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日本で最も古く、最も有名な恋愛長編小説、『源氏物語』。30歳を過ぎて原文で読み始めた著者は、ある時、思う。「これは、作者である紫式部が、秘めた『欲望』を吐き出すために書いた物語なのでは」と。「秘密をばらしたい」「ブスを笑いたい」「専業主婦になりたい」などなど、20の「欲望」から読み解く、まったく新しい『源氏物語』解説書。古典がぐっと身近になる、笑いとうなずきに満ちたエッセイ集。
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ楽しかった。源氏物語読みたいなと思いつつ読まずにきてたけど、今すぐ読みたくなった。 すごい共感できるフレーズばっかりで原作に期待しか持たせないエッセイ。
もう何度読んだかわかりませんが、再読。 源氏物語読んだけど難しかった、という人も、源氏物語って古くて難しそう、という人もぜひ読んでほしい本です。 全然難しくないじゃん、今と悩みは同じじゃんと思うはずです。 平安の時代と違って、人生を自分で選択できる時代に生きる私たちは、選択できる辛さも感じながら、選...続きを読む択できることを楽しんで自分だけの人生を歩んでいきたいものだと思ったところです。
源氏物語をいろんな観点でみるのは、とても興味深いです。 紫式部の人生を辿ると、源氏物語がもっと奥行きのある作品になります。
紫式部って清少納言と比較されては、みんなからじめじめっとした性格でちょっとな…て言われてた人でしょ、なーんて自分の考えが残念に思えた!知的で真面目な女性だったのだ。 そんな性格が息苦しかったひとりの女性が、文字通り、欲望を詰め込んだ物語が、源氏物語。ただのイケメン浮気物語ではない。まーた自分の勝手な...続きを読む考え方に、残念!
共感する。 自分の欲望をストレート出さずに登場人物にさせてスッキリする手法に、改めて紫式部の凄さを感じる。 三浦しをんの解説もいい。
本屋さんでタイトルに目がとまり、思わず手に取りました。 紫式部の決して表に出すことができない心の内にある欲望や願望などを代弁させるがごとく描かれたのではないかと。でも、本著を読んで、私が思ったのは、紫式部同様に著者である酒井順子さんの欲望でもあるという事。 何度かトライするもいつも挫折してしまう源氏...続きを読む物語。大まかなあらすじがわかったところで、まずは現代語訳のでも読んでみようかなぁ。いろんな方が書かれてるけど、どなたのがいいだろう。
紫式部は、どのような気持ちで、光源氏の人物設定を考え、動かしたのでしょうか。源氏物語が政治的に利用されていたことはよく知られていますが、紫式部自身が物語の筋をどのように考えたのかということは、想像にゆだねられる部分が大きいと思います。作者は、「紫式部は、自分自身の欲望を光源氏に行動に移させることで満...続きを読むたしていったのだ」という大胆な仮説を立て、源氏物語の様々な場面をエッセイ形式で紹介しています。 作者の、女性ならではの鋭い指摘やユーモアセンスに、思わず笑ってしまいます。
なかなか筆者である紫式部がどのような欲望から源氏物語を書いたのか考えることはなかったので面白い視点から読めた。強引に迫られたい、出家したい、待っていてほしいはよくわかる。常々思っていたのは、紫式部が源氏に対して愛がないなぁということ。それも、もしも道長=源氏だとするとなんとなくわかる。愛も憎しみもあ...続きを読むるということなのだろうか。最後の最後で源氏を1人取り残す形をとったのはつまり紫式部の愛と憎しみの結果だと思うわけです。
私のような古典素人には、源氏物語を原文で読むというのはとてもハードルが高いのだけれど、幸いなことに、いくつもの現代語訳が出ている。 漫画もあるし。 それを読むと、平安時代も現代も、男女の有り様や、働く女性の有り様など、あまり変わっていない事が分かる。 そして、女流作家の有り様も。 創作活動というも...続きを読むのは“書きたい!”という衝動があるから起こるのである。 何が書きたくて、紫式部はこのエピソードを書いたのか? そういう本。 源氏物語はよく分からない、という人にオススメしたい入門書の一つである。
すっごい面白かった。 紫式部の「欲望」に焦点を当てて、源氏物語を解説したもの。 あらすじは知っていても、なんとなく遠い存在だった源氏物語が、酒井順子の視点で、見事に私たち女子の身近になった感じ。「そういう見方で読むとこんなに面白かったのか!!」と目からウロコ。 そして三浦しをんの解説も素晴らしい。「...続きを読むそうそう、こういうことを言いたかったのよ!」って、ガンガンうなづく。作家やエッセイストって、視点だったり文章力だったり、ほんと一流だな……と思った本だった。
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