宮下奈都のレビュー一覧
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タイトルの読点を打ち間違えていたことに、
読み始めて少しして気がついた。
紳士服店のモデルが女性であるはずはないわね。
読点は紳士服店の、の下ではなく、
モデルの、の下でした。
勘違いに一人赤面。
学校でいちばん好きな時間 げこう
うちの子、めっちゃ言いそう。
学校は好きじゃないけど毎日行ってるんだから頑張ってるじゃん。そりゃ学校が好きな方が楽だろうけど、好きじゃない人に好きになれ、とかストーカーとさして変わらない。
10年後の自分なんか想像出来ない。
何なら一日終わった時の自分がどうなってるかも分からない。気分良く起きたって子供の不機嫌に当てられたり、仕事でヘマをやったり、最悪な気分で逃げる様に寝てしまう羽目になったりする。最悪な気分で一日が始まっても、どうにかなってたりすることもあるし。
一週間を総括してみよう、とか、毎月今月のベスト3をブックリストにしてみよう、とから思った事もあったけど、決意なんてサラサラと溶けていく。
気がついたらここにいる。
それで悪くないんじゃないかと思ってる。
俵万智さんの短歌をちょっと思い出した。
「揺れながら前へ進まず子育ては おまえがくれた木馬の時間」 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「いつも行列からはみ出すやつは、いざという時の人間なんだ。」
親友の健太が、蟻の行列ばっかり見ていた子どもの頃にかけてくれた言葉が支えになっていた。
世間や先生にLDという枠に当てはめられて窮屈にされ、疎外感や無力感にうちひしがれがちなのに、この健太の存在は力強い。
もう一人のハルは、周囲の期待に応え、周囲を気遣い、ひたすら優等生をしていた。でも、彼女も殻を破り傷つき、変わっていく。
しるしを見つけてくれたのは温之かもしれないが、二人は運命のように出会い、惹かれ合う。
本当に大事なものと出会えることを信じて、自分らしく生きていくこと。それかな。 -
Posted by ブクログ
一人の女性の成長を描いた小説。4章からなり、器量の良い妹に嫉妬する少女時代、学校になじめない学生時代、疑問を抱きつつ過ごすOL時代、専門分野を見出す社会人時代、という感じで、主人公の人生が発展していく。
主人公は容姿も能力もごく平凡な女性で、本人も子どものころからそれは自覚している。成長に従い、恋愛を経験したり、親の人生に思いをはせたりする。姉妹間で嫉妬心や競争意識を持つのは割と普遍的だが、比較されて見劣りする方はずっと劣等感を持ち自己肯定感が持てなかったりする。
子ども時代の恋愛の話は感情移入できず、またこの著者の表現が表面的で慣れるまで頭に入ってこない部分も多かった。後半は会話中心で助かった。
文章との相性だとは思うが、取り立てて面白いかとかまた読みたいという本ではなかった。 -
Posted by ブクログ
6人の作家さんによるアンソロジー
アンソロジーは買ったことがなかったのですが装丁のマンゴーかき氷に心奪われて手に取りました。
「停止する春」心に刺さる。また読み返したい
「チャーチャンテン」読んでいてワクワクした
「猫はじっとしていない」蜃気楼のような空気感のある話
私はこの3つがとても好みでした。台湾、香港旅行好きな方におすすめです。
なんとなく敬遠していたアンソロジーでしたが読んだことのない作家さんの魅力を知るきっかけになってたまにはこうやって新しく本を開拓していくのもいいなと思いました。
台湾で食べたマンゴーかき氷はほんとうにおいしかった。。また行きたいなぁ