宮下奈都のレビュー一覧

  • 羊と鋼の森

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    "その辺に漂っていた音楽をそっとつかまえて、ピアノで取り出してみせているみたい"ってどんな音だろう。

    文章の表現がとても綺麗。
    登場人物はみんな繊細で、環境や雰囲気、どうしようもなくなるときの気持ちがすっと入ってきて共感できる。

    また改めて読みたい。

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    2026年06月16日
  • 田舎の紳士服店のモデルの妻

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    いいテンションで言うのだが、この物語のなかで起きる出来事に、ドラマチックさはない、と思っていいと思う。メディアミックスされるような派手さもないと思う。主人公の心の内のスパーク、それを求める人が読み、そっとしまえば良いと思う。

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    2026年06月10日
  • 終わらない歌 新装版

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    シオンの娘/スライダーズ・ミックス/バームクーヘン、ふたたび/コスモス/Joy to the world/終わらない歌

    むっつのプログラムが終わってしまった
    玲が千夏が歌う、あの時歌った皆も集まってくる

    知らない歌も有るけれど
    文章の間から音楽が聞こえてくる
    私もずっと歌っていたい

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    2026年06月09日
  • ワンさぶ子の怠惰な冒険

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    3人の子どもたちと夫、宮下さんの実家のご両親、そしてワンさぶ子!みんな大切でやりとりが微笑ましくて愛おしい。日々の短い出来事にぷっと吹き出したり、涙が止まらなくなったり。さりげないのに、生き方にも響くフレーズも散りばめられて。ずっと手元に置いておきたい一冊に出会ってしまった。

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    2026年05月28日
  • ワンさぶ子の怠惰な冒険

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    宮下奈都さんのご家族は、家族全員独特で真面目におもしろい。なのに感覚が世間とそれほどズレていない。なので安心して笑っていられる。時に涙が出る。宙に浮くようなマイペースな浮遊感も、超自然派な厳しさもなく、あはは!とのんきに読めてふんわりあたたかい。でもところどころハッとさせられる。
    あと、宮下奈都さんは山本ゆりさんが好きなのね!なんかわかる!となり嬉しい。
    最後の方は数年前の介護のことを思い出して涙がぽろぽろと出ました。
    「寿命が延びた。長くなったんじゃなくて太くなった感じ。よいものを観ると、自分もよくなりたいと心から思う。観たもののようになりたいということではなく、自分をまっとうしたいという強

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    2026年05月27日
  • 神さまたちの遊ぶ庭

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    2026/05/14
    福井県から、北海道のトムラウシに一年間移り住んだ家族と人々の記録。
    とっても面白かった!
    田舎生活に憧れがある人は少なくないと思うけれど、現実はきっととても厳しいと思う。
    でも、明るく朗らかに、自然をそのまま受け入れて暮らす宮下さん一家がとても素敵だった。
    特に心に残ったのは、中学生の長男が「一生懸命な大人はかっこいい」と言った場面。
    本当にそうだよなぁと思う。
    子どもの相手をしていると、つい「遊んであげ」たり、手を抜いたりしてしまいがち。
    反省した。

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    2026年05月15日
  • 羊と鋼の森

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    好みでした!!読んで良かった。

    自分が音楽・ピアノを好きなのもあって、すらすら読めました。落ち着いた世界観なので、読んでいて心が休まる感じがしました。楽しい読書時間を過ごせました。

    音の世界をこんなにも美しく言語化できるのだなと感動しました。音楽っていいなと思えます。

    音楽の言語化に興味がわいた(自分が音楽を言葉で表現するときの参考になりそうだと感じた)ので、次も音楽に関わる物語を読んでみたいと思いました。

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    2026年05月12日
  • 神さまたちの遊ぶ庭

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    おもしろすぎて途中何度も声を出して笑う。
    こんな面白い人なんだ宮下奈都さん。
    他の本もどんどん読んでみたい。
    次男くんの書上での呼称が「漆黒の翼」→「英国紳士」→「ボギー」というのだけで笑う。
    北海道トムラウシでの特別な生活。
    地域の連帯や子供達の絆。
    読んでいるこちらも何度も涙がポロリとしたり、ぶ!と笑ったり泣きながら笑ったり。楽しく忙しい。
    おもしろくて素敵なご一家、またご一家の様子をちらりと見せてもらえるのを楽しみにしています。

    「毎日をしっかり生きて楽しめばいいんじゃないか。あれだけ楽しんだのだから置いていかれても本望、と思えるくらいに楽しめばいいんじゃないか。」

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    2026年04月28日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

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    とても好きな内容でした。

    主人公のあすわが婚約者に婚約破棄されたところから始まる物語。
    自分を見つめ直す(直さざるおえない)時間を、叔母のロッカさんが提案したのはドリフターズ(やりたいこと)・リスト。

    正直ドリフターズって、お笑いのほうしか知らないわたしは、リストと一緒に素直に成長していくあすわの姿にどんどんハマっていった。
    やりたいことがわからない最初の状態から、婚約者に依存していたことに気付き、傷付いた反動でキレイになる!と意気込み、思うままに動いていたら、熱中症で入院までしてしまう。
    ハラハラするけど、若い頃なんて誰でも思い当たる行動をしているあすわ。
    根っこの部分が純粋でキラキラし

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    2026年04月11日
  • 静かな雨

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    ほこほこと日差しを浴びて
    ふわふわな綿花をたくさん用意して
    この若ものたちのまわりを覆ってあげよう

    ふわふわな優しいものでくるんであげたくなる

    題名通りの静かな本で
    そう、あまりにも静かでびっくりしました

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    2026年04月09日
  • いつか、アジアの街角で

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    どれも良かった!
    語彙力無さすぎ!
    日本の中にあるアジア
    アジアに残る日本の爪痕(かすかに出てくる程度だが)
    それらがほのかに香る短編たち
    どれもその先を知りたくなる
    ああ、短編ってそこがね〜
    もどかしいというか…

    私も3月に初めて台湾に行ったが、また行きたいと、もっと色々な所を見てみたいと感じさせてくれた。

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    2026年04月06日
  • よろこびの歌 新装版

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    よろこびの歌/カレーうどん/No.1/サンダーロード/バームクーヘン/夏なんだな/千年メダル

    希望する高校の受験に失敗した御木元 玲は
    新設女子高の普通科に通っている
    夢や希望をどこかに忘れてきたようなクラスメイトたちに輪をかけて孤独に過ごす彼女は
    少しずつ変わっていく

    何の感慨もなく過ごした私の高校時代を
    隣に置いておいて
    彼女達の高校生活を感じて味わっていた
    たくさん泣いてたくさん笑顔になった
    みんなありがとう

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    2026年03月09日
  • 終わらない歌 新装版

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    「よろこびの歌」の続編。2Bで共に時間を過ごした彼女たちが大学生になった時の話し。それぞれが自分らしい道を進んでいるが、それぞれに葛藤を抱え挫折を経験している。こんな風に心の奥底でもやもやしたり、ジリジリしたり、絶望したりする気持ち、忘れていたなあ。

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    2026年03月06日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    宮下奈都さんのエッセイ。子どもたちの成長を中心に描かれていて微笑ましいと感じると同時に、今では成長しきって立派な大人になっているのだろうと思うと不思議な感じがする。『神さまたちの遊ぶ庭』も既に読んでいたため、あの時の子どもたちが成人して家を出ていくのか〜、となんだか感動。また本屋大賞受賞を経験した著者の貴重な体験談を読めたことが良かったです。

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    2026年02月27日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

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    読みやすい文体で全体的に優しさを感じる作品でとても穏やかな気分になった。自立について考える良いきっかけにもなる良作だった。

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    2026年02月18日
  • よろこびの歌 新装版

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    高校受験という初めての自分の意思で決める道。子どもから大人になる前の第一歩。
    物語の舞台は女子校のあるクラスが、合唱コンクールに向けて人選をし練習するところから始まる。
    才能、夢への希望と挫折、友情、コンプレックス、嫉妬、親との確執、どれをとっても今だから考えること、仲間と一緒になって行動する大事さ。全てが甘酸っぱく、キラキラしている、それを歌うことでみんなの繋がりが出来るまで、練習しながら対話しながら、お互いに成長していく。

    音楽、青春がてんこ盛り。
    こんな小説が読みたかった。
    私も一緒に成長したような気持ちにさせてくれてありがとう。
    次作もあるようだ、早く手にいれなければ!

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    2026年02月14日
  • 窓の向こうのガーシュウィン

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    自分を「何かがたりないから」と感じ、周囲に馴染めず19年生きてきた私。ヘルパーとして出会った「先生」の穏やかで、ちょっと謎かけみたいな会話で何かが開いていく感じがとても好き。老いを深めていく先生との穏やかだけど切ない時間。その孫の中学校の同級生でやんちゃだった隼は仕事が長く続かない悩みがあり、、 でも穏やかで優しく前を向ける読後感。ちょっと気持ちが疲れている時にもおすすめです。

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    2026年02月11日
  • よろこびの歌 新装版

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    私立明泉女子高等2年生2Bはクラス合唱コンクールで惨敗!しかしある事がきっかけで再び「麗しのマドンナ」をクラス全員で合唱することに!
    新設校であるが為に、意図して希望をしていない学生が集まる。音楽学校に落ちた、ソフトボールを諦めた等々
    「未来に向けて」合唱を!応援したなる感動作

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    2026年02月07日
  • ワンさぶ子の怠惰な冒険

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    宮下家の子どもたちが、成長し、なんと最後はきなこちゃんも大学生に!
    それぞれマイペースに育った3人、どんな大人に、そしてどんな親になるのだろう。
    社会の色々はあるだろうけど、きっと今までしっかり磨いてきた自分らしさの魅力と、家族に愛されてきた確固とした自信があるから、大丈夫!と勝手に思う。

    あ〜、うちのこもあっという間に大人になっちゃうのか〜。
    少しでも宮下さんを見習って、子どもを尊重していきたいと思う。

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    2026年02月07日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

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    初めて宮下奈都さんの作品を読んだ。ずっとこの世界に浸っていたくて、少しずつ少しずつ読んだ。一つひとつの文章が、わかるわかると共感しながら読ませてもらった。私はスマホで書き消ししているが、早速リストを作ったら日常がワクワクするようになった!こうなりたいと言う自分。常にアップデートするはず。この本の続編を読みたいと思うぐらい私には好きな世界だった。

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    2026年02月03日