あらすじ
ユーミンの歌とは女の業の肯定である――ユーミンとともに駆け抜けた1973年からバブル期の時代と女性達を辿る、著者初の新書。ユーミンが私達に遺した「甘い傷痕」とは? キラキラと輝いたあの時代、世の中に与えた影響を検証する。 ※本書は「小説現代」2012年1月号~2013年8月号に連載された「文学としてのユーミン」を改題、大幅に加筆したものです。
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タイトルの「ユーミンの罪」とは何か?あとがきまで読めば判明するが,松任谷由実さん本人はおそらく,「私,何か悪いことしたかしら?」と苦笑するだろう。
著者のように,ユーミンに「救われてきた」人も,そこまでとは言わずとも,多少なりユーミンの曲を知っている人にも,読みやすい新書である。著者自身は,1970年代の荒井由実時代からユーミンソングを聴き続けてきただけに,歌詞の解釈には40年の熟成感を味わえる。
その的を射た表現として,「助手席性」という言葉がある。著者によると,それは「ある行為を主体的にする人がいる時,「その行為に参加はしないが,賛同し,共にいる」という姿勢」(64頁)だという。「ロッヂで待つクリスマス」のほか,「中央フリーウェイ」や「ノーサイド」など,80年代の発売曲に登場する女性は,こうした「助手席性」を備えている。ユーミンソングのいま一つのキーワードは「つれてって」(103頁)である。そして,その最高峰が「恋人はサンタクロース」にある点は,人口に膾炙するところである。こうした外見的には受身の姿勢を見せながら,内面的にはオトコとのリードを駆け引きしている女性像は,その結末が幸福であれ,不幸であれ,『逆演歌』(237頁)なのだという。
著者は1991年に会社を辞め,無所属となる転機を迎えると,1990年代には「ユーミンのアルバムを以前のように追わなくなった」。このため,本書の解説は,同年発売の「DAWN PURPLE」をもって終了する。その理由として,「ユーミンの歌というのは所属している女」のための歌」であり,「何らかの集団に所属し,守られている女性が聴くべき歌」(270頁)であるからこそ区切りをつけたかったというニュアンスを残す。ただ,ユーミンの90年代はメディアとのタイアップを強化し,J-POPに組み込まれていく時代でもあった。そういう点では,ユーミンソング自体も,バブル崩壊後の時代に適応した「何らかの集団への所属」を求めていたのかもしれない。
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「小説現代」連載時の題名が「文学としてのユーミン」…でも酒井順子初の新書として「ユーミンの罪」に変更して大正解!パンドラは箱を開け、アダムとイブは林檎を食べ、もう元にもどれない時代をつくってしまう、そんな不可逆過程の原罪こそが彼女の本質、と言っているようです。本文中にもユーミンと社会の関係をミラーボールとその煌めきを映すもので比喩をして、どっちがどっちかわからない、との記述がありますがその共犯関係の一体感こそが取り上げられている時代のときめきだったのだと思います。そこから発せられる甘い香りにわれわれ男子も吸い寄せられたよなぁ…逗子マリーナも苗場プリンスも聖地でした。立川談志の落語が人間の業の肯定といったことに並べてユーミンの音楽が女性の業の肯定といっているところが題名と違って内容は断罪ではなく愛に満ち溢れた記憶の旅になっている理由です。作者もユーミンのいた時代を肯定し、ユーミンに肯定されていた自分を肯定しています。そこにあるのが後悔なのだとしたらパンドラでありイブなのですが、前を見ているだとしたら何回でも挑戦するイカロスでありめげないプロメティウスなのかもしれません。平均寿命が男性より長い国において、これから新しく女性が立ち向かう事態に対して不滅に箱を開け続けて欲しい、とアダムは思います。
Posted by ブクログ
ユーミンに与えられた影響をこれほど細かく分析できるなんて、さすが酒井順子!
助手席に座る人生の肯定、男に縛れらない人生の肯定・・・
結局晩婚化、少子化の一端がこのへんにアリということになるかもしれないけれど、当のユーミンがこの本を読んだら、絶対に「その通り!」とは言わない気がする。
時代の先読み、時代の空気感に対する鋭すぎる感覚などは、ユーミンが無意識にできてしまえることをしか思えない。
結果日本の女性たちにどんな影響を与えようが、ユーミンにとっては大した問題ではないのでは・・・
しかし歌詞を読むと、ほとんど自然に曲が頭に浮かぶ私も「かなりユーミン好き」なのだなあ、と思う。
昨年出た最新アルバムが、再び「いい!」と思えちゃうあたり、ユーミンもすごいが、私も飽きないヤツだと思う。
Posted by ブクログ
酒井順子(1966年~)氏は、東京都生まれ、立教女学院小、中、高を経て、立教大学社会学部卒。高校時代から雑誌「オリーブ」にエッセイを寄稿。博報堂勤務、生活総合研究所客員研究員を経て、フリーランスのエッセイストに。『負け犬の遠吠え』で講談社エッセイ賞(2004年)受賞。
本書は、松任谷由実(ユーミン)の楽曲を通して、高度成長期の1970年代から、バブルが崩壊した90年代初頭までの、日本の女性の生き方や価値観の移り変わりを読み解いた評論的エッセイ集で、アルバム「ひこうき雲」(1973年)から「DAWN PURPLE」(1991年)までの20作品が取り上げられている。
私は、酒井氏とほぼ同世代の男性で、所謂ニューミュージック(今でいうシティポップ)の全盛期に学生生活を送ったが、(男性なので、ユーミンよりも山下達郎や角松敏生を好んで聞いたが)たまたま新古書店で本書を目にし、手に取った。
ひと通りページを繰って、様々な意味で懐かしさが込み上げてくると同時に、「なるほどね」、「確かにね」と首肯すること数多であった。
まずは、帯にもデカデカと書かれている「ユーミンの歌とは女の業の肯定である」という点。ユーミンの歌の歌詞は、恋愛、結婚、自己愛、自立、嫉妬などの女性の内面や社会的な立場について、赤裸々に描きつつ、それを肯定してくれたのだという。著者があとがきで紹介した、ある四十代の独身女性の「ユーミンは、救ってくれすぎたんですよ」という言葉(よって、本書の題名は「ユーミンの“罪”」なのだ)は、目から鱗であり、衝撃的ですらあった。
また、「中央フリーウェイ」(1976年)に象徴される「助手席」(ユーミンは、その後結婚する松任谷正隆氏の運転する車の助手席に座って、中央高速を競馬場やビール工場を見ながら、八王子に送ってもらっていたのだ、と著者は語る)、「恋人がサンタクロース」(1980年)に象徴される「つれてって文化」等のキーワードは、まさに当時の社会・文化の一面を強く映し出したものである。
当時の(東京の)若者の流行や消費文化を描いた象徴的な文学作品としては、田中康夫の小説『なんとなく、クリスタル』(1980年)が思い浮かぶが、ユーミンの歌は、そこに登場する若者の等身大の心の内を代弁したものとも言えるのかもしれない。
更に、本書の特色の一つとして、著者自身がユーミンと同じ女子中・高出身(ユーミンは立教女学院から多摩美術大学へ進んだ)ということがあり、考察における具体性・リアリティを高めている。
ユーミン・ファンは言うまでもなく、当時の社会文化に関心がある向き(特に、当時をリアルタイムで生きた世代)には、興味深い一冊と思う。
(2025年5月了)
Posted by ブクログ
論拠に無理がない。ほんとそう! と首肯。
自分が松任谷由実になってから聴かなくなった理由もわかった。
彼氏のスペックが女子のヒエラルキーに直結する現実の気持ち悪さをユーミンの曲(歌詞)から感じたのね。
りっぱな論文でした。
Posted by ブクログ
ユーミンはあまり聴いたことがなく、リアルタイムなバブル世代ではないため、著者との感覚と思い入れの違いはあったものの、ひとりのシンガーソングライターの歴史と移り変わりを追った好著だと思う。中学生の頃、ユーミンのオールナイトニッポン聴いていました。なつかしい。
Posted by ブクログ
「負け犬の遠吠え」で名前を売った酒井さんの本。2013年なんで新しくもないか。
内容はデビュー時からのアルバムで章分けし名曲に連ねたエッセイなんだけど、個人的にユーミン好きということも有り一気に読んでしまった。
帯にある「ユーミンの罪とは女の業の肯定である」というのは甚く名言であると思う。
Posted by ブクログ
1973年のデビュー・アルバムから1991年の『DAWN PURPLE』までのアルバムレビューを通してユーミンの深層を追う。初期の頃の少女のとして輝き、助手席志向などは共感できることも多いし、情報収集も十分で参考になることも多い。また、女性の生き方にユーミンの歌詞の世界がいかに関わってきたがという視点は男性のワタシにはあまりないので、新鮮でもあった。彼の部屋にピアスを落としておくなんて、褒められたことではないのだけど、それを歌にすることで容認してしまう。それはユーミンの罪なのではというのはもっともである。
最後にそのあたりのことをまとめて書いているので、少し引用。
『ユーミンは救ってくれすぎた。本来ならばもっと落ち込んでいたかもしれない人生の危機も、ユーミンのお陰で何とかくぐり抜けてきました。』
『ユーミンが我々にしてくれたことは、すなわち「肯定」です。』『「ユーミンの歌とは女の業の肯定である」と言うことができましょう。』『「もっともっと」の渇望も、そして嫉妬や怨恨、復讐に嘘といった黒い感情をも、ユーミンは肯定してくれました。』『私達は女の業を解放することに罪悪感を持たずにすんだのです。』
『女が内包するドロドロしたものを全て肯定し、ドロドロをキラキラに変換してくれた、ユーミン。私達は、そんな風に甘やかしてくれるユーミンが大好きでした。』
『ユーミンは、私が初めて出会った「大人になってもおばさんにならない女性」でした。』『もしかするとジブもそうなる子とができるかも、という可能性を、ユーミンは示してしまったのです。』
『ユーミンは、覚悟と自信とともに、堂々と「永遠」を求めす。』『「永遠なんて、手に入るわけがない」と思い込むことによって面倒を回避している自分が、卑怯にも感じられのです。嗚呼、そんなふうに思わせるのもまた、ユーミンの罪。』
鋭い読解力が面白く、酒井順子はやはり只者ではないと思うのだが、無理にまとめてる気配と「小説現代」の連載をまとめたものなので単調になってしまってるところがある。
Posted by ブクログ
ユーミンについてデビューから20枚目のアルバムまで丹念に分析した一冊。
自分はユーミンをリアルタイムで聞くようになったのは80年代後半以降だったので、それ以前の彼女のアルバムについては全然知らず、「時代とともに歩いている」みたいな印象しかなかったので、とても面白かった。
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1960年生まれの私にはその時にはわからなかったことが、今この本によって解説されおおいに納得することが沢山ありました。
男性の人生はそんなには大きな変化はなかったようにも思える70年代以降でありましたが、女性は大変な変容であったことが良くわかりました。
Posted by ブクログ
ユーミンは中学生〜大学生まで聞いていた。まさに「ひこうき雲」から「DAWN PURPLE」までで、それ以降は聞かなくなってしまった。酒井さんが「罪」というのがピンと来ないのは、わたしがフツーに(フツーじゃないけど)2回結婚して母親になったことが関係してるのか。どれもこれも懐かしくて、歌詞も鮮明に覚えてる。自分のその時々の状況に、何度ユーミンの歌詞を重ねてきたことか!今改めて聞いてもまったく色あせてないですね。はい、この本がきっかけで改めて聞いてます。
Posted by ブクログ
あらためて読み解くと、
ユーミンって女性全般を先導してたのか、と気づかされる。
良い意味でも悪い意味でも
今の時代に影響を与えてる。
今度は酒井さんの今を読んでみたい。
Posted by ブクログ
一番の収穫は…ってこともないか、一番驚いたのは、
酒井さんが中高とユーミンの後輩にあたるということ。
酒井さんの通っていたのは女子中高で、
それこそ“遠吠え”する人が多いという話がよくエッセーで出てくるのだけれど、
早婚のユーミンがその女子中高出身!
酒井さんとほぼ同世代の私ももちろんユーミンに親しんで生きてきたのだけれど、
酒井さんほど全部を聴いていたわけじゃないんだな~ってわかった。
そして私はどちらかというとオフコース方面へ走ったんだったよなあと懐かしく思い返したりして。
この酒井さんの本ではユーミンの歌詞と時代背景などを重ね合わせて、詩の意味、歌の存在意義を紐解いていく感じが面白かったけど、もっと私がユーミンの曲を知っていたら、
もっともっと楽しかったに違いない。どんなジットリした内容もユーミンはさらっと仕上げる除湿機能を持っている…というような解説にナルホドと思う。
ということで、同じ感じでオフコース版も酒井さん出してくれないかなあ。
絶対(世代的に)聴いていたと思うのよね。
Posted by ブクログ
アルバムから読み解く、ユーミンについての精神論とかおよびその影響をされて生きてきた女性たちについてかいてあった。
曲のとらえ方が違うなと思えるのは、それだけユーミンの曲がこれってあたしの事??と長いこと支持されてきた結果だとも思えた。
しかし・・・ハマっていない人間ですら、ユーミンの影響があるのだとしたら、どっぷり小学校からハマってしまった私なんかどうなるんだろ???マンガとかも好きだから余計に夢見る夢子になってしまっている自分がいるわ。。。
つまりこの本は、どんなに辛い失恋をして別れがあっても隣には優しく励ましてくれるユーミンがいたから、本当の意味でのさみしさを感じてないから一人で頑張っちゃってる女性が多くなってしまっている。。。晩婚、少子化の影響に少なからずユーミンが関係しているのではないかという、つまりそれがユーミンの罪だと。。。。
はぁぁあ~これは私の為の本ではないかと思うと、ちょっとぞっとするところもあり、、、それを否定すると自分の歴史を否定することにもなるからできないのだけれど。。。。あるあるを言葉に文章にできる作者はすごいなと思えた作品。でも面白かった。
Posted by ブクログ
ユーミンのデビューアルバムからバブル期まで、ユーミンの曲と世の中や女性の生き方の変化を分析している。バブル期以前の女性の生き方を"助手席性"と述べているのが印象的であった。
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刹那の快楽を積み重ねることによって永遠を手に入れることが出来るかもしれないと夢想するようにさせたい罪。
ユーミンの歌詞からその世界観、世界の切り取り方をこれでもかと説明する。
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3.5 松任谷由実の解説本。彼女の功績をアルバムごとに分析している。従属的女性の生き方からの脱却を果たしたというように読める。恋愛が人生の全てではない。そう思う。人生を彩ってくれるものではあるけどね。
Posted by ブクログ
『昨晩お会いしましょう』から『DAWN PURPLE』まで毎回発売を楽しみにアルバムを買っていた者としては、読まないわけにはいかないでしょうと、この本の発売時に思っていましたが、それっきり忘れていましたね。今更ですが一応読んでおこうかと。
もともと雑誌の連載とはいえ、全体的に雑誌向けのネタ感が強いです。「助手席性」「軍歌」はなるほどと思いましたし、歌詞の解説、解読はそのとおりかもしれないけど、改めてそれを書かれても、だから何?みたいな。いわゆる同人誌的な、おもしろいと思えない消化不良な感じだけが残りました。
言葉には刷り込みの力があって、深く考えずに聴いていても影響を受けることはあると思う。しかし私自身の恋愛はユーミンの歌と重なる部分はあまりないし、踊らされたかのような経験もないです。改めてわかったのは、私は単に音楽作品として好きだったということ。好きだからといって歌詞が描き出す世界の価値観にライフスタイルまで影響されるわけじゃない。
バブル崩壊まで音楽ビジネスは大盛況で、他にも同等かそれ以上の大物ミュージシャンは何人もいたんだし。確かにユーミンは女性のトレンドを歌に取り入れるのは上手だったと思うけど、何をもって罪なんだかさっぱりわからない。売るための煽り文句でしかない。繰り返しになるが雑誌向けのネタで読み捨てレベルのものでしかない。
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S47・1972デビュー、高度成長・バブル・均等法、ライフスタイルが大きく変化する時代の伴奏曲として女性の様々な生き方を肯定してくれた。大きな罪は、キラキラと輝く世界を追って、ずっとこのまま走り続けていられるに違いないと私たちに思わせたこと。
こうしてリストアップするとすごい時代感覚だったのだなと。渦中の経験もリアル。
Posted by ブクログ
ユーミンのデビューアルバムからバブル期までに発売された
アルバムを紐解いた本。
時代とともにあったユーミンの歌。
いや、ユーミンの歌が時代を作ってきたとも言える?
【ユーミンファン】以外の人は、決して読まないでください。
「アルバム」
選定されたアルバムタイトルや曲の順番にもアーティストの
思いが込められてるんだなぁ。
(シャッフルして聴くなんて以ての外だな)
「ユーミンの歌とは女の業の肯定である」
「ずっとこのまま、走り続けていられるに違いない」
と私達に思わせたことが、ユーミンの犯した最も大きな罪なのではないか。。。
(本文より)
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ユーミンのアルバム毎に対するエッセー・評論が書かれている。
ユーミンの曲にどっぷりな人にはよかったのかも。
私は数曲しか知らないので、ピンと来なかった部分もあった。
(時々おじさんたちとカラオケに行くときにユーミンを選んだりする程度)
(1985年生まれ)
Posted by ブクログ
1973年の『ひこうき雲』から1991年の『DAWN PURPLE』まで、新井由実(松任谷由実)の20作のアルバムと、ユーミンに導かれた著者自身の来歴を振り返りつつ、ユーミンの時代とその時代を生きた女性について論じた本です。
1966年生まれの著者は、男女雇用機会均等法によって女子総合職に就いた最初の世代です。本書は、そうした著者自身がユーミンの歌に見た「夢」とその後の帰趨が描かれており、いわば当事者による80年代論になっています。
当事者に限らず、女性にとっての80年代とは何だったかを回顧する論考は、多くの人びとが語っています。その意味ではあまり目新しさは感じなかったのですが、平明な「ですます調」の語り口で著者自身がこの時代をどのように生きたのかということを客観視して語る著者のスタンスには感心させられました。
個人的には、ユーミン歌ったような消費社会に生きる女性像を子どもの頃から見ていた、著者よりも一世代後の女性で、本書のようなエッセイがあれば読んでみたいと思いました。
Posted by ブクログ
ユーミンとかいう歌手には全くと言っていいほど思い入れのない僕ではありますけれども、著者が酒井さんということで読んでみました…が。
やはり時代を感じざるを得ませんでした…それと僕が男なのが原因かと思われるんですけれども、ユーミンさんの書く歌詞に全く共感ができないといいますか、何を言っているのかすら? 理解できないほどでした…
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、当時の女性には絶大なる人気を誇っていたらしいですからね…理解できないのは僕側に原因があると見ていいでしょう…
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、最近のユーミンさんの曲だと、というか、これも昔の曲なんですけれども…「風立ちぬ」の主題歌は良かったですね!! あれはかなり…悲しい曲なんですけれども、ともかく印象に残ったと言えるでしょう…。
ヽ(・ω・)/ズコー
おしまい…。
Posted by ブクログ
帯とカバーだけ見たときは、ユーミンを盛大に扱き下ろしてる本だと思っていたけれど、そんなことはなかった。
男性にはわかりづらそう、女性からは反発がありそう…という感想
Posted by ブクログ
私もユーミンのアルバムに踊らされていた?一人です。
著者と年代も同じで,読んでいて
「あるある」がいっぱいでした。
今思うとイタイなぁ・・・。
Posted by ブクログ
ユーミンの歌をアルバム毎に時系列に分析。
歌詞をここまで掘り下げて考えたことがなかったので
こういうことだった!?と驚くことも。
人それぞれの解釈もあると思うけど・・・
私がユーミンのアルバムをよく聴いていたのは
バブル期で、当時は
ユーミンの曲を聴きながら都会の大人のおしゃれな女性に憧れていた気がする。
ユーミンの曲をききながら読みたい本。
Posted by ブクログ
銀座Hanako物語の読後に近く文化史をさらったような印象を持ちました。曲調がPOP、乾湿でありながら良く歌詞を読むと怖いストーリーだったりするので、カラオケの選曲時には注意した方がよさそうです。
Posted by ブクログ
中学生からキャンティに通っていたユーミン。
都心から近くて遠い八王子。
この距離感が多くの地方出身女性の共感できる歌詞を生み出したのかな…。
これからも唯一無二の存在として第一線をかけ続けてほしい。