早見和真のレビュー一覧

  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    ドラマがホントに好きで面白くて、読んでみました

    ドラマと全然違う!とか、そういう印象は全くなくて、事あるごとに、映像での情景が浮かび上がって、すごく読みやすかったです

    ただ、今まで全く競馬に興味がなかったので、本だけ読んでいたら、ここまで入り込めたのかな、と
    同時並行でドラマを見ていたことで、より面白く読めた感じはします
    まだドラマは終わっていないので、どんな風に終わるのか今から楽しみです

    今は、競馬場とか、牧場に馬を見に行きたい衝動がすごくて、めちゃくちゃ競馬の動画見てます(笑)

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    2025年12月07日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    ネタバレ

    読みやすいし、あんまり悪い人がいなくてよかった。
    でも、中受で希望した学校(しかも最難関含む)に全部合格できる子がどのくらいいるかというと… という点で見ると、あまり現実的ではないというか、出来過ぎなのではないかと思う。
    あと、おばあちゃんを近所に住まわせるのも大分強引だなと、孫のわがままなら聞けるんでしょうか…

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    2025年12月05日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    ネタバレ

    馬主と馬に焦点を当て、馬主の世界の独特な熱や世界観、人生を描ききった作品でした。涙を流すことはなかったですが、物語の視点として進むクリスさんの喜怒哀楽はまったく同じ解像度で感じられるくらい、登場人物がよく書かれています。早見和真のまなざしが注がれていると言えばいいのでしょうか笑 ロイヤルホープ、ロイヤルファミリーを勝たせない所には驚きましたが、勝負の世界はリアルということでしょうか。 間隔を空けて読んでしまいましたが、またまとめて読んでみたいと思える作品でした。

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    2025年12月05日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    中学受験をテーマにした作品。登場人物の関係性が少しずつ変化していく様子が繊細に描かれていて、嘘っぽくない小説だと思った。

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    2025年12月04日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    今作もテンポの良いノリでとてもおもしろかったけど、ネタやイベントが詰め込まれすぎていてお腹いっぱいになったのと、店長と京子さんの関係も個人的には好きではない展開で、完結させるための無理くりな流れのように感じちゃいました。

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    2025年12月03日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    続編もやっぱりイラっと!
    主人公が変わってる章に入って、あれ…この展開?とソワソワさせられたり、よくわからない出来事が続けておきたり、今回も谷原京子と同じ目線で楽しめた。
    さらば!まで見届けないと。

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    2025年12月03日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    良い意味で期待を裏切る、さわやかで読後感の良い話だった。

    謎の大人の存在や、父親の積極的な受験への関わりなど、事件や教育虐待などの不穏な出来事を予想しながら読み進めたら、全くそんなことなくて、ほんとにこんなうまくいくケースがあるの?と思うような終わり方だった。

    中学受験する小学生ってすごいな〜と、こどもを育てる親として、ただ感心した。

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    2025年12月03日
  • アルプス席の母

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    苦しさや熱さがダイレクトに伝わってくる小説だった。
    スポーツに関する作品を好んで読むわけでもなく野球にも詳しくないので、正直読み始めた最初の頃は少し気乗りしていなかった。
    それでも読み進めていくにつれ話の先を知りたくなったし、終盤には完全に感情移入していた。
    試合で一喜一憂する人たちの様子が伝わってきて、普通に泣きそうにもなったくらい。
    試合の展開を書かれてもぼんやりとしかイメージは出来なかったが、それでも勢いが伝わってくる。
    それぞれの人生があって、立場が変わってようやく気付くことも増えていくのが面白かった。
    親子というもの以前に、一人ひとりの人生について考えたくなる。
    最後まで語らないで展

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    2025年12月03日
  • 店長がバカすぎて

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    ネタバレ

    読めば読むほど店長という人間がわからなくなる。わからないものは怖い。私は正直この店長がちょっと怖い。
    はっきりとバカだということが確定してくれたらどんなにいいことか。しかし相手が愚かであることを望む私の人間性も我ながらどうかと思う。……実は宇宙人でしたってオチでも納得できるかもしれない。

    別の本で出版社と書店の間に存在する歪みみたいなものを知る機会があったので少しは知識があったつもりだけど、書店で働いている人目線の話を、しかもお金に換算した具体例を出されてやるせない気持ちになる。多少脚色はされているんだろうけどね。

    わりかしきれいに終わっているが既に2作続編が出ているようなので、次はどうい

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    2025年12月01日
  • 店長がバカすぎて

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    あっという間に読み切った。1日で一気に読み終える本ってなかなかない。
    コメディ、ミステリーぽいけど、等身大の人物像に感情移入しちゃうし、物語を読むということに対する書店員さんの考えが深い。人生を体験するということか、そのとおりだと思った。

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    2025年12月01日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    なんかねぇ〜読みやすくていい話なんだけど、
    自分と自分とこの家族と重なる部分が一片もなくて
    まぁこんな人たちもいるのかなぁ?と

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    2025年12月01日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    家族がよく分からなくなって、思春期に入った十和は母に受験をすすめられる。最後でわかる事だがそれは義父との関係をよくするアイデアだった。受験をする事で家族がひとつになり成長していく。この父の十和への努力は並大抵ではない。途中、まさかの書店店長の山本猛店長、谷原さんらが現れた事には笑えたが。勢いのある作品で読み応えありで面白かった。

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    2025年12月01日
  • さらば! 店長がバカすぎて

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    鼻につく店長は健在。
    今作は他の登場人物たちの共演は少なめで、谷原さんの内面と向き合っていく作品だったと思います。
    彼女の毒毒しさも鳴りを潜めている気がしましたがそれがまた人生に悩んでいる35歳をリアルに感じるところでした。そして、おめでとう。
    今作で終わりなのかまだ先があるのか。
    最初ほどの度肝をぬかれた感はないですが、安定のオチという感じで好みでした。

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    2025年11月30日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    なんとも切ない気持ちにさせられる。

    元交際相手の妻と、その双子の娘の3人を放火により焼死させた罪で死刑宣告された、田中幸乃。
    章が変わる度に、その関係者の追憶が描かれ、本当にこの女は殺人犯なのかといった疑問が生まれ読む手が止まらなくなる。

    ラストに賛否あるみたいだけど自分はこれが現実だよなーと思ってしまった。

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    2025年11月30日
  • 普通に青い東京の空を見上げた

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    何やら既視感ありながら読み進め
    途中で「東京ドーン」の加筆修正か〜と気づきましたが昔読んだ時よりなぜか刺さるわ
    ちょうど同い年の一人娘といろいろ被るとこが多くて 9年前は読んでてイラついたんだけどね
    今回は登場人物の親達にイラつく不思議
    親達の駄目な部分、私もしっかり被ってたわ 反省反省

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    2025年11月29日
  • アルプス席の母

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    なんでも自由自在に書くなぁといったイメージの早見和真さんですが、デビュー作「ひゃくはち」も高校野球モノ、ご自身も桐蔭野球部所属との事で、野球部とはもともと関係が深い方のようです。

    とはいえ、タイトルからもわかる通り本作は、野球部員ではなく、その母親が主人公。身近に強豪野球部員がいなくても、サッカー部でもバスケット部でも、なんならハンドボール部でも、そこいらじゅうに「○○の母」は存在します。

    私自身はあの体育会系の親の暑苦しさは大の苦手ですが、子がそういった方向に進めば、親は好む好まないにかかわらず巻き込まれちゃいますよね。共感せざるを得ない舞台設定。もう絶妙です。

    さらに本作を高校生の息

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    2025年11月29日
  • 普通に青い東京の空を見上げた

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    現在、小説『ロイヤルファミリー』がまたドラマ化され注目を集めている作家、早見和真さんの6つの短編からなる小説。表示が素敵なので即買い。

    主人公はいずれも東京に住む27歳の同じ歳。会社員であり、アルバイトであり、派遣社員だったり、バーテンダーであり、そのうちの2人は恋人同士だったりし、またそれぞれの主役の話に、脇役として登場したりする。この辺りの設定がうまいなあと思う。

    自分が主人公でもあり、人の人生においては脇役なんだけど何かしらの干渉をし合うもの。そんなドラマチックな要素がたくさん小説に含まれている。

    また主人公の年齢が27歳というのも、物語を一層面白くしているのかな。自分自身の27歳

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    2025年11月26日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    親を超えたい子、子に超えてもらいたい親。
    互いに素直にはなれないけど確かに繋がっているものを感じる作品。

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    2025年11月26日
  • 八月の母

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    イノセント・デイズは衝撃的だった。
    ここから早見作品にハマった。
    実在の事件をモチーフに描かれた「八月の母」
    集団心理の恐ろしさを改めて痛感した。
    助ける事、逃げる事、出来ることがなかったのか。
    あまりにも悲しい結末に心が痛い。

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    2025年11月26日
  • 店長がバカすぎて

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    店長がバカすぎるだけの話かと思ったら、ちょっとしたミステリーもあり、最後はドキドキ。
    ドラマを想像しながら読めた。

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    2025年11月25日