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嫁がず、産まず、この齢に。負け犬、今なお増殖中! 日本を揺るがしたベストセラーが文庫に! どんなに美人で仕事ができても、30代以上・未婚・子ナシは「女の負け犬」なのです! 鋭い分析と、ユーモア溢れる文章で、同世代の本音を描き出した超ベストセラー。国内外で話題騒然、大論争にも発展した、講談社エッセイ賞、婦人公論文芸賞受賞作。〈文庫版特典「オス負け犬たち4人との座談会」を収録〉(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
競争社会が是となっている世間で流布される "勝ち組" "負け組" という言葉の分断を忌み嫌う私は、本書に記される "勝ち犬" "負け犬" という女性のあり方の是非を問いただす主題に当初は戸惑うも、その礎にある男性優位や因...続きを読む習の滑稽が絶妙な例え話を加味しながら露呈していく過程に喝采を送りたくなる。すると次第に競争ヒエラルキーの愚かさや前例踏襲の狭義が女性の足枷になっていることに気づく。比べることの無意味さを、遠吠えとして締めくくる構成が巧い。男女問わず読み応えがある。
2003年に刊行されて超話題となった酒井順子さんの本。ご存知の通りドラマにもなりました。 20年前は自分がまだガキだったので「そんなもんかねー」っつう程度の印象。女性から見た男性としての自分のことを見つめ直したりは決してしなかったし、1人で生きる女性の心の中など想像しようともしなかった。 今回読み...続きを読む直して分からなかった女性の様々な感覚も少し分かるようになった気もします。 ちょうど20年ということでインタヴューなども読みましたが酒井さん。本当に思考のセンス抜群です。 今の時代を生きる負け犬さん達にも是非お読み頂きたい一冊でございます。
これも再読本。 このカバーデザインは、佐藤可士和さんです。 昔読んで名著!と感激して、どこかの ビジネス読書会でお勧めしてしまった記憶あるのですが 改めて読んでもやはり名著。 本書で頻繁に出てくるキーワード、「いや汁」とか 「腐臭」など。 例えば、三十路過ぎた女性が親と同居している、と 語ったと...続きを読むき。 20代の女性のちゃんとした感とは違って、その ちゃんとした部分から、そろそろ腐臭を発してきて いる、という表現などはお見事。 改めて、酒井さんのうまさ、絶妙さは駄目を 掘り下げるときの微妙なさじ加減。 これ以上茶化したら不快になるという、ギリギリの ラインでとどめているセンスが素晴らしいです。 本書の刊行は2003年でした あれから10年。 負け犬はいずこへ、と考えたけど いまでは”おひとり様”というくくりなのかな。 いずれにしても彼女たち 負け犬はどう進化(退化?)していっているのか。 今こそ、 本書の続編を期待してしまいます。 最後に、単行本ではなかった、男性を交えた対談、 そして林真理子のうまい解説もあるので 文庫版を読むことをお勧めします。
どんなに仕事が有能でも、美人でモテモテでも、30代で独身、子無しの女性は負け犬。シングル女性にとってはなんとも屈辱的な定義なのですが、自身も負け犬を自認する著者の、なんともユーモアな語り口についつい笑わされてしまう。 もちろんただの惨めな自虐に終わっておらず、後輩世代への「負け犬にならないための十か...続きを読む条」そして、同世代以上の「負け犬になってしまったからの十か条」によって、女性陣ひいてはオス負け犬こと男性にも、温かなエールを送るところに愛を感じてしまう。エッセイストとしては独特のおかしみがあり、逸品だと思う。 ただし、ここでいう負け犬も勝ち犬も、きわめて限られた上流層のなかでの勝ち負けであることをお忘れなく。
よかった!! 本当に、面白かった、っていう感想がぴったり 負け犬なんて人ごと♪と勝ち犬への方程式をクリアしていくのか、 負け犬になるべくして、心の準備体操をはじめるか。 備えあれば憂いなし
負け犬=未婚、子ナシ、三十代以上の女性のことを指す 2004年の流行語大賞トップテン入りし、ドラマ化もされたらしい。 著者酒井順子さんの「家族終了」が面白かったので、タイトルでチョイスした本書でしたが、まあよくぞ「負け犬」というワンテーマでここまで書ききったなと感心するばかりです。もう20年前の本な...続きを読むので、当時の時代感と現在では少し違うのかも知れませんが、より未婚化が進んでいる現在の方が先鋭化されている状況と言えるかも知れません。 40代既婚オジサンからすると、真ん中辺にあったコラム・オスの負け犬で、30代半ば以降の未婚男性にはこういう問題がある5類型が面白かったです。自分も結婚してなかったらこうなってただろうなと思います。まあ、男の場合は未婚でも負け犬みたいな呼ばれ方はされないので、そういう人生もありなのかなとは思いますが。
2002年に連載されたエッセイを編集したもの。現在にも続く「勝ち組、負け組」のさらに前に出現し、話題となった「負け犬」についてのエッセイ集。 筆者曰く、「どんなに美人で仕事ができても三十代以上、未婚、子ナシ」は負け犬と定義している。筆者自身がまさにその定義に当てはまっていた頃で、自虐・自戒も含め「...続きを読む負け犬」の生態をさらけ出す。「時間もお金も自由!」という思想は「遠吠え」に。定義の内容から当然のように男性側の対応とも深く関わってくる。 女と男のホンネをこれでもかとさらして、三十代の頃「オスの負け犬」だった私も苦々しく、しかし何度も笑わされながら読んだ。笑いの中にも「少子化対策は女性への対策だけでなくダメ男の矯正の方が効果がある」という提言(?)には唸らされた。確かに、その通りだw
どこで、紹介されていたのかは不明ですが、最近の時世を考える系の本として紹介されていたような気がします。 面白かったです。 30代以上の独身女性を「負け犬」、既婚女性を「勝ち犬」として書かれたエッセイ。 私、既婚子持ち女性ですが、 内館牧子さんや有働由美子さんなど、独身女性の書くエッセイが昔から好...続きを読むきです。 なんでだろう? 潔い爽快感があるからかな? 巻末の林真理子さんの解説を読むと… この本、出版された当時、かなり話題だったんですね。 私、林真理子さんも好きです。
独身、結婚、出産育児。 女性の関係が今までと変わっていくことの描写がぐっときた。 「同じ日本語を話すので相手の話の意味は理解できるけれど、その話に対して心の底から共感し、分かち合うことがどうしてもできないのです。これは、かなり寂しい感覚です。」 友人と話していても前ほど楽しくないなって思っていた...続きを読むモヤモヤを 言葉にしてもらったように思った。 わかるわかる、それはちょっと違わない?と 作者とお酒を飲む気分で読んだらすごく楽しいと思う。
「二十二歳だった私が独身のまま、一年また一年と歳をとった結果、三十五歳で独身の女となったのです。」 「負け犬」を広めた本。 「負け」という単語があるが、それは女の幸せという観点から。 女の幸せとは、出産・子育てだという。
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負け犬の遠吠え
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酒井順子
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