、次の演目として「藤の舞」を計画していた。手伝いをすることになった宗孝だが・・・・・・?
  • ばけもの好む中将 九 真夏の夜の夢まぼろし
    続巻入荷
    561円 (税込)
    夏の離宮での宴に招かれた宣能と宗孝。父の右大臣の存在もあり気乗りしない様子の宣能だったが、離宮に現れる怪異の噂を知って色めき立つ。以前この場所で惨劇が起き、その怨念が甦っているのだという。意気込む宣能は霊との遭遇を狙い、宗孝とともに離宮内の探索を計画する。一方、春若こと東宮は恋する真白と思わぬ再会を果たし、さらに逢引の約束を交わして有頂天で・・・・・・!? 恋の花咲く夏の離宮で、思いが交錯する「ばけもの好む中将シリーズ」第9弾!
  • ばけもの好む中将 十 因果はめぐる
    続巻入荷
    583円 (税込)
    「ばけもの好む中将」宣能の妹・初草は、文字に書き手の感情を読み取る〈共感覚〉を持つため読み書きができない。彼女のために、発明主婦である五の姉は便利道具の開発を始める。一方、宗孝は河原で瀕死の男を見つけ、宣能に知らせるわけにはいかない重大な秘密を知ってしまう。陰陽師の歳明とともに賊の目をかいくぐり都を右往左往する羽目になり・・・・・・。波瀾万丈の平安冒険譚、「ばけもの好む中将シリーズ」第10弾!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

ばけもの好む中将 平安不思議めぐり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    瀬川さんの小説、十数年ぶりに読みました(暗夜鬼譚シリーズにすごくハマってました!)
    暗夜鬼譚のような怪異だ、陰陽師だといった話を想像していましたが、いい意味で裏切られました。というか、裏切られても面白くていい話!
    平安時代を舞台にしながらもライトな文章でサクサク読めるのは相変わらずで。
    続編もあるよ

    0
    2018年02月12日

    Posted by ブクログ

    また、お気に入りのシリーズを発見♪
    ばけもの好きの中将様に振り回される宗孝。
    でも、今度こそ本当の怪異かと胸躍らせる中将宣能は、結局がっかりするはめになるという(笑)
    宣能の強引な言動に引きまわされる宗孝だけど、憎めないんだなぁ、これが。というより、ああいうの、かなり好きだったりする。

    魑魅魍魎跋

    0
    2016年10月29日

    Posted by ブクログ

    あーやっぱ妖怪系の話は楽しい!ワクワクする!
    私も立派な化け物好みだ。


    平安時代ものと言っても色んなジャンルの話があるもので。
    女性が主役になるのならやっぱり後宮の恋愛ドロドロがメインになるものが多いんだろうけど、じゃあ男性が主役になったら?と思って探して手に取ったのがこの本。
    十二人の個性的な

    0
    2024年08月21日

    Posted by ブクログ

    平安時代、怪異に興味がある中将と腹違いの姉達に振り回される貴族のお話

    以下、公式のあらすじ2種類
    ----------------------
    十二人の姉が居る以外は、ごく平凡な中流貴族の宗孝。御所に鬼が出たという噂を聞き、仲間たちと度胸試しで確かめに行くが、そこに居たのは怪異を愛する変人と名高い

    0
    2023年12月24日

    Posted by ブクログ

    怪異を愛する変わり者の左近衛中将に振り回される中級貴族の主人公。
    だけどこの主人公も(主人公の家)も変わっている。
    中将宣能と宗孝が怪奇を解決する話だけど途中ふふっっと笑えるところもあり楽しく読めます。

    0
    2022年10月06日

    Posted by ブクログ

    時代小説でしかも戦国時代以降と違って
    生活が想像しづらい古典の世界
    そんな平安時代を描いた作品だが
    コメディ要素があったり
    ミステリー要素があったりと
    名前の読みさえ慣れてしまえば
    読みやすい内容となっている連作短編集
    シリーズの第1作

    時代小説であり
    あまり描かれにくい平安時代を舞台に
    陰陽師だ

    0
    2022年02月28日

    Posted by ブクログ

    なんだこのやおいチックな主人公二人の関係は……! いや、なんとなく予感はしてましたけどね、ええ。「ばけもの」に遭遇したくてたまらないのに、なかなか出会えない中将が気の毒(苦笑)ながら、右兵衛佐との軽妙なやりとりを楽しめた。右兵衛佐には12人も姉がいるという衝撃の設定だけど、ただの設定ではなく、姉たち

    0
    2017年01月30日

    Posted by ブクログ

    設定は面白く、文章も上手くてテンポがいいので、あっという間にページは進んでいったのだが、最初の小編「仁寿殿の怪」、そして次の「角三つ生いたる鬼女」を読んだあたりでは、正直、プロットそのものにそれほどのフックを感じることなく、ただ口当たりがいいだけの連作集かな、と少々残念に近い思いを抱いていた。
    しか

    0
    2016年08月12日

    Posted by ブクログ

    4編からなる連作集でした。

    主役は宣能(のぶよし)さんですが、
    どちらかというと宗孝(むねたか)視点で書かれています。
    この宣能さん、左近衛中将という花形の職にあって、
    家柄も容姿も抜群なのに、ただ1つ難点あり。
    それが「ばけもの好む中将」と噂される程の怪異好きなことでした。
    この時代、物忌みやら

    0
    2017年10月14日

    Posted by ブクログ

    タイトルが「ばけもの」とあるし、平安時代なのでついつい陰陽師のようなものを期待して読んだら、ばけものは一才出てこず…。
    途中から初草が出できて、面白くなってきた。
    雰囲気としては「准教授 高槻彰良」を読んでいるような感じ。
    タイトルに「ばけもの」が無い方がすんなり読めた。

    0
    2024年05月05日

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