須賀しのぶの作品一覧
「須賀しのぶ」の「流血女神伝 ~帝国の娘~」「芙蓉千里シリーズ【全4冊 合本版】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「須賀しのぶ」の「流血女神伝 ~帝国の娘~」「芙蓉千里シリーズ【全4冊 合本版】」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
上智大学文学部史学科卒。1994年『惑星童話』でデビュー。同作は上期コバルト・ノベル大賞の読者大賞を受賞。『キル・ゾーン』シリーズ、『流血女神伝』シリーズなど数多くの作品を手がける。2013年『芙蓉千里』で第12回センスオブジェンダー賞大賞を受賞している。
Posted by ブクログ
私が今所属しているコミュニティに中国から来た留学生くんが居て、短いあいだ雑談できる機会があったので中国の歴史の授業で最重要視されている事件は何かと聞いてみたら南京大虐殺だと答えてくれた。日本の歴史の授業では南京事件、と教わる日本兵が数ヶ月にわたって30万人の中国人を虐殺した事件だった。また、日本で戦争の話はしないようにしている、と言っていて、異国の地で生活する中での苦労と配慮が伺えた。
敗戦国側の歴史は異国の地では語られない。ただその国は失われた兵士や市民の命の重みを忘れることがないように、自国の中でその歴史を語り継ぐのだと思う。私達は真実を知るために、敬意と配慮を持ってそれらに向き合って
Posted by ブクログ
作者買いする作家が1人増えた。世界観は壮大、しかし心理描写は繊細でページを捲る事に物語のなかに惹き込まれた。読み終わった時にはどこか長旅から帰ってきたのかと思える程の満足感が残った。好み過ぎる作品に出会えた興奮を落ち着けるため好きだった所を語らせて欲しい。
なによりも、登場人物の生き様がかっこいいのが堪らなく好きだった。舞台は冷戦中のドイツなため超えてきた山場の数が多いのか、かなり肝が据わっている登場人物が多かったように思う。私よりも幼い子が窮地に立たされたとしても気丈に振る舞う様子に、読む人の心を動かすような、巨大なエネルギーを感じた。
また、最後まで自身の信じる道を貫こうとする姿勢があり、