アルプス席の母

アルプス席の母

1,683円 (税込)

8pt

まったく新しい高校野球小説が、開幕する。

秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東一円からスカウトが来ていたが、選び取ったのはとある大阪の新興校だった。声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て。息子とともに、菜々子もまた大阪に拠点を移すことを決意する。不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!?
補欠球児の青春を描いたデビュー作『ひゃくはち』から15年。主人公は選手から母親に変わっても、描かれるのは生きることの屈託と大いなる人生賛歌! かつて誰も読んだことのない著者渾身の高校野球小説が開幕する。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    354ページ
  • 電子版発売日
    2024年03月15日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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アルプス席の母 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    息子が高校球児でいられるのは、私がその母でいられるのは、もうたった数ヶ月しか残されていない今、この本に出会えて良かったです。

    0
    2025年03月10日

    Posted by ブクログ

    高校球児の母。シングルマザーで知らない土地で息子を支え、共闘する姿は共感を生む。成長や心の動きが実に繊細に描かれている。読みやすい。

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    甲子園を目指す息子とそれを応援する母。息子を思う母の気持ちがものすごく重くて熱くて深くて、2人のつながり方がすごく良かったなあ。

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    読み始めから泣かされ、最後も泣いた。親の目線からみる高校野球というのは、これほど青春なのかと。やりとり全てが微笑ましい。282ページあたりが一番好き。
    あぁ、それと、私は著者のファンである。

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    『本当は女の子のお母さんになりたかった』の一文から始まる高校野球児の母目線の物語。関西在住で過去4年間神奈川県で生活してたので人物への親近感強め。高校野球はテレビついてたら見るぐらいのレベルだったので、野球児本人たちだけでなく保護者もかなり消耗すると初めて知った。前半は青春感強めなのかと思ったが、重

    0
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

    何度か涙がこらえきれないシーンがありました。電車通勤なのに勘弁してよー!笑

    というか、まず一行目で泣きそうになりました。

    個人的な話になってしまいますが、夫も小学生〜大学生まで野球に人生を捧げた男だったので「本当にこんなルールあるの?」と父母会のルールについて聞いてみたら、「自分のときもあった」

    0
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

    本屋大賞ノミネート作品で気になっていた本

    私の身近に野球やってる人っていないんですけど、野球は何故か観てました
    地元の高校が甲子園に行くと決まった時盛り上がっています
    でも、強豪校と言われている高校は甲子園なんて行けて当たり前って言われてたりするからプレッシャーすごいだろうな…

    という球児の話じ

    0
    2025年03月08日

    Posted by ブクログ

    野球少年と母親の物語。
    母と息子の絆や、周囲との関係性がすごく素敵で感動しました。
    高校野球の事も知ることが出来て、とてもいい作品でした。

    0
    2025年03月07日

    Posted by ブクログ

    ここ最近読んだ本の中で、特に面白かったし胸を打たれた。今年の本屋大賞はこれかなと感じざるを得なかった。

    高校で野球をしている息子を持つ母が主人公。スポーツ=爽やか・正々堂々というイメージがあるが、実際は悪しき風習やしがらみなどがあるのだろう。

    単なるスポ根小説ではなく、息子と母の関係や主人公(母

    0
    2025年03月05日

    Posted by ブクログ

    『アルプス席の母』
     
    本屋大賞2025年ノミネート作品で、装丁のしっとりとした質感と程よい厚みが何となく良いなぁと思い、さらに野球知識が無くても挑戦できそうだなと感じて読んでみた一冊。
     
     
    野球少年の息子 航太朗と母 菜々子、 親子2人で一緒に目指す甲子園。
    意を決して親子で移り住んだ大阪での

    0
    2025年03月09日

アルプス席の母 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    354ページ
  • 電子版発売日
    2024年03月15日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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