配信予定・最新刊

作品一覧

  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―
    NEW
    -
    旧ジャニーズ事務所の性加害問題で批判を浴びた、元社長・藤島ジュリー景子とはどんな人物なのか? 彼女はいま何を思うのか? 国民的アイドル「嵐」との出会いと活動終了、叔父・ジャニー喜多川との関係、母・メリーとの確執、ファンとタレントたちへの思い、事務所廃業――。一人の小説家に、はじめて胸の内を明かした。
  • かなしきデブ猫ちゃん
    続巻入荷
    3.7
    1~3巻715~814円 (税込)
    吾輩も“ネコ”である。愛媛の捨てネコカフェでアンナと運命的に出会ったオレは、マルという名前をもらう。幸せな“家ネコ”生活を送っていたが、ひょんなきっかけから家を飛び出すことになり──。坊っちゃんや赤シャツ、マドンナらとの出会いがデブ猫マルを大きく成長させる。道後温泉から始まった大冒険は、愛媛県内を東へ、西へ! これからのマルの日本を巡る旅を予感させる感動の絵本文庫。
  • 八月の母
    4.3
    1巻1,078円 (税込)
    『イノセント・デイズ』を今一度書く。そして「超える」がテーマでした。僕自身はその確信を得ています――早見和真 長い間歪み続けた愛や母性の歴史、地層のように積み重なる闇に確かな兆しを探し続けた。神なるものへの幻想と呪縛を解き放つ祈りとその熱に、心が確かに蠢いた。――池松壮亮(俳優) 私も命を繋いでいく役目を担うのだろうか。微かな光と絶望に怯えながら、夢中で読み進めた。どうしようもない日々に、早見さんはいつだって、隣で一緒に座り込んでくれるんだ。――長濱ねる(タレント) 自分の奥底に隠しておきたい暗い何かをわかってくれている、という書き手がこの世に一人でもいること。そのことに救われ、気持ちが軽くなる読者は少なくはない。――窪美澄(小説家) 容赦などまるでない。「母」にこだわる作家が、母という絶対性に対峙した。確かなものなど何ひとつない世の中で、早見和真は正しい光を見つけようとしている。その試みには、当然異様な熱が帯びる。――石井裕也(映画監督) ラストに現れるヒロインの強い覚悟と意思の力に、私たちは元気づけられる。辛く暗く苦しい話だが、そういう発見があるかぎり、小説はまだまだ捨てたものではない。――北上次郎(書評家)(「カドブン」書評より抜粋) 八月は、血の匂いがする――。愛媛県伊予市に生まれた越智エリカは、この街から出ていきたいと強く願っていた。男は信用できない。友人や教師でさえも、エリカを前に我を失った。スナックを営む母に囚われ、蟻地獄の中でもがくエリカは、予期せず娘を授かるが……。あの夏、あの団地の一室で何が起きたのか。嫉妬と執着、まやかしの「母性」が生み出した忌まわしい事件。その果てに煌めく一筋の光を描いた「母娘」の物語。
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間― 無料お試し版
    無料あり
    -
    旧ジャニーズ事務所の性加害問題で批判を浴びた、元社長・藤島ジュリー景子とはどんな人物なのか? 彼女はいま何を思うのか? 国民的アイドル「嵐」との出会いと活動終了、叔父・ジャニー喜多川との関係、母・メリーとの確執、ファンとタレントたちへの思い、事務所廃業――。一人の小説家に、はじめて胸の内を明かした。〈本編より冒頭約50ページ分(底本換算)を読める、無料お試し版。〉
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい
    4.4
    1巻1,699円 (税込)
    小学6年生の十和は、家族の幸せの形がわからない。楽しい母、やさしい父、かわいい妹。それなのに、どうして心がこんなに荒(すさ)むのか。中学受験に挑む娘と父の姿を通して、家族の成長を描く感動作。人気シリーズ「店長がバカすぎて」の山本猛店長も登場!!
  • 笑うマトリョーシカ
    4.2
    1巻950円 (税込)
    若き総理候補が誰かの操り人形だったら? 人の心の闇に迫るミステリー 【TBS 系列 金曜ドラマ 放送! 2024年夏スタート】 47歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。 「彼が誰かの操り人形だったら?」 そう感じた女性記者が、背景を探ると、関係者の不審死、同級生の秘書や家族らの怪しい関係性が浮上し――。代議士を操ろうとする人物は誰なのか?  ⇒TBS系列 金曜ドラマ 2024年夏スタート「笑うマトリョーシカ」 主演:水川あさみ / 玉山鉄二 櫻井翔
  • 新! 店長がバカすぎて
    4.0
    1巻792円 (税込)
    三年ぶりに吉祥寺本店に店長として復帰した山本猛は張り切るが、相変わらず人を苛立たせる天才だ。それでも部下の京子は新人作家の才能に打ちのめされ、好きな作家の新作に心躍らせ、時には泣き、笑い、怒り、日々戦っている。スタッフや作家の大西先生や小料理屋を営む父親などの応援を受けながら──。思いっきり楽しんだあとに小説と書店の未来を、仕事の意味を、生きる希望を改めて深く考えさせられる、二〇二〇年本屋大賞ノミネート作品の第二弾。(解説・大九明子)
  • アルプス席の母
    4.4
    1巻1,683円 (税込)
    まったく新しい高校野球小説が、開幕する。 秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東一円からスカウトが来ていたが、選び取ったのはとある大阪の新興校だった。声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て。息子とともに、菜々子もまた大阪に拠点を移すことを決意する。不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!? 補欠球児の青春を描いたデビュー作『ひゃくはち』から15年。主人公は選手から母親に変わっても、描かれるのは生きることの屈託と大いなる人生賛歌! かつて誰も読んだことのない著者渾身の高校野球小説が開幕する。
  • 新! 店長がバカすぎて
    3.6
    1巻1,760円 (税込)
    宮崎の山奥に異動になっていた山本猛元店長が、 三年ぶりに、吉祥寺本店に店長として復帰した。 張り切る店長だが、相変わらず、人を苛立たせる天才だ。しかし京子は、心の中で「お帰りなさい」とつぶやいた。そんな中、本や書店を取り巻く環境はますます厳しくなってきたが、 それでも京子は、新人作家の才能に出逢い、打ちのめされ、 好きな作家の新作に心躍らせ、時には泣き、笑い、怒り、日々戦っています。スタッフの磯田さんや、覆面作家だった大西先生や神楽坂で小料理屋を営む親父さんや、優しき先輩たちに、応援を受けながら――。2020年本屋大賞にノミネートされ、本を愛する人々を興奮と感動に巻き込み大ロングセラーとなり、今なお売れ続けている『店長がバカすぎて』、熱望の第2幕。 今を懸命に生きる私たちの特別な物語。とにかく文句なしに面白い!! 店長、ますますパワーアップ。小説と書店の未来を、仕事の意味を、生きる希望を改めて深く問い直す、第二弾。
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)
    4.3
    1巻990円 (税込)
    お前に一つだけ伝えておく。絶対に俺を裏切るな――。父を亡くし、空虚な心を持て余した税理士の栗須栄治はビギナーズラックで当てた馬券を縁に、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」のワンマン社長・山王耕造の秘書として働くことに。競馬に熱中し、〈ロイヤル〉の名を冠した馬の勝利を求める山王と共に有馬記念を目指し……。馬主一家の波瀾に満ちた20年間を描く長編。山本周五郎賞受賞作!(解説・今野敏)
  • あの夏の正解(新潮文庫)
    3.9
    2020年、新型コロナ感染拡大により春のセンバツに続いて夏の甲子園も中止。愛媛県の済美と石川県の星稜、強豪2校に密着した元高校球児の作家は、選手と指導者に向き合い、“甲子園のない夏”の意味を問い続けた。退部の意思を打ち明けた3年生、迷いを吐露する監督。彼らは何を思い、どう行動したのか。パンデミックに翻弄され、日常を奪われたすべての人に送る希望のノンフィクション。(解説・山本憲太郎)
  • ポンチョに夜明けの風はらませて
    3.5
    1巻693円 (税込)
    都立高校卒業式まであと39時間。受験先の岡山で足止めされた親友ジンを迎えに行くため、又八とジャンボは、黙って親から借りた車を勝手に“サンダーボルト号”と命名し、発進! 友情という大義の旗の下、欲望と好奇心全開の一行は、予期せぬ同行者を増やしながら一路、西へ。行き当たりばったりの珍道中は彼らをどこへ誘うのか、そして卒業式には無事間に合うのか!? 感動と爆笑の青春ロードノベル。
  • 店長がバカすぎて
    4.1
    1巻759円 (税込)
    谷原京子、二十八歳。吉祥寺の書店の契約社員。超多忙なのに薄給。お客様からのクレームは日常茶飯事。店長は山本猛という名前ばかり勇ましい「非」敏腕。人を苛立たせる天才だ。ああ、店長がバカすぎる! 毎日「マジで辞めてやる」と思いながら、しかし仕事を、本を、小説を愛する京子は――。全国の読者、書店員から感動、共感、応援をいただいた、二〇二〇年本屋大賞ノミネート作にして大ヒット作。巻末にボーナストラック&早見和真×角川春樹のオリジナル対談を収録。
  • 東京ドーン
    3.7
    1巻704円 (税込)
    仕事はある、恋人もいる。でも、物足りない。同じ報われない時代を生きているのに、隣のアイツらは満ちて見える。どうして僕だけ、うまくいかない――。そのむなしさを、カッコ悪さを、自分のせいだと認められるか? 就職、結婚、再会、嫉妬、劣等感。東京に生きる6人の男女の転換点を鋭く描く連作短編集。あがけ若者、あがけ私。ひれ伏せ時代!
  • ぼくんちの宗教戦争!
    3.3
    1巻721円 (税込)
    「ぼくだけはしっかりしていなければ」。父の事故をきっかけに、両親は別々の神さまを信 じはじめ、家族には〝当たり前〟がなくなった。信じられるのは、一足先に大人になってしま った親友の龍之介だけ。妹のミッコを守ることでなんとか心のバランスを取るけれど、ま すます家族は壊れていく。ぼくは自分の〝武器〟を見つけ、立ち向かうことにしたが――。
  • 小説王
    4.1
    1巻759円 (税込)
    小説をめぐる熱きドラマ、ついに文庫化。  大手出版社の文芸編集者・俊太郎と、華々しいデビューを飾ったものの鳴かず飛ばずの作家・豊隆は幼馴染みだった。いつか仕事を。そう約束していたが、編集長の交代で、企画すら具体的にならないまま時間だけが過ぎていく。やがて、俊太郎の所属する文芸誌は、社の経営状態から存続を危ぶまれ、豊隆は生活すら危うい状況に追い込まれる。そんな逆境の最中、三流編集者と売れない作家が、出版界にしかけた壮大なケンカの行方は!?  小説の役割は終わったのか? 物語に生かされたことはあるか? 単行本刊行時、作家・編集者・書店員の方々など業界の内外をざわつかせた問題作が、ついに文庫化。 『イノセント・デイズ』で大注目の作家が放つ、小説をめぐる、男たちの熱きドラマ!!
  • 95
    3.5
    1巻704円 (税込)
    95年、渋谷。平凡な高校生だった秋久は、縁のなかった4人の同級生から突然カフェに呼ばれ、強制的にグループへ仲間入りさせられる。他校生との対立、ミステリアスな女の子との出会い……秋久の経験したことのない刺激的な毎日が待っていた。だがある日、リーダー的存在だった翔が何者かに襲撃されてしまう。秋久は真犯人を捜すため立ち上がった――。激動の時代を駆け抜けた少年たちの心の叫びがほとばしる、熱烈青春ストーリー。
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)
    4.4
    1巻880円 (税込)
    田中幸乃、30歳。元恋人の家に放火して妻と1歳の双子を殺めた罪で、彼女は死刑を宣告された。凶行の背景に何があったのか。産科医、義姉、中学時代の親友、元恋人の友人、刑務官ら彼女の人生に関わった人々の追想から浮かび上がる世論の虚妄、そしてあまりにも哀しい真実。幼なじみの弁護士たちが再審を求めて奔走するが、彼女は……筆舌に尽くせぬ孤独を描き抜いた慟哭の長篇ミステリー。
  • マウンドの神様
    3.4
    1巻587円 (税込)
    甲子園をめざす少年たちの熱い夏――高校野球小説アンソロジー! 都大会で対戦することになった甲子園本命校のエース・優一と颯太は幼馴染みで、かつてバッテリーを組んだ間柄だったが……(朝倉宏景「絶対的最後」)。高3の夏、野球強豪校で「補欠」の僕に訪れた驚くべきチャンスとは!? (早見和真「あの日、監督がうなずいていれば、僕は―-」)。“聖地”甲子園を目指し、切磋琢磨する球児たちの汗、涙、そして笑顔。野球を愛する人気作家8名が個性あふれる筆致で紡ぎ出す、小説6編、エッセイ2編。【収録作品(掲載順)】あさのあつこ「梅里駅前商店街の熱い風」/朝倉宏景/「絶対的最後」荻原宏/「わが家の高校球児」早見和真/「あの日、監督がうなずいていれば、僕は――」東川篤哉/「カープレッドより真っ赤な嘘」宮下奈都/「空くじなしの宝くじ」額賀澪/「肩車の権利」須賀しのぶ「甲子園に帰る」
  • スリーピング・ブッダ
    3.8
    1巻704円 (税込)
    敬千宗の大本山・長穏寺に2人の若き僧侶が上山した。北陸の古寺の跡取り、小平広也。バンドでプロを目指すも挫折し、「安定」を求めて仏門を叩いた水原隆春。対照的な二人は、厳しい修行を通じてさまざまな現実に直面する。いまだ続く世襲制、先輩僧侶たちのいじめ、欲にまみれた夜遊び……。やがて2人はある決意を胸に行動を起こす。そして待ち受ける衝撃の結末とは。生きる意味を問いかける、熱き男たちの青春パンク小説!
  • ひゃくはち
    4.1
    1巻594円 (税込)
    地方への転勤辞令が出た青野雅人は、恋人の佐知子から意外なことを打ち明けられた。付き合い出すずっと前、高校生のときに二人は出会っていたという。彼は、甲子園の常連・京浜高校の補欠野球部員だった。記憶を辿るうち――野球漬けの毎日、試合の数々、楽しかった日々、いくつかの合コン、ある事件、そして訣別。封印したはずの過去が甦る。青春スポーツ小説に新風を注いだ渾身のデビュー作。
  • 6シックス
    3.5
    1巻660円 (税込)
    ヒーローだけが主人公じゃない。 補欠も就活生もお母さんも、誰だって主人公なんだ! 読むほどに人生が愛おしくなる。
  • ぼくたちの家族
    4.1
    1巻596円 (税込)
    家族の気持ちがバラバラな若菜家。その仲を取り持ってきた母の玲子の脳にガンが見つかった。突然の出来事に狼狽しつつも玲子のために動き出す父と息子たち。だがそんなとき、父が借金まみれだったことや、息子たちが抱いてきた家族への不満が露になる……。近くにいながら最悪の事態でも救ってくれない人って何? 家族の存在意義を問う傑作長編。

ユーザーレビュー

  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    母菜々子に終始感情移入しっぱなしだった。前半は強豪校ならではの親同士の人間関係や監督への態度に対して、納得できない気持ちで読み進めていたが、だからこそ、そんな空間の中での航太郎の成長や菜々子自身の成長、そして監督の変化に心が動いた。自分の好きな事を純粋に追い求める姿、周りの人達を尊重する優しく芯のある航太郎のこれからが楽しみ!とも感じる。

    自分自身が親になった時のことや、自分の親の子育てに対する気持ちを考えるきっかけになった。お母さんになりたい!という気持ちが強まったと同時に、子育ては楽しいだけじゃないんだというのも同じくらい強く感じた。

    今各地方大会を頑張っている高校球児たち一人一人にも

    0
    2025年07月14日
  • 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    audible104冊目。

    とっても面白かった!
    随所で笑わせてもらいました。
    どの職場でも、困ったお客様や変わった同僚ないしは上司がいるものですね。
    楽しみながらも、自分の生き方や人との関係の築き方を考えるきっかけを与えてくれるようなお話。

    好きなことを仕事にすると、良い面も悪い面もあるとは思いますが、仕事に気概を持って真剣に打ち込む人って、やっぱりかっこいい。
    頑張り方はいろいろあって、見えにくい部分で、一生懸命考えたり取り組んだりしている人の存在を、大切にできるといいなと思いました。

    0
    2025年07月13日
  • 八月の母

    Posted by ブクログ

    読後、何と感想を書こうかしばらく考えました。早見さんの作品はイノセントデイズもそうですが、繊細な女性心理を表現されているなと思いました。最終的には周囲の人との関わりで、良い方にも悪い方にも狂わされ、その繋がりが深ければ深いほど断ち切ることが難しいのかなと思いました。

    0
    2025年07月12日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分も序盤と終盤で幸乃に対する考えが変わってしまった一人。物事を一方的な見方のみで判断するのは良くないよなと思いつつも、この作品のように奥の奥にしまわれてしまった真実・見方をすくいだすのは難しいよな、、、と思ったり。

    0
    2025年07月11日
  • 笑うマトリョーシカ

    Posted by ブクログ

    最後の最後まで、清家一郎の人間性というか、人間味のあるところが読み取れなかった。
    周りが清家を空っぽだと思いすぎて、自我を持っていることを意外に思うなんて、周りの人たちこそ怖いと思った。

    0
    2025年07月11日

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