宮下奈都のレビュー一覧
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とある誰でもない専業主婦の女性が、誰かになりたくてもがきながら、最終的に自分であることをゆっくり受け入れていく物語、ということになるんだと思う。虚栄心、嫉妬、見栄、優越感、劣等感、そういった感情とその日々が丁寧に描かれている。もしかすると子育てをしている多くの女性は、主人公の気持ちやシチュエーションに強く共感するのかもしれない。
俺はと言えば、性や役割の違いもあるとは思うけど、考え方として主人公はなかなかまっすぐに歪んでいて(これは物語の装置として拡大レンズを通して描かれているからだとは思うけど)、強い共感はあまり感じなかった。でも、あまり共感できない主人公なのに胸を打たれる場面がいくつもあ -
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うん。調律師を目指した若者の成長を描く物語なんだけどね。主人公の若者の出会う人たち人たちはみんな良い人たちで主人公にさまざまな示唆や影響を与えるわけだけど、主人公があまりにイノセント過ぎて浮世離れしてるし、お前は一体なにがしたいのよ?って思ったりもする。もちろん調律に情熱を持ってるわけだけど、何故の部分が弱いんだよなあ。主人公の感情表現が希薄過ぎて感情移入が難しいし、そんな主人公が時折見せる感情に読者は胸打たれるわけだけど、ん?こいつが無用に静謐である必要なに?と思ってしまった。装置としての主人公と思いながら読んだ。それでも優れた描写が沢山あり、惹きつけられたし、面白かった。
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結婚直前に婚約解消された「あすわ」は、気力を失っていたが、
叔母のロッカさんの提案により、徐々に気力を取り戻していく。
タイトルの太陽のパスタと豆のスープに関しては、
読んだ人だけがわかる、キーワードなので触れませんが、
叔母が何かと姪のところに現れるというのは、ありがた迷惑な気がしてしまう
場面もあったりなかったり。
物語的に、男女問わずで楽しめるかなと思う内容ではありますが、
主人公の「あすわ」に係る人たちの寄り添い方が救いとなって成長する
ところは女性には良い刺激になるのではと思います。
主人公と叔母の名前を漢字にしていないのは、漢字じゃないわけではなく、
あえてのことなので、読んだ -
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綺麗な場所が文字だけで沢山想像出来て、暖かくて、若々しい小説でした。
若くて勢いのある男の子の頑張る姿に、元気をもらったのも勿論ですが、微笑ましくなるお話でした。
始まりも終わりも意思、その間にあるのが努力や頑張りやそれ以外。この言葉がとても好きでした。(うろ覚えです。)
何かをやってみて、頑張って、やめ時って分からないと思うけど、その時に意思が弱いから続かないとかいう人がよくいます。
そんな時に、意思が弱いんじゃなくて、やめ時はここだという意思があるから区切りが着いたんだよと言える人になりました。
まあ、そんなこと考えずに夢中にすごしていたら
「ただ、やるだけ」。とても良い意味の「ただや -
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婚約者から、結婚直前で突然婚約を解消された
主人公のあすわ(明日羽)傷心の彼女に
叔母のロッカさんはドリフターズリスト(やりたいことリスト)の作成を提案する。
ロッカさんの能天気ぶりに、腹が立つやら
あきれるやら‥でもきっと、この人には
何を言っても通じない。
ドリフターズリストを悩みながら書いて
無理にでも達成しようとするあすわだが、
ドリフターズリストは「不可能リスト」と、
エスティシャンの桜井さんに教えられる。
リストは反面教師で自分にできないことを
挙げるらしい。本当に大事なこと、どうしても
守りたいものは口に出したり紙に書いたりしない
ほうがいいと言われて、愕然とするあすわ。
会社 -
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ネタバレドリフターズリスト私も作ろっかな
最初は婚約破棄されたあすわが可哀想すぎてこっちまで辛くなった
でも郁ちゃんもロッカさんもお兄ちゃんもあたたかくて幸せな気持ちになった
リスト作りたいって思いながら読んでたけど途中で恵の「リストは反面教師、リストに書かれているのは全てあなたの弱点、どうしても守りたいものは口に出したり紙に書いたりしない方が賢明」って言うのにも頷けた
また、同時に1切れのパンみたいな存在。何をしてるか、何をすればいいかやろうとしてる事は、やりたいことはそういうことを考えるのがリストの役割できっかけ。結局はこのリストはポケットに入れて自分で進んでくしかない書いたことを信じてこれがある