ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

小説・文芸
990円 (税込)

4pt

お前に一つだけ伝えておく。絶対に俺を裏切るな――。父を亡くし、空虚な心を持て余した税理士の栗須栄治はビギナーズラックで当てた馬券を縁に、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」のワンマン社長・山王耕造の秘書として働くことに。競馬に熱中し、〈ロイヤル〉の名を冠した馬の勝利を求める山王と共に有馬記念を目指し……。馬主一家の波瀾に満ちた20年間を描く長編。山本周五郎賞受賞作!(解説・今野敏)

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1249668
  • 電子版発売日
    :
    2022年11月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB
  • ドラマ化

    「ザ・ロイヤルファミリー」

    2025年10月12日~ TBS
    出演:妻夫木聡、松本若菜、小泉孝太郎

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ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『ザ・ロイヤルファミリー』

    第1章:知らなかった競馬の世界への扉
    普段は競馬をせず、レースの経過も知らない僕ですが、SNSでの話題をきっかけに本書を手にとりました。

    そこに広がっていたのは単なるスポーツやギャンブルではなく、人生のすべてを懸けた熱い人間ドラマでした。
    ------------
    第2章:絶対の信頼と、宿命の血脈
    作品の魅力は、ワンマン馬主、オーナーの山王耕三と、彼を支えるマネージャー・栗須栄治の絶対的な信頼関係です。

    経営者は、リスクに敏感です。
    それゆえ、「人は裏切る」という性悪説の視点も織り込んで業を励行します。

    オーナー山王氏の「だからこそ俺を裏切るな」と迫る凄みに、わけもあり一気に引き込まれました。
    ------------
    第3章:父を超えたい執念と、隠し子の涙
    真に涙を誘うのは、山王の隠し子である耕一の葛藤です。

    「父を超えたい」と執念を燃やすものの、挑むほどに父の背中は遠ざかります。
    ましてや、もう、この世にはいないのですから、、、。

    血統の世界で無名馬が奇跡を起こす展開。
    また、人間が馬の特性に寄り添う姿にも深く胸を打たれます。

    馬そして人間双方における、血の宿命が生み出す、紡ぐ物語に胸が締めつけられたのは、自然なのかもしれません。

    静かに涙が溢れ出したのでした。
    ------------
    第4章:時代を超えて受け継がれる、魂の物語
    本作の真骨頂は「継承」のドラマにあります。

    馬の血統だけでなく、人間の執念や愛憎までもが時代を超えてバトンされ、ラストへ向かって結実していきます。

    まさに、馬のようにゴールにむけて疾走する展開です。

    競馬の知識が全くない人でも一気に引き込まれ、読み終えたときには、馬の走りを見たくなるそんな名作です。

    ぜひに、ご覧ください。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    この作者さんは群像劇、人の心理を描くのが上手いと思います。
    競馬が分からない自分でも、人間ドラマとして楽しく読めました。事実、題材が競馬でなくとも成立する話だったでしょう。人の意志、誇りが次の世代に継承されていく作風が自分の好みでした。

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    話題になっていたのでいつか読もうと思っていました
    記憶違いでなければ本作はメディア化もされたと思います
    きっと面白いのだろうと思いながら、テーマが競馬なのでついつい後回しにしていました
    数年前まではウマ娘にドはまりして毎日ソシャゲに勤しんでいたのですが、引退してから数年経ち今ではギャンブルそのものに嫌悪感しかない思考になってしまいました笑
    もちろんウマ娘はとても楽しかったし競馬に詳しくなれたのは財産なのですが、そもそもの競馬はギャンブルでしかないので近づきたいとは決して思いませんでした
    そのため本作も「面白いんだろうけれど共感はできないかもしれない」と危惧し、読むのを後回しにしてきました

    読み終わった今、あまりの感動に泣きっぱなしだわ興奮し続けてるわで情緒が大変な騒ぎになっております笑
    間違いなく本作は名作だと思いました
    なんて人間ドラマでしょう
    二世代にわたる壮大な家族の物語でした
    登場人物も魅力的で人間らしくてリアルで想像しやすい人たちでした
    どの人も最後には好きになってしまいます
    そして馬たちが躍動感たっぷりに描かれていて、本当に可愛くて愛おしくて最高に良かったです
    ウマ娘をしていたので競馬に関する知識は最低限持ち合わせています
    そのため本作を読み進める際に困ることはありませんでした
    もちろん競馬について何も知らない人が読んでも必ず楽しめるはずです
    主人公は競馬を何も知らない状態で競馬の世界に飛び込むのですから笑

    読後感も素晴らしかったです
    続編を待ち望みたくなるくらい面白い作品でした

    0
    2026年09月14日

    Posted by ブクログ

    早見さんはイノセントデイズで初めて知って、その後店長がバカすぎて、アルプス席の母を経て今作に。
    多彩な作家さんやなー、全部面白いなーというのが第一の感想。
    小説が終わったかと思いきや、最後の1ページの内容にもグッとくる。最高。
    ドラマを見て読んだので、同情人物の顔がチラリと思い浮かび読んだのも良い。
    こう思ったらキャスティング良かったなー。
    ドラマとは違う箇所もあるけど、いい作品だった。
    これはドラマ化したくなるなーとうなる1冊。

    0
    2026年09月09日

    Posted by ブクログ

    秘書となったクリスの目を通じて描かれた、馬主、牧場生産者、ジョッキー、競走馬の物語
    臨場感あふれるレースの描写、実際にレースを見ているような感覚になった
    親から子へ血のつながり、継承
    馬も人も色々なドラマがある
    競馬、完璧と思っても思い通りには行かないところは、人生と同じ
    久々に感動した物語でした

    0
    2026年09月02日

    Posted by ブクログ

    久々だな。こんなにも物語に引き込まれたのは。次どうなるの?勝ったの?正に寝る間を惜しんで。ほんと丁寧な小説だなぁ。競馬はやらないけど、ちょっとやる人の気持ちを垣間見た気がする。次の有馬記念を楽しみにしています。素敵なお話をありがとうございます。

    0
    2026年09月01日

    Posted by ブクログ

    日曜劇場でドラマにもなった話。乗馬を少ししたことあるだけで競馬についてあまり知らなかった。その裏側を知れて面白い。競馬のレースの裏側にもこんなにも多くの人が絡んでいてそこに夢や欲望、挫折絶望などが織り込まれている。この一瞬に大人達が人生を賭けて挑むのは素直にカッコ良いと思った。人生を狂わせる魔力帯びている。あとは社長の気持ちも共感できた。裏切られたくない癖に不器用だから人を試すようなことをする、心の底から信じれない生きにくい人。それにして人情もある。経営者は不器用な人が多いのかもとも思った。

    0
    2026年08月26日

    Posted by ブクログ

    一言で表すと継承がぴったりのお話。最近競馬場に行くことが好きになったから読んでみようと軽く読み始めたけど500ページ越えのボリュームに最初は面食らった。けど、2.3日で読み終えてしまうほど面白かったし、馬のリアルな疾走感や表現を通して本物の馬が見たい、、、と思った。競馬好きさんは読むべき、、!

    0
    2026年08月14日

    Posted by ブクログ

    一人の秘書の目線を通して綴られる、馬と人間のドラマの数々に何度も涙が。馬主の、騎手の、そして馬自体の継承。月並みではあるが、まさに「競馬はロマン」という言葉の意味するところが理解できた気がします。ラストに鳥肌が止まらない。

    0
    2026年08月07日

    Posted by ブクログ

    ドラマを観たあとに読み泣けました。馬には様々なドラマがあります。熱狂的な競馬ファンには納得させられる。

    0
    2026年08月07日

ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    1249668
  • 電子版発売日
    :
    2022年11月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB
  • ドラマ化

    「ザ・ロイヤルファミリー」

    2025年10月12日~ TBS
    出演:妻夫木聡、松本若菜、小泉孝太郎

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