須賀しのぶの作品一覧
「須賀しのぶ」の「流血女神伝 ~帝国の娘~」「また、桜の国で」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「須賀しのぶ」の「流血女神伝 ~帝国の娘~」「また、桜の国で」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
上智大学文学部史学科卒。1994年『惑星童話』でデビュー。同作は上期コバルト・ノベル大賞の読者大賞を受賞。『キル・ゾーン』シリーズ、『流血女神伝』シリーズなど数多くの作品を手がける。2013年『芙蓉千里』で第12回センスオブジェンダー賞大賞を受賞している。
Posted by ブクログ
読んでいる間はずっと緊張状態で気が休まらないけど、とても引き込まれて、最後の章は夜中に一気読みした。小説なのにドキュメンタリーを読んだような、どごまでが本当の話だろう?と思った。
ポーランドという国について、今まで全く興味を持ったことがなかったので、シベリア孤児が日本に助けられて本国に帰ることができた話など初めて知った。ドイツやソ連などが占領してきた歴史やワルシャワ蜂起など、そういえば世界史の教科書に一行程度で書かれていてかも、くらいの記憶のことを詳しく知ることができた。同じポーランド人なのにユダヤ人や知識人は、攻め込んできたドイツ兵に突然連行されたり、ユダヤ人だけゲットーという地域に無理や
Posted by ブクログ
もの凄い読書体験だった……最後の一文に震えて、読後もしばらく鳥肌が止まらなかった。
計り知れない膨大な労力を費やしたこの渾身の一冊に、まんまと打ちのめされた。
文庫で1000円は安すぎる。あかん安さ。
敬意を込めてなさすぎる値段設定。
解説まで読み終わってフラフラしながら
最後のおなじみのページ「100字書評」を見て
「…100字に収められるかいっ」と
思わずツッコミを入れてしまった。
日本で生まれ育ち、家系を遡っても日本人しかいない私にとっては
「見えているものだけが世界じゃない」ことを
終始痛感してやまない。
自分が何者であるのか、なんの人種なのか、
祖国とはなんなのか、アイデンティ
Posted by ブクログ
個人的にドイツ在住経験があり、趣味で楽器演奏をしているため、演奏者の葛藤や現地の雰囲気を鮮明にイメージしながら楽しんで読むことができた。
しかし、どうしても不思議なのが、著者はこの時代に居たわけでも、恐らく作家であることから海外の音大で学んだ経験もないと思われるのに、何故ここまで繊細かつ活き活きと、人々や情景を描けるのかである。
巻末の解説で朝井リョウさんが「この人、書けないものない系の書き手だ」と評しているのに首肯した次第。深く感銘を受けた。
ストーリーは、当時の東ドイツの暗く重たい雰囲気と、新たな時代に進もうとする熱狂のうねりの中に身を置く主人公の、他者との交流を通じた内面の葛藤と成長を表