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Posted by ブクログ
負け犬作家の酒井順子さんの、三DK(三十代・独身・恋人いない)が何を考え、どんな生活をしているかを語るエッセイ。
酒井さんのエッセイは、20年位前から読んでるという長~いお付き合い?の私。
私自身は3年前に結婚したので、負け犬からはイチヌケはしましたが「三十代・独身・子なし」の子なしからは卒業していないし、あまりに独身歴が長かった為、まだまだ全然負け犬根性のままです。
それゆえ酒井さんの書く、負け犬達の実情というのはリアルで「そうそう!」と頷くことばかり。
とはいえ、酒井さんはエッセイストとして成功しているので、それなりにセレブな生活をしていると思うので、地方の貧乏共働き妻とはギャップはどうしてもあるのですが・・・。
でも、この本で一番「その通り!」と思ったのが
「つまらない男に我慢ならないという哀しみ」というところ。
そうなのだ。負け犬自体は結構話がおもしろいのだ。
だから、どうでもいいつまらない話をする男をバカにしてしまう→また婚期を逃してしまう。
私の夫の話もつまらない。というか、つまらないとわかる前に結婚してしまったうっかり婚。
うっかり婚しただけまだよかったの?酒井さーん!?
Posted by ブクログ
酒井順子の真骨頂とでも言うべき、「負け犬、実践編」と帯に記された、エッセイ集である。
ネタとしては、『負け犬の遠吠え』がベストセラーになった当初と比べたら、聞き飽きた感のある人もいるかもしれないが、酒井順子の言葉の取捨選択が絶妙で、思わずくすっと笑わずにはいられないし、女性の欲求を端的に表した文章には拍手を送りたい。
私が思わずうなってしまったこの本の中のエッセイのタイトルを以下に記す。ちょっと読みたくなったら、買ってみてほしい。
『つまらない男に我慢ならないという哀しみ』
『オヤジ心で男子大学生を見守る』
『いくつになっても「くしゅくしゅ」されたい』
Posted by ブクログ
何も考えずに読んで笑えるというのとは少し違う酒井ワールド。
どこか理屈っぽくて、ちょっと硬い、でもツボはばっちり抑えてる…それが私の酒井作品に対するイメージです。
これは「週間現代」に連載されていたものをまとめたもので、
一つ一つのエピソードが短くさっと読めるものになっています。
中でも「琉球事件」の下りはお勧め。
私が同じ経験をしても、これはもうネタにするしかないなという感じ。
酒井さんってやっぱり目の付け所が面白いわ。
その人間観察力は素晴らしい。
分かる分かると納得したり、自虐ネタに笑ったり、辛口コメントにひやっとしたり…と楽しませてもらった1冊でした。
Posted by ブクログ
「負け犬の遠吠え」みたいな、結婚とかテーマがあるのかと思っていたら、そうではなく、いろんなことについてのエッセイだった。 酒井順子さんは文体に特徴があるので、この文体にノレたときはすっごくおもしろく感じるし、ノレないとそうでもない、というか。そのときによる。今回は、たとえばなぜか、「和民で上司を呪い殺しそうな勢いで愚痴を垂れている営業マンの風体」ってとこでゲラゲラ笑った。「呪い殺しそう」ってのがいい。 あと、年賀状について、独身者は家族持ちと違って、「子どもが何歳になった」とか一言添えるべきことがない、めでたくご披露することがないなら出さないのがいいかもしれない、っていうのに深くうなずく。
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