酒井順子の作品一覧

「酒井順子」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

2024/04/10更新

ユーザーレビュー

  • 平安ガールフレンズ
    平安時代の女性たち、煌びやかで上品で男性の一歩後ろにいるイメージを持っていたけど、そんなことはなく、本質的なところは今と変わらないことがわかって面白かった。個人的には和泉式部が気になる存在だった。不幸があっても突き進めて強いのか弱いのかよくわからないミステリアスさ
  • 鉄道無常 内田百けんと宮脇俊三を読む
    鉄道文學界の二大巨匠内田百けんと宮脇俊三の生涯を幼少期から晩年まで二人の作品から「鉄道好きの観光嫌い」、「トンネル」、「戦争」、「酒」などの共通するテーマを掬い上げて評伝に仕立てている。鉄道好きの物書きとしての偉大な先達二人への敬愛が素直に伝わり気持ちが良い読書ができた。
  • 無恥の恥
    「無知は罪なり」をモットーに生きているので、無知は恥でもあるのかな、と思い、タイトルに惹かれて買ったのですが、「無知」ではなくて「無恥」だった(笑)。
    著者が「恥ずかしい」と思うことについて、かなり辛辣につづったエッセイ。例えば、お金持ちの男とカオが良い女性のカップルを見ると、男はカオで相手を選び、...続きを読む
  • 金閣寺の燃やし方
    下からの視線の水上勉、上からの視線の三島由紀夫。水上勉は林養賢に同情的で、三島由紀夫はドライな見方をしている。これは、「五番ます夕霧楼」、「金閣炎上」と、「金閣寺」を読んだ時にも感じたことである。重松清氏の解説が秀逸である。
  • 負け犬の遠吠え
    2003年に刊行されて超話題となった酒井順子さんの本。ご存知の通りドラマにもなりました。

    20年前は自分がまだガキだったので「そんなもんかねー」っつう程度の印象。女性から見た男性としての自分のことを見つめ直したりは決してしなかったし、1人で生きる女性の心の中など想像しようともしなかった。
    今回読み...続きを読む

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