須賀しのぶのレビュー一覧

  • 帝国の娘 上

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    正統派のファンタジー小説。

    ライトノベルだと、ギャグが入ったり
    キャラクター同士のボケツッコミに
    終始してしまいがちだけど、
    この本ではそういったラノベっぽさが
    全くないのが安心できる。

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    2017年01月04日
  • エースナンバー 雲は湧き、光あふれて

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    シリーズ2作目といえど、こちらから読んでも良さそうな一冊になっていてすばらしい。けれど前作を読んでからのほうが、あのときここではこんなことが起こっていた! というたまらない構成を楽しめるとおもう。どこをとっても爽やかで、わたしのような野球をしたことがない人間が望んでしまう、しかし絶対にあるとおもえる眩しさが凝縮されていて、軽い読み心地ながら胸に刺さる場面が多々あった。教師がとつとつと繰り返し述べるように、正解がないから高校野球はおもしろいのだろう。そして、当然のように更新される球児の力強さにも圧倒される。

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    2016年08月29日
  • 神の棘II

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    ネタバレ

    上下巻一気に読み終わってしまった。須賀しのぶらしい、骨太な作品で、読み終わったあとの充足感はひとしお。第二次大戦前から戦後にかけてのドイツの、社会や人々の生活がリアルで、映画を見ているような気分にもなった。
    修道士・マティアスと、軍人・アルベルトの軌跡をたどっていると、作者はドイツを舞台にしたかったのではなくて、『神』とはなにか、『赦し』とはなにかというテーマを描くために、この時代のドイツを選んだのではないかと思えてくる。その問いかけがはっきりと示されるのはマティアス視点の話のときだけだし、カトリックの神に問いかけを続けるマティアスとは違って、アルベルトは棄教しているし、自分の行動の結果とその

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    2016年08月23日
  • 雲は湧き、光あふれて

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    須賀しのぶさん、初めましてです。

    高校野球が好きでした。

    女子校だったので、共学校の女子が地区大会の応援に行くのを見ると、
    それはもう羨ましくて。
    あの頃の高校野球って、今よりもっと泥くさかった気がします。
    出場校も今より公立高校が多く、地元出身の選手中心だったせいか
    故郷を応援する色あいがもっと強かったような…。
    ユニフォームの着替えがなくて、勝ち進むとだんだん汚れてしまうのも、妙にカッコよく見えたりして。

    春のセンバツも、もちろん球児憧れの晴舞台。
    でも夏の甲子園は、また違う気がします。
    三年生にとっての最後の夏といったイメージが強いからかな。

    #ピンチランナー
    かたや大物天才バッ

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    2016年08月08日
  • 神の棘I

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    全面改訂ということでハードカバー版とはけっこうな違いがあるのだろうけれど、記憶が遠くて違いがいまいちわからない。ただ、マティアスとアルベルトがより近しい友となっているというのは、著者のブログで拝見した。細部の記憶がないとはいえ、初めて読んだときの衝撃といったらなく、「一生忘れない作品」になるという印象は極めて強烈だった。このⅠ巻だけでも500ページ越えではあるが、割合すいすい読めて驚いている。Ⅱ巻でもっと加速するであろうふたりの行く末を、須賀さんが文庫版ではどう描いたのか。読み終えるのが楽しみでならない。

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    2015年07月01日
  • 帝国の娘 上

    コバルト文庫持ちの人も是非!

    コバルト文庫版も持ってますが、少し加筆されており、それが個人的に良かったです。
    一応シリーズ完結してますが、続きが読みたいので応援の意味も込めて購入しました。
    続巻もがあると嬉しい。

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    2014年01月18日
  • キル・ゾーン1 ジャングル戦線異常あり

    男女問わず読んでほしい。

    かなり、読みごたえがある作品です。外伝を含めてかなりの巻数があります。
    最初の巻はデビュー作から2作目?くらいだったと思います。最初はライトな感じですが、登場人物一人一人が丁寧に作り込まれていて、敵方も魅力的です。文章では描かれていない背景も相当作り込んでいるんだろうと思います。
    巻数が進めば進むほど作者のすごさを感じました。
    コバルト文庫なので女の子向けのレーベルですが、内容は戦闘メイン、めぐる人間関係、敵味方の攻防、残り微恋?がはいるくらいなので、男性も抵抗なく読めると思います。
    20年近くたちますが、未だに大事に文庫を持ってます。

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    2014年01月04日
  • 帝国の娘 下

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    帝国の娘上と同じくさくさく読めました。やはり主人公にがっつり感情移入できなくてどうかな、と思ったけれど最後まで読むとすごく勢いのある本だと思えた。

    田舎で暮らす平凡な少女が実はお姫様だった?!なんて単純ことではない、いい意味で期待を裏切られる展開。

    自分の知っていた少女小説とは違う雰囲気の持つ須賀しのぶ作品、続編もある様なので読んで見たいが、角川文庫から出るのを待ってみよう…

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    2013年12月30日
  • 北の舞姫 芙蓉千里II

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    単行本で読んで、文庫で再読。

    だから結末は知っているけれどやっぱり夢中で読んでしまった。
    読むたび萌える人が違う!武臣中尉がいいですね。
    軍服ってとこも含めて。(芙蓉千里の男性陣は絶対「はいからさんが通る」だと思うんです。)あとアンゲルゼを読んだ後の再読なのでこの巻は「貴ちゃんがんばれ!」だなと思ってしまいました。須賀さんの作品は運命に立ち向かう女性とへたれな男性が奮起する、のがいいんですねぇ。

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    2013年12月25日
  • 帝国の娘 上

    ファンタジーの傑作

    コバルト文庫で15年くらい前の原作をいまだに持ってます。まだ2冊しか電子化されてないですが、かなりの長編小説です。外伝いれたら、30冊超えてます。キャラクターの作りが丁寧で、本当に読みごたえがあります。
    多くは語りません、読んでください。

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    2013年10月20日
  • 芙蓉千里

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    7月1日~10日

    「大陸一の売れっ子女郎になる」夢を抱いて哈爾濱にやってきた少女フミ。妓楼・酔芙蓉の下働きとなった彼女は、天性の愛嬌と舞の才能を買われ、芸妓の道を歩むことになった。夢を共有する美少女タエ、妖艶な千代や薄幸の蘭花ら各々の業を抱えた姉女郎達、そして運命の男・大陸浪人の山村と華族出身の実業家黒谷…煌めく星々のような出会いは、彼女を何処へ導くのか!?…女が惚れ、男は眩む、大河女子道小説ここに開幕

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    2013年07月10日
  • アンゲルゼ ひびわれた世界と少年の恋

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    ネタバレ

    表紙はもーちゃんの妄想でしょうか(違)。
    好きな少女を救いたいのに自分は絶対的無力と知る男の子…。
    力の暴走、暴走するもーちゃん…。
    「だって、あなたは何も知らないじゃない!」って陽菜の代わりに何度つぶやいたことか。暴走する私。
    しかし軍の4人ももーちゃんも全員せつないねえ。

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    2013年06月02日
  • アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭

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    ネタバレ

    近未来SF少女小説。須賀さんに珍しく気弱な女子中学生が主人公。
    目立つことに怯え弾かれることを極端に恐れる、そんな子供の世界は今の現実世界も変わらなくて、学校生活、友人関係の鬱屈さの描写は辛い。
    が、天使病からの展開がエグワク(表現はえぐくて怖めだけど先が読めないワクワク感という複雑な心境)。

    次巻へ

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    2013年06月02日
  • アンゲルゼ 永遠の君に誓う

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    ネタバレ

    表紙が本当にいいですねえ。
    皆さんの感想をみると何度も読まれてる理由がわかりました…。
    なんてこと…マドマギ以来の衝撃波。

    無力なもーちゃんがもう、愛しいです。
    そしてなんと、皆さんの感想で、これが当初書かれる巻数を減らされたこと、そして補完本なる存在??
    もう手に入らない??なんてこと〜〜〜!
    感想サイトみて断片的に情報入って悶え中…一般文庫にて完璧版を〜!(そして覚野中尉、10年たっても知らないことだらけで涙)

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    2013年06月02日
  • アンゲルゼ 永遠の君に誓う

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    うん、好きだ。

    これを少女小説と分類して良いものか、ちょっと悩みました。
    重いお話。

    ちゃんと完結してしまっているけど、未だに続きを読みたいと感じる時があります(笑)

    もーちゃんのデレが、
    もっと見たかった気もする。
    でも、程よい気もする←

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    2013年02月26日
  • 芙蓉千里

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    哈爾濱の女郎屋にやってきた少女フミの物語。
    明治期の哈爾濱は日本人、支那人、ロシア人が入り混じる国際都市。人も街も描かれ方がひたすら熱く、ぐいぐいと引っ張られるように一気読みしてしまった。
    女郎屋が舞台だけに過酷で辛い場面もあるけれど、それを補って余りあるフミの強さに痺れた。
    大河小説という名にふさわしい、壮大で強い女の物語。お勧めです。

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    2013年02月11日
  • MAMA

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    ネタバレ

    過去に読んだ作品。

    ライトノベルで、母子関係をテーマした作品ってあんまり読んだことがなかったので、とても印象に残っている。

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    2013年01月15日
  • 帝国の娘 下

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    ネタバレ

     アルゼウス皇子としてほかの皇子と対面し、彼らと生活を共にするカリエ。
     それぞれ毛色の違う四人の皇子が揃い、陰謀が動き始めます。

     皇子四人とも、それぞれ違う部分で皇子としては理想的で、また問題も抱えていて、彼らが切磋琢磨していく姿が好きです。
     母親の家柄が低く、継承争いからは脱落している二人の兄。カリエ扮するアルゼウス皇子の登場によって、確実だった未来を揺るがされ刺激を受ける弟のミューカレウス。
     特に、周囲にちやほやされてきたミューカレウスの、のちの成長ぶりがすごかった。それだけに、その努力を裏切られるような展開が切ない……。
     長兄ドミトリアスは誰よりも厳しく、彼と交流を持つ民衆の

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    2014年09月28日
  • 帝国の娘 上

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    ネタバレ

     「大河少女小説」という文句に惹かれて。
     コバルト文庫からの復刊ということと、王族の身代わりということで、ご都合主義な恋愛小説なのだろうな、とあまり期待しないで読み初めたら止まらなくなりました。

     鄙びた山村で育ての親と暮らしていた14歳の少女カリエは、突然現れた青年エディアルドにさらわれ、病床の皇子の身代わりとなることを強要される。

     皇子の身代わりに仕立てられ、厳しい訓練に耐え、後戻りの許されない運命をときに嘆きながらも果敢に立ち向かっていく。
     カリエ一人の頑張りを追いかけていくだけでなく、彼女を取り巻く人物の行動や心情を上手く絡めているのがいいなと思いました。このあたりの描写がな

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    2014年09月28日
  • 帝国の娘 上

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    ネタバレ

    【ひとり須賀しのぶ祭り実施中】
    辺鄙な山に住む娘カリエが顔が似ているということで皇子の身代わりにされ、次期皇帝候補の一人として都に狩り出される。

    コバルト版からの刊行し直しということですが、なかなかつかみはOK.他国の男装の皇女グラーシカや色目使いの戦う僧、お目付役のエディアルドと役者は揃っている。

    さてこれからどうなるか…。
    しかしカリエ、惚れっぽいのはどうなのw

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    2012年12月20日