早見和真のレビュー一覧

  • ひゃくはち

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    今まで出会った事ない青春スポーツ物語でとても面白かった。
    高校時代の描写はグラウンドの風景、仲間達の絆やぶつかり合う姿が目の前に浮かんでくるようで熱くなった。
    特にメンバー発表のシーンは雅人の切実な気持ちが胸に響いて、読んでるだけなの緊張したし、補欠目線だからこそ感情移入しやすかった。
    高校時代の描写だけでも面白いのに、現代の時間と交互に物語が進んでいき、どんな事件が起きて仲間と決別したのかドキドキしながら読み進められた。
    毎日精一杯駆け抜けた宝物のような青春と親父達家族の愛と、仲間と再会する感動のラスト、読み応え抜群。

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    2024年08月24日
  • アルプス席の母

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    タイトルでやばい…早すぎると思いながらも10ページそこそこのプロローグで目頭が熱くなった…読み切れるか心配した笑。菜々子さん決して過保護では無く、それでも深く航太郎を愛しているのがよく伝わった。

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    2025年12月02日
  • スリーピング・ブッダ

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    裏表紙に「生きる意味を問いかける、熱き男たちの青春パンク小説!」とあり、宗教に関する小説でこの煽りが気になり手に取りました。
    若い男たちが僧侶になるために苦しみながら修行に励む姿は美しかったです。
    僕は自身を長らくパンクスと自称していたのでこの作品が訴えていることがよく分かります。
    人生にも音楽にも宗教にも救いなんて無いんです。
    鬱屈した日々を生きて苦しいならライブハウスでパンクロックを聴いてほしい。そこにも救いなんてないけれど、またそこに行くために生きていけるから。 信じるのは仏様や神様ではなく自分です。 手の届く愛する人たちのために生きていきましょう。

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    2024年07月06日
  • マウンドの神様

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    荻原浩さん、早見和真さんの出来れば物語で読んで見たかった。好きな作家ばかりで 特別感のある短編小説で得した気分

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    2024年06月04日
  • ポンチョに夜明けの風はらませて

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    勢いがありますね、流れるような自信のある文章に勢いを感じる。店長がバカなのでもラストに詰め込んだ気がするけど、ペルーにいるはずの父親を卒業式に出してくる、というか旅の始まりで父親を認識して羽生結弦の4回転半の様なまとめてくるのって、確かに安心なんかな、黄金島から帰らないのもちょっとわからないけど、ジンの初恋とかジンの家族の和解とか全部がいい方向に向いてたね、全員に彼女ができましたもちょっと冷めたんだけど。本物の友情はこういう事なんだろうなあー、あっネズミは一生忘れない筈、一緒に行きたいって絶対に

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    2024年06月04日
  • 小説王

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    疾走感のある小説で読むことを止めるのが難しかった。何度、通勤電車で目的地を通り過ぎそうになったことか。早見さんが書く主人公の表情、編集者とのやり取りがこちらまで熱くなった。また主人公以外にも魅力的な登場人物がおり小説がより面白くなった。編集長や内山、美咲、晴子など。あと、共感したのが電車の中ではスマホばかりで小説に見向きもしないという項目。小説がいかに面白いものかを証明して欲しい。

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    2024年03月29日
  • ひゃくはち

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    最初の父の手紙がめちゃ感動した。。
    野球部の仲間たちとの今昔の繋がりが素敵すぎる。
    青春すぎてまぶしーい!!
    読み終わった後心が浄化されたように爽やか。。
    高校野球観たくなる〜

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    2024年02月23日
  • 店長がバカすぎて

    匿名

    購入済み

    どーしようもない店長の話しかな?と、読み進めているうちに、店長が面白くて、可愛くて、ずっとニヤニヤが止まりませんでした。

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    2024年02月07日
  • ぼくたちの家族

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    こんな、ある意味「ベタな話」で泣かされるとは(^ ^;

    物忘れが酷くなってきたな...と思ってたら、見る間に言動が怪しくなる母親。医者に行ったら脳に腫瘍が見つかり「あと一週間」などと宣告され... この大事件をきっかけに、バラバラだった家族が協力し合うようになり...と、あらすじを書くとホンマにベタやな(^ ^;

    ドラマや小説などでは、何十年も前から繰り返し取り上げられてきたであろう題材で、敢えてバラしてしまうがハッピーエンドなストーリー展開。だが本書には、そんじょそこらの薄っぺらなドキュメンタリーを凌駕するような、圧倒的なリアリティがある。

    誰一人スーパーヒーローは出て来ない。むしろ問

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    2023年10月30日
  • ひゃくはち

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    とにかく泣けた。
    高校球児のファンには堪らない一冊。

    甲子園に向ける真っ直ぐな思いと、仲間と過ごす大切でキラキラした時間、ノブの純粋な恋愛と、大人になってからでは築くことのできない友情。

    意外な結末に向かっていくクライマックスはページをめくる手を止められない。
    とにかく最高の一冊でした。

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    2023年08月03日
  • ぼくたちの家族

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    物忘れから始まった母親の不調、そこから上辺だけで繋がっていた家族が、ぶつかり合って苦しみながら団結していく。そこでもがいて素直に前を向けるのは、やっぱり家族としての基盤がちゃんとあったからなんだと思う。すごく心に刺さる内容だった。

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    2023年02月23日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

    匿名

    購入済み

    最後まで引き込まれた

    何故??という思いから本当に最後まで読み切ってしまった。幸乃を何となく満島ひかりさんをイメージして読んでいたのは映画「愚行録」の影響。

    #切ない #ドキドキハラハラ

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    2023年02月03日
  • 小説王

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    小説家が小説家の小説を書く。編集者と小説家が小学校の旧友であり、2人の小説にかける想いや葛藤。栄光を掴み取るまでの軌跡に触れられる作品。一気読みできます。

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    2022年12月29日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    誰も死なないミステリー 前回のパターンはまさか無いよねっと読み進み進めてたら、何度も本の表紙と作者名確認してた(´∀`)
    もう、これミステリーって言っていいと思う。

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    2025年12月02日
  • ぼくたちの家族

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    最後まで一気読みさせられて、清々しい爽快感を感じた。冒頭から中盤まで相次ぐ苦難に見舞われるが、一致団結というわけではないが、それぞれがそれぞれの想いを持って戦いに挑む。
    家族ってこんなに簡単に、こんなに明け透けにすべてを曝け出せるものではないと思うけれど、だからこそそうできる、そう変われた彼らを羨ましいと思う。

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    2022年08月17日
  • 小説王

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    とても良かった
    青臭さ全開で、出てくるキャラクターは既視感があるような気がしなくもないものの、
    この手の話の中では創作側の閉じた世界の話にとどまらず
    小説が好きな人、物事に救われた事のある人たちをどんどん巻き込んで『当事者』になっていく様がとても良い
    出版不況はそう簡単にどうにかなるとも思わないが、希望を孕んだ締め方もとても気持ちいい
    満たされた気持ちになる、良い本だった

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    2022年06月03日
  • かなしきデブ猫ちゃん

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    カラーの絵が見開きのページにあって、その絵がとにかく可愛い。猫目線での、人間に対する考えや、猫同士の会話もとても可愛いです。途中で出会うおじいちゃんおばあちゃんが優しくてほっこりしました。

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    2022年04月15日
  • ひゃくはち

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    30数年前に甲子園を目指して、野球漬けの日々を送っていた頃を思い出しました。気がついたら、その頃に部員全員が監督に毎日提出していた野球日誌を探し出して読み返していました。3年間だけなのに家族以上に長い時間を共に過ごした球友たちとは30年以上経った今でも一生の仲間です。
    野球漬けの練習風景やミーティング、部員同志のからかう姿など、本当に私が過ごした時と同じようで思わず筆者の経歴を調べたらやはり高校球児!!!しかも時代は違えど対戦したことがある高校!!!びっくりです。物語としては男くさい面が強いですが私としては同感です。昔を思い出させてくれた、懐かしい余韻を感じさせてくれた作品でした。

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    2022年04月07日
  • 店長がバカすぎて

    ネタバレ 購入済み

    面白すぎた

    何回も何回も笑ってしまった。すらすらとノンストレスで読める小説。ページをめくるたび楽しかった。もう一度最初から読みなおそうかなと思った。是非いろんな人に読んでもらいたい。店長がバカすぎて癒されて感心する。くじけそうな時に是非!!

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    2022年04月06日
  • ひゃくはち

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    自分自身も強豪野球の控え部員であったため、感情移入がとてもしやすかった。
    わかりやすいストーリーに、感動する部分をとてもあって読みやすかった。

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    2022年02月02日