宮下奈都のレビュー一覧

  • いつか、アジアの街角で

    Posted by ブクログ

    6人の作家さんによるアンソロジー
    アンソロジーは買ったことがなかったのですが装丁のマンゴーかき氷に心奪われて手に取りました。

    「停止する春」心に刺さる。また読み返したい
    「チャーチャンテン」読んでいてワクワクした
    「猫はじっとしていない」蜃気楼のような空気感のある話

    私はこの3つがとても好みでした。台湾、香港旅行好きな方におすすめです。
    なんとなく敬遠していたアンソロジーでしたが読んだことのない作家さんの魅力を知るきっかけになってたまにはこうやって新しく本を開拓していくのもいいなと思いました。

    台湾で食べたマンゴーかき氷はほんとうにおいしかった。。また行きたいなぁ

    0
    2025年01月28日
  • いつか、アジアの街角で

    Posted by ブクログ

    6作家の短編集。

    どの作品も作家さんならではの内容でした。

    大島真寿美のチャーチャンテンがいちばんテーマにも合って良かったな。著者作、最近見かけないな、そろそろかしら。

    0
    2024年12月18日
  • たった、それだけ

    Posted by ブクログ

    一気に読んでしまった。
    謎解きのような要素もあり、色々な登場人物の立場から描かれていてあの時こういう感情だったんだと当事者と他者との比較をしながら読めた。
    最後はどうか幸せな巡り合わせがありますようにとかすかな希望が持てる気持ちの良い本でした。

    0
    2024年12月01日
  • はじめからその話をすればよかった

    Posted by ブクログ

    宮下奈都さん、実在するワンさぶ子の印象が強かったけれど(今実家にいるのも白柴なので)、著作名見たらいくつか読んでいました。
    気持ちの良い作品書かれるなぁ…と思っていた。
    エッセイも面白かったです!ご家族や周りへ向ける視線がおおらかで良いなぁと思いました。
    国宝に住んでらしたところ、クスクス笑いました。近所も国宝。
    掌編が載ってるのもよかった。ひゅっとなるけど「あしたの風」が好き。

    島本理生「波打ち際の蛍」を読んだときのことも思い出しました。こんな恋愛小説があるんだ、と。
    個人的に辻村深月が苦手で、なぜ皆さんこうヒョイヒョイ読めるんだろう、ドMなのか…?と思う。わたしはいつ読んでもキツいけれど

    0
    2024年11月17日
  • 田舎の紳士服店のモデルの妻

    Posted by ブクログ

    10年を通した梨々子の考え・気持ちをずーっと読むことができて、きっとこの先もいろいろあるけど生きていくんだって思える物語だった。

    0
    2024年11月10日
  • 誰かが足りない

    Posted by ブクログ

    「誰かが足りない。いつからか私もそう思っていた気がする。それが誰なのかはわからない。知っているはずの誰か、まだ会ったことのない誰か。誰なんだろう。いつ会えるんだろう。わからない。ずっと誰かを待っていることだけはわかっているのに。足りないのは、もしかしたら、私──。私はいつかの私を取り戻したいのではないか。あるいは、まだ見ぬ私に新しく出会いたかったのではないか」

    0
    2024年10月24日
  • いつか、アジアの街角で

    Posted by ブクログ

    アジアというか東南アジア大好きな私にとって、なんとなくふわっと面白い短編集でした。

    一番好きだったのは、「月下老人」

    0
    2024年10月23日
  • 誰かが足りない

    Posted by ブクログ

    6つの短編集。どの主人公にも共感できたし、皆んな何かしら葛藤しながら生きているんだな、と。
    うーん、、しかし全体的にあんまり深い印象が残っていないのは、日常に溶け込んだ話すぎたからか?

    0
    2024年10月13日
  • ふたつのしるし

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第1話 1991年5月
    渡辺孝代
    一年二組の担任。

    横山寧々
    小学一年生。

    柏木温之
    ハル。小学一年生。

    容子
    ハルの母。

    慎一
    ハルの父。

    浅野健太
    小学一年生。

    塚谷阿佐美
    小学一年生。

    大野遥名
    中学一年生。ハル。勉強ができるのに隠して、眼鏡をかけてきれいな顔が目立たないようにしている。

    大野聡
    遥名の兄。AB型のRh(-)というめずらしい血液型。

    香澄
    遥名のクラスメイト。クラス委員。

    洋司
    遥名の父。

    里桜
    中学一年生。


    第2話 1997年9月
    温之
    中学一年生。下の歯が抜けた。

    花井
    小学校の同級生。こけしみたいな女の子。

    健太

    遥名
    大学一年生。聡

    0
    2024年10月13日
  • いつか、アジアの街角で

    Posted by ブクログ

    私も同じ経験をしているので、「停止する春」は当時の事を思い出すと同時にあれから月日が流れて今居る自分の居場所、気持ちも含めて共感出来るものがあった。

    0
    2024年10月07日
  • 静かな雨

    Posted by ブクログ

    忘れても忘れても ふたりの世界は失われない_

    優しい雨に打たれたような読後感…

    傷ついて
    失って
    抱えて
    心を手当てして

    抱えているものは
    自分で乗り越えていくしかないけれど
    僕の世界に 大好きな彼女がいて…
    彼女の世界にも ちゃんと僕も存在していて…

    たとえ
    彼女が1日経てば
    その日の出来事を忘れてしまっても
    日々が何も残していかないわけではない…

    生きていれば 誰にでも直面する厳しい現実_

    静かに
    繊細に
    柔らかく
    丁寧に
    美しく

    ふたりの適度な距離感と
    人を想う温かさを感じられる素敵な物語でした

    0
    2024年10月05日
  • いつか、アジアの街角で

    Posted by ブクログ

    表紙のイメージからてっきり「食べ物」「旅」のアンソロジーかと勘違い。実際は台湾や香港を感じられるアンソロジーでした。

    特に好きだったのは、
    「隣に座るという運命について」 
    幽霊疑惑のエイフクさんとのクスリとなるエピソードが好きでした。大学生が描かれており、懐かしい気持ちにもなりました。

    「チャーチャンテン」 
    初読みの作家さん。何だか“縁”を思わせるストーリーも、作品に漂うごちゃごちゃしてるけど安心感のある雰囲気も、とても心地よくて好みでした。

    「停止する春」 
    「あぁ、これは…」。心が痛むのに読まずにいられない。言葉が自分のなかに爪痕を残していくような妙にあとを引く感じ。島本さ

    0
    2024年09月26日
  • いつか、アジアの街角で

    Posted by ブクログ

    星3.5
    有名女性作家たちが書いたアジアを舞台にしたアンソロジー、と思ったら実際アジアに行った話は角田光代さんのだけだった。アンソロジーのいいところは、普段手に取ることのないようなジャンルの物語を読めること。この中にも、私がいつもは読まないような不思議な話がいくつかあった。
    角田さんの話に出てくる迪化街は去年ぶらぶらして歩いたので、不思議な話でもどこか納得してしまった。また、私は猫にあまり興味がないのだが、角田さんの猫の描写はくすっと笑ってしまった。
    表紙のマンゴーかき氷の絵が好き。

    0
    2024年09月18日
  • ふたつのしるし

    Posted by ブクログ

    優等生の女性と不器用な男性の運命的な出会い。
    結末までの話の持って行き方はやや強引に感じたが、文体が美しく、宮下奈都さんらしさを感じられる作品。

    0
    2024年08月16日
  • いつか、アジアの街角で

    Posted by ブクログ

    暑い夏の小旅行のお供にと手にした文庫。
    台湾多めのアンソロジーで、待ち時間にちょこちょこと読むのに丁度よかった。

    台湾には若い頃訪れたことがあるけれど
    桜庭一樹さんも角田光代さんも描いていた「月下老人」は聞いたことがなかった。
    角田光代さんの猫をモチーフにした輪廻にまつわる短編が、ぼんやりとした結末にも関わらずグッときた。(やっぱり角田さんといえば猫ですね…)
    私自身に前世の記憶はないけれど、私の姉もひょんなことから前世の記憶が蘇ったという。
    角田光代さんの前世の記憶が気になる…

    前世の記憶はないけれど、私も生まれ変わったら出逢うべき人に出逢えるようにいつか月下老人にお参りに行きたい。

    0
    2024年08月11日
  • いつか、アジアの街角で

    Posted by ブクログ

    台湾多めのアジアの話、6篇。

    ズバリその国に出かけて行ったり、その国の人との交流だったり、ただ出てくる食べ物がアジアのものなだけだったり、と、アジア度はそれぞれなれど、どれも体温の通ったあったかいお話でした。

    「停止する春」「チャーチャンテン」の2篇がおすすめ。

    0
    2024年08月03日
  • 誰かが足りない

    Posted by ブクログ

    [予約2]の認知症の症状がでてきた女性の話しが私にとってはリアルで未来が怖くなった。
    でも、"少しずつ少しずつ変化がくるからその間にじゅうぶんに慣れることができる"
    うーむ、妙に納得‼︎ たしかに今は若いときより生きやすくなった。
    私がとしをとって忘れることが多くなっても、試すような質問はあまりしてほしくないな…

    0
    2024年07月30日
  • マウンドの神様

    Posted by ブクログ

    夏の甲子園を控えた今の時期にぴったりで、サクッと読めるアンソロジー。元球児含む野球好きの作家さんが集結。高校野球に纏わるあれこれが温かい視線で描かれる8編は、著者それぞれの個性がよく表れていたと思う。ドラフト指名を待つ球児の一日を描いた額賀澪さんの「肩車の権利」が一番好みかな。荻原浩さんと宮下奈都さんのエッセーもいい味を出していた。

    0
    2024年07月07日
  • 田舎の紳士服店のモデルの妻

    Posted by ブクログ

    私は、わりと長いタイトルの本が気になる。それが、この本を手に取った理由。

    理想的な人との結婚、出産からの夫のうつ発覚、辞職、田舎での新しい生活。思ってもみなかったことを受け入れて、頑張る梨々子。なんとか馴染もうと頑張るけれども、夫とは気持ちがすれ違う。子どもの成長で気になることがあっても、相談できる人がいない。隣人は愛想笑いもしない。以前のママ友からは自慢のメールが届く。そんななかで頑張る梨々子の心情が、2年ごとのできごととともに綴られていた。

    梨々子は、時がたつにつれ、場所にも慣れ、人にも慣れ、見方が変わって受け入れられることが増えていく。普通ってなに?と思う気持ちは、私もいつも思うこと

    0
    2024年07月01日
  • 窓の向こうのガーシュウィン

    Posted by ブクログ

    以前半分くらいまで読んで、読み進められなくなってそのままにしていた本。
    また最初から読み直してみた。

    主人公の心情が丁寧に描かれていた。
    ちょっと独特な感性で。
    でも、独特じゃない人なんていないと思う。
    みんなちょっとずつ違っていて、感性が近い人と遠い人がいるだけではないか。
    少なからずそのことはみんなわかっていると思うのだけれど、他人の気持ちを推し量れない人、うまく伝えられない人に世間は冷たい気がする。
    理解できない言動をする人も、色々なことを感じたり、考えたりしているのにね。
    そんな世間から気持ちを守るために感情を無意識に押し殺してきた主人公に胸が痛んだ。

    最初は読みづらいな、と思って

    0
    2024年06月29日