オリーブの罠

オリーブの罠

825円 (税込)

4pt

『オリーブ』とは「モテの戦場」からの解放だった――女子高生時代から『オリーブ』愛読者であり執筆者でもあった著者が、少女達を夢中にさせ、その人生観にも影響を与えた伝説の雑誌を振り返る。大人になった今だからわかること――「オリーブの罠」とは何だったのか。(講談社現代新書)

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オリーブの罠 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月28日

    新書だからと構えていたけど、酒井さんの文章、面白い!読みやすい!

    すっかり酒井さんのファンになりました。他の本も読んでみたいと思います。

    そして、、オリーブに3つの時代があったのは初めて知りました。

    わたしは末期のオリーブしか知らず、読み始めて数年後には休刊になってしまったので、かわいい雑誌だ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月21日

    面白かった〜!後期のオリーブを読んでいたときは女子大生でしたが、大好きでした。オリーブ。今はクウネルやリンネルにオリーブの魂は生きているのですね。酒井さんの本、本当好きです。初期オリーブがアメカジ志向だったとは知りませんでした。今もこんなロマンチックな雑誌があればいいけれど…難しいんだろうなあ。

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    Posted by ブクログ 2015年02月28日

    私は後期オリーブ世代だが、がっつり楽しめる一冊だった。雑誌離れが激しい昨今、もう一度、ネオオリーブとして、新たな雑誌が生まれてくれればいいのになぁ〜と切に願う今日この頃である。

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    Posted by ブクログ 2015年01月18日

    1988年生まれの私がOliveを初めて手にとったのは小学生の頃。その頃のOliveはかなり渋谷系やカルチャーの香りが強かったけれど、創刊当初の1980年の頃は大分雰囲気が違ったのだなあとびっくり。でも「モテや結婚」やら「ヤンキー文化」やら「バブル時代」やら、常に時代の風潮に対しアンチテーゼを唱えて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月15日

    オリーブ少女大好きだった元こじらせ男子としても、痛く刺さる箇所がところどころにある「オリーブとは?オリーブ少女とは?」を、オリーブ人気連載エッセイストであった酒井順子が語る。
    フランス五月革命に源を発するリセエンヌのファッション自由化が学園紛争の日本にan・anを通じて輸入され、ファッション至上主義...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月22日

    オリーブという雑誌から見えてくる社会の変化。女性の価値観・生き方の変化がおもしろい。

    自分はそれほどオリーブという雑誌に傾倒した方ではないけれど、当時のオリーブ的な思想を信じて守り、結果的に社会的には敗者になった感がある。

    まだ人生終わっていない。

    SNSの普及などで
    当時のオリーブには想定で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月12日

    結婚もその後の引っ越しもずっと100冊を超える「Olive」を抱えている身にも懐かしい!以上に、知らなかった!でした。
    読み始めたのが1990年からなので80年代の変遷はまったく知らず。
    もうスタイルが確立されてからの読者だったのですね。
    モデルと言えば市川姉妹、王子様はオザケン、憧れはやはりリセエ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月07日

    オリーブ世代後期のわたし。中学から高校、大学時代に、発売日を心待ちにしていたのを思い出した。そういえば、マガジンハウスで働きたいと思ったこともある。修学旅行で京都に行く時には、京都特集の号を参考にしたな。
    アメリカ寄りの時代、付属校カルチャーの時代のオリーブを知らないため、新鮮かつ面白く読めた。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月30日

    オリーブを体験してない年代の私。
    雑誌が大好きだから、雑誌がトレンドを動かしてた時代を生きてみたかった。
    そのときだったら、私はなに読んでたんだろう。やっぱりオリーブか、はたまたJJなのか。

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    Posted by ブクログ 2017年07月16日

    1982-2003に発行された雑誌、異性のためでなく自分のために装い、同性のライバルに勝つ。センスという新しい評価基準、昭和末期から平成ひとけたにかけての少女たちを、モテからもヤンキーからも偏差値からも解放してくれた。

    雑誌が世の中の意識を作っていた時代もあったのだなあと。

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