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どうしてもウラの顔を想像してしまう看護婦さんの白衣、見せる/隠すのバランスが世界遺産級の「宝塚音楽学校」の制服、「JAPAN」「日の丸」を背負ったスポーツの場におけるユニフォーム・ハイ、制服界の横綱・軍服の萌えポイントなど…。なぜ私は、そしてなぜ日本人はこんなに制服好きなのか? 人生で一度も制服を着る機会に恵まれなかった著者が、「私は制服が好き!」と声高にカミングアウト。“制服ホルモン”を激しく分泌させながら考察する、制服偏愛エッセイ。
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Posted by ブクログ 2020年05月19日
秘すれば花、制限されるからの妄想。期間限定たからこその魅力。制服の魅力を女性視点から語る。
ことのほか出来の良いエッセイ。制服マニアの筆者が学生の制服、働く制服など業態別に制服の持つ魅力を語っていく。筆者の持つ制服愛が伝わってくる。
筆者が女性であるところが良い。男性の制服マニアがスチュワーデス...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月02日
これは面白かった!世の中、様々な制服があるけど、制服と言って思い浮かぶのは「看護師」「キャビンアテンダント」「学生服」「セーラー服」。。。でも、それぞれに作者の主観があって、それが新鮮で面白く読めちゃう作品です。自分を殺して制約のある立場での制服がいいと言う発想は言われてみたらそうなのかもしれません...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
文春文庫でレビューを書くが、実は僕が読んだのは新潮であることをここで断わっておきたい。ただ、先日の本交換の際に渡したものが文春であったのでそちらに合わせておく。
これは女性視点によるフェチズムの本であるが、それは異性に求めるフェチズムのような生易しいものではなく、「制服」という文化に対して必死に「...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月19日
著者の作品、いちいち好きです。 まぁ、言ってしまえば、「オタク」なのだろうけれども、何よりも、作者の容姿が色々とオカシナことを語ることを、許しているのでありましょうな。あら、まぁ、身も蓋もない。 しかし、前半、小学生〜高校生の制服を語っている著者、鼻の穴を膨らませて、「むっは〜。」鼻息荒くすごい勢...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
アンチ制服な私ですが、自分が着るのではなく、見る方としてならば、私も制服好きです。
「自由を捨て、拘束を受け入れる」ということをしている制服。
そんな人たちに対して、なんだかすがすがしさとか、反対に不自由さの中の美しさとか、苦しさの中のエロさとか、なんか、いいよねーとよだれを出す気持ち、わかります...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
私の指導教官が著者女史の愛読者なので、最初はその程度のノリで買った本。
しかし、この人は面白い。所謂「制服萌え」として単純に読むことももちろんできるのだが、
もしかしてこの人は芥川『地獄変』の語り手と同じような心境なんじゃないか、と思ってしまう。
その辺が、同じ萌え系時評でも『らき☆すた」との違いか...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月22日
僕も制服ファンの一人として(!)本書を興味深く読ましていただきましたけれども、やっぱし酒井さんの考察は鋭い…! と今回も思いました…。
ヽ(・ω・)/ズコー
詳しい内容は忘れましたけれども(!)、自分も酒井さん同様、自分の意志ではなく、誰かに強制されて着せられている感じに身もだえしますね…特に...続きを読む