早見和真のレビュー一覧
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幼い頃からジャニーズのタレントを見てきたので
この長いインタビューはとても読み応えがあった。
ジュリーさんは、メリーさんの娘ということもあり
ライオン的な人かと思っていたのだけど、あの時の会見、この本から私の中でだいぶ印象は変わったように思う。
普通の母子ではない関係で苦労も多かっただろうけれど、この方はきっと優秀で敏腕なのでしょうね。
タレントプロデュース業から離れてしまったのはあの状況では仕方がなかったとはいえ勿体ないな、と個人的には思った。
東山紀之さん、TOKIO、嵐、SMAP、キンプリ、とジュリーさんの口から語られるタレントたちの話も非常に興味深かった。 -
Posted by ブクログ
⭐︎4.3
読んでいる間、自分まで伊予市に取り込まれそうな感覚になるほど、彼女たちの人生に、境遇に引き込まれてしまう力のある作品だった。2013年8月、団地での悲しすぎる出来事。誰がどうすれば良かったのか?誰が悪い、誰のせいだと一言では言えず、ひたすらにやりきれない思いにさせられる。
母から子へ世代が受け継がれていくことをここまで恐ろしいと感じたことはない。彼女達が母として、娘として、女性として生きていくことの難しさがこれでもかというくらい強烈に描かれていた。負が負を生んでいくストーリーに精神を削られていく一方だったけれど、最後、陽向の強さに希望を感じられてよかった。
どんな親でも、自分の親だ -
Posted by ブクログ
甲子園への道を失った球児達、指導者と向き合って綴ったノンフィクション。
2020年は特別な年だった。新型コロナ感染で社会が揺れ、一人一人が出口のない状況でもがいていた。
私も、職場で闘っていた。「かわいそうな」年にならないよう必死だった。
星稜高校と済美高校の三年生と指導者たちを巡るノンフィクションは読み進めるほど、胸が熱くなっていった。
早見さんも桐蔭で高橋由伸選手を目の当たりにしていた球児だっただけに、インタビューもぐいぐい内面に迫っていく。
最後の最後に、背負っていたものをおろし、ふっと野球を楽しむことができたという内山壮真(星稜)選手。
山田響(済美)選手は、自分が懸けてきたものに挑戦 -
Posted by ブクログ
めちゃめちゃ引き込まれる話だった。
人の本性とは結局なんなのか?を考えさせられる話だったけど、これは村田沙耶香作品に通じる部分もあるなと。
人をコントロールしたい…なんて欲求は私は生まれたことがないけど、
プライドの高い人間(鈴木)、自分もコントロールされてきた過去がある人間(浩子)、自分の好きな人を意のままに操りたい(亜里沙)の3人が出てきて、色々なスイッチからそういう気持ちになるんだなあと考えさせられた。
こうして色々な人間の手によってコントロールされてきた人間が、いざ総理大臣になって国を動かすポジションについたら、どうなってしまうのか?怖い!