宮下奈都のレビュー一覧
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はじめは独特な主人公が少し苦手で読み続けるか悩んだけど、友人からの勧めだったのでとにかく読んでみることに。
結果、言葉や瞬間をひとつひとつ大事にする主人公から沢山考えさせられた。人間なんとなく生きてる。今は情報が溢れすぎているし自分のこと、自分の周りのことをゆっくり吟味する暇なんてない社会になってる...続きを読むPosted by ブクログ -
私も、嫌な話はおいしいご飯を食べた後がいい。
あろうことか、食事の最中に聞かされた話で
どん底まで落ち込んだ明日羽が、いつも周りにいてくれた人達に感謝できるようになるまでの日々。
どん底まで傷ついたときの立ち直り方を教わったように思う。周りの人の大切さ、当たり前なことの大変さを知ることができたのは...続きを読むPosted by ブクログ -
エッセイ「神さまたちの遊ぶ庭」での北海道山村留学を終え、福井に戻った宮下家5人と1匹の3年間の記録。
幸せなきぶん。
まるで親戚のおばちゃんみたいに、子どもたちの成長が嬉しい。
個性的な子どもたちの発言に何度もクスッとなったし、何とも微笑ましい。可愛いくてニンマリしてしまう。
そこに妄想犬だった・...続きを読むPosted by ブクログ -
読んで良かった。
ただやりたいことを叶えていくだけの話かなって思ったけど、その中で挫折と葛藤と気付きがあって、主人公がゆっくり前を向いていく姿がとても良かった。
あと文章が優しくて、寄り添ってくれる感じがする。ひとり寂しい夜に読みたくなる。毎日を丁寧に、自分に素直に生きるって大切だよね。Posted by ブクログ -
なんだかとても温かい気持ちになれる、好きな本でした。
毎日のごはん支度の大変さや、これまでの祖母や母の手料理の有り難さを痛感している私にもとても刺さる言葉がたくさん綴られており、たまに見返したいと思い、たくさんメモを取りました。
そして豆のスープも作りたくなったし、やっぱりル・クルーゼ欲しいなぁっ...続きを読むPosted by ブクログ -
楽しい食に関するエッセイ
本屋大賞の作品は読んだけど
著者が北海道で暮らしたことが
あるなんて それも大雪山の麓で
夏にしばらく泊まったことを
思いだした 懐かしい
またしばらく泊まって
山に登ってみたい
日々の暮らしを丁寧に食を通して
教えてもらったPosted by ブクログ -
プライベートでいろいろトラブルがあって、「地に足をつけて生きていきたい」と思っていた今日この頃だったせいか、共感してしまうところがたくさんで胸に沁みた。きちんとご飯を作って食べ、日常に溢れるさまざまな綺麗なものをきちんと見つけながら生きていきたい。Posted by ブクログ