ユーミンの罪

ユーミンの罪

1,023円 (税込)

5pt

ユーミンの歌とは女の業の肯定である――ユーミンとともに駆け抜けた1973年からバブル期の時代と女性達を辿る、著者初の新書。ユーミンが私達に遺した「甘い傷痕」とは? キラキラと輝いたあの時代、世の中に与えた影響を検証する。 ※本書は「小説現代」2012年1月号~2013年8月号に連載された「文学としてのユーミン」を改題、大幅に加筆したものです。

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ユーミンの罪 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     タイトルの「ユーミンの罪」とは何か?あとがきまで読めば判明するが,松任谷由実さん本人はおそらく,「私,何か悪いことしたかしら?」と苦笑するだろう。
     著者のように,ユーミンに「救われてきた」人も,そこまでとは言わずとも,多少なりユーミンの曲を知っている人にも,読みやすい新書である。著者自身は,19

    0
    2017年03月07日

    Posted by ブクログ

    「小説現代」連載時の題名が「文学としてのユーミン」…でも酒井順子初の新書として「ユーミンの罪」に変更して大正解!パンドラは箱を開け、アダムとイブは林檎を食べ、もう元にもどれない時代をつくってしまう、そんな不可逆過程の原罪こそが彼女の本質、と言っているようです。本文中にもユーミンと社会の関係をミラーボ

    0
    2014年07月22日

    Posted by ブクログ

    酒井順子(1966年~)氏は、東京都生まれ、立教女学院小、中、高を経て、立教大学社会学部卒。高校時代から雑誌「オリーブ」にエッセイを寄稿。博報堂勤務、生活総合研究所客員研究員を経て、フリーランスのエッセイストに。『負け犬の遠吠え』で講談社エッセイ賞(2004年)受賞。
    本書は、松任谷由実(ユーミン)

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    論拠に無理がない。ほんとそう! と首肯。
    自分が松任谷由実になってから聴かなくなった理由もわかった。
    彼氏のスペックが女子のヒエラルキーに直結する現実の気持ち悪さをユーミンの曲(歌詞)から感じたのね。
    りっぱな論文でした。

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    ユーミンはあまり聴いたことがなく、リアルタイムなバブル世代ではないため、著者との感覚と思い入れの違いはあったものの、ひとりのシンガーソングライターの歴史と移り変わりを追った好著だと思う。中学生の頃、ユーミンのオールナイトニッポン聴いていました。なつかしい。

    0
    2019年05月10日

    Posted by ブクログ

    「負け犬の遠吠え」で名前を売った酒井さんの本。2013年なんで新しくもないか。
    内容はデビュー時からのアルバムで章分けし名曲に連ねたエッセイなんだけど、個人的にユーミン好きということも有り一気に読んでしまった。
    帯にある「ユーミンの罪とは女の業の肯定である」というのは甚く名言であると思う。

    0
    2018年08月24日

    Posted by ブクログ

    1973年のデビュー・アルバムから1991年の『DAWN PURPLE』までのアルバムレビューを通してユーミンの深層を追う。初期の頃の少女のとして輝き、助手席志向などは共感できることも多いし、情報収集も十分で参考になることも多い。また、女性の生き方にユーミンの歌詞の世界がいかに関わってきたがという視

    0
    2016年09月28日

    Posted by ブクログ

    ユーミンについてデビューから20枚目のアルバムまで丹念に分析した一冊。

    自分はユーミンをリアルタイムで聞くようになったのは80年代後半以降だったので、それ以前の彼女のアルバムについては全然知らず、「時代とともに歩いている」みたいな印象しかなかったので、とても面白かった。

    0
    2016年07月20日

    Posted by ブクログ

    1960年生まれの私にはその時にはわからなかったことが、今この本によって解説されおおいに納得することが沢山ありました。
    男性の人生はそんなには大きな変化はなかったようにも思える70年代以降でありましたが、女性は大変な変容であったことが良くわかりました。

    0
    2015年02月11日

    Posted by ブクログ

    ユーミンは中学生〜大学生まで聞いていた。まさに「ひこうき雲」から「DAWN PURPLE」までで、それ以降は聞かなくなってしまった。酒井さんが「罪」というのがピンと来ないのは、わたしがフツーに(フツーじゃないけど)2回結婚して母親になったことが関係してるのか。どれもこれも懐かしくて、歌詞も鮮明に覚え

    0
    2014年12月23日

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