宮下奈都のレビュー一覧

  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    今年最後の1冊にふさわしかった。宮下奈都さんの作品はさらりと読みやすい。原田マハさんの作品は短編だけども流石に深い。小路幸也さん人と人の繋がりと本とのつながりに安定感。中田永一さんのメアリー・スーを殺してが新鮮だった。

    0
    2018年12月31日
  • はじめからその話をすればよかった

    Posted by ブクログ

    宮下奈都さんの初エッセイ集。

    宮下奈都さんのエッセイは初めて読んだのですが、宮下さんって、小説作品数の割にはエッセイ集を多く上梓されている気がします(確か、今のところ4冊も出してる)。

    その真摯で心地よい温度の小説をどのような方が書いているのだろうと思う読者が多いからではないか・・・と勝手に考えたのですが、そんなわたしの予想を裏切らず、優しくてほのぼのとした世界観が垣間見られるエッセイでした。

    家族と小説を愛し、穏やかな日常をいとおしむ姿勢が素晴らしい。
    こんな、ささいな日々の何でもないことから抽出した言葉が積み重なって小説となり、読み手に新しい視座を得るという体験を味わわせてくれるん

    0
    2018年09月02日
  • マウンドの神様

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    野球を愛する人気作家の野球を題材にした小説、エッセイを、集めた短編集。
    どの作品も作家の野球への思いや造詣が伝わってきて面白かった。個人的には「ひゃくはち」の著者早見和真の「あの日、監督がうなずいていれば、僕は-」が「ひゃくはち」の舞台となった高校、監督が登場していてツボだった。

    0
    2017年07月22日
  • はじめからその話をすればよかった

    Posted by ブクログ

    ポツポツとそのときに宮下奈都さんが感じたことだったり考えたことだったり体験したことだったり。
    この人の感性というのがどこにあるかを覗けた気がする。気がするだけだが。
    こういう本をもっと早く知って紹介されてる本や作品を読んでるか、もしくはすでに読んでいた上でこの本を読みたいものです。
    本読もう。

    0
    2017年06月04日
  • 誰かが足りない

    ネタバレ 購入済み

    そのくらいがちょうどいい

    私には誰が足りないのか考えた。
    誰だろうな。思い浮かばない。

    0
    2017年05月20日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    本をめぐる物語というか、本に係わる物語って感じ。
    色んなかかわり方があるとは思うけれど、それだけでなく、
    本が出来上がるまでに、色んな人が関わっているんだと思ったら
    ますます本が愛おしくなります。

    アンソロジーは新しい作家さんとの出会いの場である。
    ましてや本関連のアンソロジーときたら、期待度大である。

    好きなのは、「メアリー・スーを殺して」
    話の流れから、どんな結末になるかと思ったら
    さすがの乙一氏ですね。
    ある意味、予想外で中田氏らしい終わらせ方でした。
    ちょっとしたきっかけで、人って変われるんだって思わせる。
    これは読後感がよいです(p^_^q)

    「砂に埋もれたル・コルビュジエ」

    0
    2016年12月01日
  • 窓の向こうのガーシュウィン

    Posted by ブクログ

    何かが足らない欠落感という枠に自身を閉じ込めていた佐古さん。後ろを向く理由や下を向く言い訳にしながら、自己に正直であろうとする無意識の真摯さも感じて嫌いになれない。
    認めてくれる人や仕事、自分の居場所に出会って最後は枠から自由になれたんだな。
    彼女も彼女を取り巻く人たちも日常の陰りを抱えている人生だけれど、それでもほんのりと胸が温もるのは誰も誰かを否定していないからなんだろう。
    我が子も早産だったから、未熟児を「保育器には入れません」って選択が親にあって、それがまかり通る設定は驚きと同時に違和感があった。

    0
    2022年07月21日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    ⚫メアリー・スーを殺して/中田永一(乙一)
    ⚫旅立ちの日に/宮下奈都
    ⚫砂に埋もれたル・コルビュジェ/原田マハ
    ⚫ページの角の折れた本/小手鞠るい
    ⚫初めて本をつくるあなたがすべきこと/朱野帰子
    ⚫時田風音の受難/沢木まひろ
    ⚫ラバーズブック/小路幸也
    ⚫校閲ガール/宮木あや子

    こういった本を読んでいつも思うのは、自分にとって新しい作家に出会える嬉しさ。
    といっても、今までは目当ての作家以外に1人2人いれば当たりだったが、今回は4人もいる。
    誰から手を出そうか。

    0
    2018年04月18日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

     短編集。どれも面白く、さらりと読めた。

     作者・読者・装幀家・校閲者など、色々な立場から本と関わる主人公たちの、本に纏わる物語。

    「メアリー・スーを殺して」を特に気に入った。

    0
    2015年07月03日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    旅行中に持ち歩くのに
    重すぎず(内容的にも)
    さらっと読めるものを、と購入。
    題名の通り、本をめぐる様々なお話。
    どの作品も、さらっと読めるうえ
    いい話だった。

    0
    2015年07月15日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    砂に埋もれたル・コルビュジエ 原田マハ
    初めて本をつくるあなたがすべきこと 朱野帰子
    校閲ガール 宮木あや子
    この3作が良かったな。

    0
    2015年05月04日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    苦手あり、鷲掴みあり、ニッコリあり。
    楽しく読んだ、アンソロジー。

    原田さんは「認知症」の父親を介護する女性の話が、
    現実的でたまらなかった。

    小路さんの「旅の本」でなくて、「旅する本」。
    らしくて大好き。

    沢木さんは初読みですが、面白かった。
    無職の40歳、男性、時田風音が受賞後の2作目を書く時のお話。
    結構笑えて面白かった。おっちゃん、頑張りや!と思う。

    初読みの作家さんが多くて、いい出会いだったな。

    0
    2015年03月29日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    小路さんがいらっしゃるので購入。
    電車移動時間等におすすめな読みきりサイズの短編集。
    宮下さんはスコーレNo.4のみ読んだことがあり、他の方々の作品は初めて読みました。
    本というキーワードを多角的な視点でピックアップして物語が展開しています。

    「メアリー・スーを殺して」は、二次創作の畑を通ってきた身としては、お、俺を殺してくれ、と思うような暗黒時代を思い出させるような、そんなリアリティのある空気にえぐられました。面白かった。

    やっぱり大好きな作家さんということで贔屓目もりもりな気もしますが、「ラバーズブック」がとても好きです。読み返したい短編。短絡的じゃなくて完結していてなおかつ重量がある

    0
    2015年02月08日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

    Posted by ブクログ

    書名通り、本をにまつわる、いろんな作家さんの短編集。その中で、時田風音の受難が少しコメディっぽくて、一番面白かった。

    0
    2014年10月08日
  • 静かな雨

    Posted by ブクログ

    食べ物の描写がおいしそうで、食べ物にからめて人物の感情の描写も展開していく系統の小説。
    鯛焼きと豆のスープ食べたくなった。

    0
    2026年07月06日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

    Posted by ブクログ

    豆。そうなんよなぁ、自分にとっての豆をずっと探してる。
    ある気はするけど手掛かりが掴めないでいる。書いたり話したりしたけどなぁ。
    自分が会社辞めた時は気持ち良かった。周りに出来ないことだったり、違うことだったりを見せれた気がして。レールから外れる経験も気持ち良かった。でも次そうしたい訳でもない。
    次は、そうだな…、粛々と今の生活を、ぐらいしか思いつかない。
    動けって話だけど動く気力は今はない。明日からでもいいか。

    0
    2026年06月28日
  • 静かな雨

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1つ目の作品「静かな雨」
    ・事故をきっかけに記憶障がいを抱えた女性と、生まれつき足に障がいを抱える男性とのお話。
    ・2人が結ばれることができたのは事故のお陰で、もし事故が起きていなくても、2人は結ばれたのだろうか?
    ・雨が降ったら土に染み込んでまた乾き、雨なんて降ってないように元通りになる。こよみの涙や悲しみもまた、一晩経てば忘れられて、なんでもないように、乾いて元通りになる。切ない。
    ・ブロッコリとリスボンのくだりが重なった時、可哀想で切なくなった。

    「世界は広い。だけどあたしの世界はあたしの身の丈にあったぶんしかない。そう思うと、焦るでしょ?いろんなことを知りたい、知らなきゃいけないって

    0
    2026年06月18日
  • 誰かが足りない

    Posted by ブクログ

    絶対、今邑彩みたいなミステリーだと思った。表紙の感じが似てる。
    読むと全然ミステリーではなく、どれも明るい兆しがして安心。
    でもやっぱりこのタイトルと表紙の絵は内容にあってないと思うのだけど、私だけかな。

    0
    2026年06月15日
  • 神さまたちの遊ぶ庭

    Posted by ブクログ

    北海道の山奥に山村留学した宮下ファミリー。留学を決断しトムラウシで暮らした1年間が描かれているのだけど、一番の感想は「宮下家の家族の仲の良さが羨ましい」「家族のキャラがすてき!」ってこと。読んでいると口角が上がってくるよ

    0
    2026年06月13日
  • 太陽のパスタ、豆のスープ

    Posted by ブクログ

    ドリフターズ・リスト
    やりたいことリストのことなんや。

    本文にもある通り、カトちゃんも志村も長さんもブーも
    関係ない。
    関係ないんだけど、どうしても頭によぎってしまうな。


    このお話のいいところは、
    ドリフターズ・リストを作ったからって人生が好転するわけじゃなくて、まだまだ主人公は右往左往して悩んで悩んで進んでいくところ。
    色んな気づきがあるところ。

    それで良いんだよね。
    人生、ここで終わりじゃない。
    何かが叶ってもまだ続いてく。

    0
    2026年06月05日