【感想・ネタバレ】ひゃくはちのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年02月23日

最初の父の手紙がめちゃ感動した。。
野球部の仲間たちとの今昔の繋がりが素敵すぎる。
青春すぎてまぶしーい!!
読み終わった後心が浄化されたように爽やか。。
高校野球観たくなる〜

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Posted by ブクログ 2023年08月03日

とにかく泣けた。
高校球児のファンには堪らない一冊。

甲子園に向ける真っ直ぐな思いと、仲間と過ごす大切でキラキラした時間、ノブの純粋な恋愛と、大人になってからでは築くことのできない友情。

意外な結末に向かっていくクライマックスはページをめくる手を止められない。
とにかく最高の一冊でした。

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Posted by ブクログ 2022年04月07日

30数年前に甲子園を目指して、野球漬けの日々を送っていた頃を思い出しました。気がついたら、その頃に部員全員が監督に毎日提出していた野球日誌を探し出して読み返していました。3年間だけなのに家族以上に長い時間を共に過ごした球友たちとは30年以上経った今でも一生の仲間です。
野球漬けの練習風景やミーティン...続きを読むグ、部員同志のからかう姿など、本当に私が過ごした時と同じようで思わず筆者の経歴を調べたらやはり高校球児!!!しかも時代は違えど対戦したことがある高校!!!びっくりです。物語としては男くさい面が強いですが私としては同感です。昔を思い出させてくれた、懐かしい余韻を感じさせてくれた作品でした。

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Posted by ブクログ 2022年02月02日

自分自身も強豪野球の控え部員であったため、感情移入がとてもしやすかった。
わかりやすいストーリーに、感動する部分をとてもあって読みやすかった。

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Posted by ブクログ 2021年05月15日

甲子園を目指す名門高校、控え選手を描いた傑作。筆者のデビューだが完成度高し。

「あの夏の正解」が素晴らしかったので筆者のデビュー作も読んでみました。

筆者はあの桐蔭学園出身、あの高橋由伸の2年後輩という本物の高校球児上がり。その経験が本作のリアリティに大きく貢献。そして一般受験の控え選手という主...続きを読む人公のキャラ設定の素晴らしさ。

野球部に限らずきっと誰もが持つ若かりし頃の過ちと恥じらい。誰より心を許したであろう友達との再会もためらわれる。そんな甘酢っばい思い出に対し直面せざるを得なくなる主人公。構成が感動をうまく引き出してくれる。

映画化もされた作品。元高校球児でなくとも過去の甘酸っぱい思い出に浸ることのできる良作でした。

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Posted by ブクログ 2020年02月06日

青春
ちょっと気恥ずかしい…でも、絶対に忘れられない様々な思いに共感しつつ、衝撃もありの冒頭からラストまで目が離せない一冊でした。

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Posted by ブクログ 2015年04月17日

よびよせられる様に読んで号泣。
本との出会いって不思議。

「今」、この本に出会えてよかった。
助けられた。勇気をもらえた。
自分の譲れない大切なものがはっきりした。よし。



高校球児の青春ストーリー。
人間の煩悩の数は108。
野球ボールの縫い目も108。
両方共、ひゃくはち。...続きを読む


普通に読んだら★3つ。
自分にとっては文句なく★5つ。
大切な本ってこーやって増えていくんだよなー。

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Posted by ブクログ 2015年01月17日

甲子園の常連高校野球部の補欠部員・青野雅人の封印した過去が甦る青春スポーツ小説。著者のデビュー作。
子を持つ身からすると、雅人の父親の存在が光る。「野球人である前に人間であれ」という教えだけでなく、期待に応えることが出来なかった、ある意味挫折した息子に対する、決して数は多くはないが愛情の溢れる言葉が...続きを読む胸を打つ。
そして、甲子園を目指した仲間たちと数年後に邂逅する場面は、日本小説史上に残る名場面である。共に泣き共に笑い、時にはぶつかることはあっても、同じときに同じ思いを共有した者たちの絆が失われることはない。夢は道半ばで途切れたかもしれないが、彼らは「嗚呼、栄冠は君に輝く」。

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Posted by ブクログ 2023年09月26日

痛々しいほど真っ直ぐな青春小説。学生時代に読めたら良かったなと思うほど、見事なまでにまとめられていて面白い。

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Posted by ブクログ 2023年07月23日

今だったらSNSで飲酒と喫煙をばらされて出場辞退、妊娠騒動は面白おかしくマスゴミの餌食でしょうね。自分で責任取れないガキがやるんじゃないと言ってやりたいけど。それでもお父さんには泣かされました。

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Posted by ブクログ 2022年04月16日

部活に明け暮れた高校時代、部活の仲間との時間、恋人、親、青春がぎゅっとつまった小説でした。

高校球児に子供がいる。世間一般はこれに対して違和感を感じるが、何も悪いことではないよな〜。

仲間をとるか甲子園をとるかで葛藤する高校球児達、甲子園は僕にはわからないくらい壮大で、毎日それに向かって練習して...続きを読むきた高校球児達にとっては何にも変えることのできない場所なんだなと。そんで主人公の父親ちちおやすぎた。

事件のあった、何年後かにみんなでまた集まって当時と同じようにそれぞれが話していた。
一緒に甲子園を目指し、学生時代に苦楽を共にした仲間たちの友情の深さ、絆の素晴らしさ感じました。

今振り返ると思うけどやっぱ高校生は子供ですね、けどまっすぐ

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Posted by ブクログ 2021年10月09日

著者のデビュー作。荒削りではあるし、喫煙、飲酒など設定に、、、なところもあるが、面白く読み終えられた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年07月07日

高校野球の強豪校の野球部が舞台。スカウトされてきたエリート集団に混じる一般入試組、ベンチ入りギリギリの補欠部員青野と同じ境遇のノブを中心とした青春物語。


読んでいてとても混乱した。酒タバコにまみれ合コン三昧のチャラい姿と野球が大好きで血反吐にまみれて球を追いかけ、メンバー発表に凄まじい緊張と喜び...続きを読むそして悔し涙を流す彼らの姿が相入れないと思っていたから…

でもこのどちらも本当なんだろう、男子高校生ありのままの姿なのだろう。(当時の)今だと絶対やばい。


そして、終盤に涙してしまった。とにかく感動した。
野球と新しい生命。野球が全てだった彼らにはあまりにも酷な選択だった。
でも年月を経て成長した好太をみたときノブの選択は正しかったと自分は思った。


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Posted by ブクログ 2018年11月20日

著者の作品は明らかにフィクションでありエンタメ作品なのに、なぜかリアリティを感じる。緻密な取材と圧倒的な筆力がなせるのだろう。

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Posted by ブクログ 2018年10月08日

高校野球好きなので2倍楽しめた。
ラストも泣けたー。
好太。いい名前だね。親に感謝だね。
(*´ー`*)

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年01月21日

2018/1/16
純平と好太のやりとりにうっかり涙した。
やっぱり高校球児が子供を持っているのは私もそぐわないと思う。
高校球児って野球しかしてないと思ってるもの。
実際は違うのかな?
先生が指導者として成長しているらしいのが頼もしい。

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Posted by ブクログ 2015年10月04日

青春野球もの。野球やったこと無いのに野球青春マンガや小説大好き。いやなエピソードがありそうでビクビクしながら読んでいましたが、紆余曲折あってさわやかかつ切なく読み終わりました。いいな青春。さわやかな青春なんてなかったけど、こういう素直に読める小説だと追体験したような良い気分になれます。

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Posted by ブクログ 2015年07月31日

映画を5年くらい前に見てよかったので、読んでみた!かなり映画とはちがうような…?でも高校野球のリアルなかんじがよかった。たしかに、わたしの母校はみんな練習をたくさんやってたけど、それ以外はがやがやしてたし…。
高校球児らしくないことをしながら、夢に ひたむきっていう、矛盾してるとこがやっぱり高校生な...続きを読むんだなって思った。
お父さんの器の大きさに感動した。

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Posted by ブクログ 2015年07月04日

良かった。野球に打ち込む高校生の熱さが羨ましくもあり懐かしさもややあり。うちの高校の野球部はそんなに合コン三昧だったのかとか、監督のモデルは土屋監督なのかとか、思ってみたりもする。

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Posted by ブクログ 2014年10月16日

スポーツ小説を久々に読んだ。
青臭くて笑ってしまう。けど、共感出来る部分があり、学生時代を思い出さずにはいられなくなった。意地や虚勢、思い込みや思い違い、友人と親友、男と女。

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Posted by ブクログ 2014年08月23日

やたらとタバコを吸うシーンは共感が持てなかったが、青春ものとしては良かった。実際の高校球児もこんな感じなのか、疑問だ。

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Posted by ブクログ 2014年02月15日

久々に読んで良かった青春モノに巡り会いました。陰でひっそりと応援しているオヤジさんの存在がいいですね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年08月17日


○メンバー入りしたことを父に電話で伝えるところ。

×結末。なぜ主人公が退部するのかがよく分からない。監督があっさりそれを許すのも納得感が薄い。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年05月14日

甲子園を目指す高校球児たちを主役とした青春小説。設定だけを見れば過去に何千回と擦られたものだが、この小説が変わっているのは主人公がほとんど試合に出ないこと。作中で公式戦の打席に立つ場面すら数回で、それも全く活躍することはない。
そうした珍しい描写だからか、小説自体も主観とメタの二重構造になっている。...続きを読むつまり、主人公たちは全国屈指の強豪校で野球をする「野球エリート」でありながら、タバコを吸い、酒を呷り、合コンをしまくるという裏の顔を持つ。ここには彼らの「高校球児である前に高校生」という哲学が介在している。
これがメタ的で高校球児をアイドルのように消費する世間へのアンチテーゼになっていると感じた。
しかし終盤で起こる事件を前にして彼らの哲学は崩れ、「結局、自分たちは一介の高校生ではいられなくて、野球の上になにもあってはいけなかった」という心境に主人公を追い込むことになる。この喪失感のある描写も面白かった。

惹きつけられる文体と、やけにリアリティのある部活描写が魅力的。特に、「大きな目標を共有することでチームメイトとの絆は深まるが、部活を引退して共有目標がなくなった途端に疎遠になる」という描写が生々しい。
それでも無意味というわけではなくて、あの時にあのメンバーで過ごした濃密な時間が今の自分を形成している、と個人的体験から思う。閉ざされたコミュニティにおいて幼い価値観を擦り合わせた経験は貴重だったのだと。

一風変わった視点から、部活の懐かしさと良さを思い出させられた。

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Posted by ブクログ 2022年04月06日

おもしろかったあ。
店長より全然。

読みやすさが物語に入り込みやすさに繋がっとる気がする。映画もみたいなあ。

飲酒、喫煙、高校生なんてそんなもん。わかりやすく青春どうこうよりこっちの方が好きやしリアル。

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Posted by ブクログ 2019年09月20日

様々な人たちの思いが詰まった108個の縫い目。他の青春小説では描かれないリアル感。このテイストがダメな人もいるだろうが、これはこれでありかなぁ。男性視点過ぎるけど...。
「俺たちは絶対にいつか今日のことを後悔するからな。自分らの価値観だけが絶対だと思っていたことを、いつか絶対に後悔する。忘れんじゃ...続きを読むねぇぞ。」この自身も含めた葛藤から下す決断...。できそうでできない。雅人の父親に救われる。

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Posted by ブクログ 2015年06月04日

高校生の時に一度読んでおきたかった本。25才になった今と18才の高校生だった時の2つの視点で物語は書かれている。
今の自分では知識が邪魔して高校生の時の主人公たちの思いに入っていけなかったのが残念。絶対の答えなどない中もがきながら、反発し合いながら、それでも答えを出そうとする姿に 心が熱くなる。

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Posted by ブクログ 2014年10月05日

2014年夏の甲子園前に読んだ高校野球もの。
というよりは、高校野球という青春の代名詞を舞台に、ヤンチャで無鉄砲で今に一生懸命な少年たちがオトナになっていく青春ストーリー。
高校野球小説としては少し残念だけれど、思春期の様々な葛藤や友情、競争が描かれていて、ホロリとしてしまいました。

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Posted by ブクログ 2014年06月19日

著者のデビュー作。ひゃくはちは野球の硬式ボールの縫い目の数と煩悩の数をかけたタイトル。社会人となった主人公が高校野球生活と彼女とのエピソードを思い出し懐かしむ。おすすめ。
しかし、同級生だった女の子と再会し恋愛に発展するシチュエーションというのは、越谷オサム『陽だまりの彼女』でも描かれているように、...続きを読む男にとっても心ときめくものである。それに実社会でも以外と多く耳にする。

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Posted by ブクログ 2014年03月17日

青春って主張がとにかく強いなーという印象。登場人物たちみんな熱い。けどストーリーはあっさりしていると思った。

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