早見和真のレビュー一覧

  • かなしきデブ猫ちゃん

    Posted by ブクログ

    愛媛県の松山、四国中央市、西条、今治、砥部、内子、伊方、宇和島、愛南の名所を猫のマルが冒険して逞しくなって飼い主のアンナちゃん家に戻ってくる話。かつて暮らしたこともあり、小旅行で訪れた内子座や、近くにあった道後温泉、砥部焼体験もしたし、砥部動物園も広くて暑かったなぁ、愛南エリアはダイビング、伊方はフェリーで九州まで渡ったし、しまなみ海道も景色が最高!また車で回りたいなぁ。ガイドブックとしてこの絵本を楽しんでほしいですね。

    0
    2021年06月27日
  • 小説王

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何度も心をズキズキさせられ、涙を滲まされ、涙をこぼさせた。
    出版、文芸の時代的な厳しさが背景ではあるものの、仕事への向き合い方、人との向き合い方、人生…様々考えさせられた。

    2020年がキーワードの一つになっているけれど、この本が書かれた頃には、誰も予測しなかった2020年が過ぎ去った現在、確かに物語は必要かもしれない。

    『カラマーゾフの兄弟』読んでみよう。『エピローグ』が読めないのは残念だが。

    0
    2021年06月16日
  • ひゃくはち

    Posted by ブクログ

    甲子園を目指す名門高校、控え選手を描いた傑作。筆者のデビューだが完成度高し。

    「あの夏の正解」が素晴らしかったので筆者のデビュー作も読んでみました。

    筆者はあの桐蔭学園出身、あの高橋由伸の2年後輩という本物の高校球児上がり。その経験が本作のリアリティに大きく貢献。そして一般受験の控え選手という主人公のキャラ設定の素晴らしさ。

    野球部に限らずきっと誰もが持つ若かりし頃の過ちと恥じらい。誰より心を許したであろう友達との再会もためらわれる。そんな甘酢っばい思い出に対し直面せざるを得なくなる主人公。構成が感動をうまく引き出してくれる。

    映画化もされた作品。元高校球児でなくとも過去の甘酸っぱい思

    0
    2021年05月15日
  • ぼくたちの家族

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。
    やや甘い感じもありましたが、構成も良かったし。序盤の緊迫感、それぞれの家族の心境、最終章の流れ。とても良かったです。
    早見さんは2作目になりますが、とてもよみやすいですね。読後の印象もとてもよく、また別の作品も読みたいです。

    0
    2020年11月17日
  • ぼくたちの家族

    Posted by ブクログ

    母の病気をきっかけに家族の隠れていたものが明らかになるお話

    視点が母、兄、弟、父と移りながら物語が進行する

    最近物忘れが多くなった母
    認知症ではないかと自分で疑うが、そうではないという思いも
    しかし、兄夫婦の妊娠を祝う席での言動を訝しんだ家族の勧めにより受診したところ、1週間が山との診断が本人ではなく家族に告げられる

    しっかりものと思われている兄の過去と現在の想い、へらへらとだらしのない生活をしているように見えて実はリアリストな弟、場当たり的な対応で自分で責任を持った選択ができない父
    今まで表に出てこなかったそれぞれの想いに気づく

    「砂上のファンファーレ」で発売したものを改題して文庫化

    0
    2020年11月04日
  • ぼくたちの家族

    Posted by ブクログ

    ちゃんとしてて当たり前の母親が壊れてそれに奔走する家族の話。

    こういうシチュエーションは娘の立場から見たものが多いと思うが 2人とも息子。

    夫があまりいいところがなかったが、お兄と弟がそれぞれのキャラで気持ちを切り替えていくのが興味深かった

    「幸せかどうかは、いつか死ぬときにしかわからないんだと思う  (中略) 一つ一つ積み重ねて、たとえそれが何歳のときだったとしても、私は最期に笑って死んでいきたいな」

    好きな作品。

    0
    2020年07月07日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    購入済み

    予想外

    結末が意外だった。
    登場人物が数名にわたって変わり、色んな視点で楽しむことが出来た。

    0
    2020年05月13日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    購入済み

    良かった

    様々な視点からの描写、展開がなかなか読めず面白く泣けた。
    すごく良い本。

    0
    2019年10月09日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    ネタバレ 購入済み

    悲しいけれど不思議と爽やかな話

    ストーカー行為の末、元彼の奥さんと二人の子供を(お腹の子供を入れれば3人)放火で殺害した罪で死刑判決を受けた女性。
    その女性を助けようとするかつての幼なじみ達の何年にも渡る奮闘を描いている。
    真相はほのかに予測していたが、ラストは…
    淡々と時が流れていくストーリーが最後になって急にサスペンスっぽくなって、一気に読みきってしまった。
    私はもう一つのラストシーンを想像した「間に合っていたら」
    しかし何故がこのラストが爽やかな印象を残す。
    心に残る作品

    0
    2017年12月29日
  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    自分自身が強豪でもない文化部ばかりでしたので、全く知らない世界でした。
    体育会系強豪校ってこんな感じなのかなと、読んでいて途中で胃がキリキリしました。

    0
    2026年03月22日
  • 新! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    ■勝手に予告編
    吉祥寺に本店を置く《武蔵野書店》では、今朝も店長のありがた〜いと思える部分が微塵もない朝礼に、スタッフ一同は辟易していた。

    中でも、なぜか店長から度々的にされる谷原京子は、店長の口から発せられる一言一句に苛立ちを隠せず、しばし睨みをきかせる。

    「ちゃんと聞いてくれていますか?三津浜風子さん」

    「誰だよ!!」

    今日も《武蔵野書店》吉祥寺本店の忙しい一日が始まる。


    ■読後の感想
    前作を読み終えてから時間がだいぶ空きましたが、瞬時に作品の世界を思い出しましたね。
    店長と不愉快がってる仲間たちの物語。
    今作も楽しく読ませてもらいました。

    ただ第五話では「何を読まされている

    0
    2026年03月22日
  • さらば! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    店長がバカすぎての完結編。1作目はミステリーとしての面白さがあり、2作目は失礼ながら、その下位互換みたいな印象でしたが、完結編の3作目は書店業界への愛がテーマだったと思う。

    今の時代、正直言って、書店業界に限らず斜陽産業は沢山ある。日本のマーケットが小さくなっている中で、日本酒業界なんてどんどん縮小方向だし、家電のように中国の安価なメーカーに押されている業界、マスコミのような業界もかつてはイケイケの時代があったんだろうと思う。

    そんな中、書店業界というのは、斜陽業界の一つのフラッグシップ的存在でもある。その書店は作家にとってはお客さまとの接点を持ち続けるためのビジネス上でも重要な場所だし、

    0
    2026年03月22日
  • 新! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作はAudibleで聴いたが今回は紙の本で。
    シリーズならではの「お決まりのパターン」、空気を読まない店長・山本の突拍子もない言動に、主人公の京子が心の中で猛烈なツッコミを入れながら奮闘する。しかし、そこが、この物語の最大の魅力。水戸黄門の印籠のように、予定調和の中に潜む「本屋のリアル」と「働くことの矜持」が、真っ直ぐに届いてくる。
    今作でも、出版業界が直面する厳しい現実が背景にあり、店長の「バカ」さ加減は相変わらずだが、その突き抜けた純粋さが、時に誰よりも本質を突く瞬間にハッとさせられる。京子の毒舌も健在で、仕事の理不尽にモヤモヤする日常を、爽快な笑いとともにデトックスしてくれる。
    ラスト

    0
    2026年03月22日
  • さらば! 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    しつこいくらいのギャグ(アナグラム)に濃いキャラ。
    コメディドラマを見ているような気持ちになった(脚本は宮藤官九郎さん)
    シリーズ3冊目。これで終わりになるのかな。いや、「帰ってきた!店長がバカすぎて」とかいうタイトルで続編があったりするかも。

    0
    2026年03月22日
  • 店長がバカすぎて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初は離れなかったけれど、最後の本は面白かった。私は店長と主人公か主人公と途中で出てくる人が付き合う展開を期待していたのに全然付き合わなかった。

    0
    2026年03月21日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    初めての著者作品。会社の女性上司に勧められた。多分ドラマ化の帯で手に取っただけだと思うが読み進めて行くうちに著者の他の作品を世みたいと思った。この物語の舞台がよく知る横浜と知って文字で表現されるものの具現化が容易(それは著者の描写が秀逸なのは言うまでもなく)素晴らしい読み物の映像化はそれでしか作品を知りうる術がないのはやむなしでも絶対に違う作品になるので観るのは止めようと心に決めてる

    0
    2026年03月21日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

    Posted by ブクログ

    中学受験を通して家族が1つとなっていく過程、どの場面も登場する大人たちがみんな素敵。
    常にイライラする思春期の子供、十和の気持ちも分かるなぁと思いつつも、頭がよく賢くて行動力もあり優しい理想のお父さんをそんな邪険にしないであげてと思いながら読んでいた。
    複雑な過程環境が明かされ家族の在り方の難しさ、上手くいかない理由にも納得。
    周りにサポートされ愛されて目標を目指し勉強に熱中する主人公を羨ましく感じた。
    合否結果の場面と父の塾への手紙の場面は感動。 
    家族、離れた場所に住むお婆ちゃん、親友、塾の友達、、小学生って子供だけど、既に社会に揉まれて生きてる。

    幸せな家族の形なんて、40字以内で答え

    0
    2026年03月22日
  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    母親から聞いていた「高校野球の母」の話と似たところがあって腑に落ちやすい物語でした。
    高校まで野球を続けさせてくれたお母さんに感謝しないといけないなと改めて感じました。

    0
    2026年03月20日
  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    高校野球を観ていて、この子のお母さんは今どんな気持ちなんだろうと、いつも思う。強豪校との試合を勝ち抜いて代表で出てくる選手たちはもちろん、保護者だって大変な思いをしているに違いない。

    そんな私の疑問を解決してくれるような一冊だった。

    綺麗事ばかりではなく、親や監督の傲慢さが描かれているところに、親近感を覚える。

    0
    2026年03月20日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    もともと競馬はまったく興味も知識もなく、ただ面白いという口コミだけで読み始めたけど、こんなに胸熱だとは思わなかった!

    競馬はギャンブルのイメージがあったけど、馬主、調教師、ジョッキーその他多くの人が一頭の馬に関わっていて、馬にも親がいて、継承の物語が馬にも人間にもあって。

    どんどん引き込まれていく作品でした!
    玉置浩二さんのファンファーレがしっくりくる作品で、ドラマも見てみようかなと思ってます!

    0
    2026年03月20日