早見和真のレビュー一覧

  • 新! 店長がバカすぎて

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    早見和真さん著の「店長がバカすぎて」シリーズの第2弾。宮崎から舞い戻り武蔵野書店 吉祥寺本店の店長に復帰した店長に振り回される主人公 谷原京子の日常。前作の関係者も含めて魅力的な登場人物が多く登場する。非常に読みやすくリーダビリティの高い作品だった。

    今作も前作同様の謎解き要素があるので、日常系のミステリとして読んでも面白いかもしれない。内容的には前作から主人公の立場が契約社員⇒正社員に変わったことによる心境の変化があるが、大筋では同じようなことをしていると感じる。

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    2025年11月11日
  • 八月の母

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    これはやばい。
    一気読みしてしまった、普段より早い時間に仕事が始まるから早く寝なくてはいけないのに続きが気になって気になって仕方がなかった。
    母性、というものに呪われたとも言える4代に渡る女たちの人生。虐待や機能不全家族は連鎖するとはよく言われている。私も、自分の身を持ってそれを実感することがままある。母のような人生は送りたくないと思いながら、母のような人間になっている気がして仕方がない、良くも悪くも。
    これは実際に愛媛県伊予市であった事件をもとに描かれているらしい。読んだあと、検索をしてみた。実際の事件はあくまでもさわりだけ、早見和真さんはそこから母性の連鎖を読み取り物語にしてくれた。
    エリ

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    2025年11月07日
  • 普通に青い東京の空を見上げた

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    ちょっと人生に立ち止まっている人達の物語。

    1話目 鬱の診断を受けたのに、彼女が妊娠。結婚の約束をしてしまい、ニッチもサッチもいかない男の人。
    2話目 彼女と結婚したいのに、正社員の仕事がみつからない。
    3話目 彼氏と結婚したいのに、誕生日さえ忘れられている。幸せを探す女の人の話。
    4話目 ドラフト4位指名を受けたピッチャー。しかし4位だったことで、監督や父親が進学して上位指名を目指せと唆す。しかしメンタルをやられてしまい…
    5話目 大学時代の初めての彼氏と同棲。いずれ結婚を考えていたものの、仕事にやりがいを感じ始めてから彼氏との仲が悪くなっていく。
    6話目 7年間にわたる交際の末、振られて

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    2025年11月05日
  • 普通に青い東京の空を見上げた

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    個人的には早見和真さんの本の中では好きな類の小説でした。
    人生まだまだこれからだなって思った本でしたし、共感できるところも多々あったり、個人的に野球が好きだからそういう話もあって、読み応え抜群でした。

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    2025年10月29日
  • 普通に青い東京の空を見上げた

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    自分のイヤだと思うところをぐりぐり抉られ問題を直視させられるのに、各章の最後にはなぜか前を向く勇気をくれる、不思議で素敵な短編集だった。

    私と同じ年代の主人公たちが、

    「わたしたちはもう二十七歳なんじゃない。まだ二十七歳であって、その「まだ」はべつにいつまでだって続くのだ。まだ三十歳の、まだ四十歳の、まだ六十歳の、まだ百歳の人生があるはずだ。わたしは必死にそう生きたい。そのときどんなにおばあちゃんになっていても、心が赴くのなら、オーストラリアにだって、どこにだって行けばいい。」

    と、まだ何でもできると思いたい、祈りにも似た願望をはっきり肯定してくれて、

    「もうみんな誰かを傷つけたり、傷

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    2025年10月27日
  • 普通に青い東京の空を見上げた

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    今読めてよかった。
    境遇は違っても、皆必死に生きて、生きている。
    この本には、色々な過去や現在を持ちながらも、ただ少しでも普通に生きようとする人たちの、ちょっと頑張ってみようとか、自分や過去と向き合ってみようとか、そういう話が詰まっている。
    頑張らなきゃいけないとか、前を見なきゃいけないとか、そう思わせるものは何もない。ただ読むだけで背中を少し押し、自分を支えてくれるような一冊。

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    2025年10月25日
  • アルプス席の母

    QM

    購入済み

    あ~~~~~~、、、、
    良すぎる、良すぎたよ、、、
    もう何から感想を書いたらいいか分からないけどこんなに泣ける高校野球の小説は初めてかも。

    高校野球の小説の中では一番泣いたかもしれない。
    強豪にありがちな理不尽なルール、親の間にすら色濃く存在する上下関係、すごくリアルだなあと思った。甲子園を夢見てそれに向かって努力する高校球児の物語であり、中学高校と野球を通して母と子で成長していく話でもあった。

    航ちゃんも野球部の子もいい子すぎて眩しかったよ。(´;ω;`)

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    2025年10月24日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    本を出したいと思ったジュリーさん。
    取材を引き受けた早見さんの良心、手腕、問題意識の深さ。
    一つ一つの質問に向き合い、答え、さらに事実をぼやかさなかったジュリーさんの覚悟。

    これらが相まって読ませるインタビューになっている。

    櫻井君の口の堅さ、嵐、SnowMan、山田涼介君、松岡昌宏君、東山。。。タレントは人間的魅力にあふれていました。

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    2025年10月24日
  • あの夏の正解(新潮文庫)

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    コロナ禍ではさまざまなことが起こった。もちろん命が一番大事なことはわかっているが、夢を奪われた若者はどうなってしまうのか…
    2020年の夏、夏の代名詞とも言える甲子園での高校野球全国大会が中止となった。

    この本はノンフィクション。神奈川の桐蔭学園で高校球児だった作家の早見和真さんは、愛媛県の済美と石川県の星稜、強豪2校に密着し、彼らに〝甲子園のない夏〟について問いかけた。

    幼い頃から甲子園を夢見て、全てを犠牲にして頑張ってきた子どもたち。高校生である3年間しか、チャンスは無い。しかしその夢は試合では無く、どうしようもないパンデミックで絶たれる。野球に素人の僕でさえ気の毒に思うし、彼らの虚し

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    2025年09月22日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    嵐の茶の間ファン→Snow Manきっかけでジャニオタになった私にとって、とても興味深い内容だった。
    特に、長年言われていた「事務所内の派閥問題」などは噂程度には聞いていたのでそれがジュリー氏本人の口から知ることが出来て良かった。
    他にも嵐の話はもちろん、TOKIOやV6についても触れられている。

    メディアによって作られたジュリーさん像とはかなり違うと思うので、ジャニーズや今回の問題に関心がある人はぜひ一度読んでみてほしい。

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    2025年09月16日
  • 笑うマトリョーシカ

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    ネタバレ

    ひとりの青年が政治を志して有能なブレーンをつけて出世していく中に、奇怪な出来事や思いもよらない裏切りのその裏で誰かが笑っている。
    人間が持つ本質を鮮やかに描く早見さんの作品は面白いです。

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    2025年09月15日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    藤島ジュリー景子のインタビュー集。

    これまでジャニーズ帝国の二代目というイメージだったが、良い意味で覆された。
    母親のメリーとの相克、叔父ジャニーとの微妙な距離、そしてジャニーズ事務所に対する複雑な思いが見て取れた。
    ただ、所属タレントのことを第一に考え、このインタビュアーにも誠心誠意向き合って答えているのを感じた。

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    2025年09月12日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    幼い頃からジャニーズのタレントを見てきたので
    この長いインタビューはとても読み応えがあった。
    ジュリーさんは、メリーさんの娘ということもあり
    ライオン的な人かと思っていたのだけど、あの時の会見、この本から私の中でだいぶ印象は変わったように思う。
    普通の母子ではない関係で苦労も多かっただろうけれど、この方はきっと優秀で敏腕なのでしょうね。
    タレントプロデュース業から離れてしまったのはあの状況では仕方がなかったとはいえ勿体ないな、と個人的には思った。

    東山紀之さん、TOKIO、嵐、SMAP、キンプリ、とジュリーさんの口から語られるタレントたちの話も非常に興味深かった。

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    2025年08月23日
  • 笑うマトリョーシカ

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    わかりやすい不気味さはないのに、常になにか不気味さがまとわりついていた。細かな描写や自然な会話のおかげで、物語にどっぷり浸かれる。

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    2025年08月23日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    ガチ勢です。
    私は良い本に出逢うと心が動いた文章に付箋を貼りまくる習性があります。
    そして、この本も付箋だらけになりました。
    そんな私が本書の感想を述べたところで『だからジャニヲタは〜』と言われるのは想像に難くないのであれこれ言いません。
    ただ、ジュリーさんがインタビューの中で何度か名前を出したあの人たちは私たちが長い間応援しているあの人たちは漢気のあるタレントだったことは伝えたい。
    誰の事とは言いません。
    知りたければ読んでください。

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    2025年08月13日
  • 八月の母

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    ⭐︎4.3
    読んでいる間、自分まで伊予市に取り込まれそうな感覚になるほど、彼女たちの人生に、境遇に引き込まれてしまう力のある作品だった。2013年8月、団地での悲しすぎる出来事。誰がどうすれば良かったのか?誰が悪い、誰のせいだと一言では言えず、ひたすらにやりきれない思いにさせられる。
    母から子へ世代が受け継がれていくことをここまで恐ろしいと感じたことはない。彼女達が母として、娘として、女性として生きていくことの難しさがこれでもかというくらい強烈に描かれていた。負が負を生んでいくストーリーに精神を削られていく一方だったけれど、最後、陽向の強さに希望を感じられてよかった。
    どんな親でも、自分の親だ

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    2025年12月09日
  • マウンドの神様

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    もっと早く読めばよかった。タイトルと表紙から、甲子園の話かなと思ったけど。野球って括りね。東川さんのベースボールキャップにまつわる話しが面白かった。

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    2025年07月19日
  • ラストインタビュー―藤島ジュリー景子との47時間―

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    長年のジャニファンには腑に落ちる内容でした。
    ジャニーズって看板だけでも守れなかったのは残念かな…
    ある程度年配の国民には暗黙の了解の噂ではありましたよね

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    2025年07月19日
  • 笑うマトリョーシカ

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    最後の最後まで、清家一郎の人間性というか、人間味のあるところが読み取れなかった。
    周りが清家を空っぽだと思いすぎて、自我を持っていることを意外に思うなんて、周りの人たちこそ怖いと思った。

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    2025年07月11日
  • 笑うマトリョーシカ

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    おもしろかった!
    他者を支配・コントロールしようとする者たちと、コントロールされる者たち。誰に操られ、誰が笑っているのか。その時本当に操られているのか、演じているだけなのか。静かに、熱く繰り広げられる戦いに、ページを捲る手が止まらなかった。
    政治には、表で演じる人間と、操る人間がいるという構図があると考えると、人間臭くて生々しくて、政治を見る目が変わる

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    2025年07月04日