須賀しのぶのレビュー一覧

  • 革命前夜

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    今さらながら、さすが須賀しのぶさんでした。だいぶ前に、「また桜の国で」を読み、素晴らしかったのですが、その重みに、この本を読むのを躊躇しておりました。私の感想より、朝井リョウさんの解説を是非お読みください。

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    2026年10月21日
  • また、桜の国で

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    後半は特に残虐すぎて目を背けたくなった。
    平和ボケした今の私たちこそ読むべきものだったし、歴史を学ぶことの重要性を感じた。

    信念が地に足をつけさせ、己の原動力になることをひしひしと感じさせられた。

    今の自分はただただ好きなことをして、特に何も考えることもなく生きているだけ。何か一つでも譲れないものとかこれだけは守るという信念を探してみようかなと思った。

    ユビキリゲンマンで涙腺が崩壊しました。

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    2026年10月20日
  • 革命前夜

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    東西冷戦は教科書で習った程度で、当時の東ドイツ取り巻く政治情勢や一市民の想いを全く知らなかったし知ろうともしなかったのだなと悲しくなった。

    朝井リョウの解説にもあったが、1989年の東ドイツには私たちと同じ市民が確かに生きていたこと、東西分裂は私たちが立っている場所と地続きの場所で起きていた光景だということを改めて考えさせられた。
    当時の状況を見てきたかというくらい背景描写に臨場感があり、そこも驚き。この本を読むことができてめちゃくちゃ良かったと思います。傑作!

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    2026年10月18日
  • 革命前夜

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれて購入、大当たり。
    ドイツの情勢とか全然わからない状態でも行けます。
    人の想いと熱気と音楽。鳥肌が立った。

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    2026年10月16日
  • 革命前夜

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    友人に勧められて。
    イェンツとヴェンツェルの関係性が良かった。
    シュウジの心が脆弱なくせに頑固なところがなぜか魅力的に見えた。

    物語として綺麗に完成されていて、最後のヴェンツェルが粋すぎて!
    最初は嫌いじゃないよこういうやつ、くらいに思っていたけど、大好きに確信した。これは女を虜にしちゃうよ。。

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    2026年09月24日
  • 神の棘II

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    読み終わった時思わず大きなため息。
    久しぶりにこんなに引き込まれる世界観を楽しめた。
    この本のストーリーは第二次世界大戦のナチス政権下にいた二人のドイツ人の話であり、民族とは何か、正義とは何かを常に考えさせられるお話である。
    二人のドイツ人は幼なじみでありながら対極の場にいる。同じドイツ人でありながらもそれぞれが自分の運命のもとに立ち向かっていく話である。
    かなりの長作だが、あっという間に読み終わってしまうのでぜひ壮大なストーリーを読んでほしい。
    個人的な話だが、自分もまた聴覚障害があるのでもし当時ユダヤ人だとしたら真っ先に自分はユダヤ人の障害者として殺されていたのだろうなと自分に置き換えて色々と考えさせられた。

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    2026年09月19日
  • 革命前夜

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    はじめは少しずつ読み始めた。でも、いつしか読む手が止まらないほど夢中になっていて、三日間、嵐に巻き込まれるかの如く読み耽っていた。読み終えた今、綴れることは、音楽が、東ドイツに生きた人々のみじめさと、焔のゆらめきと、生活が、その人生が、わたしの心をさらって言ったということだけかもしれない。今や、他人事ではないドイツの歴史に、心揺さぶられ、シュウジと一緒になって、ひとりの日本人としてその時代を生で味わったような気持ちになった。覚悟と熱意を持って戦うキャラクターたちに、自らの脆弱さが恥ずかしくなるほど。それぞれのキャラクターたちは、須賀しのぶ作品らしい理知的で冷静なたくましさを持っていて、惹かれずにはいられなかった。特にヴェンツェルとイェンツは対照的な存在ながら、どちらの立場も、心象も、痛いほど伝わり、その人間味に惚れ込んでしまった。間に挟まる主人公にだけ、仲間たちとの絆が見え、安易な友情でも恋でもない、どこか多角的な人間関係にシュウジの立ち回りの巧さも感じた。執着の強い物語が多い現代で、キャラクターたちの心象はどこか大人びて見える。ピアノやヴァイオリンといった音楽の描写も歌い上げるような心地よさで、余韻が強く、物語の中から未だ抜け出せずにいる。すごい傑作だった。

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    2026年09月13日
  • 夏の祈りは(新潮文庫)

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    久々に落ち着いて甲子園を見ていて、無性に何か野球の物語を読みたくなっていたときにタイムラインに流れてきた一冊。

    ああ、高校野球だと感じさせてくれる一冊。読んだあとちゃんと感動できます。
    久しぶりに読書熱が返ってきました。

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    2026年08月15日
  • 革命前夜

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    歴史とそれに巻き込まれる日本人。どうやって取材したんだろう、経験してないことを書ける作家は本当にすごい

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    2026年07月28日
  • 革命前夜

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    面白かった。
    「恐ろしいのに、強烈な引力をもつその音の奥に ひそむものを知りたいからだ。」
    惹きつけられるものを私も知りたいと思った。
    ベルリンの壁のことは、幼い頃のうっすらとした記憶しかないが、その時代に人を敵と疑わないといけないのは辛いなと感じるところであった。

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    2026年07月29日
  • コバルト・プレイバック・アンソロジー part 1

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    あえてよかった!そんなコバルト文庫さん。わたしの青春が帰ってきた気持ちになりました!マリア様がみてる、もっかい読み直そうかなあ

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    2026年07月25日
  • 革命前夜

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    まるでドレスデンに留学していた人の回想録読むように感情がのっていく。構成良さをしっかり裏で支える参考文献の数々。書いたのはピアニスト?ドイツ在住?歴史学者?と思いながら読み、気づけばのめり込んで、読み終わってため息。すっかりお気に入りの作家になってしまったので色々読んでみたい。

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    2026年07月23日
  • また、桜の国で

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    第4回高校生直木賞

    1939年にドイツがポーランドへ侵攻したことをきっかけに第二次世界大戦が始まった。
    そんな通り一遍の知識しかなかったので、ポーランドが何度も侵略されては支配され、他国に見放されてきたのか、特殊で過酷な運命を辿った国家だったのかを知った。
    何度も蜂起を起こしてきたポーランド人とユダヤ人の姿は、ワルシャワで外務書記生として働くタナクラの目線で語られる。
    それは衝撃的で絶望的だったけれど、確かに美しかった。

    「自由を取り戻すべく戦ったのではない。ただ、人間として死ぬために、立ち向かったのだ。」

    この境地になるまで裏切られ続けた彼らの長い戦いを思うと、須賀しのぶさんが訴える真実を伝えること、知ろうとすることの大切さを痛感する。
    内容は『革命前夜』よりは固くて難しかったけど、とても勉強になった。

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    2026年06月24日
  • 須賀のスガスガしくない話

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    面白かった。すっごいやわらかくて読みやすいんですけど、時々ハッとするような鋭さがあるところがとても良い。音楽と海外旅行の話が特に好き。骨ストの話はリアルに参考になった!
    最終回の少女小説については圧巻でした。

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    2026年06月21日
  • 神の棘II

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    アルベルトに対する認識というか捉え方が二転三転した。
    最初は「マティアスが不器用すぎる」と感じていたが、アルベルトの方がよっぽど不器用なのでは…?
    ドイツがどうなるのかは分かっているので、アルベルトが逃した人の話から減刑されるかな、と少し考えた自分の浅はかさよ…。

    虐殺など酷い背景も描き込まれているが、偶に(?)暴走するマティアスに少し笑わせてもらった。

    非常に読み応えがあった。

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    2026年05月18日
  • また、桜の国で

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    ブク友である『リここ✈』さんの感想を読み、すぐに読みたくなった。
    約500ページの長編だが、中身が濃くて、物語に入り込んでしまい、長さは全く感じなかった。
    物語の地は第二次世界大戦前から大戦中のポーランド。
    これほどまで国が蹂躙され、翻弄されたこと、日本との繋がりが強かったことは全く知らなかった。
    そして、戦火の中での友情、たくさんの別れは、魂を揺さぶられた。
    戦争の悲惨さ、恐怖が身にしみた。
    棚倉慎は、友と約束した桜の国での再会を果たすことができるのか?

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    2026年05月10日
  • 革命前夜

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    登場人物一人一人の人生を思うと胸がキュッと切なくなる。
    静かに燃える蝋燭の火が、人々の動きになって、声になって、音になっていくのは圧巻。
    熱い火が絶えず燃え続けてるのと、マヤマの水のようなピアノは対局にあるように感じた。だけど、DDRで暮らす人との出会いによって、マヤマの水もどんどん熱くなって沸騰していったようだった。
    ドイツというとナチスの物語はさまざまなもので見てきたけど、東西分裂時の話はあまり知らなかった。音楽と政治と愛がこんなにきれいにまとまるとは…。

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    2026年05月09日
  • 神の棘I

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    大好きな作品のため数年ぶりの再読。必ず習うユダヤ人迫害。それはどのように起こっていったのか。主人公のマティアスや学生時代の親友であったアルベルトを中心に当時のドイツがどのような状況であったかを丁寧に書かれている作品です。

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    2026年05月02日
  • コバルト・プレイバック・アンソロジー part 1

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    大好きだったシリーズもはじめましてなお話もあるけど、どれも短編とは思えない濃さで面白くて最高でした。

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    2026年04月23日
  • すばらしき新式食 SFごはんアンソロジー

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    「食」をテーマにしたアンソロジー。どれも非現実的ではあるけど、数年後数百年後にはありえる話なのかもな〜とか思ったり。石のスープ飲んでみたい。

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    2026年04月07日