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Posted by ブクログ
こんなに輝かしいボーイミーツガールがこんな悲惨な結末を遂げるんだ……と前編読みながら呻いていました。
本編では男嫌いと揶揄されるラクリゼが幼少期は女嫌いで男として育てられていたというのは驚きだったけど納得。
そこでラクリゼに愛情を注げなかった父が、当初はそうだったけど次第にラクリゼに母の面影を見てひたむきな努力を誇りに思うようになっていた、しかしそれを告げることはもはやできなかった、というのが深みがあっていいなと思いました。
いやしかし帝国の娘でも想ったけど、カリエのザカール人に偏見を抱かない美点を描いた後でザカール文明の蛮族っぷりを描くのエグい。
ザカルエフィは長老から愛されるのかと思ってたら、愛された上で憎まれるよう仕向けられるとか……他の男との子どもができるのをわざわざ待つってそういう……滅ぼせそんな因習という言葉を飲み込ませる女神の実在……
ラクリゼとサルナーンが気持ちが離れていきつつも過去の幸福と積み重ねた時間とあるはずだった未来への未練で離れがたいのが生々しかったです。
カリエの実母思ったよりしっかりしてたというか、サルナーンの言がちょっと辛辣だったの惹かれてたからなのか……でもそれを振り払ってあの結末……
カリエ抜きの過去編ということでどうなるかなーと思いましたがなるほど確かに本編地続きの外伝でした。
Posted by ブクログ
外伝最終巻。
襲われた村を救うため、自らの胎児の命を引き換えに女神と契約を交わしたラクリゼ。
瀕死の重傷を負いながら、ラクリゼとお腹の子供に会いたい一心で生還したサルベーン。
再会を喜ぶ二人だったが、お互いの気持ちにすれ違いが生じてしまう。
そして、滅亡に向かうギウタ皇国にてとうとう…
こんなにもすれ違ってしまった二人が辛い。
さらに、アデルカの最後も辛かった…エティカヤって酷い国だ(T_T)
ギウタ皇帝夫婦も好きだったのに、こんな結末に…
わかっていた結末だけど、どれも悲しかった。
ラクリゼがサルベーンを憎んでいる理由が判明…確かに、許せない気持ちもわかるかな。
もしラクリゼの選択が違っていたら二人はどんな幸せがあったんだろうか…
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