あらすじ
迫りくる対アンゲルゼ戦に向け、陽菜たちの厳しい訓練は休むことなく続けられていた。能力が驚異的なスピードで覚醒していく陽菜の身体には、天使病患者特有のある変化が現れ始める。軍の施設で何が起こっているのか訝る覚野は、楓や西原とともにアンゲルゼ研究会を立ち上げる。さぐりを入れる覚野に対し意外にも敷島は協力的で。衝撃のサバイバル青春小説、息もつかせぬ怒濤の展開へ!?※イラストは収録されていません。
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Posted by ブクログ
表紙はもーちゃんの妄想でしょうか(違)。
好きな少女を救いたいのに自分は絶対的無力と知る男の子…。
力の暴走、暴走するもーちゃん…。
「だって、あなたは何も知らないじゃない!」って陽菜の代わりに何度つぶやいたことか。暴走する私。
しかし軍の4人ももーちゃんも全員せつないねえ。
Posted by ブクログ
第3巻。対アンゲルゼ戦に向けての訓練が続く中、陽菜の体に異変が現れはじめていた。一方覚野は、陽菜の様子がおかしいことに疑いを持ち、軍にさぐりを入れようとするが――。
現実が迫ってくる中、それを受け入れようとする陽菜の姿が痛ましかった。まだ14歳なのに…。分かっていることですが、戦争ってほんといかんなと思いました。
そしてツンが多すぎる覚野のツンデレは許してあげようと思いました(笑)
Posted by ブクログ
須賀しのぶは最近書店でよく見かける作家で何となく気になっていた。
しかし、単行本を買うまではいかず、様子見をしていた状態。
偶然古本屋でこのシリーズを見つけたのでためらわず購入。
コバルト文庫でしかもSFだけれど面白い。
全4巻なので残りを買いに出かけたけれど売っていない。
ようやく丸善=ジュンク堂で1冊だけ見つけた。
2008年の出版なのにライトノベル業界は回転が速すぎる。新しいものが次々出版されてロングセラーというものが存在しないのだろう。
書店の棚の占有率でも老舗のコバルト文庫は片隅に追いやられている。何だか知らない間に多くのライトノベル専門の文庫が出版されている。ここにはまり込んだら大変そう…
そういえば最近の作家はライトノベルで修行して、本格的にデビューするパターンが多いので、この人も伸びてゆく人なんだろうな…
Posted by ブクログ
対アンゲルゼ戦に向けて、苛烈な訓練を耐える陽菜。そんな中、陽菜の体にはある兆候が現れ始める。お、重かったです。この巻ではさらに軍事色が強く。おもしろいけれど、読むのがつらくなる一冊です。