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Posted by ブクログ
これも再読本。
このカバーデザインは、佐藤可士和さんです。
昔読んで名著!と感激して、どこかの
ビジネス読書会でお勧めしてしまった記憶あるのですが
改めて読んでもやはり名著。
本書で頻繁に出てくるキーワード、「いや汁」とか
「腐臭」など。
例えば、三十路過ぎた女性が親と同居している、と
語ったとき。
20代の女性のちゃんとした感とは違って、その
ちゃんとした部分から、そろそろ腐臭を発してきて
いる、という表現などはお見事。
改めて、酒井さんのうまさ、絶妙さは駄目を
掘り下げるときの微妙なさじ加減。
これ以上茶化したら不快になるという、ギリギリの
ラインでとどめているセンスが素晴らしいです。
本書の刊行は2003年でした
あれから10年。
負け犬はいずこへ、と考えたけど
いまでは”おひとり様”というくくりなのかな。
いずれにしても彼女たち
負け犬はどう進化(退化?)していっているのか。
今こそ、
本書の続編を期待してしまいます。
最後に、単行本ではなかった、男性を交えた対談、
そして林真理子のうまい解説もあるので
文庫版を読むことをお勧めします。
Posted by ブクログ
負け犬=未婚、子ナシ、三十代以上の女性のことを指す
2004年の流行語大賞トップテン入りし、ドラマ化もされたらしい。
著者酒井順子さんの「家族終了」が面白かったので、タイトルでチョイスした本書でしたが、まあよくぞ「負け犬」というワンテーマでここまで書ききったなと感心するばかりです。もう20年前の本なので、当時の時代感と現在では少し違うのかも知れませんが、より未婚化が進んでいる現在の方が先鋭化されている状況と言えるかも知れません。
40代既婚オジサンからすると、真ん中辺にあったコラム・オスの負け犬で、30代半ば以降の未婚男性にはこういう問題がある5類型が面白かったです。自分も結婚してなかったらこうなってただろうなと思います。まあ、男の場合は未婚でも負け犬みたいな呼ばれ方はされないので、そういう人生もありなのかなとは思いますが。
Posted by ブクログ
2002年に連載されたエッセイを編集したもの。現在にも続く「勝ち組、負け組」のさらに前に出現し、話題となった「負け犬」についてのエッセイ集。
筆者曰く、「どんなに美人で仕事ができても三十代以上、未婚、子ナシ」は負け犬と定義している。筆者自身がまさにその定義に当てはまっていた頃で、自虐・自戒も含め「負け犬」の生態をさらけ出す。「時間もお金も自由!」という思想は「遠吠え」に。定義の内容から当然のように男性側の対応とも深く関わってくる。
女と男のホンネをこれでもかとさらして、三十代の頃「オスの負け犬」だった私も苦々しく、しかし何度も笑わされながら読んだ。笑いの中にも「少子化対策は女性への対策だけでなくダメ男の矯正の方が効果がある」という提言(?)には唸らされた。確かに、その通りだw
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