早見和真のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
悲しいけれど不思議と爽やかな話
ストーカー行為の末、元彼の奥さんと二人の子供を(お腹の子供を入れれば3人)放火で殺害した罪で死刑判決を受けた女性。
その女性を助けようとするかつての幼なじみ達の何年にも渡る奮闘を描いている。
真相はほのかに予測していたが、ラストは…
淡々と時が流れていくストーリーが最後になって急にサスペンスっぽくなって、一気に読みきってしまった。
私はもう一つのラストシーンを想像した「間に合っていたら」
しかし何故がこのラストが爽やかな印象を残す。
心に残る作品 -
Posted by ブクログ
ネタバレ死刑囚の過去を丁寧に掘り下げていく構成で、読み始めは「理解不能な恐ろしい殺人者」と感じていたが、読み進めるうちに印象は大きく変わっていく。田中幸乃を助けたい、見守りたいという感情が生まれてくる。
でも、結局のところは、死にたい人を生き長らえさせることはできないし、沈黙して語らない人を語らせることもできない。そうしようとすることは傲慢なのかもしれない。
魅力のある女性として描かれながらも、誰からも大切にされない田中幸乃の存在は不思議であり、どこか現実的でもある。人との関係性を築けない性格や、周囲とのすれ違いが、彼女の孤独を際立たせているように感じた。
そしてラスト。死ぬために生に執着するシーンは -
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
時代背景に沿りつつも、お客さんや職場の仲間&山本店長と谷原京子の日々は翻弄されている。
個人的に『社長のジュニアがバカすぎる』は面白かった。
京子の未来(仕事or結婚)の悩みはあるあるだなぁ。30代はキャリアアップしたい、結婚もしたい…なんとも贅沢な悩みを抱える世代だなと改めて思う。
京子は気づいているのかどうかは分からないですが、職場のみんなを引っ張れる人。それを謙遜しているのはもったいないな…なんて。
京子の強い信念が伝わり、また彼女の周りにいる人たちも仕事に対しての熱意がある。そういった魅力が京子の世界は成り立つのかなぁと思う。
『新店長がバカすぎて』で物語は変