宮下奈都のレビュー一覧

  • ふたつのしるし

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    偶然か必然か

    ふたつの物語が丁寧に紡がれていた。
    時に傷つきながらも、自分の人生に向き合っていた2人。よかったね、と声をかけたくなるストーリー。

    #エモい #ハッピー

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    2024年04月23日
  • 田舎の紳士服店のモデルの妻

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    2024年25冊目
    宮下奈都さん/田舎の紳士服店のモデルの妻
    容姿端麗な夫と2人の子どもと暮らす、主人公の梨々子。しかし夫がうつ病になり、故郷の田舎へ引っ越すことに。
    慣れない土地での暮らしや子どもたちの問題と向き合いながら、進化していく梨々子がカッコいい

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    2024年04月13日
  • とりあえずウミガメのスープを仕込もう。

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    初めての宮下奈都さん
    食べることと生活をテーマに優しく暖かい文章でいっぱいな一冊
    小松菜を食べていれば大丈夫とかひな祭りの特別な献立とか共感する部分が多くて、でも宮下さんの自然体な丁寧さや北海道での一年に憧れる
    大きな鍋私も欲しいなあ

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    2024年03月10日
  • スコーレNo.4

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    宮下さんの文体はどこまでも抽象的というか、
    例えば『好きになった』と一言で済むところを、何度も何度も言葉を重ね直接的な言葉を使わず表現しているんだなぁと感じます。

    そこが想像力を豊かにするし、細かな情景が浮かび上がると同時に、何かが起こるのか?どうなるんだ?とどんどん読み進めてしまいます。

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    2024年02月24日
  • 静かな雨

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    『静かな雨』

    やたらと美味しい鯛焼き屋のこよみさんと出会った主人公。
    そのこよみさんは突然の事故で事故前の記憶しか留めておけない。
    毎日事故前までリセットされる記憶。
    たまたま『博士の愛した数式』を読んだばかりだったのでこの設定に驚いた。
    しかも作品中にも登場する。

    「人間は何でできているか」と問う主人公に「記憶=意識にのぼらない経験したことも含めて全部。生まれるまで辿ってきた祖先の記憶」と答える姉。
    主人公は「毎日の生活の中での“思い”」だと考える。
    記憶は更新されないが、リセットされている間に何度も聴いたレッチリの新曲を『なんか聴いたことある』と言うこよみさん。
    忘れてしまうこと、忘れ

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    2024年02月19日
  • ワンさぶ子の怠惰な冒険

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    個人的に、のんびりとした何もないように見える日常のなかから生み出す文章が好きなので面白く、どんどん読み進めて行った。3年の間にはいろんな出来事もあり、読み始める前は3年だけかと思っていたけど、3年は長いからやっぱりいろんなことがあるなぁ、と読み終わった時は思った。

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    2024年01月16日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    「神さまたちの遊ぶ庭」のいわばその後が描かれています。
    他所様(宮下家ね)の家の子供なのに、まるで我が家のように感情移入してしまうのは宮下さんのワザなんでしょうね。すごいワザを使ってるように見えないのに見事に手のひらで踊らされてしまいます。……その宮下家のお子さんがいつか我が家の子供の顔と入れ替わり、子育てしてたあの頃をいっぱい思い出させていただきました。
    ありがとうございました。

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    2023年11月20日
  • 誰かが足りない

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    最近宮下さんの作品読みすぎでは?ってくらい読んでるけど、基本全部好き。こちらもよかった。
    他の方の評価・コメントを見ると、意外と高くないことに驚いたけど、好みは人それぞれなんだと改めて感じた。

    前情報無しだったから、タイトルと表紙のちょっと暗いところから、ホラー要素でもある?と思ってた。そんなことないです。むしろ心温まる。タイトルはともかく、表紙は明るくしても良かったのでは、、、

    どこかの国の言葉で晴れという意味のある店名「ハライ」に訪れようとする人々の短編集。
    予約が取りにくくて、いつもいいにおいのする町のレストランに行くときって、どんなときだろう。そういうちょっと特別なお店って、素敵だ

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    2023年09月27日
  • 窓の向こうのガーシュウィン

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    人と関わる喜びからも悲しみからも距離をおいていた主人公が少しずつ枠をはみ出していく物語。主人公のモヤモヤした気持ちがきめ細やかに言語化されていてすごかった。一方で、あえてモヤモヤのまま残されている部分もあって面白かった。
    人と関わる喜びも悲しみも、全部受け入れる覚悟を持とう。身の回りの人たちにちゃんと焦点を合わせて生かなければと思えた1冊。

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    2023年08月13日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    「神さまの遊ぶ庭」を読んでみてその続きがよみたくなって、カバーの挿絵がかわいくて読んでみた
    子供たちの成長てすごいな 自分も二人の娘を育ててみて、毎日このように日々成長できてる感はあまり実感していなかったけど、振り返ればいろいろあったな 家族の形はみな違うけどきっと自分は間違ってなかったんだろうなって思う 大切な娘たち いつまでもいつまでも大好き

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    2023年07月13日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    道民として、十勝民としてこれは読まねば!!
    と思っていた
    この作品は十勝で暮らした時期を中心に描いたものでは無いけれど、それでもあがったなあ
    そして息子たちとむすめのキャラが…いい…
    なんかみんなちょっとボケてて優しい
    こんな片田舎に(ごめんなさい)越して1年暮らすって提案ができてそれが通っちゃう宮下家、最高

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    2023年05月03日
  • 静かな雨

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    『スコーレNo.4』を読んだときにも感じた、この作家への闇雲な信頼感は、デビュー作とされる本作を読んで確信に変わった。
    言葉のセンスも、それが表す情景も、ささやかだけれども抗しがたい無慈悲な現実を内包した世界観も、ただただ美しく儚く、僕を魅了せずにはいられない。
    出会えて良かったと、心から感じます。
    次の作品も楽しみです。

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    2023年04月10日
  • 誰かが足りない

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    さまざまな問題を抱えている人の心情を、丁寧に掬い取るように描かれている短編集。その問題を「誰かが足りない」という感覚にまとめ、作品としての統一感を出している。決して問題が解決するわけではないのだけど、それに対する救いのようなものとして登場するレストラン「ハライ」。そのレストランに行って、人は何が変わるのだろう。そこで過ごした時間を糧に、そこから先の人生を過ごしていくのだろうか。もしそんなレストランがあったら、何ヶ月先でも予約して行ってみたい。そしてそこで思うのだろう。「誰かが足りない」、と。

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    2022年08月14日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    北海道から帰ってきて、の暮らしの続きを読みたくて購入。お子さん3人のことが大好きになりました。くすっと笑えて最高です。

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    2022年06月25日
  • たった、それだけ

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    ネタバレ

    本を選んだ動機が不純で、読み終えて自分が嫌になったし、却って吹っ切れた部分もあった。
    やっぱり宮下奈都さんの書く文章は美しくて胸を打つ。大好きだ。

    「相手の幸せ」ってなんだろうね。
    夫婦や愛人や友達恋人。
    それを一番に考えられて、行動できるって、わたしにはできない。
    この物語に出てくる人たちは、みんなそれぞれ一生懸命で、相手のことを考えていて、きっといつか救われてほしいと読んでいて思わされる。

    いつか、あの家族は出会えるんだろうか?
    幸せになれるんだろうか??
    終わり方が秀逸。

    だけど、そんな人でも不倫するんだな…
    誠実そうな、結局家族が一番なひとでも…。
    どうしてそうなってしまったんだ

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    2022年01月30日
  • ふたつのしるし

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    ハルというおんなじ呼び名を持つ2人の物語。

    2人の不器用さや真面目さに共感したり、切ない気持ちになったりした。どこか儚くて、狂気的な2人の行先を少しハラハラしながら読んだ。しかし最後には温かい気持ちが残った。

    学生生活では埃の様な扱いをされてきた温之が、社会人となってからは仕事熱心な点を認められ、自分の居場所を見つけたところが心に残った。
    学生生活を送っていて、どこか自分の居場所がないと感じる人にぜひ読んでほしい。

    ★自分の考え
    社会人になり就職すると、仕事をひとつの軸として人が関わり合う。それに比べて小、中学校は、地域の人の集まりなだけであって、共通の軸を持たない。なので、社会人にな

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    2022年01月13日
  • たった、それだけ

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    逃げる弱さと逃げる強さ。その先にあるものとは...。前半3編は重く苦しいが、4編目以降は一歩を踏み出す勇気をもらえる。秀逸なプロットと最終話での心温まる展開にふっと落ちてくる安堵感...。いいね! すごくいいですよ!

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    2021年12月19日
  • つぼみ

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    6つの短編からなる。NHKラジオの「ラジオ文芸館」でも扱われた「なつかしいひと」が、一番のおすすめ。

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    2021年07月22日
  • はじめからその話をすればよかった

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    宮下奈都の文章を読むと、どろどろしていた心にすっと風が吹くような感じがする。

    理由はわからないけど、なんでか本当に何もしたくないときに読み始めた。本当は本も読みたくなかったのに、することがなく、本を読む以外に時間を潰せなかった。

    そんな時こそ宮下奈都だろうと思って、無理矢理文章を追い始めた。最初のホルモンの話からどんぴしゃだった。

    そういう気持ちになる事るよねえ、と共感したり、ふふっと笑ったりするうちに、あっという間に1つ目のエッセイを読み終わった。

    もう、やる気がないことは忘れていた。

    宮下奈都の文章はきれいな文章だと思う。そして、優しさが詰まっていると思う。

    だから、読んでいる

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    2021年05月13日
  • 緑の庭で寝ころんで 完全版

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    毎朝、少しずつ読んでいた。
    今日も頑張ろうと思えた。
    心の奥に沁みる文章がたくさんあった。
    また読み返そうと思った。

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    2021年05月10日