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『オリーブ』とは「モテの戦場」からの解放だった――女子高生時代から『オリーブ』愛読者であり執筆者でもあった著者が、少女達を夢中にさせ、その人生観にも影響を与えた伝説の雑誌を振り返る。大人になった今だからわかること――「オリーブの罠」とは何だったのか。(講談社現代新書)
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Posted by ブクログ
新書だからと構えていたけど、酒井さんの文章、面白い!読みやすい! すっかり酒井さんのファンになりました。他の本も読んでみたいと思います。 そして、、オリーブに3つの時代があったのは初めて知りました。 わたしは末期のオリーブしか知らず、読み始めて数年後には休刊になってしまったので、かわいい雑誌だ...続きを読むなーという印象しかありませんでした。 この本を読んで、しっかり読んでいた人たちへの多大なる影響について少し分かった気がしました。
面白かった〜!後期のオリーブを読んでいたときは女子大生でしたが、大好きでした。オリーブ。今はクウネルやリンネルにオリーブの魂は生きているのですね。酒井さんの本、本当好きです。初期オリーブがアメカジ志向だったとは知りませんでした。今もこんなロマンチックな雑誌があればいいけれど…難しいんだろうなあ。
私は後期オリーブ世代だが、がっつり楽しめる一冊だった。雑誌離れが激しい昨今、もう一度、ネオオリーブとして、新たな雑誌が生まれてくれればいいのになぁ〜と切に願う今日この頃である。
1988年生まれの私がOliveを初めて手にとったのは小学生の頃。その頃のOliveはかなり渋谷系やカルチャーの香りが強かったけれど、創刊当初の1980年の頃は大分雰囲気が違ったのだなあとびっくり。でも「モテや結婚」やら「ヤンキー文化」やら「バブル時代」やら、常に時代の風潮に対しアンチテーゼを唱えて...続きを読むいた雑誌なのだと思うと、今あるどんな雑誌にもない強さを持っていると感じた。
一般的な印象は「ガーリー」なオリーブだけど、雑誌ポパイの女の子版として創刊された当時は、米西海岸を意識したファッション雑誌だったらしい。 それがいつからかパリの女子高生「リセ」をお手本にしたファッション誌に。 当時を席巻してたのは、ニュートラブームを取り上げたJJ、CanCamなど女子大生御用達の赤...続きを読む文字系雑誌。男性からのモテを意識した人種対象。 オリーブはあくまで自分の好きな服を! 肌もボディラインも見せず、非モテ系。 振り返って、当時私は何を読んでたっけ… あ、「宝島」か。あと「ロッキング・オン」「ドール」「フールズメイト」「プレイヤー」 モテるわけないな、そりゃ。 当時の著者自身、時代との関わりなどの考察も楽しい。
オリーブ少女大好きだった元こじらせ男子としても、痛く刺さる箇所がところどころにある「オリーブとは?オリーブ少女とは?」を、オリーブ人気連載エッセイストであった酒井順子が語る。 フランス五月革命に源を発するリセエンヌのファッション自由化が学園紛争の日本にan・anを通じて輸入され、ファッション至上主義...続きを読むの非モテオリーブ少女へと繋がっていたとは寡聞にして知りませんでした。 ファッションというものは信条というバックボーンがあってこそ浸透し長続きし、そしてその思想性の故に時代に適合しなくなり廃れていく。 当事者がメタ視線で語るファッション史文化史としても十二分に価値のある一冊。
オリーブという雑誌から見えてくる社会の変化。女性の価値観・生き方の変化がおもしろい。 自分はそれほどオリーブという雑誌に傾倒した方ではないけれど、当時のオリーブ的な思想を信じて守り、結果的に社会的には敗者になった感がある。 まだ人生終わっていない。 SNSの普及などで 当時のオリーブには想定で...続きを読むきなかった まだまだ多様な生き方ができるはず。 と、信じてがんばるけどね。 命尽きる日まで。
結婚もその後の引っ越しもずっと100冊を超える「Olive」を抱えている身にも懐かしい!以上に、知らなかった!でした。 読み始めたのが1990年からなので80年代の変遷はまったく知らず。 もうスタイルが確立されてからの読者だったのですね。 モデルと言えば市川姉妹、王子様はオザケン、憧れはやはりリセエ...続きを読むンヌ、エルベシャプリエのトートバッグで通学してたなあ・・・としみじみ。 大人になって知り合った同年代女性たちともしばしば「オリーブおばさん?」で盛り上がりました。 そして「クウネル」が創刊されるまでは「買って保存したい雑誌がない・・・」と失意の日々。 インタビューされていた薫さん(仮名)の「わたしの一日」記事はすごく好きでよーく覚えています。 現在のご活躍も「夢を実現されてすごいなあ」と思っていました。
オリーブ世代後期のわたし。中学から高校、大学時代に、発売日を心待ちにしていたのを思い出した。そういえば、マガジンハウスで働きたいと思ったこともある。修学旅行で京都に行く時には、京都特集の号を参考にしたな。 アメリカ寄りの時代、付属校カルチャーの時代のオリーブを知らないため、新鮮かつ面白く読めた。 そ...続きを読むして、自分が不思議ちゃんだと思われていたこと、だからモテなかったんだということを、今さらながら認識。
オリーブを体験してない年代の私。 雑誌が大好きだから、雑誌がトレンドを動かしてた時代を生きてみたかった。 そのときだったら、私はなに読んでたんだろう。やっぱりオリーブか、はたまたJJなのか。
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