須賀しのぶのレビュー一覧
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購入済み
桜は咲いただろうか
桜は咲いただろうか。
いや日本において散る姿が美徳とされる桜にそれを問うのは愚問かもしれない…そんな感想が残った。
フィクションであろうが史実が本流となっており戦争を知らない世代の日本人でも「戦争を内側から観ることが出来る」貴重な作品である。ましてや難しいであろう東欧を混血の視点で描くことでそれを可能としている。
帝国の娘から流れる須賀さんのヒューマニズムも歯切れが良く心地よい。 -
Posted by ブクログ
なんとも重い読後感でした。
冒頭、日本とポーランドのつながりを知って驚きました。
途中から、アンジェイ・ワイダの映画「地下水道」のラストシーンを思い出して、なお辛くなってしまいました。
それでもこの時、ポーランドという国に何が起きたのか知らなければならない。そう自分に言い聞かせて読み終えました。
ロシア人を父に持つ棚倉眞という日本人、ポーランドのユダヤ人という、最も過酷な立場のヤン、そして、ポーランドで孤児となり、アメリカに渡ったレイ。イェジ、ハンナやマジェナ。(私はここに記して、彼らの名を留めておきたい。)彼らは、どれほど過酷な状況に陥ろうとも、今できる最善の方法を、不可能に近い決断を、幾度 -
Posted by ブクログ
ネタバレ上下巻一気に読み終わってしまった。須賀しのぶらしい、骨太な作品で、読み終わったあとの充足感はひとしお。第二次大戦前から戦後にかけてのドイツの、社会や人々の生活がリアルで、映画を見ているような気分にもなった。
修道士・マティアスと、軍人・アルベルトの軌跡をたどっていると、作者はドイツを舞台にしたかったのではなくて、『神』とはなにか、『赦し』とはなにかというテーマを描くために、この時代のドイツを選んだのではないかと思えてくる。その問いかけがはっきりと示されるのはマティアス視点の話のときだけだし、カトリックの神に問いかけを続けるマティアスとは違って、アルベルトは棄教しているし、自分の行動の結果とその -
Posted by ブクログ
須賀しのぶさん、初めましてです。
高校野球が好きでした。
女子校だったので、共学校の女子が地区大会の応援に行くのを見ると、
それはもう羨ましくて。
あの頃の高校野球って、今よりもっと泥くさかった気がします。
出場校も今より公立高校が多く、地元出身の選手中心だったせいか
故郷を応援する色あいがもっと強かったような…。
ユニフォームの着替えがなくて、勝ち進むとだんだん汚れてしまうのも、妙にカッコよく見えたりして。
春のセンバツも、もちろん球児憧れの晴舞台。
でも夏の甲子園は、また違う気がします。
三年生にとっての最後の夏といったイメージが強いからかな。
#ピンチランナー
かたや大物天才バッ -
コバルト文庫持ちの人も是非!
コバルト文庫版も持ってますが、少し加筆されており、それが個人的に良かったです。
一応シリーズ完結してますが、続きが読みたいので応援の意味も込めて購入しました。
続巻もがあると嬉しい。 -
男女問わず読んでほしい。
かなり、読みごたえがある作品です。外伝を含めてかなりの巻数があります。
最初の巻はデビュー作から2作目?くらいだったと思います。最初はライトな感じですが、登場人物一人一人が丁寧に作り込まれていて、敵方も魅力的です。文章では描かれていない背景も相当作り込んでいるんだろうと思います。
巻数が進めば進むほど作者のすごさを感じました。
コバルト文庫なので女の子向けのレーベルですが、内容は戦闘メイン、めぐる人間関係、敵味方の攻防、残り微恋?がはいるくらいなので、男性も抵抗なく読めると思います。
20年近くたちますが、未だに大事に文庫を持ってます。
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ファンタジーの傑作
コバルト文庫で15年くらい前の原作をいまだに持ってます。まだ2冊しか電子化されてないですが、かなりの長編小説です。外伝いれたら、30冊超えてます。キャラクターの作りが丁寧で、本当に読みごたえがあります。
多くは語りません、読んでください。