早見和真のレビュー一覧
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購入済み
店長がバカ過ぎてから
店バカの角川春樹氏との対談で
出てきたので拝読。
確かにおもしろい、泣ける
著中の文化をお借りするなら
ヒリヒリする。
結婚披露宴の種明かしは
どこに琴線があるのか自分で
わからなかったのに泣けました。
初老のオジさん朝から職場で
号泣で困りました。
小説がないと生きていけない
物語を待ってい人です。 -
Posted by ブクログ
早見和真さん著「小説王」
ここ何作か早見さんの作品を好んで続けて読んでいるのだが題材やテーマの豊富さとその読み応えに圧倒されている。
本作品は小説家である作者が執筆された小説家の物語で、小説家だからこそ描ける小説家としての内面や作品に対しての葛藤や苦悩が凄く読み取れる作品。
友情と家族愛、親子愛も作品に見事に溶け込んでおり物語も凄く高いレベルで面白かった。
特に作者が小説家ならではだなと思わされたのが「エピローグ」と「プロローグ」の今作品内での使われ方。
この「エピローグ」「プロローグ」という2つが本作品の軸になっており、お見事としか言いようがない。
作家さんがタイトルに込める強い意思を感じとれ、その情熱が凄く読み取れる。
当然今まで自分が読んできた数々の作品もこの作品の様に出版社や関係者の方々と綿密な打合せや意見の交錯の上で成り立っているのだろうと改めて感じた。
更にタイトルや作品内の小説だけでなく登場人物の各々にも各々の「エピローグ」と「プロローグ」をものの見事に転写されている。
そして誰しもの「エピローグ」と「プロローグ」は素晴らしいものだった。
先程も書いたが小説家だからこそ書ける物語だと強く感じる。
今後小説家や出版社やそれらに携わる仕事を目指す方々が読めば、凄く仕事に対しての夢や希望がより鮮明になるような作品だと感じた。
また早見さんの作品を今後も読んでいきたい。 -
Posted by ブクログ
裏表紙に「生きる意味を問いかける、熱き男たちの青春パンク小説!」とあり、宗教に関する小説でこの煽りが気になり手に取りました。
若い男たちが僧侶になるために苦しみながら修行に励む姿は美しかったです。
僕は自身を長らくパンクスと自称していたのでこの作品が訴えていることがよく分かります。
人生にも音楽にも宗教にも救いなんて無いんです。
鬱屈した日々を生きて苦しいならライブハウスでパンクロックを聴いてほしい。そこにも救いなんてないけれど、またそこに行くために生きていけるから。 信じるのは仏様や神様ではなく自分です。 手の届く愛する人たちのために生きていきましょう。 -
Posted by ブクログ
野球をしない自分にとって、プロ野球とも違う、高校野球の「絶対」感は、いつも不思議だった。
だから、夏の甲子園が中止された2020年を取り上げた、このノンフィクションを読んでみようと思った。
「中止」によって、本来登場することのなかった三年生も含めた〝楽しい野球〟。
その中で、それはホンモノじゃない、本気の勝負ではないと訝るメンバーもいて、楽しさから、少しずつチームの何かが違えていく過程が、読んでいてとても印象に残った。
監督もまた、三年生の起用やチーム運営について、逡巡する。
本来なら、そうした揺れを外部に見せたくないと思いそうなのに、よくこのインタビューを受けてくれたなぁと思った。
練習というハードな過程、結果へのこだわり、学校の名前や背番号を背負うことのプライド、チームという集団の雰囲気。
結局、人としての器、人間の力を鍛えるってなんなんだろう……。読み終わっても、選手たちが野球から見出している、それが何なのか、私にはハッキリと分からずにいる。
漫然と、どの夏もあったというのではないのだろう。2020年でなくとも、自分にとって「あの夏」と呼べるものがあるのか。
そして、そこに、何を思うのか、なのだろうか。