【感想・ネタバレ】アルプス席の母のレビュー

あらすじ

まったく新しい高校野球小説が、開幕する。

秋山菜々子は、神奈川で看護師をしながら一人息子の航太郎を育てていた。湘南のシニアリーグで活躍する航太郎には関東一円からスカウトが来ていたが、選び取ったのはとある大阪の新興校だった。声のかからなかった甲子園常連校を倒すことを夢見て。息子とともに、菜々子もまた大阪に拠点を移すことを決意する。不慣れな土地での暮らし、厳しい父母会の掟、激痩せしていく息子。果たしてふたりの夢は叶うのか!?
補欠球児の青春を描いたデビュー作『ひゃくはち』から15年。主人公は選手から母親に変わっても、描かれるのは生きることの屈託と大いなる人生賛歌! かつて誰も読んだことのない著者渾身の高校野球小説が開幕する。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

題名のとおり、甲子園出場を目指す高校球児の母の話しで、もう本当に面白かったし何度も目頭が熱くなりました!
高校球児を扱った作品は映像漫画小説多々ありますが、この母目線の没入感といったら。
高校球児にはどう頑張ってもなり様もないですが、その母となると急にリアリティが出てきて、自分の子供を見るような目線になっちゃって…私だけですか?
一気に読ませて頂きました。
爽やかな読後感も、とてもよかったです。


この作家さんのお話読んだことなかったのですが、ドラマ化されたロイヤルファミリーもそうなんですね。
人物描写やエピソードが少ないわけではないですが、メインの流れがスピーディーで、ある程度作中の時間が長いお話なのに中弛みなく読み切れました。
著書に気になっているタイトルが何作もあるので、他の作品も読んでみたいと思います。

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2026年09月05日

Posted by ブクログ

スポーツをやっている子どもを持つ身としては、共感部分が多かった。 大阪が舞台なのも相まって良かった!

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2026年09月05日

Posted by ブクログ

学生時代、運動部とは疎遠だった自分。
運動大嫌い。ムリムリ。絶対いや!
親が一緒になって子供の応援をした経験もない。
この本を読んで親はこんな気持ちなんだろうなと胸が熱くなった。少し泣けた。
通勤の最寄駅で朝早くから、真っ黒に日焼けを
して自転車を走らせる学生をよく見かける。
夏休みなのに朝早くから親御さんも本人も
頑張るなぁと思う反面これも青春だよなぁと
感じる。自分にはなかった青春時間。
もう一度、学生に戻れたらガチ運動部をやって
みたいと少しだけ思った。

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2026年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子供の頃から高校野球ファンで毎年1日だけ夏の甲子園大会を現地観戦しています。一日中、3〜4試合を観戦する中で、選手とともにアルプス席の応援の方たちは入れ替わりしていて、今後それをを見るたびに思い出しそうな作品でした。

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

母親目線の高校野球の話し。
こんなにも涙を流すとは思っていなかったです。
とてもよかった。
来年からしっかり高校野球応援して、楽しみたくなった!

自分も息子とこんな関係性が築けていけたらいいなーと。

毎年夏に読み返したい1冊です。

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

高校球児であれば、高校球児を持つ親であれば、あるあるの世界である。程度の違いはあれど、上級生からのいじめ、いやがらせ、意味不明な伝統など。一方で小さいころから野球を続けていたからこそわかる、子供の成長と親同士の繋がり。いろんな世界をうまく1つの話にまとめられている。高校球児を育てた親には、ぜひ読んでいただきたい1冊。

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2026年08月27日

Posted by ブクログ

最高でした。
野球等のスポーツには親子共に惹かれなことがあったのですが、どなたかが紹介されていた本が気になり読んでみました。

高校生男子、家と友達といてる時は違う顔もあるんだろうな、など、高1の息子が吹奏楽部でほぼ休みなくコンクールや発表に向けて頑張っているので、重ねながら読んでいた気がします。

気づけば、主人公の母と同じ想いで応援していました。
最後に投手としてでてきた時は、とても嬉しかった!

そして、色々悩まされる息子ですが、息子がいて良かったと
久しぶりに心から思えました。

息子との今を大事にしていきたいと思いました。

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2026年08月20日

Posted by ブクログ

シングルマザー(死別)とその息子の甲子園への道を中学高校入学して甲子園を目指す中での母と息子のストーリー。
甲子園に行かせる母親の苦労がこれでもかというぐらいあるが、それを吹き飛ばしていく母親とその周りの人たちとの関係でそれを乗り越えていく高校三年間を中心に描かれた小説。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

『アルプス席の母』を読んで、高校野球は選手だけではなく、周りで支える人たちの存在があって成り立っているのだと感じた。

主人公の菜々子は、甲子園を目指す息子のために神奈川から大阪へ引っ越し、慣れない環境の中で息子を支えていく。父母会の人間関係や厳しいルールなど、野球の華やかな部分だけではなく、その裏側にある大変さが描かれていて、とても印象に残った。

特に心に残ったのは、息子のために悩みながらも、最後まで応援し続ける菜々子の姿だった。子どもの夢を応援することは、ただ見守るだけではなく、親自身も一緒に悩み、苦しみ、成長していくことなのだと思った。

野球に詳しくなくても読みやすく、登場人物たちを自然と応援したくなる作品だった。最後は胸が熱くなり、子どもの成長を支えることの大切さや、家族のつながりについて考えさせられた。読後は爽やかで、温かい気持ちが残る一冊だった。

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2026年08月16日

Posted by ブクログ

母と息子。それぞれが成長していく姿にぐっときます。母親目線で描かれますが、野球の試合に関する描写はほんのわずか。こういう形もあるんだなと、新鮮な気持ちで読み進めました。

息子が、いい子すぎる…!どんどん成長していく姿にも心を打たれました。

栄光と、挫折。そして成長。親子の絆。
甲子園シーズンのこの時期に、読んで良かったと思える素敵な小説でした。

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2026年08月12日

Posted by ブクログ

特別な場面や試合のハイライトでなくても、日常の「その一言」「その思い」に触れるだけで、何度も感極まる。部活や甲子園に興味がなくても、「自分の可能性」「誰かが見てくれていること」という普遍的なテーマなので、誰でも楽しめるはず。

(なぜこの作品が本屋大賞ではないんだ、と思ったら、その年の大賞は「カフネ」だったか、納得。)

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2026年08月09日

Posted by ブクログ

甲子園の酸いも甘いも経験を濃縮した話

子供に苦労させてしまう、迷惑をかけたくない、自分の無力さや傲慢さを感じる、、など

今までそう思ってたけど、もしかしたら真意は違うのかもしれない

そういう思いをした瞬間を思い出させるような、自分の人生と思わず、照らし合わせられる、そんなお話だった

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2026年08月07日

Posted by ブクログ

audible
たくさん泣きました。
こういう話に自分が弱いことはわかっていた。著者も高校球児であったというが、ここまで母の気持ちを書き上げているのは相当取材されたのか、当時痛切に感じていたのか。

話がころころ転がって、選ばれしものの話ではあった気はするけど、ドラマチックだった。

初めての作家さんでしたが、いつもタイトルの付け方が気になる方ではあった。他の作品も読んでみようと思う。

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2026年08月07日

Posted by ブクログ

お母さんの気持ちになって、モヤモヤしたり、気分よくなったり、楽しく読ませてもらいました。ノートにメモったのは3箇所。特に、佐伯監督の「自分だけが限界を定めてしまうというのはよくある話です」というのは、その時には気づきませんでしたが、後の活躍で、あの有名な漫画の「あきらめたらそこで終わりですよ」に通じるものであったか、と気づきました。

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2026年08月05日

Posted by ブクログ

スポーツの種目は違うが高校生の親の立場を経験した身としては、あるよなぁと思いながら読めた。ウチの子供がいた決して全国を目指せるようにないような学校でさえ、親同士や監督との確執はあった。甲子園に行くために全国から選手を集めるような学校ならなおさら。そんなゴタゴタゴタも航太郎や他の球児たちの活躍に最後は泣きながら楽しめた。

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2026年08月05日

Posted by ブクログ

おもしろかったー

小説の冒頭のシーンはラストでもまた描かれるんだけど、そこに至るまでの過程を読んで、またその場面のあとの話もあって、まったく違う意味合いになってるのが驚くし面白い。

私は別に野球に興味ないし、スポーツ経験もないし、一人息子はいるけど親の関与が必要なスポーツや部活はしてなかったし、共通することあんまりないけど、それでも親として菜々子さんに共感しまくった。
息子の好きなごはんを作ってお腹いっぱい食べさせてやりたいし、親元を離れるともちろん寂しくてたまらないし、子どものためだったらとがんばれるしすごく嫌なことだって我慢できてしまう。

高校球児たちの物語ももちろんいいんだけど、母親菜々子たちを中心に描かれているのが新鮮。
菜々子さん、いい職場と香澄さんと出会えてよかったね。航太郎くんがほんとうにいい青年になってよかったね。
最初は嫌なかんじで読んでてモヤモヤさせられたほかのお母さんたちも監督も、みんなそれぞれの思いがあって悪い人じゃないなって思えたし、読後感は最高によかった。

この作家さんの「あの夏の正解」もおもしろかった。きっとあのノンフィクションで描かれてたことがこの小説の下敷きにもなっているんだろうと思う。
甲子園、高校球児の話はよくあるだろうけど、「熱闘甲子園」みたいな感動やきれいごとだけじゃない、根深い問題とかスキャンダルだってある、それでもやっぱりスバラシイ!と思わせてくれる小説だった。

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2026年08月23日

QM

購入済み

あ~~~~~~、、、、
良すぎる、良すぎたよ、、、
もう何から感想を書いたらいいか分からないけどこんなに泣ける高校野球の小説は初めてかも。

高校野球の小説の中では一番泣いたかもしれない。
強豪にありがちな理不尽なルール、親の間にすら色濃く存在する上下関係、すごくリアルだなあと思った。甲子園を夢見てそれに向かって努力する高校球児の物語であり、中学高校と野球を通して母と子で成長していく話でもあった。

航ちゃんも野球部の子もいい子すぎて眩しかったよ。(´;ω;`)

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2025年10月24日

匿名

購入済み

母の視点

今まで読んだことのある、学生スポーツものって高校生自身からの視点がほとんどでした。一方で本書では一貫してお母さんからの視点で描かれています。子どもがいる人やこれから子どもを授かりたいと考えている人は特にですが、本書を読むと一度はグッと心にくる箇所があるのではないかと思います。親の心子知らず。まさにこの言葉に尽きる本でした。

#アツい #泣ける #感動する

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2025年06月12日

匿名

購入済み

野球少年の母のお話

途中で読むのを止めてしまおうかと思うくらいヘビーな場面もありましたが、何とか読了しました。高校野球好きな自分としては、これは完全なフィクションである事を願わないではいられない位のざまざましいストーリーでした。少年と母が真摯で善良なので、よかったです。

#アツい

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2025年04月19日

匿名

購入済み

すごく楽しかった。野球は詳しくないですが、自分も菜々子と一緒に甲子園球場にいてるみたいで、ハラハラもしたし何度も涙が出てきました。感度してもう一度読み返したりもしました。大阪弁のかけ合いも面白くて、沢山の笑いと感動で胸がいっぱいです!

#泣ける #感動する #ドキドキハラハラ

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2025年04月18日

Posted by ブクログ

甲子園を目指す母子家庭親子の話。
事件とかは起こらないが、リアリティのある描写、人間関係。高校野球独特の雰囲気。
試合の描写はほぼ無し。

おもしろかった。

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2026年09月06日

Posted by ブクログ

高校球児の母から見た甲子園への挑戦ストーリー。
主人公とその息子の挫折にも成功にも感情移入して、涙しながら読んだ。

スポーツのダーティーな面も存分に書かれていて途中胃が痛くなるシーンもあった。
誰も得していないのに皆で監視し合ってなぜか守らなければならない謎の理不尽なルール、チームの勝敗を気にして肘など身体的な故障を言い出せない空気、監督やチームの保護者との確執、そして息子への接し方…

自分も一男児の母であり、将来への解像度も上がった。今はまだ息子は3歳で、あまり何も考えずにただ一緒に楽しく遊んでいればいいが、今後大きくなると接し方も色々考える必要があるよなぁ。
子供のためであれば理不尽なことに耐えなければいけない時もあるし、本気で(息子以外の)誰かとぶつからなければいけない時もある。
高校生はまだまだ子供だけれど考え方は刻一刻大人へと変遷していて、信じて任せることと助言することのバランスが難しいと感じた。

8月の甲子園シーズンに、とても良い物語を読ませてもらいました。

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2026年08月22日

Posted by ブクログ

息子と母の成長ストーリー
親の立場から読むと心に刺さります。
色々な角度から胸が打たれます。
万人に落涙必須です。

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2026年08月19日

Posted by ブクログ

特にノンフィクションとかではないけど、野球の話だけではなく、思春期の息子と母親の関係や学校の保護者同士の関係、先生と保護者、生徒の関係など色々な関係がたくさん出てきて、しっかりと向き合って書いているのでとても好感が持てた。

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2026年08月12日

Posted by ブクログ

子どもの成長を支える親のリアルが描かれていた。
自分には子どもはいない。高校球児を持つ親、しかも甲子園に向かい立つ息子を夫亡き後、影で支える母親が主人公であり、母親の視点で高校球児の裏舞台をうかがい知ることができた。
主人公は。球児の航太郎の母菜々子。菜々子に身を重ねながら、巡り来ることに自身も一喜一憂しながら読み進んだ。
甲子園出場、その先のプロへの想いを背負いながら選択する進路、子どもの自己決定の背景にある親の葛藤は、心を抉られる場面もあった。球児たちを支える保護者たちのドロドロした関係の中に飛び込む母菜々子の勇気と逃げない強さが伝わってきた。
母は強しだ!良いことも悪いことも全て向き合って、子どもも親も成長していきながら、巡ってくる一つ一つのシーンに様々な感情が動いた。

そして、最後に心に残ったのは、航太郎自身が自分を本当の意味で自分の力を信じて進もうとしたこと。彼の力を信じて、支えた周りの人たちと紛れもない母親の存在があったから。自分で自分の力を押さえてしまわずいられたこと。ここはこのストーリーの大事な部分のように感じる。

母子で乗り込んだ全く知らない関西の地で親子それぞれが人と繋がり、支えられていきながら、その地に根を張り、暮らしていく。また、そこから巣立って行く様も感慨深いものがあった。

高校野球の季節に読むとよいかもしれません。
実のところ興味はあまりないけど、読後に試合を観戦してみようかな。きっと母の目で見てしまうかもしれませんね。

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2026年08月11日

Posted by ブクログ

私の中で早見和真さんの文体は合わないのではないか、という疑惑があったけれどこの本は読みやすかった。
高校野球が好きなので全体的にイメージがしやすかったのもあると思う。
題名の通りこれは高校球児の小説ではなく球児の母の小説で、漠然とした「子供が野球するってサポートする親は大変そう」というイメージが具体化されていた。
リトルシニアでエースだった息子の進学先をどこにするか。甲子園強豪校のスカウトのお眼鏡に叶うのか、希望の学校から声がかかるか、特待枠が取れるか。
無事入ったら色々物入りになる上レギュラー入りができるのか、保護者役員会の仕事や人間関係も大変で。
親子伴走で迎えた甲子園はとても熱かった

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2026年08月11日

Posted by ブクログ

野球とは無縁、見るのも得意ではありませんが、ストーリーに引き込まれました。これまでに、ニュースなどでもさまざまな問題が取り沙汰されてきた高校野球ですが、それらを垣間見たような気分です。
息子さんが高校で野球をしている同僚がいます。その熱狂ぶりを思い出すとともに、やや引いてしまう自分もいます。それと似たような感覚を覚えました。
あんな親子関係、どうやったら築けるのだろう。
2026,8/7-9

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2026年08月09日

Posted by ブクログ

中盤にかけては、現実にもありそうな高校野球を取り巻く大人達の姿が醜く描かれており辟易とするが、終盤は実に気持ちの良い展開で、期待を裏切らない。

途中で「店長がバカすぎて」と同じ作者と知った。
あちらは本屋大賞狙いでは、という印象を強く持ってしまい、イマイチ入り込めなかった。
本作品も、そういう目で見ることもできなくはないけれど、純粋にエンタメ小説として面白かった。人物のキャラがはっきりしてるので、映画にも向いてそう。

週末、多摩川沿いのグラウンドにはプレーする子供達を見守る保護者が沢山いるが、あそこにも独特のコミュニティがあるんだろうな…という目でこれからは見るようになりそうだ。

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2026年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良書。
甲子園を目指す高校はこの作品のように異常なのだろうか。日本社会の異常さ。読むのが嫌で飛ばし読み。
救われるのは息子たちの性格のよさ。

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2026年09月05日

Posted by ブクログ

甲子園を目指す息子の母の物語。
・航太郎は母想いで、自分の立場にかかわらず周りと対等な関係を築き、最高のムードメーカーでなんてできた子なんだ…と。
・佐伯は嫌なやつだったが、航太郎にずっと期待していた。そうやって信じてくれる人がいることで思わぬ方向に好転することがある。
・看護師の菜々子と、医師の香澄があんな急激に仲良くなることがあるのか(下の名前で呼び合うほど)、というところに違和感を感じてしまった。母親世代になればそういうこともあるのかな。
・まだ母親になったことはないし、自分が部活をやっていたときは強豪野球部のような部員の親の密接な関わりはなかったから、共感はあまり無かったけど、きっとこのような親子のドラマがたくさんあるんだろうな。
思ってたより淡々と、穏やかに進んだ。本屋大賞2位や、レビューを見て期待値を上げてしまった感がある。

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2026年09月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

子供の母友達からの紹介で嫁が購入。
競技は違うが、今のうちの状況とほぼ一緒。ケガで出られず、監督から気に入られずでずっと補欠。無理するとケガするし無理しなければレギュラーになれない。
理不尽と不条理、でも家族の絆と愛情がしっかりと詰まったノンフィクションのような小説。
ただ、最後の最後にハッピーエンドっぽくなってしまい、あまりに非現実すぎてさめてしまった。

本屋大賞に興味を持ったきっかけになった本。

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

高校球児を支える、母親の奮闘記です。甲子園出場への道のりを、親目線で書くという点は新鮮に感じました。
また結論となるシーンが冒頭で示され、そこに至るまでの過程を追って行く構成のため、読み進める際に、どこが重要か分かりやすい点も好感が持てました。

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2026年08月10日

Posted by ブクログ

本当は女の子のお母さんになりたかった、は本音?高校球児の一人息子と夫を亡くした母親の奮闘記。湘南地区から息子の進学に合わせて、大阪に移住、学校と目と鼻の先のアパートに引っ越した母。信頼しきれない監督、納得いかない規則が数ある父母会、エースピッチャーだったはずの息子の挫折、ライバルへの複雑な思い、などなど、高校球児の母の日常がやけにリアルで泣けた。息子を理解しきれないと思いながらも、信じて応援し続ける母の姿は、結構感動だった。まさに、今、夏の甲子園真っ最中。全国のアルプス席の母たちが、喜びの或いは悔しい涙を流していることでしょう。頑張れ!

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2026年08月09日

Posted by ブクログ

野球もサッカーも子供に才能がありそうだと、そこからが親としての覚悟が半端ない。これって日本に限ったことではないのだろうか。超一流の人たちには、間違いなくその人を助ける存在があるということ。

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2026年08月09日

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