早見和真のレビュー一覧
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ネタバレ最初は正直十和と野口悠が苦手でした。周りが頑張ってても頑張れないところとか、家族の好意を無為にしてるところが好きになれなかったんだと思います。
でも、十和が受験するところを決めて家族と、塾の先生と頑張り出した所からは十和がかっこよくて、夢中になっているところに惹き込まれました。自分も勉強したいような気がしてきます(笑)。
十和が合格した時は本当に嬉しかったし、周りの受験生の合格状況もリアルな感じで納得できました。
他の作品との関わりがあったらしいけどもう一冊の方を読んでいないからそれはわからなかったです。それでも終わり方は良かったので好きでした! -
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ジャニーズ問題なんて全く興味なく、へぇーとか
ふーんみたいな感じでずっと思ってたけど
ふと、あれそういえばどうなったんだろう?
と考え、購入して読んでみた。
賛否両論あるとは思う。もちろん。
ただずっと前から思ってたのは、噂があるにせよ加害をしたかどうかも分からない当の本人がこの世におらず
親族ってだけで矢面に立たなきゃいけなくなったということ。
会社を継ぐ継がないも含め、親族であるということだけで。
それって今更謝る必要あんの?と正直思っていた。
あとdisるだけdisっておいて、その後は一切報道しないとか。
色んな悪い意味でヤバい人が沢山いたのかなと思ってしまった。
ただ、ジュリーさんは -
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高校時代に出会った友人と共に政治の世界で生きていく、その友人をコントロールして、、、というプロットだと思ったら、実は別にその友人をコントロールしようとしている人が、という話でした。タイトルや表紙の通りですね。
語り手が非常に多く主人公を意図的にわらなくしていたのだと思います。結果としてすべての語り手が信頼できない、何か騙されている感があって何とも言えない感じ。
この話って操られているとされる政治家 清家一郎が大学時代に「エリック・ヤン・ハヌッセン」というヒトラーを操っていたとされる男をテーマに卒論を書いていたというのが一つの問ですが、作中の登場人物と同じ捉え方をすると騙さる感じ。なんか作中 -
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解説によるとこのお話は市営住宅の一室で十七歳の少女が集団暴行で死亡した事件が題材になっています。
物語は毒親に育てられた美智子から始まる。
美智子は常にこの状況から逃げたいと思いながら、親のせいでこの街に住み続ける事になる。
娘のエリカも同じ様な境遇で東京に逃げたいと思いながら、結局と母親と同じく、この街に住み続ける。
どちらも共通するのは親などの周りのせいにして人生を諦めている典型的な他責思考。
そういう人に限って常に他人に依存していかないと生きていけない。
こういう子供の様な大人が事件が起きた一室という環境を作った。
被害者の家族は小学校までは理想的な家族。
そんな家族を小6の兄が
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ネタバレ2022年に単行本で既読
美智子、エリカ、陽向が同じように母に縛られこの街から出ていけない。落ちていくたび加速し、激しくなる。こちらから見ていると、そっちじゃない!と理解できるが渦中の人にはわからないものだろうな、私も同じことをするかもしれない。大げさなきっかけでなくとも躓きから大きな谷間に落ちてしまう、戻るきっかけかあっても仲間内から足を引っ張られる。やらない言い訳は限りなくあるしそっちの方が簡単。一番つらいのが紘子の母だと思った。本人はもちろん周りの人もどんなに傷つくだろう。陽向が断ち切り明日香には続かない、そんな未来が見えて救い。 -
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ネタバレ前作を読み終えた勢いのまま読み始めたこの本。
途中までは正直、面白いけど、やっぱり前作を超えることはないかなーと思いながら読み進めていた。
第五話で店長目線の話になったとき、これまで繰り返し“ステイフーリッシュ・ビッグパインで第五章で主人公が変わるのがすごい”ことが書かれていた事を思い出して感動した。この本でも第五話でそれが起こった!これか、この本の仕掛けはこれだったのか…!と。
そして第五話の中で出てくる丸谷武智くんを並べ替えると竹丸トモヤであることに気づいた時には鳥肌が立った。え、店長、竹丸トモヤと友達だったんだ…!と。
それだけで感動しながら読んでいたのに、最後は山中多佳江さんがステイフ