【感想・ネタバレ】帝国の娘 上のレビュー

あらすじ

女神の僕たる神鳥リシク、その翼から生まれたテナリシカ大陸の西に位置する大帝国・ルトヴィア。辺鄙な山村で平凡に暮らしていた少女カリエは、ある日突然さらわれ、ある高貴な人の身代わりにされた。礼儀作法から武術まで、過酷な訓練の日々、冷徹な教育係エディアルド、宮廷をゆるがす謀略――カリエは持ち前の負けん気と行動力ですべてを乗り越えてゆく。ただひたすら、生きるために――魂ゆさぶる大河少女小説開幕!!

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感情タグBEST3

コバルト文庫持ちの人も是非!

コバルト文庫版も持ってますが、少し加筆されており、それが個人的に良かったです。
一応シリーズ完結してますが、続きが読みたいので応援の意味も込めて購入しました。
続巻もがあると嬉しい。

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2014年01月18日

H

購入済み

上下を一気に2日で読みました。面白かったです。少女カリエが攫われて身代わりとなり、活躍する話です。
ライトノベル(コバルト文庫)の「流血女神伝」からとのことを読後に知りました。ライトノベルと小説・文芸の差がなにか解らなくなりました。

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2024年10月21日

Posted by ブクログ

ストーリーとしてはありがちだけど、面白くて読みやすい一冊。
こう表現して良いか分からないけど、この作者の本はどれもわたしの厨二心に突き刺さります。

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2022年04月23日

Posted by ブクログ

奥付で、これが世に名高い流血女神伝か!となりました。世間知らずだった少女が大きな運命に飲み込まれ、強く逞しくなっていく、これぞ少女小説。大長編の序盤だけどもう絶対面白い。

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2021年06月12日

Posted by ブクログ

正統派のファンタジー小説。

ライトノベルだと、ギャグが入ったり
キャラクター同士のボケツッコミに
終始してしまいがちだけど、
この本ではそういったラノベっぽさが
全くないのが安心できる。

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2017年01月04日

ファンタジーの傑作

コバルト文庫で15年くらい前の原作をいまだに持ってます。まだ2冊しか電子化されてないですが、かなりの長編小説です。外伝いれたら、30冊超えてます。キャラクターの作りが丁寧で、本当に読みごたえがあります。
多くは語りません、読んでください。

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2013年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 「大河少女小説」という文句に惹かれて。
 コバルト文庫からの復刊ということと、王族の身代わりということで、ご都合主義な恋愛小説なのだろうな、とあまり期待しないで読み初めたら止まらなくなりました。

 鄙びた山村で育ての親と暮らしていた14歳の少女カリエは、突然現れた青年エディアルドにさらわれ、病床の皇子の身代わりとなることを強要される。

 皇子の身代わりに仕立てられ、厳しい訓練に耐え、後戻りの許されない運命をときに嘆きながらも果敢に立ち向かっていく。
 カリエ一人の頑張りを追いかけていくだけでなく、彼女を取り巻く人物の行動や心情を上手く絡めているのがいいなと思いました。このあたりの描写がないと「大河小説」にはならない。
 なにかと気が強く感情をすぐに態度に示す直情的な少女が主人公で、最初はなかなか馴染めなかったのですが、次第に「彼女だからこそ」と納得できました。

 上巻は世界観の説明が多く、神話の価値観が強く根付くファンタジー世界なだけに、呑み込むのがけっこう大変。
 でも、のちのちこの神話が重要なファクターになってくるらしい。

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2014年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【ひとり須賀しのぶ祭り実施中】
辺鄙な山に住む娘カリエが顔が似ているということで皇子の身代わりにされ、次期皇帝候補の一人として都に狩り出される。

コバルト版からの刊行し直しということですが、なかなかつかみはOK.他国の男装の皇女グラーシカや色目使いの戦う僧、お目付役のエディアルドと役者は揃っている

さてこれからどうなるか…。
しかしカリエ、惚れっぽいのはどうなのw

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2012年12月20日

Posted by ブクログ

再読。『流血女神伝』というものすごいタイトルのシリーズ。
読み進めたら内容もすごい。少女ものだけど、あんまり子供にはおすすめできない。
おすすめする人をかなり選ぶ、、、。
だけどものすごく面白い、、、。
初めてこれに出会ったときの興奮よ。
再読やっぱり面白くてテンションだだ上がる。

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2024年02月19日

Posted by ブクログ

「革命前夜」で気になった須賀しのぶを読んでみようとこちらに手を出したのだが、読み終わってみてはじめて全25巻の大作の冒頭にすぎなかったことに気がつく。
近年大量に生まれた異世界ファンタジーものの一つといえばそうで、10年前に角川で復刊、そして最近になってマンガ化と今頃わざわざとりあげられるのもわかる。ただ歴史に翻弄される主人公のアップダウンはハンパなく、彼女をおそう運命の追い込みの厳しさは相当なもので、近年の王道作品にみられがちな、ぬるい俺TUEEE的な異世界チートものとは一線を画する。むしろ貴種流離譚的な構成は、より伝統的な神話的物語として受け入れられるものだろう。
僕にとっては全くうもれていた存在で、こんなに長くて面白い作品がこれからずっと読めるかと思うと幸せ。コバルトから角川に入ったことで、僕のような男性の新たな読者を得ることになるだろう。

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2023年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あっという間に物語に入り込んで気づけばカリエに同情していた。特に髪を切り落とされたところ、この仕打ちは14の子には辛いと気持ちが沈んだ。カリエは自分の頭でよく考える賢さがあるから、応援したくなる。
王族としてのあるべき姿をグラーシカから学ぶところが良かった。
化けの皮が剥がれないか心配だが、今のところはエディアルドがいるから大丈夫、でも下巻だとどうだろう?
面白くて一気読みだ。

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2022年07月25日

Posted by ブクログ

コバルトで最後まで読みましたが、何度読んでも面白い。
不遇ながらも一生懸命乗り越えていく主人公カリエを見て、皆の心が動いていく様子がいいです。
もちろん私の心も動かされました。
でも、これでもか!というほど主人公を過酷な環境に突き落とす作者、その想像力というかなんというか、すごいです(((^_^;)

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2015年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ルトヴィア帝国の辺境の山村で育った猟師の娘カリエの数奇な運命...これアニメ化したら面白いかも、と思った。 

打ちのめされて泣いても敢然と立ち上がる強かなカリエちゃん、かなり好み♪ 
上巻のイチオシはサルベーンと出会った直後のカリエとエドの夫婦(?)漫才www 

さて、下巻はようやくカデーレ宮篇だね。 
楽しみ楽しみ♪

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2012年01月12日

Posted by ブクログ

読み出したら止まらなくなると言う評判を聞いて、手に取ってみたら本当に止まらなかったと言う満足本。

絶対に自分ならくじけてしまいそうな状況の中でも、懸命に立ち向かう主人公カリエの強さに、素直にこっちも頑張れと応援したくなる。

今後の展開がどうなるかがすごく気になる。

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2012年02月16日

Posted by ブクログ

少女漫画になりそうな設定ですな。外套や防寒着を着た状態から当身で気絶させれるのだろうか、、、と素朴に思った。

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2024年06月09日

Posted by ブクログ

スラスラと読み進めることができました。最初の方で展開が想像できるかな、と感じてしまいますが、もしかしたら違うかも、ということで続きを買おうと思います。

主人公にあんまり感情移入できなかったので、さっぱり読めただけかも…

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2013年12月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんとなく手にとってなんとなく読み出した。最初の主人公の物言いで買ったことを後悔したが、ちゃんと最後まで読み通せた。
ただ設定は残念ながらラノベの域を出ないのかな。

そもそも、王子候補がそんなにおいそれと外にでてはいけない。てか出れない。

少女が身代わりになる、っていう非現実的な設定だからこそ、設定の面でもっとリアリティを追求してほしかった。
続編はよまないかなぁ。残念ながらシリーズ名に失笑した。

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2012年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公の14歳の少女カリエは、ルトヴィア帝国の皇子に瓜二つであるという理由で、身代わりにさせられるため故郷の村から連れ去られた。死の淵に近い皇子の皇位継承権争いのために田舎娘が一人の皇子に仕立て上げられ、帝国内の権力闘争に巻き込まれながらカリエはその経験を通して成長していく。
胸躍る展開ではなかったが、登場人物一人ひとりの描かれ方が丁寧でそれぞれの心情がよくわかる話だった。クライマックスは下巻に続くのだろうが、続きもなかなか気になったので面白い。

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2012年05月15日

Posted by ブクログ

上下巻ともに一気読みしてしまった! 分けて感想を書くという器用な真似ができそうもないので、感想は下巻の頁にて!

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2011年12月27日

シリーズ作品レビュー

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