老いを読む 老いを書く

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老後の不安と欲望をエネルギーに、百花繚乱の「老い本」ワールド――そこに映し出される私たちの無意識とは? 名エッセイストが読み解く「老い」のニッポン精神史。
先人・達人は老境をいかに乗り切ったか。

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老いを読む 老いを書く のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    昭和30年代から令和6年までの「老い本」(老いについて書かれた本)が、鋭く面白く解説されています。人生の先輩たちが、老いをどんな風に考えていたのか? おおいに参考になりました。まさに百花繚乱の、本と「老いスター」たち。

    ナルホドと思った一節。
    ・・・「竹取物語」は当時から、人々がいかに「老い」を厭

    0
    2025年06月16日

    Posted by ブクログ

    読むことはあまりしたくない私は、書くこともしないけれど‥‥ね。老い・・
    でもそんな年齢には、とっぷり浸かっています。
    この本に出てくる作家さんなどは、昔々からよく知っていて読んだり、見たり。
    なので面白く読みました。でも読んだだけ…
    まつわることは考えるときりのない不安を呼び寄せる…要注意。

    0
    2025年05月02日

    Posted by ブクログ

    本屋の目立つ所に陳列されることの多い「老い本」。平均年齢の上昇とともに増える老後の生活。その光と闇を書いた書籍の歴史を体系的にまとめ語る。
    「楢山節考」、「恍惚の人」、長谷川町子の「いじわるばあさん」など幅広いジャンルに注目。

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    老い本、一般用語として通用しそうだけど、周りに使ったら何それ?と。ただ、広島に行ったら哲代おばあちゃんの話になり、草笛光子はカッコいいしで、40代の自分でさえ、なんとなく手に取ってしまう老い本。老いにおける夫婦の在り方、性生活、夫、妻それぞれ先ゆかれた後の振る舞い方、はたまた老後資金まで、ひろーく見

    0
    2025年02月18日

    Posted by ブクログ

    多作?の著者の本の中では出色。
    多岐に渡る有名な高齢者がこれでもかって出てくる。
    江藤淳、城山三郎、永井荷風、カモカのおっちゃん、お聖さん、佐野洋子
    中野翠、黒柳徹子、沢村貞子、橋田壽賀子らの著作からのメッセージや発言がいっぱい載っていて読み応えがあって、もう少し年取ったらまた読む直したい。

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    一つ上の先輩にアタル、それも水上スキー部。
    最後の圧巻は年代別、最後の著作シリーズに関して一覧に纏めて有る事。

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    『楢山節考』から『大往生』、現代のSNSで活躍するご老人たちの著書まで、これまでの“老いスター”たちの著作とその流れを紹介した一冊。高齢化が進むのと並行してこうした老い本もどんどん増えているのだとか。面白い切り口で、最後まで楽しく拝読しました!

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    さすが、「負け犬」で名を馳せた、就職氷河期世代のフロントランナー、酒井さん。はや、初老の入口を見据えての「老い本」。
    子どもの頃読んでもらった、かぐや姫(竹取物語)や桃太郎。そして、古典の「枕草子」や「徒然草」に見る老人観。さらには、現代の「老本」の巨塔の作品を解説。単なる老人本でなく、現役世代の冷

    0
    2025年04月19日

    Posted by ブクログ

    なんとなく、高齢者向けの本が多いなとは思いながらも、このようにきれいに整理分析をされているのを見ると、なんとも時代の流れを感じることができた。
    筆者の文章の書き方のスタイルが好みだったのもあるし、とても興味を持ってあっという間に読み進めることができました。

    0
    2025年02月23日

    Posted by ブクログ

    老いの心理や悲しみや可笑しみを語る本を「老い本」と呼ぶのか。このトピックに目をつけて、とことんかみ砕いて分析する酒井のセンスは、まったく昔と変わらない。
    そういえば有吉佐和子『恍惚の人』は、面白い本であった。
    バブル期ごろ、酒井と同じようなエッセイストで、泉麻人もよく読んだのだが、最近は、はっと目を

    0
    2024年11月30日

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