Posted by ブクログ
2011年07月20日
まず最初に言いたいのは表紙の2人は誰なの?ってことです。読み終わった後もじっと眺めて考えたんですが、わかりませんでした。あと、須賀さんの小説って名前の誤植が多いんですが、今回はグラーシカがカリエに宛てた手紙の内容に「サルベーン様」というのがあって、グラーシカはサルベーンに様なんてつけないだろうなあ(...続きを読むというか、様なんて付けるのは不本意だろう)と思い、笑ってしまいました。で、本編なんですが。本編は、笑えない展開です。エドのセーディラに対しての親バカっぷりとか、リリアンにつつかれまくるエピソードなどは面白かったですけど。今回もどうなっちゃうんだ、と気になるところで終わっているので早く続きが読みたいです。あと2冊で最終巻(7巻が7月末、8巻が秋)とのことですが、ルトヴィア、ユリ・スカナ、エティカヤそれぞれの国、それぞれの人々の思惑がからみ合って一体どうなってしまうのか、私には全く見当もつかないです。みんなが幸せになりました、なんて終わりにはならないことはわかるんだけれど。誰が最後まで生き残っているんだろうというのも気になるところ。最終巻までしっかり見届けたいと思います。