宮下奈都のレビュー一覧

  • 誰かが足りない

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    最近宮下さんの作品読みすぎでは?ってくらい読んでるけど、基本全部好き。こちらもよかった。
    他の方の評価・コメントを見ると、意外と高くないことに驚いたけど、好みは人それぞれなんだと改めて感じた。

    前情報無しだったから、タイトルと表紙のちょっと暗いところから、ホラー要素でもある?と思ってた。そんなことないです。むしろ心温まる。タイトルはともかく、表紙は明るくしても良かったのでは、、、

    どこかの国の言葉で晴れという意味のある店名「ハライ」に訪れようとする人々の短編集。
    予約が取りにくくて、いつもいいにおいのする町のレストランに行くときって、どんなときだろう。そういうちょっと特別なお店って、素敵だ

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    2023年09月27日
  • 窓の向こうのガーシュウィン

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    人と関わる喜びからも悲しみからも距離をおいていた主人公が少しずつ枠をはみ出していく物語。主人公のモヤモヤした気持ちがきめ細やかに言語化されていてすごかった。一方で、あえてモヤモヤのまま残されている部分もあって面白かった。
    人と関わる喜びも悲しみも、全部受け入れる覚悟を持とう。身の回りの人たちにちゃんと焦点を合わせて生かなければと思えた1冊。

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    2023年08月13日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    「神さまの遊ぶ庭」を読んでみてその続きがよみたくなって、カバーの挿絵がかわいくて読んでみた
    子供たちの成長てすごいな 自分も二人の娘を育ててみて、毎日このように日々成長できてる感はあまり実感していなかったけど、振り返ればいろいろあったな 家族の形はみな違うけどきっと自分は間違ってなかったんだろうなって思う 大切な娘たち いつまでもいつまでも大好き

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    2023年07月13日
  • とりあえずウミガメのスープを仕込もう。

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    食べ物にまつわるエピソードのエッセイ集で、心にも栄養を与えてくれる。
    読んだあと、毎日を丁寧に生きていこう、と思わせてくれる一冊。

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    2023年06月10日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    道民として、十勝民としてこれは読まねば!!
    と思っていた
    この作品は十勝で暮らした時期を中心に描いたものでは無いけれど、それでもあがったなあ
    そして息子たちとむすめのキャラが…いい…
    なんかみんなちょっとボケてて優しい
    こんな片田舎に(ごめんなさい)越して1年暮らすって提案ができてそれが通っちゃう宮下家、最高

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    2023年05月03日
  • とりあえずウミガメのスープを仕込もう。

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    宮下奈都さんのエッセイ、すごく読みやすくて読みごたえがあって大好きだなあ。
    神さまたちの遊ぶ庭に続いて、こちらを読みました。
    食事ひとつにしてもそこに含まれる物語が優しくて、だけどスパイスで切なさと笑いがあって、宮下さんのあたたかさが伺える日常がとっても素敵。
    食べ物は自分の体だけではなく、そこに附随するエピソードから過去や未来にも大きな影響を与えていて、私ももう少しゆっくりと食事の時間に向き合いたいなあと思いました。

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    2023年04月23日
  • 静かな雨

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    『スコーレNo.4』を読んだときにも感じた、この作家への闇雲な信頼感は、デビュー作とされる本作を読んで確信に変わった。
    言葉のセンスも、それが表す情景も、ささやかだけれども抗しがたい無慈悲な現実を内包した世界観も、ただただ美しく儚く、僕を魅了せずにはいられない。
    出会えて良かったと、心から感じます。
    次の作品も楽しみです。

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    2023年04月10日
  • 誰かが足りない

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    さまざまな問題を抱えている人の心情を、丁寧に掬い取るように描かれている短編集。その問題を「誰かが足りない」という感覚にまとめ、作品としての統一感を出している。決して問題が解決するわけではないのだけど、それに対する救いのようなものとして登場するレストラン「ハライ」。そのレストランに行って、人は何が変わるのだろう。そこで過ごした時間を糧に、そこから先の人生を過ごしていくのだろうか。もしそんなレストランがあったら、何ヶ月先でも予約して行ってみたい。そしてそこで思うのだろう。「誰かが足りない」、と。

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    2022年08月14日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    北海道から帰ってきて、の暮らしの続きを読みたくて購入。お子さん3人のことが大好きになりました。くすっと笑えて最高です。

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    2022年06月25日
  • たった、それだけ

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    ネタバレ

    本を選んだ動機が不純で、読み終えて自分が嫌になったし、却って吹っ切れた部分もあった。
    やっぱり宮下奈都さんの書く文章は美しくて胸を打つ。大好きだ。

    「相手の幸せ」ってなんだろうね。
    夫婦や愛人や友達恋人。
    それを一番に考えられて、行動できるって、わたしにはできない。
    この物語に出てくる人たちは、みんなそれぞれ一生懸命で、相手のことを考えていて、きっといつか救われてほしいと読んでいて思わされる。

    いつか、あの家族は出会えるんだろうか?
    幸せになれるんだろうか??
    終わり方が秀逸。

    だけど、そんな人でも不倫するんだな…
    誠実そうな、結局家族が一番なひとでも…。
    どうしてそうなってしまったんだ

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    2022年01月30日
  • ふたつのしるし

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    ハルというおんなじ呼び名を持つ2人の物語。

    2人の不器用さや真面目さに共感したり、切ない気持ちになったりした。どこか儚くて、狂気的な2人の行先を少しハラハラしながら読んだ。しかし最後には温かい気持ちが残った。

    学生生活では埃の様な扱いをされてきた温之が、社会人となってからは仕事熱心な点を認められ、自分の居場所を見つけたところが心に残った。
    学生生活を送っていて、どこか自分の居場所がないと感じる人にぜひ読んでほしい。

    ★自分の考え
    社会人になり就職すると、仕事をひとつの軸として人が関わり合う。それに比べて小、中学校は、地域の人の集まりなだけであって、共通の軸を持たない。なので、社会人にな

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    2022年01月13日
  • たった、それだけ

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    逃げる弱さと逃げる強さ。その先にあるものとは...。前半3編は重く苦しいが、4編目以降は一歩を踏み出す勇気をもらえる。秀逸なプロットと最終話での心温まる展開にふっと落ちてくる安堵感...。いいね! すごくいいですよ!

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    2021年12月19日
  • つぼみ

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    6つの短編からなる。NHKラジオの「ラジオ文芸館」でも扱われた「なつかしいひと」が、一番のおすすめ。

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    2021年07月22日
  • はじめからその話をすればよかった

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    宮下奈都の文章を読むと、どろどろしていた心にすっと風が吹くような感じがする。

    理由はわからないけど、なんでか本当に何もしたくないときに読み始めた。本当は本も読みたくなかったのに、することがなく、本を読む以外に時間を潰せなかった。

    そんな時こそ宮下奈都だろうと思って、無理矢理文章を追い始めた。最初のホルモンの話からどんぴしゃだった。

    そういう気持ちになる事るよねえ、と共感したり、ふふっと笑ったりするうちに、あっという間に1つ目のエッセイを読み終わった。

    もう、やる気がないことは忘れていた。

    宮下奈都の文章はきれいな文章だと思う。そして、優しさが詰まっていると思う。

    だから、読んでいる

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    2021年05月13日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    毎朝、少しずつ読んでいた。
    今日も頑張ろうと思えた。
    心の奥に沁みる文章がたくさんあった。
    また読み返そうと思った。

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    2021年05月10日
  • 羊と鋼の森

    購入済み

    羊と鋼の森

    今回初めて宮下奈都さんの作品を読みました。ピアノと調律師の物語と知って驚きながら手にとりました。
    読みながら、夜に光る木々、星座、森の空気感、風と...丁寧な描写によってさまざまな美しい情景が浮かぶ瑞々しい文章は読んでいてとても心地よかった。他の作品も読んでみたいです。

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    2021年03月25日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    追加収録された2年分が目的で購入。
    サイン本がゲットできて嬉しい。宮下奈都さんのさりげない一言がとても嬉しくもあり心があたたまる。

    宮下奈都さんの雲一つない青空のような清々しい文章が読んでいて心地よかった。
    そして、成長した宮下家の子供たちの何気ない一言や考え方が、自分らしさとしっかりさを兼ね備えていた。
    倍以上生きている私がしっかりせねばと背中を押された気がした。

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    2020年12月23日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

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    六花さん

    六花さんがとてもいいキャラで、癒されました。自分の近くにいて欲しい存在。多くは語らず、でもそばで背中を押してくれる存在でした。
    とてもほっこりする小説でした!

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    2020年12月18日
  • 羊と鋼の森

    購入済み

    調

    美しく繊細なピアノと調律師の物語。

    これさえあれば生きていける。
    その瞬間の弾けるような気持ち,途切れることのない情熱,味わってみたいなぁ。

    目で読んでいるのに,耳の奥から,頭の中から音楽が流れ出てくる。

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    2020年10月15日
  • スコーレNo.4

    購入済み

    恋心が瑞々しい✨

    中学、高校、大学、社会人…それぞれのステージで、少女が瑞々しく、自然に恋をしていく様子が素敵でした。

    どの相手も格好良いなぁ~(о´∀`о)✨
    ……………あ、あれ…?大学時代の相手だけ、誰だか忘れた(笑)印象薄かったんかな。

    そして、麻子の背景にある、モノを愛する力と、家族(特に七葉ちゃん)の存在も、温かくてとても良かったです。心が柔らかく、キレイになった気がします!!

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    2020年10月14日