須賀しのぶのレビュー一覧

  • 流血女神伝 喪の女王6

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    静かな印象の赦しの巻だったな。エディアルドの、ラクリゼの。サラは心穏やかに。グラーシカは母との関係を見つめなおし。カリエはザカリエを恐れ逃げるだけでなく知るための1歩を踏み出す。深層心理での己との戦いは主人公たちがいつもさらされるけど、ドミトリアスも突きつめられている。

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    2012年03月08日
  • 流血女神伝 女神の花嫁(後編)

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    女神の花嫁シリーズがおもしろいのだけど、今一つフィットしにくかったのは、ラクリゼ、サルベージともに大きな力を持っていて突っ込みどころがなくてもちろん力を持つが故の苦悩や異端としての疎外感に苦しむことはあるにしても共感しにくかったのかと思う。読あmらみ終えて、あまりの神にも及ぶ力を受け入れるための苛烈さに圧倒された。二人はあまりに性質が似すぎていて相容れなかったのだろうな。本篇を読むうえでもいろいろそうだったのかと思うところも多々あり楽しめた。

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    2012年02月21日
  • 流血女神伝 砂の覇王5

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    カリエが成長した~!というか、「選べ」と果敢に立つ。圧倒される。それも愚痴を言うだけの利用される存在から自分で見極め対峙しようとの覚悟と行動があってからこそなのだろう。4巻よりおもしろく感じたのはカリエが受動的立場から自分の意志が明確になったからだろうな。バルアンの周到さは凄すぎる。

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    2012年02月09日
  • 帝国の娘 下

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    Oh my goodness that was so good! I want to make this an intelligent review, but the only legible words I can make out in my brain is, "MOAR BOOKS. I WANT MOAAARRR." So I think a thoughtful review is out of the question.

    I am beside myself with joy right now. I don't know if I can be

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    2012年01月30日
  • 流血女神伝 帝国の娘 後編

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    おもしろかった。思いは純粋であっても心に深い闇をもたらす。カリエが思った以上に行動的で真っ直ぐ突き進み、相手と正面から対峙できる娘で、女神の話も絡み新たな展開がありそうで楽しみ。

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    2011年12月31日
  • 天気晴朗なれど波高し。

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    流血女神伝シリーズ外伝 後に海賊となるコーアと悲劇の海軍提督となるランゾットの若き頃の話 本編での二人と重ねるとせつない

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    2011年12月22日
  • 流血女神伝 砂の覇王1

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    ルトヴィアからエティカヤへ流れ 奴隷として売られてしまったエディアルドとカリエ 波乱の序章 舞台は煌びやかな帝国から砂漠・騎馬民族国家へ

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    2011年11月22日
  • 流血女神伝 帝国の娘 後編

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    カレーデで他の皇子達と競い合いながらもそれぞれの一面を知っていく様がいい ミュカが一番成長したのでは?ここからのシリーズが長いのだが大変読み応えがある

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    2011年11月22日
  • 流血女神伝 帝国の娘 前編

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    流血女神伝の第1作目 カリエの怒涛の運命の幕開けというやつでしょうか 国家の滅亡~運命を切り開く彼女の生き方が凄まじく、面白い コバルト文庫の中でも異例の作風だったなぁ 

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    2011年11月22日
  • アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭

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    ネタバレ

     実は現代ものの中の天使ってあまり好きなモチーフではないのですが、物語は面白かった……すごい面白かった。さすが須賀さんだ。でも、物語の体は少女小説な筈なのに、なんか痛くて重くてかさぶたべりべりやられてる感じがする。さすが須賀さんだ(だいじなことなので)昭和の後の戦争が行われている架空の時代という設定ですが、天使とか兵器とか、穏やかならぬ内容に。湊くんうさんくせーなと思ってたら……こういうビター感が強い恋愛もの大好きですわ。いいねぇ。懊悩してしまえ。主人公は初めのうちはちょっと殻にこもってる感じでしたが、最後のほうは成長(良い意味ではか不明)できてて、これからも面白くなっていきそうな気がした。も

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    2011年09月29日
  • 流血女神伝 喪の女王8

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    「よくもまあ、あんなけあったフラグを拾いまっくたな」と感心しました。前巻の時点では、とてもじゃないがあと1冊でラストにいく気配がしなかったが、さすが須賀さんだな~と思いました。

    最終巻自体は皆様色々感じ方があるみたいですが、私はこのシリーズの大ファンとして、とっても満足のいくラストでした。このシリーズに出会えてよかったと思います。

    帝国の娘から8年間、これまでの1冊1冊を読むたび、物語の終息を待ち焦がれたのに、いざ最終巻が出てしまうと、なんとも寂しい気持ちでいっぱいです。

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    2011年06月28日
  • 流血女神伝 帝国の娘 前編

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    外伝含め全27巻にわたる流血女神伝シリーズの第1作目。
    とにかく思うのは、なぜコバルト?ライトノベルでも他の出版社なら、もっと幅広い人に読んでもらえるのに…と、生意気なことを書かずにおられない程、このシリーズが大好きなのだ。ライトノベル枠を越えるのは難しいだろうが…

    なんせ巻数が多く、内容も重めなので、全制覇はとっても疲れるが、読み出したら抜けられない。すべての始まりがこの1冊。是非多くの人にこの面白さを味わってほしいと思う。

    といってたら、角川文庫から出版されましたね。自分は変わらず大好きですが、ライトノベル枠を越えるとどう評価されてしまうか心配です…

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    2013年06月09日
  • アンゲルゼ 永遠の君に誓う

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    最終巻!おもしろかったです!
    全5巻のところを4巻にまとめたという噂も聞いたので、終盤駆け足な部分もありましたが(それ以上に文字の詰まりっぷりがすごい)、それでも十分に楽しめたというか、感慨深いというか…
    全巻を通して、このご時世だからこそ身にしみる部分もありました。
    この作品で描かれているおとなと子どもの関係や、子どもがおとなになっていく過程がたまらなく好きだなー

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    2011年06月19日
  • キル・ゾーン1 ジャングル戦線異常あり

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    姉から進められて初めて読んだ小説。須賀先生作品にどっぷりと嵌まることになったきっかけ小説(笑) 鋭い文章の書き方も舌を巻く会話文も最高。

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    2011年08月02日
  • 流血女神伝 帝国の娘 後編

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    ネタバレ

    読むと元気を貰えます!カリエの逞しさを私も見習いたい!!攫われる→身代わり→命を狙われる→逃亡の旅へ…と前後編で怒涛の展開(この後に比べたらまだマシだけど…)。否応なく巻き込まれていくカリエですが、何だかんだ言いながらも「そこ」で生き抜こうとしていくのが凄い。普通なら、萎縮して不安定な精神状態になりそうなのに、彼女の場合、憤慨したり文句を言ったりはするけれど、決して後ろ向きにはならないのです。十二国記の陽子も、あの状況下を乗り切れたという意味では同じく精神的に強い人だと思いますが、図太さでいえばカリエが数段上だと思います(陽子は結構悩むもんね)。シリーズの第1、2作目ということで、登場人物たっ

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    2010年12月12日
  • 流血女神伝 帝国の娘 前編

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    外伝、番外編を含む全27巻
    最初は読んでて、まあまあ面白いかなって思ってたけど、読み進んでいく内に凄く読み応えのある本だと思った。
    素直じゃないエドが好きでした。最後はカリエと幸せになれてよかったなー。
    トルハーンとギアスの番外編も読んでて可愛いかったです。
    なんか、また読み返したくなったな(笑)

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    2010年10月22日
  • キル・ゾーン1 ジャングル戦線異常あり

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    主人公のキャッスルが大好きで、色までは真似できなかったですが、髪型は美容院にこういう髪型にして下さいと頼んだ事があります。
    コバルト文庫刊行ですが、軍隊モノです。かなり細かく設定があるので、読んでいくうちに色々繋がっていって面白いです。この「キル・ゾーン」シリーズと「ブルー・ブラッド」シリーズは同じ舞台なので、どちらも読んで欲しいです。

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    2010年08月25日
  • 流血女神伝 帝国の娘 前編

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    流血女神伝シリーズは、『帝国の娘』から『喪の女王』まで長いですが前編通して泣けて笑えて感動しました。
    個人的には、外伝の『天気晴明なれど波高し。』が一番笑える。

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    2010年07月15日
  • 流血女神伝 帝国の娘 前編

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    シリーズ1作目「帝国の娘」が出てから完結するまで、いやー長かった。大好きな作品。須賀さんのヒロインはみんな尋常でなく強い。しかも、戦闘能力抜群(笑)
    歴史学専攻してたからこういう国家の興亡・攻防と個性あふれる多くのキャラのコラボができるのでしょう。やっぱり小説家になりたいという初心を思い出させてくれる作品です。

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    2010年05月09日
  • 流血女神伝 帝国の娘 前編

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    このシリーズは、主人公がものすごい苦難に陥っては乗り越え、陥っては乗り越えていく話です。
    ほんとに最悪なとこまでいくんですけど、てかそういうのをよく書けるな…と関心します。
    ではなくて、落ち込んでる時とかに読むと、主人公の強さに励まされます。
    文体が重苦しくないところもいいところです。

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    2009年12月11日