早見和真のレビュー一覧

  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    早見和真、初めての作家さん。
    あまりにも衝撃的。

    田中幸乃の僅か30年という短い人生。
    心を開いた人にいつしか利用され、裏切られる。何度も何度も、、、
    純粋無垢な彼女の心を少しずつ少しずつ蝕んでいき、やがてそれが彼女の人となりとなっていく。
    「人に必要とされたい。」
    幸乃は、生きる意味をここに求め続けた。

    彼女が最期に見せた、死ぬために生きる姿は、映像を目の当たりにしているようで衝撃的だった。女性刑務官と同じ心情で彼女の姿を見届けた気がした。
    田中幸乃が実在したかのような感覚が今も残っている。

    慎一君の手紙
    「僕だけは信じてるから。僕には君が必要なんだ。必ず君をそこから出します。だから、

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    2026年09月06日
  • アルプス席の母

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    題名のとおり、甲子園出場を目指す高校球児の母の話しで、もう本当に面白かったし何度も目頭が熱くなりました!
    高校球児を扱った作品は映像漫画小説多々ありますが、この母目線の没入感といったら。
    高校球児にはどう頑張ってもなり様もないですが、その母となると急にリアリティが出てきて、自分の子供を見るような目線になっちゃって…私だけですか?
    一気に読ませて頂きました。
    爽やかな読後感も、とてもよかったです。


    この作家さんのお話読んだことなかったのですが、ドラマ化されたロイヤルファミリーもそうなんですね。
    人物描写やエピソードが少ないわけではないですが、メインの流れがスピーディーで、ある程度作中の時間が

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    2026年09月05日
  • 八月の母

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    ネタバレ

    笑うマトリョーシカが面白かったので、こちらも読んでみた
    前情報なく読み進めたので、終盤の紘子の描写は読み進めるのがつらかった。
    美智子、エリカ、陽向へ引き継がれているものが重たく感じた。
    断ち切るのも並大抵の意思では難しいだろう。
    大なり小なり、楽に流されていく道を自分で断つ、抗うのは困難であると考えさせられる。
    読み応えのある作品だった。

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    2026年09月05日
  • アルプス席の母

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    スポーツをやっている子どもを持つ身としては、共感部分が多かった。 大阪が舞台なのも相まって良かった!

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    2026年09月05日
  • アルプス席の母

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    学生時代、運動部とは疎遠だった自分。
    運動大嫌い。ムリムリ。絶対いや!
    親が一緒になって子供の応援をした経験もない。
    この本を読んで親はこんな気持ちなんだろうなと胸が熱くなった。少し泣けた。
    通勤の最寄駅で朝早くから、真っ黒に日焼けを
    して自転車を走らせる学生をよく見かける。
    夏休みなのに朝早くから親御さんも本人も
    頑張るなぁと思う反面これも青春だよなぁと
    感じる。自分にはなかった青春時間。
    もう一度、学生に戻れたらガチ運動部をやって
    みたいと少しだけ思った。

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    2026年09月02日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    店長シリーズ続編。前作同様登場人物が躍動していた。そして早見先生は言葉選びが秀逸だなあと作品を読んで改めて思った。

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    2026年09月02日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    秘書となったクリスの目を通じて描かれた、馬主、牧場生産者、ジョッキー、競走馬の物語
    臨場感あふれるレースの描写、実際にレースを見ているような感覚になった
    親から子へ血のつながり、継承
    馬も人も色々なドラマがある
    競馬、完璧と思っても思い通りには行かないところは、人生と同じ
    久々に感動した物語でした

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    2026年09月02日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    久々だな。こんなにも物語に引き込まれたのは。次どうなるの?勝ったの?正に寝る間を惜しんで。ほんと丁寧な小説だなぁ。競馬はやらないけど、ちょっとやる人の気持ちを垣間見た気がする。次の有馬記念を楽しみにしています。素敵なお話をありがとうございます。

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    2026年09月01日
  • アルプス席の母

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    ネタバレ

    子供の頃から高校野球ファンで毎年1日だけ夏の甲子園大会を現地観戦しています。一日中、3〜4試合を観戦する中で、選手とともにアルプス席の応援の方たちは入れ替わりしていて、今後それをを見るたびに思い出しそうな作品でした。

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    2026年08月29日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    中学受験の話だと思ってました。
    確かに軸はそうなんだけれど、中学受験がこの家族にとってはちょうどよかったのであって、スポーツでもいいし、他の習い事でもいい。
    みんなで大きな壁を乗り越えて生まれる絆のお話でした。とても良かったです。
    序盤、主人公である十和の、大人すぎる考え方や捻くれた態度にちょっとびっくりもしたけれど、後半色々あかされ、まぁ、そうやね、と納得しました。

    ところで、小6の女の子が街の書店員さんと仲良くなるなんて事、実際どれくらいあるのかな?
    これは、『店長がバカすぎて』を読みたくなるように考えれたエピソードとしか思えないっ。
    未読なんですけど、その罠にまんまとかかってしまったか

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    2026年08月30日
  • アルプス席の母

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    母親目線の高校野球の話し。
    こんなにも涙を流すとは思っていなかったです。
    とてもよかった。
    来年からしっかり高校野球応援して、楽しみたくなった!

    自分も息子とこんな関係性が築けていけたらいいなーと。

    毎年夏に読み返したい1冊です。

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    2026年08月28日
  • アルプス席の母

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    高校球児であれば、高校球児を持つ親であれば、あるあるの世界である。程度の違いはあれど、上級生からのいじめ、いやがらせ、意味不明な伝統など。一方で小さいころから野球を続けていたからこそわかる、子供の成長と親同士の繋がり。いろんな世界をうまく1つの話にまとめられている。高校球児を育てた親には、ぜひ読んでいただきたい1冊。

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    2026年08月27日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    日曜劇場でドラマにもなった話。乗馬を少ししたことあるだけで競馬についてあまり知らなかった。その裏側を知れて面白い。競馬のレースの裏側にもこんなにも多くの人が絡んでいてそこに夢や欲望、挫折絶望などが織り込まれている。この一瞬に大人達が人生を賭けて挑むのは素直にカッコ良いと思った。人生を狂わせる魔力帯びている。あとは社長の気持ちも共感できた。裏切られたくない癖に不器用だから人を試すようなことをする、心の底から信じれない生きにくい人。それにして人情もある。経営者は不器用な人が多いのかもとも思った。

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    2026年08月26日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    中受がテーマの本、息苦しくなりそうだなと思って読み始めるのをしばらく躊躇ってしまったけど、結果、読んでめちゃくちゃよかった。
    と同時に、ゾーンに入れる子は幸せだな、ラッキーだなとも思う。
    いくら親が一生懸命にやったって、ゾーンに入れない子はいるし、ゾーンに入れたとしても合格できい子もいる。
    まだまだ中受は親の影響も大きいと思うのだけど、どうなのだろう…?

    子どもの大きな挑戦に一緒に立ち会わさせてもらえて、親として幸せとホントに思えるだろうか。

    家族として子どもにとってのベストの形で寄り添うことはできるだろうか。
    受験って難しい。親子って難しい。受験生の親ってホントに難しい。

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    2026年08月22日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    題名から、何か大きな問題を抱えた家族の話か、と思っていたが、少し違っていました。
    小学高学年の女の子の十和ちゃんが主人公のストーリーだけど、この子がオトナすぎる思考の持ち主のため、結構なオトナの私でも、だいぶ引き込まれました。
    家族、友達、受験と、いろんな問題を抱えている十和ちゃん。受験をきっかけに、最終的には、全部綺麗に収まるストーリーで、涙あり、面白かったです。
    ロイヤルファミリーのお方とは知らず、びっくりしました。ストーリーの終盤に出てくる、店長がバカすぎるの本も読もうと思います。

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    2026年08月21日
  • アルプス席の母

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    最高でした。
    野球等のスポーツには親子共に惹かれなことがあったのですが、どなたかが紹介されていた本が気になり読んでみました。

    高校生男子、家と友達といてる時は違う顔もあるんだろうな、など、高1の息子が吹奏楽部でほぼ休みなくコンクールや発表に向けて頑張っているので、重ねながら読んでいた気がします。

    気づけば、主人公の母と同じ想いで応援していました。
    最後に投手としてでてきた時は、とても嬉しかった!

    そして、色々悩まされる息子ですが、息子がいて良かったと
    久しぶりに心から思えました。

    息子との今を大事にしていきたいと思いました。

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    2026年08月20日
  • アルプス席の母

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    シングルマザー(死別)とその息子の甲子園への道を中学高校入学して甲子園を目指す中での母と息子のストーリー。
    甲子園に行かせる母親の苦労がこれでもかというぐらいあるが、それを吹き飛ばしていく母親とその周りの人たちとの関係でそれを乗り越えていく高校三年間を中心に描かれた小説。

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    2026年08月18日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    特に最終章の刑務官と恋人のシーン。幸乃に刑務官のみならず、私読者も感情移入しているなか、テレビを見ている”不倫カップル”が犯罪者を断定している描写に憤りを覚えた後、我々も”不倫カップル”と断定していることに気づく。嫌だったね。

    全てが終わったあと、再審請求でもなんでもされて、幸乃は無罪になったのだろうか?

    また、辻村深月さんのあとがきも良かった。あれって友達と感想を分かち合えないぼっちの為にあるんだな。

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    2026年08月18日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    家族って何なのか悶々と考えたことも、自分の気持ちがうまく言葉に出来ないことも、家族には言えないことを親友には打ち明けられることも、自分が小学生の時に感じたことだったから、十和にとても親近感を覚えた。それでも受験を通して自分を見つめ、負けないで戦った十和と支えた父、母、妹は紛れもなく家族だった。

    「店長がバカすぎて」のみなさんが出て来てくれたのも嬉しかったし、万引きのところは流石の店長だった。笑

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    2026年08月17日
  • アルプス席の母

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    『アルプス席の母』を読んで、高校野球は選手だけではなく、周りで支える人たちの存在があって成り立っているのだと感じた。

    主人公の菜々子は、甲子園を目指す息子のために神奈川から大阪へ引っ越し、慣れない環境の中で息子を支えていく。父母会の人間関係や厳しいルールなど、野球の華やかな部分だけではなく、その裏側にある大変さが描かれていて、とても印象に残った。

    特に心に残ったのは、息子のために悩みながらも、最後まで応援し続ける菜々子の姿だった。子どもの夢を応援することは、ただ見守るだけではなく、親自身も一緒に悩み、苦しみ、成長していくことなのだと思った。

    野球に詳しくなくても読みやすく、登場人物たちを

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    2026年08月16日