早見和真のレビュー一覧

  • 新! 店長がバカすぎて

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    「愛すべきバカがいるから、毎日が面白い。」
    終盤に近づくほど、この空気が終わらないでほしいと願ってしまう。彼なら愛すべきバカと罵っても許してくれるでしょう。
    店長の底知れなさと仲間たちの温かさに、笑いながらもしみじみ浸った一冊

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    2025年06月08日
  • ぼくたちの家族

    購入済み

    今回も期待裏切らない

    良作でした、先にイケナイ癖で皆さんのレビュー拝見してしまったので
    良作の想像はついたんですが、泣くところまでには至らず。。。

    家族を持つとはこう言うことですが、中々難しい
    上手く助かる現実ばかりでは残念ながらない

    でも小説の中くらいハッピーエンドでいいと思わせてくれました。

    #エモい

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    2025年05月24日
  • アルプス席の母

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    甲子園を目指す息子を母親目線で描いた熱血スポーツ小説です。星5にしたのは、超絶熱血な内容にも関わらず、母親目線というエモさや、強豪高校の父母会の大変さなど、スポーツ小説だけではないストーリーにあったと思います。

    子供たちの試合を観戦する親目線の試合のシーンは選手目線のスポーツ漫画や小説とは全く異なる緊張感があって、新鮮でとても良かったです。

    ストーリーの方はかなりハッピーエンドな内容で、正直、ちょっと出来すぎているのは、良くも悪くもだと思いました。でも、野球の話としてはベタだけど、そこに母親の感情や親目線のストーリーなど新しさを上手く入れているのは、絶対みんな大好きなやつだと思います。僕は

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    2025年12月05日
  • あの夏の正解(新潮文庫)

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    これは数年後、数十年後に、きっと“あの夏の”と形容される高校生たちの物語だ。

    ──そしてとうに熱い夏を終えている大人たちの物語でもある。
     
     

    第4回 YAHOO!JAPANニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞 候補作。

    本作は桐蔭学園出身の元高校球児でもある、作家早見和真氏が書き下ろした、ノンフィクションルポです。

    2020年5月20日、新型コロナウイルスの蔓延に伴って、高校球児たちの夢の舞台“夏の甲子園”は中止となった。

    その夏、夢の舞台に挑戦することすらできなくなった高校球児と指導者。その当事者となった石川県の星稜高校と愛媛県の済美高校。
    この2校にスポットを当てて追い

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    2025年04月20日
  • アルプス席の母

    匿名

    購入済み

    野球少年の母のお話

    途中で読むのを止めてしまおうかと思うくらいヘビーな場面もありましたが、何とか読了しました。高校野球好きな自分としては、これは完全なフィクションである事を願わないではいられない位のざまざましいストーリーでした。少年と母が真摯で善良なので、よかったです。

    #アツい

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    2025年04月19日
  • アルプス席の母

    匿名

    購入済み

    すごく楽しかった。野球は詳しくないですが、自分も菜々子と一緒に甲子園球場にいてるみたいで、ハラハラもしたし何度も涙が出てきました。感度してもう一度読み返したりもしました。大阪弁のかけ合いも面白くて、沢山の笑いと感動で胸がいっぱいです!

    #ドキドキハラハラ #泣ける #感動する

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    2025年04月18日
  • あの夏の正解(新潮文庫)

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    自分が、自分の子が、受験生だったり新入生だったりしないタイミングでよかった、と、やはりどこかひとごととして過ごしてしまったあの時間とあらためて向き合うこととなり、息を詰めるようにして読んだ。

    あのとき高校3年生だったということ、しかも甲子園を「具体的な(実現可能な、というべきか)」目標としている強豪野球部にいたということ、あるいは、その野球部を導かねばならない大人だったということ、いずれも自分からは遠い存在なのだが、自分ならどうしたろうか?を考え続けた。不安、緊張、絶望、そして切実さが胸に迫り、本を途中で置くことができなかった。

    同時に、野球というスポーツの核にも触れていったように思う。個

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    2025年03月05日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

    購入済み

    競馬の知識がなくて、最初は話に入っていけるかなと、不安でしたが、とても面白かったです!
    馬主や騎手他にも沢山の人達がレースの為に力尽くされるのが伝わりました。ドキドキハラハラでした!
    少し競馬に詳しくなれました。

    #タメになる #カッコいい #ドキドキハラハラ

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    2025年02月22日
  • かなしきデブ猫ちゃん

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    吾輩も『ネコ』である。
    名前なんか、知らない。

    とはじまるデブ猫ちゃんの物語。名前は飼い主となるアンナちゃんにマルと名づけられます。
    アンナちゃんが大好きなマルですが、同居の妹ネコに嫉妬して、旅にでることに。

    ひょんなことから夢にでてきた黒猫の美人ネコ、マドンナを探す旅が始まります。
    マルの旅を通じての成長を描くオハナシですが、
    絵本小説なので、ふんだんに挿絵があります。
    マルの『ぶさ可愛さ』にヤラレます。

    マルがアンナちゃんパパに教わった『恋』とは?

    いつも気持ちがワクワクして、毎日がバラ色になること。マルはそんな淡い恋を経験します。

    この本に出会えたら、ぜひ手に取って、ブサカワイ

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    2025年01月18日
  • ひゃくはち

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    思っていた以上の以上に良かった。

    甲子園を目指す球児たちの青臭い青春といった描き方ではなく、最後は思わずウルっとくるような人間ドラマ。

    若い子の夢と友情の葛藤、過ぎた時間と許し、どれも心が動かされた。

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    2025年01月18日
  • 新! 店長がバカすぎて

    匿名

    購入済み

    店長がバカすぎて!が面白くて、新!店長がバカすぎて。読むの楽しみにしてました!
    今回もすごく笑いました。途中初めての店長視点からの話しが始まった!と、興奮しましたが、まさかの展開で、色々と騙されました。

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    2024年11月28日
  • 小説王

    匿名

    購入済み

    小説王のタイトルで、コメディタッチな感じかと思っていたら、すごく熱い小説家と編集者の話で何度も胸が熱くなりました。スピード感もあり、読むのが止まらなかった。小説が好きでよかった。あらためて思いました。

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    2024年11月16日
  • ひゃくはち

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    高校野球の裏側の視点での内容で今までの野球小説とは違い高校生の青春を感じさせられた。最後は感動でした。

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    2024年11月12日
  • 小説王

    購入済み

    店長がバカ過ぎてから

    店バカの角川春樹氏との対談で
    出てきたので拝読。

    確かにおもしろい、泣ける
    著中の文化をお借りするなら
    ヒリヒリする。

    結婚披露宴の種明かしは
    どこに琴線があるのか自分で
    わからなかったのに泣けました。

    初老のオジさん朝から職場で
    号泣で困りました。

    小説がないと生きていけない
    物語を待ってい人です。

    #エモい #泣ける

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    2024年11月06日
  • ぼくたちの家族

    匿名

    購入済み

    母親の病気から始まる家族の物語。借金だらけの夫婦、酷いと思ったけれど、子供達の支えもあって、乗り越えてゆく。こんなに素晴らしい息子達に育ったのは、父母の子供を愛してる気持ちがあったからではないかと、思いました。それぞれの視点から物語はあり、みんな優しい人達です。

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    2024年10月26日
  • ひゃくはち

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    ジュブナイル物でこれまでで最高の小説です。
    こんなにも興奮させてくれ、泣かせてくれた本はありません。「ザ・ロイヤルファミリー」を先に読みましたが、読者に気持ちの良い涙を流させる才能が素晴らしいです。

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    2024年10月14日
  • 小説王

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    ネタバレ

    出版不況のこの時代、若者たちに手にとってもらいたい本。
    小説家になりたい、編集者になりたい、だけどホストのバイトをしている。という男の話で始まり、展開が一旦そこから離れてはゆくが編集者が偶然昔馴染みの売れない小説家を応援しながら、自分も周りの人も成長させてゆく。そして、有名文学賞の発表で大団円へ〜とならずに…
    私自身も全然、読み取る力無いなぁ。ただ、熱情は伝わってきた。

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    2024年10月04日
  • ひゃくはち

    匿名

    購入済み

    感動しました!高校時代の仲間達とのやり取りが楽しくて、ほんと青春最高!男の子の友情っていいな。
    後悔も沢山あるけど、楽しかった思い出は消えない大切なものとして残るんですね。

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    2024年09月21日
  • 小説王

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    早見和真さん著「小説王」
    ここ何作か早見さんの作品を好んで続けて読んでいるのだが題材やテーマの豊富さとその読み応えに圧倒されている。

    本作品は小説家である作者が執筆された小説家の物語で、小説家だからこそ描ける小説家としての内面や作品に対しての葛藤や苦悩が凄く読み取れる作品。

    友情と家族愛、親子愛も作品に見事に溶け込んでおり物語も凄く高いレベルで面白かった。

    特に作者が小説家ならではだなと思わされたのが「エピローグ」と「プロローグ」の今作品内での使われ方。
    この「エピローグ」「プロローグ」という2つが本作品の軸になっており、お見事としか言いようがない。

    作家さんがタイトルに込める強い意思

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    2024年09月23日
  • 小説王

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    小説も漫画もそれ以外のものでも、ゼロから何かを生み出せる人を尊敬する!
    やっぱり好みってあるから好きなジャンルや苦手な話とかってあるけど、でもすごいと思う!

    そんな尊敬に値する小説家とそれを支える編集者のはなし。

    今は特に手軽にレビューや評価をしやすい時代だから、それによって作り手を悩ますことになり、それがいいのか悪いのかは分からない。。

    それらを考えさせられるような作品でのめりこめた!

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    2024年09月17日