宮下奈都のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
分かりやすい、優しい物語だった。うっすらとした寂しさが絵になったような日々の中に、訪れた「ハライ」というレストランでの幸せな時間が、しみじみとしみる。
読む本の中にはむずかしい漢字ばかりの時がある。鋭く心の中をかき回してあとはわずかに理解の外にあるような疑問符を残す。考え続けて著者の深遠な思いに気が付いたり、迷路に迷い込んだりする。
そんな何かを求める読書もたまにはいい。生きている実感がある。それでもこうした暖かい日々を優しい言葉でつづってくれる小説に、癒されたいときもある。
文字好きが選ぶ文章は、生きていく指針だったり喜びだったりするが、生活の中で、そんな文字好きだけでなく、いろいろな手段 -
Posted by ブクログ
宮下奈都さんのエッセイの本。
福井から北海道の田舎へと
1年間の山村留学した期間をつづった
エッセイの本。
読んでてとても心があったかくなった。
家族の何気ない日常と、
その土地の神々しいほどの自然が溢れるさま。
そこでの人との関わり。
こんな1年が人生の中で持てるって言うのは
とても幸福なんだろうなぁと
読んでいて思った。
子どもたちのまっすぐさ。
そして、自然の怖さと温かさ。
山村留学という
ある意味特殊な体験なのかもしれないけれど
それでも、
何気ない日常に宝物はあるんだと
気づかせてくれる
とてもとても良き本だった^_^
最後胸が熱くなったなぁ
悲しさと、寂しさと
で -
Posted by ブクログ
ネタバレロッカさんのつくる太陽のパスタがなんとなく好きだ。ロッカさんみたいな飄々としたお姉さんが料理下手だなんて信じられない。ああいう人は料理が上手いもんだと思っていた。ただそういうところがロッカさんのかわいいところでもある。
あすわを傷心から立ち直らせた人であり、あすわのメンターみたいな立ち位置のロッカさんは、きっと完璧超人なんだろうなと思っていたから。
ロッカさんがあすわのラタトゥイユを食べた後、
「この太陽風スパゲティのいい引き立て役になってるよ」ってセリフを言った時、ああ、不味くてもいいんだって思った。不味くてもいい、頑張って上手くならなくても主役になれる。
太陽のパスタはロッカさんであり、こ