あらすじ
吾輩も“ネコ”である。愛媛の捨てネコカフェでアンナと運命的に出会ったオレは、マルという名前をもらう。幸せな“家ネコ”生活を送っていたが、ひょんなきっかけから家を飛び出すことになり──。坊っちゃんや赤シャツ、マドンナらとの出会いがデブ猫マルを大きく成長させる。道後温泉から始まった大冒険は、愛媛県内を東へ、西へ! これからのマルの日本を巡る旅を予感させる感動の絵本文庫。
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吾輩も『ネコ』である。
名前なんか、知らない。
とはじまるデブ猫ちゃんの物語。名前は飼い主となるアンナちゃんにマルと名づけられます。
アンナちゃんが大好きなマルですが、同居の妹ネコに嫉妬して、旅にでることに。
ひょんなことから夢にでてきた黒猫の美人ネコ、マドンナを探す旅が始まります。
マルの旅を通じての成長を描くオハナシですが、
絵本小説なので、ふんだんに挿絵があります。
マルの『ぶさ可愛さ』にヤラレます。
マルがアンナちゃんパパに教わった『恋』とは?
いつも気持ちがワクワクして、毎日がバラ色になること。マルはそんな淡い恋を経験します。
この本に出会えたら、ぜひ手に取って、ブサカワイサを満喫くださいませ。
ところで、みなさんは恋をしていますか?
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カラーの絵が見開きのページにあって、その絵がとにかく可愛い。猫目線での、人間に対する考えや、猫同士の会話もとても可愛いです。途中で出会うおじいちゃんおばあちゃんが優しくてほっこりしました。
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デブ猫マルが愛媛県内を冒険するお話です。
インドア派の私でも、この本を読んだら旅行に行きたくなりました!(勿論、コロナが終息したらですが・・)絵がとっても可愛いので猫好きの方にも、お子さんにも、オススメの1冊です!
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愛媛県の松山、四国中央市、西条、今治、砥部、内子、伊方、宇和島、愛南の名所を猫のマルが冒険して逞しくなって飼い主のアンナちゃん家に戻ってくる話。かつて暮らしたこともあり、小旅行で訪れた内子座や、近くにあった道後温泉、砥部焼体験もしたし、砥部動物園も広くて暑かったなぁ、愛南エリアはダイビング、伊方はフェリーで九州まで渡ったし、しまなみ海道も景色が最高!また車で回りたいなぁ。ガイドブックとしてこの絵本を楽しんでほしいですね。
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我が家にやって来たずる賢いニューフェイスのスリジエに、あんなちゃんを奪われ、焼きもちをやくマルちゃん。かわいがってくれてた大好きなあんなちゃんにデブ猫!と怒られ、愛媛県内旅にでた。恋もした。一回り成長した。続きも気になる
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吾輩も”ネコ”である。
愛媛を舞台に、デブ猫ちゃんマルがちょっと不思議な冒険を繰り広げます。
猫目線の、
小説のような絵本。
絵本のような小説。
挿絵はきれいで、味のあるタッチ……
見ていて癒されますね。
愛媛はまだ行ったことがないので、この本を手に巡ってみたいと思いました。
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文&絵。愛媛県松山市を舞台にしたデブ猫マルの家出譚。坊ちゃん、マドンナ、道後温泉など、夏目漱石の「坊ちゃん」ネタが混じっていた。家族に対する嫉妬から家を飛び出し、坊ちゃんと呼ばれる猫に会い、出奔中らしい雌猫・マドンナを探しに行くが……。マルは、大きくどっしりしていて、男気ある感じで、たぶん写真家の岩合光昭さんが好んでファインダーに収めそうなタイプ。そんなことを思いながら読んでいた。
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猫ちゃんのほのぼのしたお話かと思っていたら大間違い。
デブ猫の「マル」が愛媛県内を大冒険するお話です。
猫ちゃんといっしょにワクワクしたい方におすすめです。
デブ猫ちゃん冒険マップも載っていて、親切な作りになっています。
旅に出たくなりました。
印象に残ったのは漁師のおじさんの言葉。
「あれが正しいもんなんか、ワシはわからんけどな。わからんけん、考え続けんといかんと思うんよ。見て見ぬフリするんが一番の悪。そうじゃろ?デブ猫よ。
成長するには旅。そして恋じゃ。」
かのうかりんさんの素晴らしい絵も愛媛の良さを十二分に引き立てています。癒されるタッチですが、風景が細かく描かれていてデブ猫ちゃんたちの世界にグッと引き込まれます。
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デブ猫ことマル。旅を続ける中でどんどんステキな猫になってくる。愛媛のいろいろな地名が出てきて、あー愛媛に行きたいなぁと思った。文庫本だけどきちんと絵本。挿絵もきれい。
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愛媛県の名所が次々と出てきて県民なら思わずニンマリしてしまう、かなしきデブ猫マルの大冒険。約150ページのうち半分が、かのうかりんさんのかわいらしい絵です。絵本にしては長いけど、小説だと思えばとても短いお話で、1時間もかからないうちに読み終えることができるので、小学生から読むことができそうです。自然の美しさと、自然の脅威。人間の優しさと身勝手さ。旅を通して成長するマルに、思わず自分を振り返ってしまいました。コロナ禍がおさまれば、私も行くあてのない「大冒険」をしてみたいものです。
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3冊目の早見和真さん。こちらの本は文庫本なんですが、元々は絵本だったらしく、かのうかりんさんの描くカラー挿絵が、美しい風景とかわいい猫ちゃんたちが、1ページおきに見開きで入っています。漢字にはすべてふりがなが振ってありますが、絵本にしては文章が多いかな。早見和真さんの描く絵本ということで、興味津々。
捨てネコカフェでアンナと運命的に出会ったデブ猫のマルが、愛媛を舞台に大冒険を繰り広げます。
実は私、デブ猫ちゃん、大大大好きなんです!マルのもふっとしたお腹が最高です。ちょっと目つきの悪い感じもめちゃめちゃかわいい。
早見和真さんが愛媛県松山市に住まれていたときに、愛媛新聞で連載されていたようです。愛媛愛がぎっしり詰まったお話でした。私は残念ながら愛媛どころか四国に行ったことがないので、一度行ってみたいんですよね〜。
シリーズで第三弾まであり、さらに兵庫編と広島編もあるようです。
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タイトルに惹かれて読みました。
なんとも愛嬌のあるデブ猫のマル。フォルムも最高です。ママにダイエットフード与えられてるところはちょっと笑ってしまいました。
愛媛県は行ったことがないのですが、この作品を読んで行きたくなりました。
読んでいてほっこりしたり、家族愛や仲間の良さみたいなのも感じれました。マドンナに告白するマルがかわいかった( ΦωΦ )
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「捨て猫カフェ」でアンナと出会い、マルと名付けられた猫はアンナとパパとママと楽しく暮らしていた。パパが親戚から子猫をもらってくるまでは。家族はスリジエと名付けられた子猫に夢中。ある日家を飛び出したマルは愛媛中を旅することに…。
不思議な世界観。猫の言葉がわかるのかな?という人々が出てくる。食べ物を分けてくれたり(人間の食べ物を猫に与えるのはよくないけれど、そこはファンタジーということにして)、なぜか行き先がわかり目的地で降ろしてくれたり。
絵本文庫と書かれているだけあって絵本タッチの絵が多く収録されている。文字量は多いので絵本というよりは児童書っぽいけど、難しい言葉も出てくる気がするし、読者層は不明。小学校高学年ぐらいとかだろうか。内容はともかく、道後温泉に始まり、今治、愛南町など愛媛の各地が紹介されていて旅に出たくなる。
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愛媛の捨てネコカフェでアンナと運命的な出会いを果たしたマル。
しかし、幸せな飼い猫生活を送っていたのもつかの間。
血統書付きの可愛らしい子猫スリジエの登場によりマルは居場所を無くしてしまう。
いよいよいたたまれなくなり家を飛び出す。
そこから愛媛県内を東へ西へと目まぐるしい大冒険が始まる。
度重なるハプニングにマルを応援する気持ちが昂っていく。
様々な人や動物との出会いによりすっかり成長したマルは頼もしくもあり、かっこよくもあった。
最後は感動的なハッピーエンドでほっこり。
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タイトルを見てどんな話なのか気になって手に取ってみました。
マルが旅に出てからの話しは面白しろかった。
もっと沢山いろんな所へ旅に出て色んな仲間と出会って、別れがあって。。。
というのを期待していたけれど、ちょっと内容がさくさくと進みすぎたかなと。旅の内容が面白かった分少しだけ残念。
それに、飼い主パパのマルに対する言葉がちょっと引っかかった。
アンナのマルに対しての「このデブ猫!」もちょっとモヤモヤ。。。
自分自身も猫を飼っているから敏感に感じてしまったのかもしれませんが、うーん、と思う所でした。
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猫のマルの視点から描かれる、旅と家族をテーマとした作品。
兄弟ができたときの感情移入や、言葉が伝わらないもどかしさなどは、赤ちゃん〜幼少期の子どもにも通じるものがあるなと感じながら読みました。
ストーリーとしては、これといってというものはないけれど、挿絵がきれい!
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文庫本を買おうとしたけど、テレビをつけたらアニメがやっていたので観てみた。アニメだからかもだけど、どうしてそうなった??ってことが多く、特に面白い!!訳でもなかった。好きな人は好き?かもしれない。
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年初だから、まずは薄めの本で冊数を稼いで今年の読書に弾みをつけようという姑息な考えから読みました。
ついには絵本まで書きはじめた早見さん。捨てネコカフェから温かい家族にもらわれていったデブ猫ちゃん(♂)。安泰かと思いきや、チビ猫の登場で立場が危うくなります。悲しくて家出した彼が愛媛県内を巡るロードムービー。
猫らしく描かれていた第1部から一転、第2部では二足歩行。堤防に腰かけて物思いにふける様子など人間のまんまです。温泉では頭にタオルのせてババンバンバンバン。
絵が猛烈に可愛くて、早見さんの本というよりは……。