無恥の恥

無恥の恥

小説・文芸
800円 (税込)

4pt

4.3

SNS登場で激変! 「恥ずかしがり屋の日本人」はどこに消えた?
古来「恥の文化」を生きてきた日本人。SNS上で「自慢したい!」欲望が溢れ出し……古今東西の恥の感覚を陳列する抱腹絶倒の一冊。

※この電子書籍は2019年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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無恥の恥 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    中年とSNS、実によくわかる。感謝にテレない時代、同じことを思っていた。クールジャパンの痛さ、つらい。すべてヒトゴトではなく、常に恥の感覚・記憶と戦って、「穴があったら埋まりたい」「どこか遠くに行ってしまいたい」「ギャー」と思考がループする自分にとって、これほど日常的な恥の種類を丁寧にさらってもらって少し楽になった。少しだが。

    0
    2022年08月22日

    Posted by ブクログ

    兼好法師は、『徒然草』のなかで、そんな含蓄のあることを綴っていたのかあ、と思うと同時に、高校の時に習ったはずなのに、理解もしてなく覚えていない自分が恥ずかしくなるのでありました……。

    0
    2022年07月12日

    Posted by ブクログ

    私自身も恥ずかしさを感じやすいタイプで、最近は特に「恥ずかしい」と思う瞬間が増えた。
    そんなときは「自分と周りに期待しすぎていないかい?」と自分に問いかけたい。
    「恥ずかしい」と感じたら、必要以上に自分を縛らず、まあ日本人は先祖代々恥ずかしがり屋気質であり、その遺伝子には逆らえないし、いつか羞恥心もすり減っていくんだから、今は恥とうまく付き合っておこう、と、気楽にかまえておきたい。
    そして、いつか自分が歳を重ね、羞恥心が摩耗して、恥ずかしさから離れられる日を、辛抱強く待ってみることにする。

    0
    2026年02月15日

    Posted by ブクログ

    色々な恥があって、あー!分かる!って共感するものもありました。著者さんは年齢が高い方だと思うので、そこも気にする?みたいな世代間ギャップも感じ面白かったです。

    0
    2022年08月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「無知は罪なり」をモットーに生きているので、無知は恥でもあるのかな、と思い、タイトルに惹かれて買ったのですが、「無知」ではなくて「無恥」だった(笑)。
    著者が「恥ずかしい」と思うことについて、かなり辛辣につづったエッセイ。例えば、お金持ちの男とカオが良い女性のカップルを見ると、男はカオで相手を選び、女はカネで相手を選んだように見えて恥ずかしくなってしまう、など。みんな口では思っても言わないよね。すごい辛辣なこと書いてるんだけど、いちいち「そんなことを思う私がオカシイ」と断っているので笑える。
    SNSは自慢したい気持ちがバレバレで恥ずかしい。自慢に見えないようにさりげなさを装っていても、それがまた恥ずかしい。これもうなづけた。私もSNSに投稿をするけど、やっぱり自慢だよな。別に隠そうともしてない。おいしいものを食べた、楽しいことをした、面白いところに行った、景色がきれいだった、非日常を味わった、そんな内容を、記録のため~と言いながらSNSに投稿してるけど、友達に「いいねー!」と思ってもらいたいわけだし。うんうん、全く否定しないよ。恥ずかしいからやめた方がいいのね。でもやめられないな、どうしてかな(笑)。←私は昔から記録魔で、読んだ本行った場所食べたもの、色々記録したい派で日記をつけていたので、日記の代わりというのもある。自分の投稿を読み返すのも好き。非公開にして投稿すればいいのかも。それってSNSの意味あるかな(笑)。
    あと、すごく共感したのが、自己啓発本を読んでいる人が恥ずかしい、というの。私もすごく恥ずかしいと思うし、私は絶対に自己啓発本を読まないんだけど、職場に常にそれ系の本を持ち歩いている人がいるな。恥ずかしくないのかな。恥ずかしくないんだろう。だから堂々と持ち歩いて、見えるところに置いてあるんだ。なんならこんな本を読んでいる俺はカッコイイと思っているんだろうな。恥ずかしくない?って聞いたらえ?なんで?っていうだろうな。

    などなど、私としては共感できることが多くて、日頃思っていてなかなか言語化できないことだらけで痛快でした。

    0
    2024年01月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    確かに昭和世代は「恥を知る」文化だと思った。一人では恥ずかしくてごみ拾いができないのに、サッカー日本代表のサポーターという集団になるとスタジアムを清掃して世界を驚かせているのは言いえて妙。著者の、特定の人前で話すのは恥ずかしいが、不特定多数の見ず知らずの人の目に触れる下ネタ満載のエッセイを執筆することは恥ずかしくない……という感覚=センス・オブ・シェイムは、よく分からない。だが、著者や益田ミリさんのような、私と同年代の女性作家が好きなところをみると、同じ感性を持っているのかな?

    0
    2026年04月27日

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