家族終了

家族終了

1,386円 (税込)

6pt

親が好きですか? 自分の子供をかわいいと思いますか? 夫婦で同じお墓に入りたいですか? 一緒に暮らしたいのは誰ですか――? 「日本の家族」の象徴である天皇家が抱える諸々、50歳時に未婚の割合を示す「生涯未婚率」(45~49歳の未婚率と50~54歳の未婚率の平均)の上昇、事実婚、シングル家庭、同性婚……近年の家族をめぐる状況は多様化した。『負け犬の遠吠え』『子の無い人生』『おばさん未満』『男尊女子』『百年の女』など、話題作を発表し続ける酒井順子氏。未入籍のパートナーと暮らし、両親、実兄をすでに見送ったからこそ見えてくる家族の諸問題とは。日本の家族観の変遷を辿りながら、現在を考察、未来予測まで言及する。

...続きを読む

家族終了 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    購入済み

    家族のあり方に迫る

    2022年02月16日

    著者は、自分の家族が変わっているというように書かれて入るものの、そうした家族のあり方を通して、ある意味普遍的な日本の家族像について書き著しているようにも感じられる。
    ニヤリという笑いを誘いつつ、だんだんと著者の考えに引き込まれていく魅力に溢れた一冊。

    #切ない #笑える #深い

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月08日

    なかなか面白い本でしたね! 確かに家族はいつしか終了するものです…子孫を残さなければ、ね。社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    けれども、親なんて死なない、と皆どこかで思っている風ですしねぇ…実際死んでみなけりゃ分からないんでしょうね…その後に襲ってくる悲しみ、とか…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月05日

    酒井さんの家族や結婚に関するエッセイ。
    偏った意見もあるけど、
    ちゃらんぽらんな私でも
    このままでいいんだ〜
    と思える。
    興味のある、同意できる章のみ
    読みました。

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月07日

    自分が生まれた「生育家族」も自分がスタートとなる「創設家族」もまだ存在する私には、家族の終了という意識をしたことがなかったけれど、どの家族にもいつかやってくるもので、その時なにを思うのかな?と。

    中年期の今、私にとっては家族が暖かいイメージよりも重いという感覚の方が強い。子供の頃から親戚や他人の家...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年09月29日

    家族はいて当たり前ではない。というおわりの言葉が響いた。
    生育家族と創設家族。
    どんな家族とどんな風に生きていきたいのかは、個人がどう生きたいのかがまずあってのこと。
    考えさせられた。
    さまざまな家族があっていい。

    0

    Posted by ブクログ 2019年05月14日

    お嬢さんとして有名な酒井さんの意外な火宅事情にビックリ。事実婚するなら結婚したほうが良いなあと思う私はちょっと古いのかも。でもさまざまなパートナーシップが日本でも結べるようになればいいのにという点は同意。

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月14日

    家族に纏わる18のエッセイ。

    文章がその人の全てを表しているとは思わないが、本作も非常にクールに物事を捉えている印象を受けた。

    自分が生まれ育った家族の事を「生育家族」結婚などで作られた家族の事を「創設家族」と呼ぶ事を初めて知る。

    両親、お兄さんが他界され、結婚もされていない酒井順子さんの「家...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月25日

    生育家族と創設家族。やっぱり歳を重ねて、人生のステージが変わるとそれなりに考えることも変わっていく。
    まだまだ子どもが小さくて、振り返る余裕も周りを見る余裕もないから、あまり考えたことなかった。でも著者のいうように、それがいいとか悪いとかでなく、当たり前のことを当たり前にできなかった人の視点なのかも...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月17日

    バランスある文章を書く人。
    ご両親が亡くなったからか、自身の生育家族のことを結構踏み込んで紹介している。
    なるほどだからこう感じたんだ、と書いていることに対しての説得力も増している。
    いろんなことに、いろんな真っ当な考えがあるもんだなぁ、と思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2019年10月22日

    酒井順子さんの家族に対するエッセイです。彼女が育った家族との関係から、今後起こりうる様々な形の家族の形について書かれています。長男の役割とは?とかお盆とは?とか身近なことをじりじりと説明してくれます。

    私はというとトーチャン、お母さん、姉、私の四人家族で生活してきて、現在はトーチャンは店で生活しつ...続きを読む

    0

家族終了 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社ノンフィクション の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

酒井順子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す