Under the Rose (1) 冬の物語

Under the Rose (1) 冬の物語

825円 (税込)

4pt

19世紀英国。没落貴族である侯爵家の娘・グレースは愛人のロウランド伯爵宅で謎の死を遂げた。彼女の息子ライナスとロレンスは実父のロウランド伯爵に引き取られるが、ライナスは母の死にロウランド家の人々が関わっていると疑念を抱く。真相を究明しようとするライナスの孤独な闘いが始まった--。

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Under the Rose のシリーズ作品

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  • Under the Rose (1) 冬の物語
    825円 (税込)
    19世紀英国。没落貴族である侯爵家の娘・グレースは愛人のロウランド伯爵宅で謎の死を遂げた。彼女の息子ライナスとロレンスは実父のロウランド伯爵に引き取られるが、ライナスは母の死にロウランド家の人々が関わっていると疑念を抱く。真相を究明しようとするライナスの孤独な闘いが始まった--。
  • Under the Rose (2) 春の賛歌
    825円 (税込)
    19世紀後期の英国。アーサー・ロウランド伯爵は、子供たちのために新しい家庭教師を迎え入れた。レイチェル・ブレナン。清らかで美しいその女性を見た子供たちは、何故か彼女と打ち解けようとせず冷たい態度をとる。戸惑いながらも真摯に彼等に向き合おうとするレイチェル。その姿を、ロウランド家の次男・ウィリアムがひとり冷たい視線で見つめていた--。
  • Under the Rose (3) 春の賛歌
    880円 (税込)
    19世紀英国、ヴィクトリア女王の時代。ロウランド伯爵家の子供たちの家庭教師に迎えられた牧師の娘・レイチェル。彼女を待ち受けていたのは、貴族の館での苦悩の日々だった。雇い主であるアーサー・ロウランド伯爵の愛人関係、次々に女中と関係する長男からの誘惑…。しかし、そんな試練もすべて神が自らに与えたものと受け止めたレイチェルは館の古い価値観に立ち向かい、しだいに教え子たちの心を開いていく。ただ一人の心を除いては--。
  • Under the Rose (4) 春の賛歌
    880円 (税込)
    19世紀英国。貴族が貴族たりえた最後の時代。ロウランド伯爵家の貞潔な家庭教師レイチェル。彼女は、次男・ウィリアムの纏う暗く冷たい闇に絡めとられ、諍うかいもなく幾度も幾度も辱められる。背徳の罪に絶望し、闇から逃れるためにさらに深い暗黒の淵に没しようとするレイチェル。だが、彼女は知る。ロウランド家の闇は、ひとりウィリアムのみが纏うものではないということを--。
  • Under the Rose (5) 春の賛歌
    880円 (税込)
    19世紀後期の英国。長期滞在の賓客を迎え賑わうロウランド伯爵家。臥せる女主人に代わって賓客をもてなす美しき家庭教師レイチェル。彼女の手によって、光あふれる庭には、さんざめく人々の集いと子供たちの笑い声が満ちる。それは、ウィリアムに忍従するしかなかった彼女を解き放っていく。幸福な情景にレイチェルは、雪間に萌す若芽のごとき微笑を浮かべるのであった。
  • Under the Rose (6) 春の賛歌
    880円 (税込)
    19世紀後期の英国。家庭教師レイチェルの発案による宴は、ロウランド伯爵家に、蜜のような懐かしくも甘い記憶を蘇らせた。やがて、宴は幕を閉じ、賓客は去りゆく。屋敷に訪れるのは、いつもと変わらぬ日常の筈であった。だが、投ぜられた一石は、波紋となって広がる。深窓に隠る女主人アンナの元までも……。
  • Under the Rose (7) 春の賛歌
    990円 (税込)
    19世紀後期の英国。ロウランド伯爵の館は、重く冷たい澱の中へと沈んでゆく。焦燥、不安、倦怠、疑惑、不信、詮方ない想い、独善、憂い、そして、裏切りと怒り。“家”の深部から潰えていくかのような悪寒に、家庭教師レイチェルは大切な教え子を守るための戦いを始める。聖誕祭を希望の光として……。
  • Under the Rose (8) 春の賛歌 【電子限定おまけ付き】
    1,045円 (税込)
    19世紀後期の英国。堅く閉ざされていた過去の扉を開けたロウランド伯爵の述懐は続く。恋焦がれたリッケンバッカー伯爵の令嬢アンナを娶った彼が手に入れたもの。それはなんであったのか。虚飾のベールが取り払われたとき、そこには人の望みも祈りをものみ込む深淵が横たわっていた。そして、今宵は聖夜、父の帰還を待つ子供らを前に家庭教師レイチェルは――。電子限定おまけ付き!!
  • Under the Rose (9) 春の賛歌 【電子限定おまけ付き】
    916円 (税込)
    19世紀後期の英国。館へと戻ったロウランド伯爵は、彼の『家族』すべてが集うクリスマスディナーに、家庭教師レイチェルの同席を許す。教え子たちの笑顔を喜ばしく思うレイチェルであったが、伯爵の思いがけない宣告に動揺する。それは、終わりの始まり。虚飾と過ちの清算を伯爵は決意していたのだ。そして、レイチェルは怯える。無知故に綻びを招く発端となってしまった己の咎に――。電子限定おまけ付き!!
  • Under the Rose (10) 春の賛歌 【電子限定おまけ付き】
    935円 (税込)
    19世紀後期の英国。ロウランド伯爵の正妻アンナにとって、家とは、夫とは、子とは、そして、妻である自分とはなんであったのか…。虚飾と過ちによって彩られたベールにこもり続けたアンナは、突きつけられた実相に狼狽し妄動を繰り返す。そもそも罪深きは誰であったのか――。寄る辺を失った彼女は救いを求め彷徨う。そして、ついに……。電子限定おまけ付き!!

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Under the Rose (1) 冬の物語 のユーザーレビュー

19世紀英国の伯爵邸が舞台。「冬の物語」は謎の死を遂げた伯爵の愛人の死の真相を、彼女の息子・ライナスが追う話、「春の物語」以降は伯爵邸へ家庭教師としてやってきた牧師の娘、レイチェルを中心として物語は進んでいきます。
厳格なレイチェルは当初、愛人を多数抱えるロウランド伯爵を嫌悪するものの、息子たちへ深い愛情をそそいでいるのを知り、子供たちのため、更なる家庭円満を目指すべく奮闘しますが、実はそれは伯爵邸の歪で美しい世界に光を差し込むがごとき行為であり、何度も傷つけられ、絶望を味わうこととなります。
レイチェルのがんばり具合と報われなさ(報われることもありますが)には読者としても何度も打ちのめされますが、構成や心理描写の巧みさ、抜群の絵の上手さに魅せられ、読む手が止まりません。
※同著者の『Honey Rose』は『Under the Rose』から数年後の伯爵邸が舞台ですので、ぜひ本作を先にお楽しみください。

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    Posted by ブクログ 2013年03月04日

    ヴィクトリア朝時代を舞台にした、貴族ロウランド一家の物語です。
    暗く、そして重い。
    けれど一読する価値はあります。難点は続きがなかなか出ないところですが(笑)

    2

    Posted by ブクログ 2011年12月16日

    続刊
    感動とも驚愕とも違う。
    今まで読んだことのないタイプの作品だった。
    「あんまりだ!」と泣き叫びそうになるのは作者の才能だと思う。
    この作品はすごい。

    2

    Posted by ブクログ 2011年08月24日

    このシリーズ好きです。
    船戸先生の絵が大好きなんです!

    あんだろは魅力的なキャラクターデザイン、生々しく容赦のない凄みある展開がたまらないです。まだ読んでない人で、微エロと鬱展開に耐性のある人には文句なしでオススメしたい漫画です。

    2

    Posted by ブクログ 2010年12月19日

    読めば読むほど面白い、スルメ漫画。
    どろどろした昼ドラ的関係と陰鬱な話が生々しく描かれています。
    話もさながら、絵もとても綺麗で細かく、19世紀英国の雰囲気がよく出ていると思います。人物の心理描写や間の取り方も上手い。
    次巻にも期待。

    2

    Posted by ブクログ 2010年06月02日

    すさまじい。自分で描きたいとかそういうものは無いけど衝撃を受けた漫画。
    持ち上げては落とし、落としては持ち上げる構成だけどずっと面白い。
    はにろとあわせて読むとああーそうだったのかーと思わせられる。
    絵もすごい。細かい。あと好み。
    ものすごく精密な設定で分厚い物語。
    ただし刊行スピードが遅くて続きが...続きを読む

    2

    Posted by ブクログ 2010年01月10日

    黒い物語です。
    何よりもこの人の描く「暗さ」は秀逸だと思う。
    それは絵としての「暗さ」であり、物語としての「暗さ」でもある。

    だからこそ、垣間見える幸福という光が際立つのだけれど。

    2

    Posted by ブクログ 2009年10月26日

    アンダーザローズって、秘密やナイショって意味があるそう。
    まさにそんな感じのお話です。

    これは英国貴族のコミック。

    ・・・というよりは、基本、家族マンガだと思います。
    たくさんの兄弟たちが動き回る巻はとっても楽しい半面、
    ライナスの苦しさ
    そのギャップに
    何度も読み返してしまいました。

    絵もき...続きを読む

    2

    Posted by ブクログ 2011年01月20日

    絵や表紙の雰囲気が凄く好みで買いました。
    内容はシリアスでどろどろ。
    どう展開していくのか気になります。

    1

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    すごく残酷というか、暗い物語。これを読んだ後は決してすっきりした気持ちにはならず、むしろ鬱になるかもしれないけど、面白いですわ。オススメ。

    1
    購入済み

    2019年11月16日

    以前単行本で読んでいたのですが手放してしまったので再度購入しました
    以前から刊行ペースは遅かったけどまだ続いてたんですね
    内容は申し分なく面白いのでちゃんと完結することを願うばかりです

    0

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