須賀しのぶのレビュー一覧

  • 帝国の娘 上

    コバルト文庫持ちの人も是非!

    コバルト文庫版も持ってますが、少し加筆されており、それが個人的に良かったです。
    一応シリーズ完結してますが、続きが読みたいので応援の意味も込めて購入しました。
    続巻もがあると嬉しい。

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    2014年01月18日
  • キル・ゾーン1 ジャングル戦線異常あり

    男女問わず読んでほしい。

    かなり、読みごたえがある作品です。外伝を含めてかなりの巻数があります。
    最初の巻はデビュー作から2作目?くらいだったと思います。最初はライトな感じですが、登場人物一人一人が丁寧に作り込まれていて、敵方も魅力的です。文章では描かれていない背景も相当作り込んでいるんだろうと思います。
    巻数が進めば進むほど作者のすごさを感じました。
    コバルト文庫なので女の子向けのレーベルですが、内容は戦闘メイン、めぐる人間関係、敵味方の攻防、残り微恋?がはいるくらいなので、男性も抵抗なく読めると思います。
    20年近くたちますが、未だに大事に文庫を持ってます。

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    2014年01月04日
  • 帝国の娘 下

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    帝国の娘上と同じくさくさく読めました。やはり主人公にがっつり感情移入できなくてどうかな、と思ったけれど最後まで読むとすごく勢いのある本だと思えた。

    田舎で暮らす平凡な少女が実はお姫様だった?!なんて単純ことではない、いい意味で期待を裏切られる展開。

    自分の知っていた少女小説とは違う雰囲気の持つ須賀しのぶ作品、続編もある様なので読んで見たいが、角川文庫から出るのを待ってみよう…

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    2013年12月30日
  • 北の舞姫 芙蓉千里II

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    単行本で読んで、文庫で再読。

    だから結末は知っているけれどやっぱり夢中で読んでしまった。
    読むたび萌える人が違う!武臣中尉がいいですね。
    軍服ってとこも含めて。(芙蓉千里の男性陣は絶対「はいからさんが通る」だと思うんです。)あとアンゲルゼを読んだ後の再読なのでこの巻は「貴ちゃんがんばれ!」だなと思ってしまいました。須賀さんの作品は運命に立ち向かう女性とへたれな男性が奮起する、のがいいんですねぇ。

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    2013年12月25日
  • 帝国の娘 上

    ファンタジーの傑作

    コバルト文庫で15年くらい前の原作をいまだに持ってます。まだ2冊しか電子化されてないですが、かなりの長編小説です。外伝いれたら、30冊超えてます。キャラクターの作りが丁寧で、本当に読みごたえがあります。
    多くは語りません、読んでください。

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    2013年10月20日
  • 芙蓉千里

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    7月1日~10日

    「大陸一の売れっ子女郎になる」夢を抱いて哈爾濱にやってきた少女フミ。妓楼・酔芙蓉の下働きとなった彼女は、天性の愛嬌と舞の才能を買われ、芸妓の道を歩むことになった。夢を共有する美少女タエ、妖艶な千代や薄幸の蘭花ら各々の業を抱えた姉女郎達、そして運命の男・大陸浪人の山村と華族出身の実業家黒谷…煌めく星々のような出会いは、彼女を何処へ導くのか!?…女が惚れ、男は眩む、大河女子道小説ここに開幕

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    2013年07月10日
  • アンゲルゼ ひびわれた世界と少年の恋

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    ネタバレ

    表紙はもーちゃんの妄想でしょうか(違)。
    好きな少女を救いたいのに自分は絶対的無力と知る男の子…。
    力の暴走、暴走するもーちゃん…。
    「だって、あなたは何も知らないじゃない!」って陽菜の代わりに何度つぶやいたことか。暴走する私。
    しかし軍の4人ももーちゃんも全員せつないねえ。

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    2013年06月02日
  • アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭

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    ネタバレ

    近未来SF少女小説。須賀さんに珍しく気弱な女子中学生が主人公。
    目立つことに怯え弾かれることを極端に恐れる、そんな子供の世界は今の現実世界も変わらなくて、学校生活、友人関係の鬱屈さの描写は辛い。
    が、天使病からの展開がエグワク(表現はえぐくて怖めだけど先が読めないワクワク感という複雑な心境)。

    次巻へ

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    2013年06月02日
  • アンゲルゼ 永遠の君に誓う

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    ネタバレ

    表紙が本当にいいですねえ。
    皆さんの感想をみると何度も読まれてる理由がわかりました…。
    なんてこと…マドマギ以来の衝撃波。

    無力なもーちゃんがもう、愛しいです。
    そしてなんと、皆さんの感想で、これが当初書かれる巻数を減らされたこと、そして補完本なる存在??
    もう手に入らない??なんてこと〜〜〜!
    感想サイトみて断片的に情報入って悶え中…一般文庫にて完璧版を〜!(そして覚野中尉、10年たっても知らないことだらけで涙)

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    2013年06月02日
  • アンゲルゼ 永遠の君に誓う

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    うん、好きだ。

    これを少女小説と分類して良いものか、ちょっと悩みました。
    重いお話。

    ちゃんと完結してしまっているけど、未だに続きを読みたいと感じる時があります(笑)

    もーちゃんのデレが、
    もっと見たかった気もする。
    でも、程よい気もする←

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    2013年02月26日
  • 芙蓉千里

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    哈爾濱の女郎屋にやってきた少女フミの物語。
    明治期の哈爾濱は日本人、支那人、ロシア人が入り混じる国際都市。人も街も描かれ方がひたすら熱く、ぐいぐいと引っ張られるように一気読みしてしまった。
    女郎屋が舞台だけに過酷で辛い場面もあるけれど、それを補って余りあるフミの強さに痺れた。
    大河小説という名にふさわしい、壮大で強い女の物語。お勧めです。

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    2013年02月11日
  • MAMA

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    ネタバレ

    過去に読んだ作品。

    ライトノベルで、母子関係をテーマした作品ってあんまり読んだことがなかったので、とても印象に残っている。

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    2013年01月15日
  • 帝国の娘 下

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    ネタバレ

     アルゼウス皇子としてほかの皇子と対面し、彼らと生活を共にするカリエ。
     それぞれ毛色の違う四人の皇子が揃い、陰謀が動き始めます。

     皇子四人とも、それぞれ違う部分で皇子としては理想的で、また問題も抱えていて、彼らが切磋琢磨していく姿が好きです。
     母親の家柄が低く、継承争いからは脱落している二人の兄。カリエ扮するアルゼウス皇子の登場によって、確実だった未来を揺るがされ刺激を受ける弟のミューカレウス。
     特に、周囲にちやほやされてきたミューカレウスの、のちの成長ぶりがすごかった。それだけに、その努力を裏切られるような展開が切ない……。
     長兄ドミトリアスは誰よりも厳しく、彼と交流を持つ民衆の

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    2014年09月28日
  • 帝国の娘 上

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    ネタバレ

     「大河少女小説」という文句に惹かれて。
     コバルト文庫からの復刊ということと、王族の身代わりということで、ご都合主義な恋愛小説なのだろうな、とあまり期待しないで読み初めたら止まらなくなりました。

     鄙びた山村で育ての親と暮らしていた14歳の少女カリエは、突然現れた青年エディアルドにさらわれ、病床の皇子の身代わりとなることを強要される。

     皇子の身代わりに仕立てられ、厳しい訓練に耐え、後戻りの許されない運命をときに嘆きながらも果敢に立ち向かっていく。
     カリエ一人の頑張りを追いかけていくだけでなく、彼女を取り巻く人物の行動や心情を上手く絡めているのがいいなと思いました。このあたりの描写がな

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    2014年09月28日
  • 帝国の娘 上

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    ネタバレ

    【ひとり須賀しのぶ祭り実施中】
    辺鄙な山に住む娘カリエが顔が似ているということで皇子の身代わりにされ、次期皇帝候補の一人として都に狩り出される。

    コバルト版からの刊行し直しということですが、なかなかつかみはOK.他国の男装の皇女グラーシカや色目使いの戦う僧、お目付役のエディアルドと役者は揃っている。

    さてこれからどうなるか…。
    しかしカリエ、惚れっぽいのはどうなのw

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    2012年12月20日
  • 帝国の娘 下

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    ネタバレ

    【ひとり須賀しのぶ祭り実施中】
    うわーー怒濤の下巻!
    くそガキと思ったミュカも他の皇子たちも、皆それぞれに信条があり(須賀さんの作品はだから好き)よかった。
    続きが読みたい!!
    角川版ってこれ以降の予定ないんですか!!!ひどすぎる…。
    カリエ(アル)・エドの主従も最高でした。
    つづきかもーーーん!ふんがふんが。

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    2012年12月20日
  • 芙蓉千里

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    女郎になることを選んで生きて行かざるを得ない女性というのはたくさんいたかもしれない。でも、女郎になることを選びとって生きて行くのは日本では珍しい事なのかな…と、私は思った。二人の少女が船に乗り大陸へ渡って見も知らない地で女郎になる。主人公には其処に恐怖や不安といった負の感情が一切ない。ただ、何時か自分が女郎として生き延びていく未来を見つめている。そして、そこで生き抜こうと思っている。なんだか、それだけで本来暗くなってジメジメしても良いような女の性が、カラリと晴れた子供の夢に変わるのではないかと感じた。最後まで読みとおして、恋に苦しんだり、姉女郎を無くしたり、芸妓として生きて行くことになったりと

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    2012年11月10日
  • アンゲルゼ 永遠の君に誓う

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    最終巻。体の変調が治まり、実戦にも慣れはじめた陽菜。しかし、その先にはさらなる過酷な現実が待っていた。決断を迫られる中、現在、過去、未来、すべてと向き合えるのだろうか――。
    読み始めたら止められない怒涛の360ページでした。陽菜の決断と行動がすごかった。1巻であんなぐずぐず言ってた子が(それが普通だと思います)、ここまで成長するとは!みんな幸せになれるんですよね?なれるんですよね!?
    おそらく大人の事情で全四巻に収めることになったんだろう影響で、未回収の伏線や疑問が残っていたりしますが、それでも十分に面白かったです。素晴らしい作品でした。

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    2012年09月20日
  • アンゲルゼ ひびわれた世界と少年の恋

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    第3巻。対アンゲルゼ戦に向けての訓練が続く中、陽菜の体に異変が現れはじめていた。一方覚野は、陽菜の様子がおかしいことに疑いを持ち、軍にさぐりを入れようとするが――。
    現実が迫ってくる中、それを受け入れようとする陽菜の姿が痛ましかった。まだ14歳なのに…。分かっていることですが、戦争ってほんといかんなと思いました。
    そしてツンが多すぎる覚野のツンデレは許してあげようと思いました(笑)

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    2012年09月20日
  • アンゲルゼ 永遠の君に誓う

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    絵柄が好きじゃなかったけど、大好きな作家さんだから読んでみたら引き込まれました!全巻一気に読破です。

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    2012年09月10日