早見和真のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
30数年前に甲子園を目指して、野球漬けの日々を送っていた頃を思い出しました。気がついたら、その頃に部員全員が監督に毎日提出していた野球日誌を探し出して読み返していました。3年間だけなのに家族以上に長い時間を共に過ごした球友たちとは30年以上経った今でも一生の仲間です。
野球漬けの練習風景やミーティング、部員同志のからかう姿など、本当に私が過ごした時と同じようで思わず筆者の経歴を調べたらやはり高校球児!!!しかも時代は違えど対戦したことがある高校!!!びっくりです。物語としては男くさい面が強いですが私としては同感です。昔を思い出させてくれた、懐かしい余韻を感じさせてくれた作品でした。 -
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面白すぎた
何回も何回も笑ってしまった。すらすらとノンストレスで読める小説。ページをめくるたび楽しかった。もう一度最初から読みなおそうかなと思った。是非いろんな人に読んでもらいたい。店長がバカすぎて癒されて感心する。くじけそうな時に是非!!
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ネタバレ 購入済み
店長がバカすぎて
久しぶりに小説を読みました。久しぶりの読書かこの本で良かったです。とにかく面白くて一気に読みまくりました。書店員さんて大変なんだなという事も分かり、今度、書店に行く時は見方が変わりそうです。
店長さんの無邪気さが本当なのか演技なのか、最後まで謎です。 -
ネタバレ 購入済み
悲しいけれど不思議と爽やかな話
ストーカー行為の末、元彼の奥さんと二人の子供を(お腹の子供を入れれば3人)放火で殺害した罪で死刑判決を受けた女性。
その女性を助けようとするかつての幼なじみ達の何年にも渡る奮闘を描いている。
真相はほのかに予測していたが、ラストは…
淡々と時が流れていくストーリーが最後になって急にサスペンスっぽくなって、一気に読みきってしまった。
私はもう一つのラストシーンを想像した「間に合っていたら」
しかし何故がこのラストが爽やかな印象を残す。
心に残る作品 -
Posted by ブクログ
読み始めてまず感じたのは、登場する生徒たちが本当に「普通の中学生」だということ。
ドラマに出てくるような極端な不良がいるわけでも、意地悪な子がいるわけでもない。
クラスの中にはそれぞれのグループがあり、その中で自分の居場所を探し、将来の夢についてぼんやりと、でもその時々では真剣に考えている。
SNSの中では有名人なのに炎上を恐れて心を痛める子。
学校行事の中に「エモい青春」を求める子。
先生への初恋のような気持ちから、思い切った行動を起こす子。
一人一人がとても丁寧に描かれていて、「今の中学生ってこんな感じなのかな」と思うリアルさがある一方で、こんなクラスだったら素敵だなと思わせる、少しのファンタジーも感じた。
印象に残った言葉が、加賀見先生の
「今日も一日だけ頑張って下さい」
という言葉。
読み始めた頃からなぜか心に引っかかっていたけれど、物語が進むにつれて、その言葉が少しずつ違って聞こえるようになった。
そして最後まで読んで、いつの間にか自分自身の中学時代を思い出していた。
振り返れば、私の中学生活にも特別大きな事件があったわけではない。
それでも、友達のことで悩んだり、笑ったり、泣いたり、毎日を全力で楽しんでいた。
今となっては遠く離れた「中学時代」という一つの思い出になっているけれど、考えてみれば、あの頃の私にとっては毎日が大きな事件だったのかもしれない。
派手に泣かせる物語ではない。
ごく普通の中学生たちの、ごく普通で、でも二度と戻ってこない日々。
読み終わったとき、いつの間にか自分の思い出まで重なって、じわぁっと感動と涙が湧き上がってきた。 -
Posted by ブクログ
今の社会に埋もれない『自立心』を育てること
テレビドラマである学園モノの先生は熱血漢。もちろん熱血漢の先生から発する言葉に引っかかることはあれど、どこか「架空の人物」になってしまう。
中学3年生の『自我』が確立する多感な思春期の子どもたちを相手に、彼女らの心のスキマを埋める先生、
加賀美先生のような人はいたかな…いなかったと思った。
もちろん生徒に対して性格まで汲み取って、接することを常に心がけていたとは思う。
たぶん、自分ごとのように接していなかったのかもしれない。
加賀美先生の中学生の時の出来事の話があった。やるせない気持ち、後悔。
それを今目の前にいる生徒たちにも同じようなことを二度としないよう、後悔のないようにして欲しいと願いを込められている。
そしてその中に込められた『周りの人間が何を言おうと、自分のやり方を貫く』信念を持つことの大切さを教えてくれた。
家族や人間関係と、いったん拗れると拗れたままになってしまうし、人に流されがちな部分が生徒たちの葛藤。それは小さな組織の中に存在する感情や考え方に圧倒されてるから。
これから高校大学、社会人へと変化していく中で、加賀美先生の言葉が大きく成長をする唯一の言葉をお守りに。
社会に埋もれない大人になってほしいと願いながら。
★4.5 -
Posted by ブクログ
・1人の死刑囚の背景を辿っていく作品
・各章のタイトルが判決文のようになっており、読み終わった後に目次を読むと空虚な気持ちになる
・死にたい人と死刑の相性って良いのだと感じた
・ドミノ倒しのような物語
・自分の人生を誰かに取られないように。というメッセージを受け取った
・生きる、死ぬ。思う、考える。
・背景情報なしにニュースを鵜呑みにするのはやめようと思った。事実ベースの文字情報だけでは分からないことの方が多く、本当に紐付いている問題は見えない
・ただ別の言葉で形容されているだけで、同じ問題をこねくり回している。普段目にする問題ってこんなことばっかりだと思った